大底を掴む
仮想通貨取引で、久々に大底でショートしてしまって含み損に捕まっているので反省を書き残したいと思います。
基本的に自分の取引スタイルは「勝って当たり前」なので不測の事態は起こりにくいのですが、
だからこそ過去の教訓も忘れがちになってしまう側面があります。
まだ損小利大スタイルへの転向はできそうになく、
できるかぎりセーフティな範囲内で小勝ちを積み上げていく方針に変わりはありませんが、
だからこそ過去の教訓も定期的に読み返していきたいところです。
そして、こういう事態に陥ったときに言語化して次に教訓を残すのはマストの作業と言えるでしょう。

というわけで、こちらが今回の取引チャート(BTC5分足)です。
赤線がショートポジションのオープン時(05月20日23時)の価格で、ざっと104,250ドル。
まず前提として、当時は105,000〜107,500ドル近辺を上下するレンジ相場でした。
なのでこれが崩れてきたら上にも下にもチャンスがあると思ったんですね。
それで下に崩れてきたので予定通りショートポジションを入れました。最初の赤いSマークがそれです。
その後、104,125ドルの直近最低値をつけたあと急騰。
これはダマシかもしれないと思い、この急騰でいったんポジションは退避しました。ここまでは正解だったんです。
しかしその後連続して赤線をつけて一瞬全戻しし、下落相場が継続しそうな気配に。
「この急騰は直前の暴落の反動というだけで、トレンド転換ではないのでは?」
という疑念から、もう一度ショートポジションを入れてみることにしました。これが失敗でした。
利益がショボかったのでもう一踏ん張りしようと思ったのが裏目に出た形です。
結局相場は短期的なショートポジションを刈り取るダマシチャートを描きそのまま高騰。
慌ててロングでも入って両建てし、500ドルほどの値幅で利益を確保するのですが市場はさらに上へ。
あとは報道にもある通り、史上最高値111,968ドルを記録するほどの大高騰となっています。
なんでこんな突拍子もないタイミングで史上最高値をつけたのか謎ですが、
背景にはアメリカ政府の不安定性からドルの信用が低下しており、
相対的に無国籍通貨であるビットコインへの資金流入が顕著になってきているからとのことです。
まさかこんな突拍子もないタイミングでそんな価値観の転換が起こるなんて……。
高騰後はチマチマ5%ずつナンピンを繰り返し、ポジション価格は約107,000ドルまで上がりました。
しかし、価格は108,000〜109,000ドル辺りに強い抵抗がありいまだポジション価格には届いていません。
いま、アメリカでは「BITCOIN 2025」なるイベントが開催されており、
05月29日01時からはアメリカ副大統領が登壇すると言われています。
要人発言の機会は市場の注目度も高く、大高騰するかもしれないし大暴落するかもしれません。
こういう前もって分かっているイベントは「噂で買って事実で売れ」という格言の通り、
イベント前にはすでに価格が織り込まれているケースも多いです。
今回の場合は要人発言が期待通りならヨコヨコもしくは下落、期待外れなら大幅に下落、
市場が予想していなかったようなポジティブ発言があれば大幅に高騰することが予想されます。
もし直近の高騰がこれを織り込んでいるなら、ここからさらに上がるのは一見難しいように思いますが……。
とにかく何が起きても不思議ではないのがこの世界。高騰したらどこまでいくのかだけが不安です。
逆に事実売りが発生した場合、106,000ドル台までは落ちてもおかしくないんじゃないかと思っています。
今回の反省は、最初の直感でダマシを予感したにも関わらずスケベ心でショートを入れてしまった浅はかさと、
そもそもファンダメンタルズを基盤としないただのテクニカル取引をしてしまったことです。
しかもテクニカル分析もちゃんとやっていない、雑な取引をしてしまったのは反省。
ファンダのない無根拠のポジションであれば2分の1で負けるギャンブルでしかありません。
あらかじめニュースをチェックするのが大切であることは言わずもがな、
自分の直感はもっと尊重してもいいのかもしれないと思った今回の取引です。
あとこうやって捕まるときはたいていショートなので、やはり「ショートは難しい」という説は正しいのかなとも思います。
果たして、このポジションは最終的に救われるのか、それとも……。