新作への不信
2020年から長く続く、当時の同僚との週一回のゲーム会。
スマブラSPで対戦するところから始まり『Apex Legends』の時代が長く続き、
それも限界を迎えたあとはマルチプレイできるタイトルをいくつも試してきました。
しかしかろうじて続いたのは『Minecraft』くらいで
両者のゲームに対する熱意のギャップから徐々に行き詰まりを感じるようになり、
2023年末からはどちらかがプレイしてもう一人は見るだけというスタイルが確立。
同僚と比べるとゲームへの熱意が圧倒的に弱い自分は見る専としてのポジションに甘んじるようになりました。
いまは『ニーア オートマタ』というタイトルのハードモードをプレイしてもらって鑑賞していますが、
たまには自分にもプレイしてほしいという同僚の要望もあり、
Switch 2購入後は『マリオカートワールド』に始まりいくつかのタイトルをプレイしてきました。
が、ことごとく続かない。これのためだけに買った『ペーパーマリオRPG』も途中でリタイアしてしまいました。
見ているだけの同僚よりも先にプレイしている自分が退屈でやめたくなるという状況に陥ってしまいます。
たまに、この状況を打破するようなタイトルはないものかと真剣に議論するのですが、答えは出ていません。
今度『カービィのエアライダー』も買いますが、これも答えではないような気はしています。
単に新作を買えば無難に楽しめるわけではないらしい、というのが共通の認識。
同僚は「過去に逃してきた未プレイの注目作品なら楽しめるんじゃ?」と言います。
つまりイマドキのタイトルはイマドキの世代向けに作られているわけで、
我々のような枯れたゲーマー向けに作られているわけではない。
であれば、我々にとっての黄金世代に発売されたいわゆるレトロゲームであればハマれるのではないかと。
自分にとって「黄金世代」は思春期前期に被るという意味ではスーファミ、ゲームボーイ、PS1ですが、
ゲーマーとしてのピークという意味での黄金世代はWii、NDSとなります。
ただ、これらのプラットフォームの未プレイゲームに心がときめくかと言われると……うーん。
確かに以前、Analogue Pocketをきっかけにレトロゲームへの興味が起きたことがありましたが、
具体的にめちゃくちゃやりたいタイトルがあるかと言われると、結局無いんですよね。
希望があるとしたら、過去に自分がプレイしてハマったことのあるゲームを再びやるという方向性。
『Minecraft』は過去作を引っ張り出して成功した唯一の事例ですが、
これは自分が過去にハマったことがあるからというのも大きいと思います。
そういう意味でもかなり堅い選択肢のように思える。
ただ、これの難点は弾が少ないことです。
自分は自称ゲーマーで思春期はゲーム以外の活動がほとんど疎かになっていましたが、
それでもなお、めちゃくちゃハマったと本音から言えるタイトルはそう多くはありません。
ここへさらに「配信映えしないといけない」という縛りが加わるため、選択肢はさらに狭まってしまいます。
たとえばテトリスシリーズのようなゲームは個人的にやる分には面白いものの、
誰かに見てもらうととなるとあまりにも地味すぎる上に集中力が必要なので会話が続きません。
そして自分が思春期にやってきたゲームというのはそういうものばかりなんですよね。
『Minecraft』だけは配信映えもするしマルチプレイもできるので本当にうってつけだったものの、
これに匹敵するタイトルが他にあるかと言われると、かなり厳しいのが現実です。
この件で自分にはゲーム実況センスが無いことも判明しました。
任意のタイトルをプレイして視聴者(=同僚)を楽しませるようなことはなかなかできない。
かなりの知識量やトークスキルが必要なのではないかという実感です。
ニーズを一切無視していいなら『No Man's Sky』を積んでいるのでこれをやりたい気持ちはあるのですが、
この地味なゲームを観るだけで楽しませるというのは至難のように思います。
まぁ、雑談の視覚的な余興としてやる分には適しているのかもしれませんが。
とにかく、新作ゲームを買えば無条件で楽しめるというのは幻想にすぎないということが分かりました。
ここまで考えてきたことを総合すると、それよりもマイクラに回帰した方がまだ有望なのかもしれない。
『カービィのエアライダー』は個人的に楽しむために買う、と割り切った方が良さそうです。
にしても、自分がここまで素直にゲームを楽しめなくなってしまったことに、
自分自身がたぶん一番失望しています。