中東情勢再び悪化
一昨日の記事で仮想通貨取引におけるフィボナッチ・リトレースメントを基準としたレバレッジ設定の話を書きましたが、
舌の根も乾かぬうちに本当に有事に突入して大幅下落、ロスカットの危険性に晒されています。
ここを凌いだらレバレッジを下げようという最悪のタイミングでなんという展開……。
下落の要因はイスラエル軍がイラクの核施設へ攻撃したことで中東情勢が悪化していること。
超ざっくり経緯を説明すると、そもそもイラクはNPT(核拡散防止条約)によって核は作っていないとする立場ですが、
基準値以上の濃縮ウランを作ろうとしているなど、過去に隠れて作ろうとしたことがあります。
イスラエル(や米国)にとって敵国の核保有は大変な脅威なので、
基本的にその可能性がある場合は芽から摘むという方針でずっとやってきており、今回もその一環と思われます。
他にもイスラエル国内の政治的な意図や米国の思惑もあるなどと言われています。
イラクは直ちに報復として弾道ミサイルを発射しており、
これで終わればまだ良かったのですが、執筆現在は「事実上の交戦状態にある」との報道も見られます。
形式的な報復までで済めばいつもの中東じゃんで済むのですが、本格的な戦争がスタートすると大変なことに……。
少なくとも原油価格は高騰すると思いますが、金融市場はどうなるのでしょうか。
間の悪いことに土日なので、この結果の市場への反映は月曜日の夜になってからドカッと来ます。非常に怖い。
一般に、無国籍通貨であるビットコインは「デジタルゴールド」とも言われ、有事に強いとされています。
しかし実際にはこういう有事の際は米株などと連動していったん下がる傾向にあります。
そして自分は直前までATH寸前ということもありロングポジションを持っていたので刺されたというわけですね。
ポジティブな情報としては、アメリカの購買力と世界の購買力を比較するCoinbase Premium Indexがかなり高いため、
中東と直接関係ないアメリカの資産家たちはビットコインへ資産を退避しようと考えているかもしれません。
もしそうなれば、むしろ値は上がります。
ロシアのウクライナ侵攻の際も、最初ドカッと暴落しましたがその後全戻しどころか値を上げたという実績もあります。
「有事は買い」という意見も根強くありますが、結局どう転ぶかはわかりません。
ビットコインがただのリスク資産なのか、無国籍通貨としての強みを発揮できるのか……
通貨としての本質が問われている場面だと思います。
ただ、個人的には強いジンクスがあってあんまりそういう自分有利な情報は信用できません。
まずなによりも前回イスラエル-イラクが衝突したときの大暴落でロスカットしているという事実があるんですよね。
それで40万円以上失ったという否定できない事実があります。
だからこそレバレッジは再調整した方がいいか……と思っていた矢先にこれですよ。
ちなみにもうひとつジンクスがあって、ブログに現在の純利益を書くとこういう事態に陥りやすい気がします。
そろそろ自分も頭にアルミホイルを巻いた方がいいんでしょうか?
とっくに原資抜きはしているのでそういう意味での実損の可能性はありませんが、
いずれにしても年内の仮想通貨取引としてはここが最大の正念場ということになりそう。