取引所の法的制約
いままでなんとなくぼかしてきましたが、自分は仮想通貨取引所として「Binance」を使っています。
なんでぼかしてきたのかというと
金融庁が海外取引所は使わないでねと注意喚起しているからなのですが、
まあ別に違法でもなんでもないので国内のトレーダーの多くは海外取引所を使っているそうです。
バイナンスは海外取引所の中でもダントツの規模で、
2位以下の24時間取引量が1兆円行けばトップクラスであるのに対して、
バイナンスだけは単独で5兆円を超えています。取引銘柄や周辺サービスの充実度も抜群。
まさに仮想通貨界隈を牽引している市場と言えるでしょう。
ただ、この度報道で「バイナンスJAPANが06月を目処にリリースされる」と発表されました。
日本の法律に準拠した、日本国籍の人のための市場を新たにオープンするというのです。
それだけ聞けば良いニュースに聞こえるかもしれませんが、
過去に同じように日本上陸を果たした海外市場は
基本的に日本版リリースと同時に日本人はグローバル版を使えなくなってしまうそうです。
コインベースなどもそのパターンでグローバル版を使えなくなってしまいました。
日本政府に認めてもらうには、日本の法律をクリアしたサービスでなければなりません。
それを通過したローカル版と無制限のグローバル版を両方使えるようにしたら意味が無いからです。
日本の法律は非常にキツく、現状ステーブルコインの取り扱いすらできません。
となるとバイナンスJAPANも本家と違ってかなり制限されたサービスになることが予想されます。
自分はずっとバイナンスを使ってきたので、
もしグローバル版から日本人が締め出されてしまうとなるとかなりピンチです。
使い勝手の異なる他の取引市場でこれまで通りのトレードがちゃんとできるのかどうか……。
ちなみに自分の中でローカル版を使うという選択肢は無く、
もしも締め出しを食らったらBybitかOKXを使おうかなと思っています。
いずれもスマホアプリの使い勝手がバイナンスに匹敵して快適なのがその理由。
ただ、手数料や周辺サービスがどうなのかはまだ未調査なのでしっかり調べる必要があります。
できれば今後もバイナンスを使い続けられるのがベストなんですけどね……。