間の悪いマルチ購入
去年の大晦日に購入していた『Balatro』Switch版を初起動して少しだけプレイしていました。
『Balatro』はポーカーにローグライトの要素を加えた「ルール破壊」系の元祖とも言えるタイトルで、
なかなか個別のゲームにハマらない近年の自分には珍しくかなり刺さった魅力的なタイトルです。
去年の春からしばらくスマホ版(iOS/iPadOS)をやり込み、
デッキの全解禁と各デッキの最低難易度でのクリア、
さらにブルーデッキでパープルステーク初クリアまでは達成し、最高難易度のゴールドステークに到達したところです。
世の中的にはローグライトというと元祖的ポジションの『Slay the Spire』の方が有名で人気ですが、
個人的には『Balatro』の方が好きです。
すでにスマホ版で持っているのにSwitch版を購入した理由として、
やはりゲームはゲーム機でやりたいという気持ちがあるのと、iOSでは画面共有・録画が難しい(不可能ではない)ので、
その点でもHDMI出力できるSwitchにアドバンテージがあると思っていたからです。
要するに、誰かにプレイを見せたい場合に備えてSwitch版も所持しておきたかったと。
じゃあ最初からSwitch版を買えばよかったじゃないかと思われるかもしれません。
当初スマホ版を買ったのは、ゲーム自体いつでもどこでもできるというスタイルと合致していることと、
あとは実績機能がおそらくSwitch版に無いであろうことを重視したためです(#07828 / 2025年05月22日)。
基本的に、ソロプレイでやるならスマホ版で間違いないというのはいまでもそう思っています。
実際にやってみると、確かに実績機能はありませんでした。
あと『Balatro』はもともとSteamでリリースされたゲームということもあり、マウス操作を前提としています。
スマホではタッチ操作がちょうどその代替になるので操作性に問題があるとは思えませんでしたが、
それを知った上でSwitchでプレイすると、ボタン操作があまりにも煩わしいことが気になる。
本体のタッチスクリーンで操作もできますが、
それでは画面出力ができないのでSwitch版を購入した大義名分が失われてしまう。
じゃあSwitch 2の新しい機能であるマウス機能なら快適になるのではと思ったら、
Switch 2 Editionもごく最近リリースされていました。……が、なんと別タイトル扱い。
つまりアップグレードパスによるアップデートではなく、完全に異なるタイトルとして引き継ぎもされないということです。
これを買うこと自体はやぶさかではないのですが、Switch 1版を買った意味が完全に失われてしまう……。
スマホ版もある状況でマウス機能のだけためにSwitch 2版を買う理由はかなり薄いと言わざるを得ず、
この間の悪さは本当に運が悪かったとしかいいようがありません。
大晦日に慌てて買っていなかったらいまごろSwitch 2版を買っていたことでしょう。
まぁ、そもそも『Balatro』における実績は実質数個しかないし、
サンドボックス系やポケモンなどと違ってセーブデータが「資産」と言えるほど大切なものとも言えません。
そういう意味ではあまり考えずにマルチで買っても問題ない部類のタイトルではあります。
こういうゲームの本質的なところとは異なるところで悩むというのは、
根本的にコンテンツとの向き合い方を誤っていると自分でも思っているのですが……。
少なからず所有欲が絡んでいる以上、マルチプラットフォームの問題については今後もつきまとうのではないかと思います。