クジラの手のひらで踊らされる
可処分所得を増やす目的で1ヶ月ぶりに仮想通貨取引に手を出しました。
で、まあ芳しくないわけです、成績が。
最初何も知らずに少額でポジったTARA(Taraxa)という魚みたいな銘柄が
どういうわけかマージン価格からは考えられないくらいボラティリティが大きく、
レンジ相場に振り落とされる形で強制退場。
次にLPT(Lifepeer)の伸びが非常に良かったのでしっかりトレンド転換を待って入り、
こちらは最初300ドル程度の勝ちになりました。
一度下落の様子を見せたのでそこでいったん自主退場し、下落幅をウォッチ。
全然下がらずにまた上昇してきたので「これはもう一儲けできるかも」と思って
今度はそれなりの金額で再度ロングで入りました。
どう考えても誰がみてもテクニカル的には上向きだったと思います。ところが。
朝09時半、なんの前触れもなく突然仮想通貨のほとんどの銘柄が暴落しました。
おそらく大口の誰かがビットコインを大量売却したことが市場全体に波及したのでしょう。
おかげで昨夜から6時間かけて育てた300ドルの利益はほぼ一瞬にして消し飛び、
逆にマイナス600ドルになるという急転直下。それをきっかけにLPTも一気に売りトレンドに……。
仮想通貨市場ではわりと不定期にあることですが、正直そろそろうんざりしてきました。
以前仮想通貨取引はギャンブルじゃないと言い張っていた時期がありましたが、
あれは順当に勝っていたから言えるだけで、
資産と時間に余裕が無ければまず間違いなくギャンブルです。
なぜなら今回みたいな大口取引による暴落を予測するのは不可能だから。
こういう値動きをされるとテクニカルやファンダメンタルズはもはや無意味。
我々はクジラ(大口保有者)の手のひらの上で踊っているに過ぎません。
ただそれでも長い目で見ればクジラの売買も上下する波の範疇に収まっていることが多いので、
その長い目で見たときの波の大きさに耐えられるだけでの資産的時間的余裕があれば、
それはギャンブルではありません。
今回は先月のピクチャレ大会追い込みで2日欠勤してしまった関係で給料が目減りしており、
せめてその目減りした分を月末までに増やしたいと思って生活費を入れてしまったのですが、
こういう短期的な勝負をするのは間違いだといい加減気づかなければ自分はいつか破滅するでしょう。
仮想通貨取引についてはLUNAショックの敗北で得た教訓を活かして
可能なかぎりローリスクローリターンの副収入を、というのが今年前半の考え方でした。
しかし年初来の純益はおそらくほんのわずかなプラスに過ぎないであろうことと、
肝心なときに今回みたいな大暴落を経験すると精神的にも良くないことを考えると、
さすがにちょっと先物市場からは足を洗う時期が来たのかもしれない、と改めて思います。
やっぱり目先の利益の誘惑にはなかなか勝てない。そしてそれを追うと決まって損をする。
テクニカルを学んだからいけるだろうとか、そんな薄っぺらい考えでは餌食になるだけです。
もっともっと潤沢な資金があってその資金力を1割だけ増やしたいとかならアリかもしれない。
手持ちの資金を手っ取り早く倍にしたいなどと考えているようでは
どう足掻いてもリスク過多な方法を取らざるを得ないわけです。
先物の基本的な心構えとして、想定外の暴落に耐えられる潤沢な資金があり、
かつその資金は当面凍結しても問題ない余剰金であることは必須条件だと改めて思いました。
これは、資金は当然のことですが時間に余裕があることも相当大事という意味です。
これさえ守っていれば健全な取引ができると気づいてローリスク取引を確立していたはずなのに、
「即日爆益の可能性」に目が眩むと何度も初歩的な過ちを繰り返すのは人の性なんでしょうか。
実際、クジラのお遊びが無ければこの土日で20万円以上稼いでいたでしょうからね……。
怖いのは、いまはこう考えていても赤字が解消すると一気に手のひらを返すということです。
副収入を狙うのにもっとも手間要らずで手っ取り早いのは確かですからね。
本当にお金の誘惑というのは恐ろしい。
とにかく、先物市場はちょっと様子見して段階的に撤退していこうかと思っています。
がっつり副収入として取り組むのはちょっと無理がある気がしてきた。
せめてブロックチェーンゲームとかエアドロップ乞食に転職するのが無難そうです。
なんならパチスロ競馬の方がまだ健全まである。
そっちの方が楽に稼げたらどうしよう。いや、世の中そんな甘くもないか。