表現規制と生成AI
以前萌え絵についての話を解禁しましたが、その方面で今後何を頑張るべきかについて考えると、
やはりStable Diffusionがカギになるんじゃないかと思っています。
最高の萌え絵を追求するために、
今年初めて特定の推し絵師のサブスク(PixivFanbox)に登録するという手段を開拓しました。
そのおかげでこの方面の活動がこの歳にして再加熱したという事実はあるのですが、
一方で「特定絵師の新作のみ」という範囲だと供給が少なすぎるという問題が出てきます。
かといってさすがに片っ端からサブスク登録するわけにもいかない。
一度すごいクオリティの萌え絵に出会うと、ロークオリティではなかなか満足できなくなります。
それくらい06月に出会ったとある絵師さんのクオリティは群を抜いていました。
その衝撃があったからこそブログでもこの話題を解禁したという経緯があります。
そんなわけでハードルが上がったことによる著しい供給不足に陥ったいま、どうするべきか。
当然他にも推せる絵師を探すことは怠っていませんが、そうそう見つかるものでもありません。
かといってPixiv等のキュレーションではなかなか限界がある。
旧Twitterに至っては表現規制が強すぎるのでせっかく萌え絵専用アカウントを作ったのに
そういう用途ではほとんど機能していません。
まあさっと読めるweb漫画がよくオススメタイムラインに流れてくるのでその点では有用ですが。
とにかく、既存プラットフォームでの探し方は行き詰まっている状態です。
昔からある無断転載系まとめブログなんかはもう低クオリティすぎて論外ですし、
そもそもそういうブログの存在そのものが法的にアウトなのでそういうところは頼りたくありません。
と、なるともうこれは「自分で作る」という選択肢しか残らないわけです。
2021年以前の世界ではそれはイラストを描ける人だけの特権でしたが、
現在はもはや誰でも自給自足ができる世界になりました。
AI絵は法規制が追いついておらず絵師からの反発も大きいのでネット公開はハイリスクですが、
ローカル環境で個人で楽しむ分にはなんら問題ありません。
そこには著作権も表現規制もへったくれも存在しないわけで、まあやりたい放題というわけです。
ただAI絵界隈もブロックチェーンゲームほどではないにしろ流行り廃りが非常に早く、
少し離れているとまた情報収集からやり直しという面倒くささがあります。
最近だと、Stable DiffusionがGoogle Colaboratoryの無料枠で使えなくなったようです。
そのためiPad単独での生成は難しくなりました。
代替として「Draw Things」というアプリがありますが現状ではまだ安定性に欠けます。
基本的にはGPUを積んだWindows機かハイスペックなMacが必須と考えたほうがよさそう。
ベースモデルは「Stable Diffusion XL」という新しいバージョンが登場しています。
まだ試していませんが、従来の「1.5」「2.0」等と比べると高解像度の生成ができるそう。
LoRA(ベースモデルをもとに追加学習処理を行い特定用途に特化したモデル)については、
Civitalというサイトに集まっていて汎用的なものは自作しなくてもそこで手に入るようになりました。
Stable Diffusionをいじりはじめた当初は、長年構想してきた創作キャラクターの具現化、
という大目標を掲げていて、それも当然進めていかなければならないと思っています。
それも加味するとこの界隈の知識を深めるメリットは大きいので継続的に情報収集したいところ。
なんなら仮想通貨よりも優先度高いかもしれない。