Chrononglyph

Balatro

Balatro(バラトロ) は、フランスのPlaystackよりリリースされているローグライク・カードゲーム。
2025年07月01日現在のバージョンは「v1.0.1f」。


ジョーカー記録

各ジョーカーがクリアした最高難易度をリストアップした。
掲載枚数は45枚。No.106〜145は固有の条件をクリアするとアンロックされる。
No.146〜150はスペクトルカード「魂(The Soul)」を使用することでのみ入手可能。


ホワイトステーク(Lv.1)

  • 002 グリディージョーカー:プレイされたダイヤスーツのカードがスコアされたとき、倍率+3
  • 008 マッドジョーカー:プレイしたハンドがツーペアを含む場合、倍率+10
  • 010 ドロールジョーカー:プレイしたハンドがフラッシュを含む場合、倍率+10
  • 011 スライジョーカー:プレイしたハンドがワンペアを含む場合、チップ+50
  • 018 フォーフィンガー:すべてのフラッシュとストレートを4枚のカードで作ることができる
  • 019 マイム:手札にあるすべてのカードの能力を再発動させる
  • 031 フィボナッチ:A、2、3、4、5、8のいずれかがスコアされたとき、倍率+8
  • 034 アブストラクトジョーカー:ジョーカー1枚につき、倍率+3
  • 036 詐欺師:2、3、4、5がプレイされるたび、各1回再発動する
  • 039 イーブンスティーブン:偶数ランクのカードがスコアされたとき、倍率+4
  • 045 スペースジョーカー:4分の1の確率で、プレイしたポーカーハンドのレベルが1アップする
  • 048 黒板:手札にあるすべてのカードがスペースまたはクラブの場合、倍率×3
  • 069 ショートカット:1ランクの差があってもストレートを作ることができる
  • 072 バロン:手札にあるキング1枚につき、倍率×1.5
  • 092 ベースボールカード:それぞれのアンコモンジョーカーに倍率×1.5の効果を与える
  • 093 ブル:所持金$1につき、チップ+2
  • 098 スペアトラウザー:ツーペアを含むハンドをプレイするたび、倍率+2
  • 099 エンシェントジョーカー:(ランダムスーツ)がプレイされるごとに、倍率×1.5
  • 100 ラーメン:倍率×2。ただし、1枚ディスカードするたびにこのカードの倍率×0.01を失う
  • 149 チコット:すべてのボスブラインドの効果を無効にする

レッドステーク(Lv.2)

  • 003 ラスティジョーカー:プレイされたハートスーツのカードがスコアされたとき、倍率+3
  • 023 ミスティックサミット:0ディスカードのとき、倍率+15
  • 040 オッドトッド:奇数ランクのカードがスコアされたとき、チップ+31
  • 090 ゴールデンジョーカー:ラウンド終了時に$4を得る
  • 095 トレーディングカード:ラウンドの最初のディスカードが1枚だった場合、それを破壊して$3を得る
  • 110 スワッシュバックラー:これ以外のジョーカーのセルバリューを倍率に加算する
  • 113 スメアードジョーカー:ハートとダイヤ、スペースとクラブがそれぞれ同じスーツとみなされる
  • 114 スローバック:ブラインドをスキップするたび、倍率×0.25
  • 132 トリオ:プレイしたハンドがスリーカードを含む場合、倍率×3
  • 135 トライブ:プレイしたハンドがフラッシュを含む場合、倍率×2
  • 142 カード占い:ブラインドが選択されたとき、タロットカードを1枚作る

グリーンステーク(Lv.3)

  • 005 グラトナスジョーカー:プレイされたクラブスーツのカードがスコアされたとき、倍率+3
  • 025 ロイヤルティカード:6ハンドがプレイされるたび、倍率×4
  • 043 超新星:ハンドが成立したとき、このランでプレイしたそのポーカーハンドの回数を倍率に加算する
  • 063 レッドカード:ブースターパックがスキップされるたび、倍率+3

ブラックステーク(Lv.4)

