人依存の仕事からの脱却
プロジェクトの変更が確定したことを受けて、自社のキャリア面談を受けてきました。
キャリア面談とは会社の偉い人と自分のキャリアについて相談できる制度で、
自分は年配者と話せる貴重な機会として半ば悩み相談の場として利用させてもらっています。
2年前の前回(#07371 / 2024年02月21日)は主に仕事に対してモチベーションが上がらないという悩みを吐露し、
それに対してアドバイザーには「仕事にモチベーションは要らない」という考え方を提示されました。
要するに仕事は(趣味と違って)何もしなくても外発的動機づけが供給される環境なので、
自分からやる気(内発的動機づけ)を絞り出さなくてもやっていけるのではないかということでした。
2024年当時の自分はフルテレワーク&閑散期の影響でプライベートも仕事もモチベを捻り出せないことに悩んでいて、
そういう状況を踏まえて相談したのだと記憶しています。
今回はそういったメンタル面の問題は特に起きていない……
というより、問題はあるがまだ言語化できていないので相談できないという状況のため(自尊心の問題など)、
それよりも「40代以降も仕事していくために、いまやるべきこと」にフォーカスしました。
自分は地方時代を経て2019年末に上京し、当初は開発案件に携わりたいという気持ちが強くありました。
webエンジニアの仕事というのはもっぱらコーディングだと思っていたからですね。
しかし自分の上京と同時に世の中はコロナ禍に見舞われ、
IT業界もそれまでの売り手市場から一転してどこも即戦力を求めるような風潮に(なったとされています)。
そしてなんやかんやあっていまの会社に転職して、まもなくするとChatGPTが登場。
コーディングはAIが肩代わりする未来が日に日に現実に近づき、
そして体感ではCodexやClaude Codeの登場によってそれはもう現実になったと思っています。
こうした世の中の激変を経て、自分はもはや仕事でコーディングをしたいとは思わなくなりました。
ただ、だからといって異業種に行くという選択肢は無い。
となると、中年以降も生き残るためにはマネージメント職も前向きに考えなくてはならない。
むしろ、自分に向いているのはそっちなのではないかという話をしたこともあります(#07204 / 2023年09月07日)。
ただ、そのためにPMPなどの難関資格を取るモチベーションは正直無い。
とはいえその小さなポテンシャルの中でもできることはやっていきたい。
それに対するアドバイザーの答えは「ヒューマンスキルを重視するのはどうか」ということでした。
つまり、プロジェクトマネジメントのスキルはマネージメントの仕組みとしての部分と、
配下のメンバーやお客さんとうまくやっていくために必要な対人スキルとがある。
前者は本を開けば載っているが、後者は実際に経験してみないとなかなか身につかないところがある。
特に、人や現場が変わったら通用しないということではダメで、
どこに行っても通用する(ポータブルな)スキルでなければならない。
これからはその対人スキルを意識的に磨くのはどうだろうかと。
確かに自分は現状、かなり「人依存」の働き方をしていると言わざるを得ません。
というより、これまで現場を変更してきた理由のほとんどは現場にいる人と合わなかったからです。
良い人がいれば仕事できるし、嫌な人がいると仕事はできないというのが実情。
ただ、中年以降はそれでは通用しないということです。
まあ、地方時代もある意味それが通用しない世界でいちおうやってきたつもりではありますが……。
対人関係については近年プライベートでもいろいろと思うところがあり改善はしていると思うので、
次のプロジェクトでこれが通用するのかどうかは気になるところです。
人格者だけでメンバーが構成されていれば仕事しやすいのは確かなのでそれはそれで歓迎ですが、
対人スキルを磨きたいという動機を考えると、
変なやつがいたらそれはそれでチャンスなのかもしれない。
いずれにしろ、次は「人」を重視することになるんじゃないかと予感しています。