iPhoneがフリーズした
以前iPhoneのバッテリー交換の際に一時的にスマホを一切使えなくなり、
手元にネットワーク機器が無いことの心細さを改めて実感しました。
そしてそんな現象が再び起きてしまったので備忘録として書き残しておきます。
というのも、ふとした拍子にiPhoneがバグってアプリを一切起動できなくなったんです。
こういうあからさまなハングアップはiPhoneでは本当に滅多にお目にかかれないので、
いざ遭遇すると結構焦ります。
今回の事例ではセルラー通信でSpotlight検索したらGoogle検索結果がなかなか表示されず、
何度もリロードしても応答がないのでWi-Fiを切ったり、セルラー通信を切ったりしました。
それでも応答しないので別アプリではどうかと仮想通貨取引アプリを起動したところ、
画面がステータスバーを除いてすべて真っ黒に。
通知センターやウィジェット、検索は問題なく表示されますが、
それらからアプリを起動しようとするとまったく反応しない。
サイドボタンを押してもスリープしない。これはかなりヤバそうです。
さらに、こういうときの最終手段として強制シャットダウンがありますが、それも効かない。
何度か強制再起動を試そうとしたらSOS発信をしてしまっていました。ヤバい。
ただ、そもそもモバイル通信が不通のようなので実際に救急を呼んだわけではなさそうです。
こういうとき、当然解決方法はネットに求めることになるわけですが、
電車に乗っているのでタブレットからWi-Fiに繋げることもできず。
たまたま乗っているのが京王ライナーという指定席特急で
フリーWi-Fiを備えている車両だったのですが、電車が動き出すと切断するという無能っぷり。
京王電鉄さん、これでは使い物になりません……。
このままだとモバイルSuicaで改札を通れるかどうかも怪しいので焦っていましたが、
停車中に素早くiPadをWi-Fiに繋いで操作することでどうにか解決方法に辿り着くことができました。
その解決方法とは、
ボリュームアップボタン短押し→ボリュームダウンボタン短押し→サイドボタン長押し
というもの。これで通常シャットダウンできないような状況でも強制的に再起動します。
コツとしては音量ボタンは押してすぐに離すことです。
ちなみにシャットダウンはボリュームアップ+サイドボタン同時長押しですが、
これをずっと長押ししたままにするとSOS発信となります。
また、電源ボタンの5回押しでもSOS発信をすることができます。
実際の用途では後者の方が素早くできて通報手段としては適しているような気がするので、
長押しで通報はこの際オフにしてもいいかなと思っています。
ちなみに正常時に間違ってSOS発信を起動した場合でも、
カウントダウンが終わる前にキャンセルボタンを押すことで発信を止めることができます。
一度くらいは5回押しをしてシミュレートしてみるのもアリかと。
にしても、iOS16はちょっと動作不安定な傾向にある気がしますね。
強制再起動まで至ったのは今回が初めてですが、
アプリが起動しなくなって強制シャットダウンみたいなケースはここ1年で数回あります。
スマホの重要度がどんどん増している中、OSの安定感はかつてなく重要になっています。
無責任なことを言いますが、Appleにはもう少し頑張ってほしいところ。
あと接続できない状態を放置しているiPadのセルラー回線はさっさと再契約しようっと……。