  • 062 カードシャープ:プレイしたポーカーハンドがこのラウンドでプレイされていた場合、倍率×3
  • 086 占い師:使用されたタロットカード1枚につき、倍率+1
  • 104 スマイリーフェイス:フェイスカードがスコアされるたび、倍率+5
  • 123 ブループリント:右にあるジョーカーの能力をコピーする

ブルーステーク(Lv.5)

  • 047 強盗:ブラインドが選択されたとき、ハンド+3を得てすべてのディスカードを失う
  • 119 オニキスアゲート:プレイされたクラブスーツのカードがスコアされたとき、倍率+7

パープルステーク(Lv.6)

  • 029 レイズドフィスト:手札にある最も低いランクのカードの2倍を倍率に加算する
  • 032 スチールジョーカー:フルデッキのスチールカード1枚につき、倍率×0.2
  • 033 スケアリーフェイス:フェイスカードがスコアされたとき、チップ+30
  • 055 星座:惑星カードが使用されるたび、倍率×0.1

#8121

間の悪いマルチ購入

去年の大晦日に購入していた『Balatro』Switch版を初起動して少しだけプレイしていました。
『Balatro』はポーカーにローグライトの要素を加えた「ルール破壊」系の元祖とも言えるタイトルで、
なかなか個別のゲームにハマらない近年の自分には珍しくかなり刺さった魅力的なタイトルです。
去年の春からしばらくスマホ版(iOS/iPadOS)をやり込み、
デッキの全解禁と各デッキの最低難易度でのクリア、
さらにブルーデッキでパープルステーク初クリアまでは達成し、最高難易度のゴールドステークに到達したところです。
世の中的にはローグライトというと元祖的ポジションの『Slay the Spire』の方が有名で人気ですが、
個人的には『Balatro』の方が好きです。


すでにスマホ版で持っているのにSwitch版を購入した理由として、
やはりゲームはゲーム機でやりたいという気持ちがあるのと、iOSでは画面共有・録画が難しい(不可能ではない)ので、
その点でもHDMI出力できるSwitchにアドバンテージがあると思っていたからです。
要するに、誰かにプレイを見せたい場合に備えてSwitch版も所持しておきたかったと。
じゃあ最初からSwitch版を買えばよかったじゃないかと思われるかもしれません。
当初スマホ版を買ったのは、ゲーム自体いつでもどこでもできるというスタイルと合致していることと、
あとは実績機能がおそらくSwitch版に無いであろうことを重視したためです(#07828 / 2025年05月22日)。
基本的に、ソロプレイでやるならスマホ版で間違いないというのはいまでもそう思っています。


実際にやってみると、確かに実績機能はありませんでした。
あと『Balatro』はもともとSteamでリリースされたゲームということもあり、マウス操作を前提としています。
スマホではタッチ操作がちょうどその代替になるので操作性に問題があるとは思えませんでしたが、
それを知った上でSwitchでプレイすると、ボタン操作があまりにも煩わしいことが気になる。
本体のタッチスクリーンで操作もできますが、
それでは画面出力ができないのでSwitch版を購入した大義名分が失われてしまう。


じゃあSwitch 2の新しい機能であるマウス機能なら快適になるのではと思ったら、
Switch 2 Editionもごく最近リリースされていました。……が、なんと別タイトル扱い。
つまりアップグレードパスによるアップデートではなく、完全に異なるタイトルとして引き継ぎもされないということです。
これを買うこと自体はやぶさかではないのですが、Switch 1版を買った意味が完全に失われてしまう……。
スマホ版もある状況でマウス機能のだけためにSwitch 2版を買う理由はかなり薄いと言わざるを得ず、
この間の悪さは本当に運が悪かったとしかいいようがありません。
大晦日に慌てて買っていなかったらいまごろSwitch 2版を買っていたことでしょう。


