東京ゲームショウ初参加
ゲーム業界では最大規模の祭典、東京ゲームショウ2024に参加してきました。
01時就寝06時40分起床と朝はかなり不安だったものの起きられ、
1時間半ほど電車に揺られて海浜幕張駅へ。幕張メッセは2020年以来4年半ぶりとなります(#05894 / 2020年02月08日)。
思えばこのときもゲーム関連の催し物でしたが、
あまりにも無計画だったため当時の記事にも書いてある音ゲーのライブ以外本当に記憶が残っていません。
イベントだから行く、といった感じでさして興味も無かったのでしょう。
しかしもはややり込み勢どころかエンジョイ勢も名乗れなくなりつつある昨今の自分が、
2020年当時の自分のことをあれこれ言えるのかと言われると自信はありません。
今回はTGS初参加で勝手が分からないためある程度無計画にならざるを得ないところもありましたが、
2017年の「Nintendo Live」に期待していたような熱量があったかと言われると甚だ疑問です。
どちらかというと、むしろイベントという舞台に半ば無理やり身を投じることによって
低迷を続けているゲームそのものへの意欲を復興したかった、という思惑がありました。
さて幕張メッセには08時45分ごろに着き、なぜか同じ電車に乗っていた同行者の元同僚と改札内で合流。
そこから人の波に従って進んで09時10分ごろに行列の終着点に着き、そこで40分ほど待機しました。
最終日であるこの日の開場時間は09時半のため、開場時間になっても行列は動かなかったことになります。
それもそのはず、この待機行列というのがとんでもない人の数だったんですね。
夏コミの午前待機列にも圧倒されましたがこちらもそれに匹敵かそれ以上の規模でした。
チケットの回収とリストバンドの配布、そして簡単な手荷物検査ゲートを潜って10時15分ごろ1ホール入り口へ。
幕張メッセは1〜8ホールが横一列に並んでおり、
本来は2階の連絡通路から行き来するのですが東京ゲームショウでは間の仕切りがすべて空いていて、
各ホールを階段要らずで行き来することができるようになっています。
そしてこの全8ホールはスクエニ、コナミ、カプコン、SCEなどなどトップクラスのゲームメーカーや、
その他大型タイトルが豪華に並んでおり、また万博のように国別パビリオンもありました。
国家プロジェクトとしてサブカルを推進しているアラブ首長国連邦のバビリオンなんかもありました。
また、比較的優遇されたポジションには各地方のゲーム系専門学校のブースも並んでいました。
少し離れた9〜11ホールはインディーズゲームやゲーミングアイテムのブース。
インディーズメーカーとして数えられる中小メーカーや個人開発を含む100以上の小さなブースが並んでいました。
結構海外勢からの出展が多く、これはE3が終了した関係もあるのではと言われています。
ただ惜しいのは海外出展者は日本語を話せないケースもあり、
その関係でなかなか人が寄り付いていなかったことです。
まあ、そのおかげで海外メーカーのうち1タイトルをガッツリ試遊できましたが……。
やはり全体として一番注目されていたのは『モンスターハンター ワイルズ』でした。
午後のフィーチャー賞授賞式にも選ばれ、試遊会は開場10分で整理券が全部捌けたというから驚き。
あとそれに負けず劣らず人を集めていたのが『ドラゴンクエストIII HDリマスター』。
やはり往年の人気シリーズは強いなあと。
そして東京ゲームショウをしっかり楽しむには、コミケと同じくしっかり計画する必要があると痛感。
今回は全ブースをいちおうざっと見て回るくらいのことはできましたが、
逆に言えばそれだけで閉場時間になってしまいました。本当に時間が足りない。
試遊は待ち時間込みで考えるとそれなりに時間を取るので、何タイトルもできるわけではありません。
一通り見た上で試遊するなら、あらかじめどれを遊びたいのか、
その人気度(=行列待ち時間)はどれくらいになりそうなのかはしっかり計算しなければなりません。
まあ、試遊込みで楽しみたいなら土日両方参加は必須かなという感じはします。
その場合、もちろん月曜日の有休取得は必須ですね。
今回は有休を取りませんでしたが、22,000歩も歩いた上で翌日出勤しなければならないのはかなりツラいです。
駆け足で振り返りましたが、
今回は東京ゲームショウの「時間感覚」を味わうという最低限の仕事はできたんじゃないかと思います。
次回は今回の体験に基づいて計画を立てられるのでもう少し実感ある楽しみ方ができそう。
なによりも、「いつか自分もこういうところで出展できたら……」という気持ちを少しでも感じられたことは、
自分にとっての何よりの収穫だったと思います。
……ちなみに余談ですが、昼食はフードコートで比較的不人気だった角煮丼を食べました。
あまりにもマズかったので「次回は昼食は持参しよう!」と決心しました。