15年ぶりのお絵描き
昨夜、約15年ぶりにイラスト制作(女の子のイラスト)に挑戦してみました。
これからノウハウを吸収するにしろ、参考になりそうな絵を模写してみるにしろ、
まずは大前提としてノーアシストの自分が現在どのくらいのひどい画力なのかを確認したかったからです。
ざっと20分程度で『キルミーベイべー』みたいな絵柄の女の子が完成しました。
それを見て最初に思ったのが、自分の画力は15年間タイムカプセルに閉じ込められていたんだなと。
本当に、良くも悪くも15年前当時から変わっていない。
自分はデフォルトではきっとこういう絵柄しか描けない性質なのでしょう。
ある意味、純度の高い個性の表現でもあると言えるのかもしれない。
とはいえ、もちろん公開などできるはずもありません。
基本的には課題しかないのですが、特にひどいのが上半身。つまり首から下&腰から上の部分が壊滅的です。
あと初心者あるあるだと思いますが、手先などとても描けない。
それと個人的には足首より下、つまり靴を描くのも突出して苦手だと感じました。
当然、現段階では立ち絵以外の選択肢が無いような状態です。しかもその立ち絵もまあまあひどい。
さて、この右も左も分からない状態からどうすればいいのだろうか。
2010年当時は、模写によって最初のステップアップをしようとしました。
もうだいぶ前なので記憶が薄いですが、やる気のある日は模写、無い日はトレースをしていたような気がします。
そしてモチベも無いのに無理やり日課にしようとして、最初の3日を超えてからはトレースしかしていませんでした。
その結果、もちろん上達を自覚するレベルには到底及びませんでした。
トレースは人体の比率などを叩き込むには有用そうですが、それだけでは上達は望めないのも当然かなと。
模写は当時やらなかったので、今回の選択肢に入るといえば入ります。
あとは、当時と違っていまは超初心者向けのノウハウがまとまっているのでそれらを消化するのもアリ。
「Pixiv Sensei」「CLIP STUDIO TIPS」など、企業様がプラットフォームを作ってくれていてありがたいですね。
またYouTubeで探せば初心者指南動画などは山のように出てくるので、むしろ選択に迷うレベル。
2010年当時は2ちゃんねる有志によるまとめサイトくらいしか選択肢が無かったと思うので、
この辺は非常に恵まれていると思います。
あとはやはりiPadのお絵描きアプリが使いやすい。
いろいろ吟味した結果『Procreate』にしたのですが、ありえないくらい細かくブラシをカスタマイズでき、
手ぶれ補正などを設定するとかなり快適に描くことができます。
そもそも15年前当時の自分は板タブだったので、実質液晶タブレットになっただけでも大きな進歩。
iPadさえあればすぐに描けるのは大きな強みですね。
同人活動はあまり優先度が高くなく、自給自足したいようなキャラがいるわけでもありません。
が、デジタルお絵描きは上達すればネット活動の幅が大きく広がるのは確かで、
モチベがあるうちに行けるところまで行きたいなと思っています。