まぁ、そもそも『Balatro』における実績は実質数個しかないし、
サンドボックス系やポケモンなどと違ってセーブデータが「資産」と言えるほど大切なものとも言えません。
そういう意味ではあまり考えずにマルチで買っても問題ない部類のタイトルではあります。
こういうゲームの本質的なところとは異なるところで悩むというのは、
根本的にコンテンツとの向き合い方を誤っていると自分でも思っているのですが……。
少なからず所有欲が絡んでいる以上、マルチプラットフォームの問題については今後もつきまとうのではないかと思います。


#7870

特殊条件の切り札たち

ゲームのプレイ日記Balatro

もしかしたら上京時代に出会ったゲームで一番かもしれないと言えるほど好みな『Balatro』。
最終的にはトロコンを目指したいと思っていますがそれは年単位、いや数年かかりそうな気の遠い話なので、
目下の目標を「ジョーカーコンプリート」にセットして日々ポーカーしています。


このゲームは150種類のジョーカーが登場し、ラウンドごとのショップにランダムで並ぶわけですが、
150種類のうち35種類は事前に指定された条件を満たしておかないと出現しないようになっています。
これら35種類は無条件解禁されている105種類と比べて強力な傾向にあり、
「オニキスアゲート(クラブ1枚につき倍率+7)」や「グラトナスジョーカー(クラブ1枚につき倍率+3)」
のように条件によって隠されたジョーカーが単にレア度以外は既存のジョーカーの上位互換である場合もあり、
いずれにしろ解禁するに越したことはありません。
そこでいま自分はこれらの条件を片っ端からアンロックしています。残っているのは以下の通り。


  • No.112:ゴールドシールのゴールドトランプを持つ
  • No.125:12ラウンド以内にランに勝利する
  • No.128:4枚のクラブの7を含むハンドをプレイする
  • No.136:1つのハンドでチップを100,000,000以上獲得する
  • No.137:ジョーカーを一度も4枚よりも多く持たずにランに勝利する
  • No.139:400$以上持つ
  • No.143:すべての惑星カードを発見する

鬼門はNo.136、次点でNo.125、No.139でしょうか。この3つはアチーブメントの条件にもなっていて、
特にNo.136に関してはコンプリートの高い壁になりそうです。
ジョーカーコンプリートを目標にしていると書きましたが、この3つは必然的に長期で取り組むことになるため、
次の目標と並行してやることになるんじゃないかと思っています。


それ以外についてはおおむね運ゲーに勝利すれば獲得できそうな目星はついています。
No.112の「ゴールドシール」は、スペクトラルパックで「タリスマン」を引くことによって付与できる可能性があります。
「ゴールドカード」は、タロットカード「悪魔(The Devil)」によって作成することができます。
悪魔を確保するのはそこまで難しくないので、あとは良いタイミングでタリスマンを引けるかどうか。
No.139を攻略するために金策デッキを作りまくっていればそのうち達成できるような気はします。


No.128はクラブの7をいかに量産するかがキモで、タロットカード「死神(Death)」で1枚作れるため、
これを3回やってあとはフォーカードを出せるように手札へ引き込めばOK。
すぐにできるほど容易ではないものの、残っている中ではこれが一番実現が早そうな気はします。
No.143も、残っている惑星カードはおそらく「フラッシュファイブ」の役に対応した惑星カードなので、
フラッシュファイブ(スートもランクも同じ5枚)を作って惑星パックを剥きまくれば達成できそう。
なんならこれらは両方同時に目指してもいいのかもしれない。
No.137は専用の立ち回りが必要な条件ですが、序盤に強いジョーカーを引けば行けるんじゃないか……とは思っています。


最近はこれら解禁のためにホワイトステーク(最低難易度)ばかりプレイしていて、
オレンジステークと向き合う時間が減っていますが、あと2枚くらい解禁したらそちらも取り掛かりたいところです。


ちなみに『Balatro』に関してはあまりに好きなのでこのエネルギーを有効活用したいと、
なんらかのネット活動に結びつけられないかいろいろと模索していました。
日本語Wikiがゴミみたいなサイトしか存在しないので日本語版攻略サイトを作ってみようかと思っていたのですが、
ごく最近英語版サイトがやたらUXの悪いfandomから別のサイトに移管して読みやすくなっていたので、
「これを翻訳すればいいか」という結論になりました。
あと何かできるとしたらローカライズへの貢献ですが、公式Discordを見るかぎりあまり積極的にやってなさそう……。
日本語版は誤訳や微妙な言葉遣いが多く気になってはいるのですが……。


