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#7137

Twitterの投稿数制限

今日の出来事twitter

Twitterを買収したイーロン・マスクが突如「無課金ユーザーが見れるツイートは1日600本まで」
と発表し即日その仕様に変わったことでTwitterが見れなくなる人が続出しているようです。
その理由にはいろいろな憶測が飛び交っていますが、
イーロン・マスク本人の一連のつぶやきを見るに、この人はTwitterを終わらせたいんだろうなと。
確かにSNSとしては治安は悪いしマネタイズにも失敗して赤字を垂れ流しているし、
情報媒体として見てもユーザーにとって都合の良い情報しか見なくて済むという都合上、
いわゆるエコーチェンバーの温床になっていて陰謀論者がうじゃうじゃいるし、
その結果トレンドが政治臭いハッシュタグばかりになるなど、
半ば機能不全に陥っていた感は否めません。この現実はTwitter社の理想には程遠いのでしょう。
それ以外にも情報商材を売りつける自称勝ち組やエアドロップ詐欺、
アカウントを作るとどこからともなくやってくる風俗系のアカウントなどなど、
もはやTwitterワールドはネット世界の歌舞伎町のような様相になっています。


自分は昔からTwitterという媒体は嫌いだったので潰すのはぶっちゃけ賛成です。
Twitterはあまりにも簡単に情報発信できるという構造上、
無責任な発言によって対人トラブルになりやすいからです。
対面なら絶対言わないような配慮に欠けた発言もTwitterではしてしまう人は多い。
せめて自分のツイートを10秒かけて見直してからツイートしてくれっていう内容は多いです。
特に企業アカウントや有名人などに対するクソリプですね。
現実ではあり得ない距離感のおかげでモラルがバグってしまっているのかもしれません。


中央集権型マイクロブログはそもそもそれ自体マネタイズが難しいし治安維持も難しい、
問題の山積したシステムだと思います。
Twitterはそれを10年単位で放置しているのでもうわけがわからないことになっている。
なんか旧Facebookが代替サービスを用意しているという報道もありますが、
ただのTwitterクローンではどんな大企業がホストしてもうまくいかないと思います。
でも、じゃあ分散型マイクロブログならうまくいくのかと言われると……。
2016年ごろに出てきたMastodonも結局定着しなかったしなぁ。
実はいま、日本製Mastodonとも言うべき分散型マイクロブログ『Misskey』が、
Twitter難民の受け入れ先かのごとくユーザー数を増やしています。
数日前まで超マイナーなサービスだったのに昨日・今日で数百倍になっているという。
個人運営のためサーバー維持費と開発負荷がとんでもないことになっているそうです。


Misskeyそれ自体はすごく出来がいいです。
自分が知る限りPWAアプリとしてはもっとも多機能でクオリティも高い。
一端のweb屋さんとして開発者をとても尊敬します。
が、サーバー負荷の原因になっている数十万のユーザーが定着するのかと言われると……。
もしも彼らが去っていったら残るのは莫大な金額の請求書だけです。
mastodonの日本最大級インスタンスも同じような流れで衰退していきました。
そういう意味では、分散型も結局企業が運営することはマストなのかなと。
治安や法的な問題、費用やメンテなどの負荷を考えると個人ができるようなものではないような。
その点Discordはとてもうまくやっていると思います。


Twitterはスマホ普及前からあるので、もしTwitterの終焉を迎えるとしたら
それはスマホ時代で初めての世代交代ということになります。
スマホ以前はmixi、2ちゃんねる、個人ブログ、Facebookなど
短期間で多くの流行り廃りがありましたが、これからまたSNSの乱立時代を迎えるのでしょうか。


#7020

承認欲求の戦場

 
なにかきっかけがあったわけでも無いのですが、久々にTwitterのタイムラインを見ました。
まあ、強いて理由を挙げれば最近はもう掲示板も廃れて SNSの代替としての役割を果たさなくなってきたこと、
Twitterにおける諸々の黒歴史が年月とともに風化してきたことくらいでしょうか。
そしてタイムラインを見てみて、実に平和なやりとりが交わされていることに少し感動しました。


正直に申し上げると、自分はTwitterという媒体そのものに良いイメージを持っていませんでした。
なぜなら、1投稿につき140文字までという文字数制限があったり(現在は撤廃)、
相手の発言を見てもいいし見なくてもいいし返信してもしなくてもいいというような
根本的にゆるい繋がりによってコミュニケーションが成り立っていたり、
いいね、RTといった可視化されたステータスがあるために承認欲求を爆発させる人が多かったりと、
「建設的なコミュニケーション」を行うにはあまりにも向いていないと思ったからです。
もっとぶっちゃけて言えば、承認欲求不満だからこそやるSNSというイメージがあった。
実際にかまって系ハッシュタグを連発しているような人は承認欲求不満なのでしょう。


それの何が悪いのかというと、要はマウント合戦になるんですよね。
こんなことができた、すごいだろう褒めろ。というような投稿で溢れかえってしまう。
他人の業績を素直に賞賛できる心の余裕があれば、
それは素晴らしいコンテンツが溢れかえる素晴らしいプラットフォームなのかもしれません。
しかし、そういった素晴らしい何某かと比べて相対的に自分が何も成し遂げられていないと、
すべてが嫉妬に染まり、タイムラインにいることがツラくなってきます。
2019年以前の自分は少なからずそういうところがありました。


決して当時から何もやっていないというわけではありません。
他者と比べて見劣りするかもしれないものの、
誰かに認めてもらおうと足掻いていたこともありました。
しかし、そもそも「自分で自分のやったことを肯定する」というマインドを持っていないので、
自分が何を成し遂げようとも、それは自慢するに値しないと感じてしまっていたわけです。
要するに、SNSの病は自己肯定感の問題に帰結するのかなと。


2019年は匿名系SNS、2020年以降は匿名掲示板を主な住処にしていました。
そういう場所はクズが多いので、自己肯定感が低い自分でも居づらさを感じないからです。
ただ一方でそれがあまりにも生産性に欠けることは薄々感じていました。
やはり誰かにモチベーションを貰ってこそできることが増えていくというのは
上京前時代からのネット活動でも痛感してきましたが、匿名コミュニティではそれは望めない。
となると、どこかで踏ん切りをつけて「この程度の自分」をまずは自分が受け入れて、
それを成果として発表する場所を持つことが大切なのではないかと改めて思います。


昔はTwitterはマウント合戦だらけで本当にうんざりしたし、
ことピクミン界隈に限れば実際にマウンティングに溢れていたという事実はありますが、
さすがに中心世代が大人になってきたこともあってその辺も落ち着いてきた感があります。
承認欲求不満の人がかつての自分みたいに限界を感じて淘汰されただけなのかもしれませんが。


ともあれ、Twitterと一度決別してから4年、
自分もそろそろ改めてTwitterという媒体と向き合ってもいいのかもしれないと思いました。