府中駅近辺のラーメン屋の明暗
府中駅近辺にラーメン屋は多いですが、4年通ううちに明暗が分かれてきた店もあります。
ここ1〜2年で勢いがあるのがいわゆる「横浜家系ラーメン」ですね。
塩分、脂分などが過剰で生ニンニクとほうれん草を入れることが多い健康に悪いラーメン。
ただし基本的にはどこも麺の硬さ、味の濃さなどをカスタマイズできるようになっています。
自分も2022年秋ごろはかなり通っていましたが、
その結果体重が激増して健康診断で警告を喰らう羽目になったので現在は月イチ程度に抑えています。
そもそも、お昼や夕食どきのゴールデンタイムは大行列ができるので軽々に行けないですね。
一方、客足の悪さとクオリティの低下が気になっているのが「節」というラーメン屋。
これは魚介系のつけ麺とラーメン、それに博多豚骨ラーメンを提供するお店で、
特に細麺の博多ラーメンの場合は100円で替え玉が頼み放題という特色があります。
そのため、大食いに自信のある大学生などの若者がよく来ているイメージ。
自分は当初、このお店が一番好きでした。麺の柔らかさなどの具合が実家のラーメンに似ていたので。
しかしここ最近はどんどん値上げしていて、好きだったつけ麺も300円くらい上がりました。
それはまあいいのですが、スタッフが全員片言の外国人に置き換えられてしまい、
麺の茹で方などが明らかに下手くそになってしまったんですよね。これが非常に残念。
先日も久々に行ったら、「やわめ」を注文したのに麺の一部分が硬いままになっていたり、
そもそも大盛りなのに明らかに以前より量が少なかったりと不満点が多く、
他のラーメン屋よりも明確に高い価格設定でこのクオリティは厳しいかなというのが率直な気持ち。
今後1年くらいは行かないことになりそうです。
このお店は入居している複合施設「ル・シーニュ」ができる前から市民に親しまれていたそうで、
昔のレビューなどを見るとやはり評価は高いです。
だとすればスタッフを全員外国人にしてクオリティを落としたのは勿体無い気がします。
それだけコロナ禍と物価高の二重苦が重くのしかかっているということなのでしょうか。
府中駅は都心ほどではないもののそれなりに人気ラーメン店が多く、
特に「節」のすぐ近くには「麺総研・紅」というカップラーメンになったこともある有名店があったり、
最近少し離れたところに同じ九州系豚骨ラーメンの店ができて盛況だったりしています。
そうしたライバルの存在から見ても「節」の復帰は厳しそうな気がしますが……
どうにかもう一踏ん張りしてほしいところではあります。