#7860

紫の壁

今日の出来事Balatro

コンシューマーゲームはNintendo Switch 2の独占状態ですが、スマホゲームは『Balatro』一強な昨今。
今日、ようやく「ブラックデッキ」における最低難易度(ホワイトステーク)の攻略が完了し、
また「ブルーデッキ」にて「ブルーステーク」(レベル5)までクリアすることができました。
これで解禁していないデッキはあと1つ(レベル7の「オレンジステーク」をクリア)のみとなります。


ここで、デッキ解禁フェーズにて活躍したいくつかのジョーカーを紹介してみましょう。
以下は「グリーンステーク」初突破時のスクリーンショットです。


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画像にあるジョーカー5枚は以下の通り。


  • レイズドフィスト:手札に残ったもっとも低いランクのカードの2倍を倍率に加算する。
  • グラトナスジョーカー:プレイされたクラブスーツのカードがスコアされたとき、倍率+3
  • レッドカード:ブースターパックがスキップされたとき、倍率+3
  • 超新星:このランでプレイしたポーカーハンドの回数を倍率に加算する
  • ロイヤルティカード:6ハンドがプレイされるたびに倍率×4

《ロイヤルティカード》は6回に1回、スコアが大幅に上乗せされる雑に強いカードです。
これがあるだけで突破率が上がる優秀なカード。
あとはショップに来るたびブースターパックを開け、カード3枚のスーツをクラブに変換する《月》が来たら使い、
来なかったら全部スキップして《レッドカード》を育てるという戦略です。
《超新星》はあまり強いジョーカーではないのですが、
毎回同じ役を揃えれば終盤にはそれなりの倍率になるためこのビルドの補佐としては十分です。


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こちらはデッキ自体に制約がある「ブラックデッキ」での初突破時のビルド。


  • フォーフィンガー:すべてのフラッシュとストレートを4枚のカードで作ることができる
  • オニキスアゲート:プレイされたクラブスーツのカードがスコアされたとき、倍率+7
  • ベースボールカード:それぞれのアンコモンジョーカーが倍率×1.5を与える
  • バロン:手札にあるキング1枚につき倍率×1.5を与える
  • スメアードジョーカー:ハートとダイヤ、スペードとクラブがそれぞれ同じスーツと見なされる
  • カードシャープ:ポーカーハンドがすでにこのラウンドでプレイされていた場合、倍率×3

ブラックデッキはハンドサイズが1枚減る代わりにジョーカーを6枚持てるというルールです。
このビルドはフラッシュに特化しており、
《フォーフィンガー》《スメアードジョーカー》はフラッシュを作りやすくするためのカードです。
また、これらはアンコモンなので《ベースボールカード》によって強力な倍率カードに変貌しています
(この盤面では《フォーフィンガー》は本来不要なのですが、アンコモンなので手放せませんでした)。
《バロン》は役として出さなかった手札にキングがあればそれを倍率カードにするという強力なジョーカー。
画像ではキングが4枚揃っていてこれから大変なスコアが叩き出されようとしています。
《カードシャープ》は個人的にいまのところ最強だと思っているカードで、
同じラウンドで同じ役を出せば、2回目以降は全部「×3」の補正が入るという強力なカードです。
同じ役を連発するビルドで使いやすく、このゲームは普通にプレイすれば同じ役に特化したビルドになりやすいので、
初心者でも扱いやすく強力なカードと言えるでしょう。
「同じ役は1回しか使えない」という制約を課す天敵のようなボスブラインドが存在するのが玉に瑕ですが……。


当面の課題だった初期5デッキでのクリア&いずれかのデッキで「ブルーステーク」のクリアは達成したので、
次はさらなる難易度の「パープルステーク」「オレンジステーク」突破を目指すことになります。
難易度については徐々に制約が課される形となっていて、パープルステークまでは以下のようになっています。


