新参を迎える試練
ピクミン3同盟時代を含めると今年で丸18年のピクチャレ大会ですが、ここにきて大きな壁を感じています。
それは新規さんをどう呼び込むかという問題。
webサイト管理人にはさまざまな使命があり、まずその分野に精通していること、
web技術(フロント&バック&インフラ)、デザインスキル、ルール整備や治安維持などなど多岐にわたるのですが、
その中でも自分が苦手でなかなか成果が出せていないと感じるのがプロモーションの分野です。
つまり新規さんをいかにして呼び込み、サイトの利用者数を増やしていけるかどうかという問題。
これは過去3度あったチャンスもことごとく悪手を選び失敗してしまっていて、本当に苦手だと思っています。
そして、今年はそもそもその必要性に疑問を生じた1年でもありました。
確かに率直に考えれば、新規さんが来るに越したことはないと思う。
その方が界隈が盛り上がるだろうし、新規ユーザーが刺激になってさらにレベルアップするかもしれない。
そもそもランキングサイトなのでユーザー数が多い方がサイト的に良いことは明白です。
しかし一方で、不用意なプロモーションは必ず「変な人」も呼び寄せてしまうという固定観念を拭えない。
いま、界隈がかなり平和なのは変な人に見つかっていないからという側面もあるでしょう。
間違っても2015年の再来みたいなことにはなってほしくない、という強い気持ちがある。
今年は年間を通してボイスチャンネルにおける交流がメインだったこともあり、
固定化されたメンバーとさまざまなことをする、という形式が確立した年でした。
それが安定して楽しいからこそ下手に新規さんを呼び込む必要がなく、むしろ掻き乱されたくないという思いがある。
結構他のDiscordサーバーでは何も聞いていないのに自己主張しかしない変な人も多いそうで、
ピクミン界隈にそういう人がまだ出てきていないのはたまたまでしかないと思っています。
なので、ここで下手なプロモーションを打つと全部が台無しになるという怖さがある。
それなら、既存メンバーでも安定して楽しいんだからこのまま内輪のコミュニティでいいや、
と逃げてしまう心理も当然と言えます。ただ、それが管理人として正しいかと言われるとなんとも言えない。
イベント募集で新規さんが来ると、メンバーが増えるかもという期待よりも
既存のコミュニティを掻き乱されるかもというリスクの方を考えてしまう自分が嫌になります。
しかし、外部からしてみればボイチャ主体でイベントを開催しているいま、
界隈の「内部」に参加したいと思ったら勇気を出してボイチャへ参加するしか方法が無い。
この構図は非常に良くないと思っていて、
だからこそボイチャ不要の定番イベントである「期間限定ランキング」の復活は必須だと思っていました。
しかし、結局それも年内に開催できそうにない体たらく……。
そもそも、これが正解とも限らないと思っています。
第7回以降の期間限定ランキングは大規模化したがためにそれはそれで参加ハードルが高いのも事実。
「短時間でワイワイ」タイプは、必ずしも新規さんに優しくないのでは……とふと思いました。
2023年を総括する意見交換会では、「期間限定未満」の規模のイベントが欲しいという流れから、
RTA並走会などの軽めなイベントをコンスタントにやるのはどうかという話になり、
とはいえそれは既存メンバーもやっていないのでまずは既存メンバー間でやってみて、
それをゆくゆくは対外的にアピールする材料にできないか、という話になりました。
今年10回開催したダンドリバトル大会や、夏季に盛り上がった並走会はそういったアイデアの産物です。
が、これはあくまでも「まずは内部で」という域を脱したとは言い難い現状があり、
むしろ新規参入ハードルはますます上がってしまったように感じます。
これらをひっくるめて、どう動くのがベターなのか。この答えを11月末時点で出せていないのはかなり痛いです。
界隈の衰退の遠因になっていそうで本当に申し訳ない。
現状、とってつけたようなアイデアとしては第1〜6会期間限定に相当する規模のイベントを開催する、
というものがありますが、到底それがベターな答えとは思えず、まだまだ練る必要があります。
ある程度のレベルの答えを年内に出したいですね、これは。
いちおう03月くらいからこの件はずっと試行錯誤しているのですが、あまりにも難産すぎて……。
とはいえ最近まではずっと短期間開催タイプの期間限定ルールを練っていたので、
その方向性が誤っていたことに気づいたのはごく最近なんですけどね。