11月14日の米政府解除に便乗した取引が大きな含み損を抱えることになってしまった件、結局ロスカされました。
3倍到達うぇーい、とやっていたのも束の間、その利益は全部消し飛んだことになります。
毎度感じることですが、ブログに利益率を書くとその後ごっそり持っていかれるケースがあまりにも多いような……。
今回は一言で言うと「理不尽な下落」と言わざるを得ません。
以前どこかで見た投資格言に「利益は運が良かっただけ、損失はあなたに原因がある」というものがありますが、
もちろん今回もさまざまな反省点はあります。ありますが、それでも理不尽だったなとは思います。
まず何が起きたかですが、ビットコインは最近ずっと110,000ドル近辺をうろうろしていました。
ATH(史上最高値)を更新するか否かという微妙なところで押しては返されるということを繰り返していて、
確かにマクロ的に見ると売り優勢だったというのはあると思います。
そんな折、ずっと閉鎖していたアメリカ政府がまもなく閉鎖解除をするとのニュースが舞い込んできました。
閉鎖解除すると伝統市場は高騰する傾向にあり、今回も株高になる可能性が高い。
自分はこの時点で目標の15万円は突破していたので冒険する必要は無かったのですが、
この15万円はアルトコインとUSDTの合算であるため、「USDT単独で15万円突破したいな」
という軽い気持ちで閉鎖解除に便乗して小銭を稼ごうとしました。
すると、閉鎖解除後にほんのちょっと高騰したかと思うとすぐに下落を始め、
そしてズルズルと延々と下落を続けてついに90,000ドルを割ってしまったと。
特に仮想通貨界隈に不利なニュースも無いまま、ATHから実に30%近く下落したことになります。
前にロスカされたのは中東情勢が悪化して戦争のリスクが急増したことが主な原因でした。
戦争という大きなニュースによって下落したのなら納得もできるというものですが、
今回はそういう要因が無く、ただただ雰囲気で15,000ドルも続落したというのが本当に理不尽だと思います。
逆にショートで入っていたらとてつもない利益だったことは言うまでもありません。
もちろん、ただ市場のせいにするつもりはなく反省点もたくさんあります。
第1に、すでに目標金額を突破していたことによってテクニカル分析は相当おろそかになっていたこと。
ポジションをかなり軽率に開けていました。「ちょっと儲けよう」くらいの気持ちでいたので。
この姿勢が根本的に良くなかったと思います。だからこそ後述の反省点も生まれただろうし、
ちゃんとチャートを読み込んでいればポジションは変えていたかもしれない。
第2に、ポジションサイズが大きかったこと。
前のロスカ経験からレバレッジは下げていました。これにより本来なら安全だったはずなのですが、
たまたまポジションサイズ設定をUSDTで直接入力していたのと、
一度値が下がったときに同額をナンピンしたことによって証拠金額が資産の50%近くになってしまい、
これによりロスカット域が大きく近づいてしまいました。
いつもは資産との相対値で指定していて、「証拠金額は資産の25%まで」と決めているのですが、
最近特に理由もなく絶対値で入力していたことで25%の原則を意識していませんでした。
結果論ですが、25%を遵守していたらロスカットは避けられたんじゃないかと思います。
まぁこれは絶対値で入力したのが悪いというより、雑にナンピンしたのが悪手だったということでもありますが。
第3に、やはりというか損切りができなかったこと。
利益が出ているときは「寝る前に利確」の原則は守れるのですが、損失が出るとなかなか損切りができない。
「塩漬けすればいつかは報われる」と考えてしまうんですね。
特に今回は「利下げしないかもしれない」以上の悪材料が特に無かったので、
なおさら辛抱すればどこかでプラ転するはずと最後まで信じてしまいました。
第4に、ニュースに軽率に便乗してしまったこと。
いわゆる「みんな得するだろうから取り残されたくないという心理(FOMO)」の典型例です。
そして今回はまさにそれを狙い澄まして調整局面に入るという壮大な罠だったというわけで、
ファンダメンタルズも大切ですが安易に便乗することの危険性を思い知りました。
今回の反省から次に繋げるとしたら、最優先したいのは「寝る前利確」の徹底です。
これさえ守れば、証拠金額が資産の25%を多少超えたとしても、理不尽な下落があったとしても資産は守れる。
損切りさえちゃんとできれば反省の機会が増えて軽率なポジショニングも減るでしょう。
そこで考えられるのが、勝ち負けではなく「ルール遵守率」を記録し、100%維持を目指すという方策です。
能動的な損切りが心理的にはかなり困難であることはこれまでの仮想通貨取引で痛いほど痛感しているので、
精神論だけではどうにもなりません。
そこで、習慣トラッカーアプリなどを使って米市場開場前くらいの時間に通知が来るようにして、
「今日はちゃんとポジションを閉じたか?」を受動的に確認する機会を作り、
もし損失を抱えていたらトラッカーアプリの通知に基づいて損切りをするという作戦です。
それから、小勝ちが続くとどんどん取引が雑になってくるというのも今回分かったことなので、
雑になってきたかもと感じたら素直に仮想通貨から離れるという意識は重要かと。
これについては、全額ステーキングに回してすぐにポジれないようにするという作戦が考えられます。
ポジポジ病は要するに「手っ取り早く利益が欲しい」という怠惰であり、ここは意識改革の必要があるかなと。
ポジションサイズをぐっと小さくすれば軽率にポジションを開いてもいい、というわけでもないのですが、
破滅するときはたいてい「雑なのにポジションサイズは大きい」というような事態に陥っているため、
ポジションサイズを絞るというのは何よりも重要そうな気がします。
あとはこれまで通りのルールも引き続き遵守する必要があるでしょう。
1000ドルを超えた分はステーキング等に回してリスク分散する、レバレッジは高くしない、
証拠金額はナンピン等込みで25%まで、ポジションの方向は上位レンジの順張りのみ。
これを徹底すれば少なくとも再発防止にはなるのかなとは思いますが、
気持ちが緩むとどうしても徹底できなくなってくるので、将来にわたって破滅しないという保証はありません。
最後の最後は結局のところ心構えなのかなと。
損失を取り返すべくリベンジをしたいところですが、ビットコインはまだまだ底が見えません。
とりあえずNVIDIAの決算やFOMCなどを見送ってから参入するのが無難だと思っています。