  • ホワイトステーク(Lv.1):制約なし(基本難易度)
  • レッドステーク(Lv.2):スモールブラインドが報奨金を与えない
  • グリーンステーク(Lv.3):レッドステークの制約+各アンティに必要なスコアが大きくなる
  • ブラックステーク(Lv.4):グリーンステークの制約+一部のジョーカーは売ったり破壊したりできなくなる
  • ブルーステーク(Lv.5):ブラックステークの制約+ディスカードが1つ減る
  • パープルステーク(Lv.6):ブルーステークの制約+各アンティに必要なスコアがさらに大きくなる

見ての通り、各難易度はそれ以下の難易度の制約をすべて引き継ぎます。
必要スコアを上げるグリーンステークがシンプルに厄介で、これ以上の難易度は露骨に突破率が下がります。
となれば、その効果が二重になったパープルステークの難易度は推して知るべし。
あとブルーステークも地味にいやらしいですね。カードの交換が2回しかできないというのはかなり厳しい。


ちなみに、このゲームではクリアすると
その時点で保持していたジョーカーに対して難易度に応じたステッカーが貼られます。
150枚のジョーカーすべてで最高難易度をクリアした証の「ゴールドステッカー」を貼ると、
「Completionist++(完璧主義者)」という実績が解除されます。
これは極めて難易度の高い実績で達成者は0.1%以下とされているのですが、
つい昨日、開発者がこれをついに達成したとネットでニュースになっていました。
その際に「おかげで、ver.1.1アップデートをより良く設計することができた」と新バージョンのリリースを示唆する投稿も。
バランス調整やジョーカーの追加が予定されているそうで、めちゃくちゃ楽しみです。


とりあえず自分はパープル、オレンジ、ゴールドと歩みを進めていくのが当面の目標。
ゴールドステークをクリアしたら次はジョーカーコンプリートに向けて歩を進めたいところです。


#7847

お手軽ローグライクの到達点

今日の出来事Balatro

あらゆるゲームが鳴かず飛ばず、そろそろゲーマー人生もおしまいか……
などと思っていた矢先のNintendo Switch 2発売で『マリオカートワールド』が予想以上に面白いことにより、
ひさびさにゲームをするという習慣が戻りつつある自分ですが、
実はSwitch 2発売直前にもうひとつ衝撃的なタイトルと出会っていました。
それは『Balatro(バラトロ)』というローグライクカードゲームです。


このゲームはいわばローグライク形式のポーカーです。
定められた役を作ると、その基礎ポイントにカードの点数を加えて合計点を計算します。
これを規定回数内に目標点数を突破したらステージクリア。突破できなかったらその場でゲームオーバー。
このゲームはトランプカード以外にも、常駐型でさまざまな効果を持つ「ジョーカー」、
1回使い切りだがカードを変化させる等の強力な効果を持つ「タロット」、役の基礎ポイントを上げる「惑星カード」、
アンティ(3ステージ)ごとに1個しか存在しない永続効果を持つ使い切りアイテム「バウチャー」などがあり、
プレイヤーは所持金を使ってこれらを買ったり売ったりして自分のカードを強化していきます。


基本的には5枚まで持てる「ジョーカー」でポイントアップを狙っていく戦略をとることになります。
たとえばジョーカーには「スペードをスコアする(出す)と7倍」のように倍率を上げるカードがあり、
これを持っている状況下ではとにかくスペードを役に絡ませるのが重要ということになります。
そしてタロットには選んだカードを3枚までスペードに変化させてしまうカードも存在します。
これを使えばジョーカーとシナジーし、より高倍率の点数を出せるというわけですね。
こういうふうにジョーカー同士の相互作用とトランプやタロット等の立体的なシナジーを狙っていくと
指数関数的にスコアが伸びていくため、うまくハマるとめちゃくちゃ爽快感があります。


