1.2兆円のロスカット
日本国内では政権与党で初の女性となる高市新総裁が誕生し、
高市氏が円安容認(アベノミクス推進)派であることから為替市場は猛烈な円安トレンドになりました。
……が、今日の夕方に連立与党である公明党が20年以上続いてきた連立を解消すると発表。
理由は新総裁が裏金問題に対する回答を曖昧にし、何も解決しようとしていないからとのことですが、
これにより市場は混乱して日経平均は大暴落、超円安傾向だった為替も一気に円高方向へ振れました。
一方世界では中国がレアアースの輸出規制を発表。
アメリカのトランプ大統領はこれを受けて中国に対してさらなる関税強化を発表し、世界市場も大混乱へ。
リスク資産である仮想通貨はビットコインが史上最高値付近の攻防を続けていましたが、
この報道によって一気に買い戻しが連鎖し、いわゆるフラッシュクラッシュが発生。
ビットコインは2万ドルほどの下落を記録したあと半分ほど切り戻し、
アルトコインは軒並み30〜50%ほどのとてつもない下落幅を記録しました。
これにより仮想通貨市場全体のロスカット総額は実に1.2兆円以上と言われており、
これはコロナショック、FTX破綻などの過去のどんなショックよりも大規模な清算です。
自分は本当にたまたまポジションを持っていなかったことでドル建てでは無傷で済みました。
こういうことが唐突に起こるので仮想通貨は本当に危ないものだと改めて実感します。
少なくともハイレバレッジで何日もポジションを持ち越すようなスタイルは自殺行為でしょう。
まぁ、まさにそれを以前の自分はやっていたわけですが。
これまでの傾向から「トランプショックは買い」と言われていますが、
これほど大きな値動きでもそのジンクスが通用するのかどうかはなんとも言えません。
特に今回の件でアルトコインの脆弱性が明るみに出たので、アルトの冬はまだまだ続きそうな気配がします。
純益が1000ドルを超えたら超過分はアルトコインに流す方針で考えていましたが、
今回の件をざっと見渡すかぎり、単純なアルトへの横流しは危ないような気がしています。
いつか雪解けがあると信じられるなら絶好の買い場なのかもしれないんですが、
少なくとも短中期的には怖くて買えないですね……。
今回はあまりにも大規模な暴落だったので中央集権取引所最大手のBinanceではストップロスがうまく機能せず、
市場が崩壊してATOMというトークンに至っては一時0.001ドルを記録したとのことです。
4ドルが0.001ドルになるというのはかつてのLUNAショックを思い起こしますが、
今回はATOMが本当にそこまで暴落したわけではなく、市場のシステムがクラッシュしたことが原因みたい。
こういう騒動を見ると、必ずしも最大手を使えばいいというわけでもないのかもしれませんね。
最大手でユーザーが多いということはこういうリスクを一番多く抱えているということでもあるわけで。
いずれにしろ、仮想通貨界隈についてはこの3連休+1日くらいは様子見が妥当かなと思っています。