Chrononglyph

#7780

ChatGPT Plusの使い分け

今日の出来事LLM

ChatGPT Plus(月3,000円)を契約していろいろいじっているので、現状整理を兼ねてわかったことをいくつか。
まず、Plusにすると「プロジェクト(Projects)」と「カスタムGPT(GPTs)」を使うことができるようになります。
最初はこの違いがよく分かりませんでした。


プロジェクトは、要するに既存チャット履歴群の「フォルダ」に相当するもの。
そしてフォルダ内のチャット内容は横断的に学習され、プロジェクト内の新規セッションにも活用されます。
たとえば「Aというサイト制作に関する質問」と「Bというサイト制作に関する質問」でプロジェクトを分けておけば、
それぞれのプロジェクト内で質問すればサイト内容に即した答えを返してくれるというわけですね。
なので、これは同じテーマで複数質問するようなケースではとりあえずプロジェクトに整理しておくのが良さそう。
一方で単なる調べものとして使う場合は1セッション内で完結するのが普通なので、
「調べもの」として括る必要はなさそうです。


プロジェクトは前提となるファイルをアップロードすることもでき、より専門特化させることができます。
ChatGPTにどういう振る舞いをしてほしいかといった前提のプロンプトも指定できます。
これらを駆使することで、よりプロジェクト内容に寄り添った回答をさせることができるわけですね。
そして実は、GPTsも基本的にはこれと同じ機能を有しています。
つまり前提知識としてのファイルをアップできて、振る舞いを指定するプロンプトを指定できる。
それじゃあGPTsはプロジェクトの下位互換なのかと言うと、そういうわけでもありません。


GPTsにできてプロジェクトにできないことが2つあり、ひとつはメンション機能です。
ChatGPTでは、半角@を入力することでGPTsに対するメンションのように指示をすることが可能です。
しかもこれは複数使うことができ、またプロジェクト内のプロンプトにも使えます。
プロンプトの内容によってChatGPTの振る舞いを使い分けたい場合や、回答を比較したい場合などに有用です。
このことから、振る舞いや前提プロンプトによる使い分けはプロジェクトよりもGPTsの方が適していると言えます。
プロジェクトがあくまでもチャット履歴の集積を主にしているのに対して、
GPTsは振る舞いなどのカスタマイズによって「仮想人」を作れるような仕組みということですね。


もうひとつはAPIとの接続機能です。
GPTsの素の使い方では事前プロンプトをいじるくらいしかカスタマイズのしようがありません。
それでも「〇〇の専門家として振る舞ってください」と入れるか否かで結構回答の質が変わってくるのですが、
これだけではあくまでもモデルに対するちょっとした味付けにしかなりません。
そこでファイルをアップして事前学習させることでより高度なカスタマイズをしようということになるのですが、
これは実はプロジェクト機能でも使えます。
そこで、その上限である200MBを超えるための仕組みとしてあるのがAPI接続機能。
外部DBなどを自前で用意できるのであれば、APIを使えば事実上モデルのカスタマイズ的なこともできてしまいます。
これはなんというか無限の可能性を感じますね……。
たとえば自分の場合、このブログと接続して「もう一人の自分」を作ることも夢ではありません。
それはある意味ブログの最終目標にも通じるものであり、かなりロマンを感じます。


とはいえ、一般人がとりあえず使う分にはファイルアップロードで十分というのも事実。
なので基本的にはプロジェクト機能で完結するケースが多いんじゃないかなと思っています。
GPTsについてはすでに先人たちが作ったものも使えるので、それを探っていくのも面白そう。



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