次世代Switchは2画面になる?
年度内に発表されると明言されているNintendo Switchの後継機種について、
「2画面になり、現行の有機ELモデルから50ドル上乗せした価格になる」
という情報がまことしやかに拡散されています。
まあ価格については任天堂は安易に値上げしてこないだろうとは思うので妥当な感じはありますが、
果たしてデュアルスクリーンは実現するのか……。
自分は『メテオス』のコアなファンなのでデュアルスクリーンになることはもちろん歓迎です。
リマスターやリメイクが来る可能性がわずかでも出てくるからです。
それにメテオスにかぎらず、2画面だからこそ面白かったニンテンドーDSの作品は数多い。
NDS世代からしてみれば、2画面はそれらをリメイクしやすくなるという点で大きな希望があります。
ただ、裏を返せばデュアルスクリーンであるメリットってそれくらいなんですよね。
開発が特殊になることや移植の難しさなどを考慮すると実際には実現可能性はかなり低いと思っています。
いまや当たり前のようにマルチプラットフォームな時代。
Nintendo Switchも、移植が安易になったからこそインディーズゲームの宝庫になっている側面もあります。
まあ、それよりもはるかに多くのゴミもラインナップされるようになってしまいましたが……。
これを安易に2画面にしたら、
Steamやその他プラットフォーム向けに開発していた1画面のゲームはそう簡単に移植できなくなる。
ハードにとってソフトのラインナップは生命線であり、
いまさら移植や開発を難しくするような設計にはしないように思うんですよね。
任天堂は過去それが原因でハード戦争に敗北してきた歴史があり(諸説あります)、
その反省を踏まえた上で生み出され成功したのがスイッチというハードだと思うので、
安易にそれを方針転換するとも思いがたい。
ハードの個性という点で言えば、個人的には2画面ではなくiPadにJoy-Conを着脱できるようなものが理想かなと。
つまり指のタッチと専用ペンのタッチに両対応したスクリーンを搭載するという意味です。
これなら1画面のままなので他ハードからの移植自体は簡単。
かつ移植作品とは別の方向性としてペン操作ならではのゲーム体験を提供する土壌にもなる。
『メテオス』のように必ずしも2画面必要ではないがタッチペンは必須のDSタイトルは移植できる可能性がある。
知らない人も多いですが現行機も実は指のタッチにはすでに対応しているので、
あり得ない話でもないと思っています。
まあでも、そうすると現行機+50ドルで果たして作れるのかという問題にもなりますけどね……。
『キャッチ!タッチ!ヨッシー!』みたいなゲームの移植が望み薄なのは覚悟していますが、
それでも次世代機にはいろいろな期待を寄せています。
そういえば今月おそらく確定で放送されるNintendo Directでお披露目の可能性もあるんでしょうかね?
だとしたら楽しみ。