全8ステージ構成で最後のボスを突破するとクリア。
初期条件が微妙に異なる「デッキ」で、徐々に条件がキツくなる「ステーク」をクリアしていくやり込み要素や、
型破りな条件で戦う「チャレンジモード」などのクリア後のお楽しみも豊富です。
クリア時に持っていたジョーカーにはステークのシールが貼られ、
すべてのジョーカーで最高難易度の「ゴールドステーク」のシールを貼るというとんでもないアチーブメントもあります。
これは統計上、達成者は全ユーザーの0.1%未満だとか……。


自分は2024年08月に任天堂の公式ライブ放送「Indie World」で存在を知り、
この時点で面白そうだなとは思っていましたがすぐには買いませんでした。
その後、「Apple Arcade」(ゲームのサブスクサービス)でリリースされることを知り、
まあ実質無料だしということでとりあえずダウンロードしておきスマホの片隅に置いておきました。
それを先々月末ごろに何気なく手を出し、最初のプレイでは面白さは見出せなかったのですが、
2回目のプレイでアンティ6くらいまで粘ることができ、
そこで出会ったジョーカーの型破りな効果の数々にすっかり虜になってしまいました。


最序盤のプレイで出会った中で印象的だったのが「ショートカット」。
これは持っているとランク(トランプの数字)が1つ飛んでもストレートが成立するようになります。
たとえばA-Q-10-9-7という組み合わせでもストレートになるわけですね。
やってみるとわかりますが、これはストレートの成立確率を飛躍的に向上させます。
ほぼ毎回ストレートを出せるのでそれに依存したビルドができ、特に惑星カードで役強化しておくと非常に強いです。


「ブートストラップ」は所持金5$ごとに倍率に2を加えます。
これは、お金をひたすら稼ぐ専用ビルドを構築するとかなり強いです。
このように所持金やデッキの内訳、タロットの使用状況など、特化ビルドを求めるジョーカーも少なくありません。
こういうカードが序盤に来て、かっちりシナジーする他のカードも来るとテンション上がりますね。
たとえば「クラウド9」というカードがあります。
これはラウンド終了時、デッキに残っている「9」の数だけ所持金が増えるというものです。
普通に使うと最大4$しか増えませんが、このゲームはカードを複製したりランクを上げたりすることができるため、
もしも「9」の量産に成功すると大変なことになります。
「9」を量産してしかも「クラウド9」「ブートストラップ」両方所持するのはそう簡単ではないですが、
もし実現したらかなりのシナジーを発揮してくれそうでワクワクします。


空き時間にサクッとできるボリューム感ということもあり、いまの自分のプレイスタイルにもマッチしています。
そのおかげもあって、最近にしてはかなりハマっている部類です。
いまはブラックデッキ以外の基本デッキでホワイトステーク(最低難易度)を一通りクリアして、
ブルーデッキでグリーンステークに挑んでいるところです。
グリーンステークは通常よりも目標点が大きい高難易度モードで、これのアンティ6がなかなか突破できません。


ちなみに余談ですが、去年Apple Arcadeで買ったものの
今年の05月25日に改めてiOSの買い切り版を買い、今月からはこちらでプレイし直しています。
Apple Arcadeは内容に関わらず配信停止になれば起動できなくなる制約があるため、
継続可能性があって買い切り版があるのなら実績が進んでいないうちに買ってしまおうという判断です。


買い直しの際、どのプラットフォームで買うかはかなり迷いました。
実は先月のアチーブメントの話を書いたのはまさにこの『Balatro』で迷っていたからです(#07828 / 2025年05月22日)。
最終的にゲーム内容が電車などでもサクッとプレイするスタイルにマッチしていることと、
アチーブメント機能があることを考慮してiOS版の購入に踏み切りましたが、
今後たとえば配信需要があるなどSwitch版を買う理由を見出した場合は重複購入するかもしれません。
基本的には面白いゲームはSwitchに集約するというポリシーもあるので、いずれ買うことにはなりそう。


にしてもこのゲーム、純粋にとっつきやすい上にボリュームや各要素が驚くほど噛み合っていて面白いです。
個人的には『Slay the Spire』以降のローグライクブームにおけるひとつの到達点と言えるかも。