未決済建玉に頼った取引
先月、わりと痛い目に遭って「仮想通貨取引はもうアカン!」という結論に至りつつも、
クレカの請求が思ったより高かったりして補填のために仮想通貨取引に手を出しています。
相当の余裕金を積み立てられないかぎりは絶対やっちゃダメ、と決心したにも関わらず。
冬ボナまではなんだかんだで定期外の出費があるのでやらざるを得なくなりそうですが、
それで負けたときは考えたくもないですね。
絶対負けられないならやっちゃダメです、本当に。
とりあえず今期は通算で勝てています。
が、やはり仮想通貨取引をしている間は他のことを考えられる精神的余裕が奪われます。
最近はピクチャレ大会の開発モチベも、ピクミン自体のモチベも高かったのですが、
仮想通貨で先物市場のポジションを取った瞬間にそれらのモチベが分かりやすく吹き飛びました。
やはり相当に時間を取られるので、閑散期のテレワーク中なんかにやるのはいいものの、
やるべきことが溜まっているときに仮想通貨取引に手を出すのは
金銭的な意味とはまた違う意味で避けた方が良さそうです。
ある意味、仮想通貨も立派な仕事として割り切るべきなのかも。決して片手間でやるものでもない。
今期は、いままでとは違うツールを使って未決済建玉(Open Interest)に着目することで、
かなり無難に勝てています。
未決済建玉とはその名の通り、まだ利確されていないポジションのこと。
一概には言えませんが、概ね高ければ高いほど市場の注目が高いことを意味します。
時間をかけていろいろな銘柄を見たかぎりでは、
未決済建玉と気配値が順張りだとそのトレンドはしばらく継続する傾向が強いようです。
今回は「Coinglass」というアプリでこの未決済建玉の変化値をチェックして銘柄を決め、
未決済建玉の変化に対して順張りでポジションを取り、それなりに成功しました。
未決済建玉が溜まっているというのは言うなればバブル状態であり、
一度決壊したらどこどこまでも暴落する可能性があります。
それを狙ってショートポジションで勝負するというのもひとつのやり方だと思いますが、
未決済建玉が多いほど買い支え勢力も強いことがあってなかなか難しいです。
ひとつだけ言えるのは、過剰なバブルとなっている銘柄には手を出さない方が良いということ。
これまでの経験から言って24時間変化値が15%を超えていたら結構危険だと思います。
こういう銘柄は短期的に巨額のリターンを得られる可能性があるので、ついつい手が伸びがちです。
しかし、思い返してみればそういうトレンドに乗って成功したのは1回しかないですね……。
一度だけ、2022年初頭にドージコイン(DOGE)の瞬間的な高騰に便乗して50万円儲けましたが、
通算の便乗戦績ではおそらくその50万円を消しとばすくらい負けていると思います。
ある程度注目されている必要はあるものの、トップトレンドはむしろ危険ということなのでしょう。
クジラも注目して市場を引っ掻きまわす可能性とかいろいろありますしね。
2022年夏から続く金銭問題は冬のボーナスで解消され、
それと同時に仮想通貨取引で胸を締め付けられるような思いをするのも終わりになる見込みですが、
いままでも「これが最後!」と言いつつ卒業できていないのであまり期待していません。
しかし2021年当時の自分は2年後にここまで堕落するとは予想していなかったでしょう。