Chrononglyph

#7255

友人関係はむしろ少ないほど良い?

今日の出来事人間関係

友達(フォロワー)に相当する人間関係が多いほど良いという価値観は
平成と共に時代遅れになったと思う今日この頃ですが、
自分個人としては、
いわゆる親友に相当する人間も決して多くなくていいのではないかと思っています。
正確には、個々人の性格やコミュ力等によって適切な人数が変わってくるのかなと。
そして、多くの場合は1人で十分なのではないかと考えています。


主にDiscordなどボイチャ可能なプラットフォームの普及によって
自分みたいな陰キャにも共通の趣味の人と話せる機会は増えた現代ですが、
だからといって首を突っ込んだクラスタ全部とそれなりの人間関係を築くのは非常に難しい、
というか無理だと思っています。いくら時間があっても足りない。
ゆえに、多趣味で関わる人数が多いと必然的に一人一人との関わりが薄くならざるを得ません。
これを問題にしていた時期もありますが、
これは性格によって向き不向きがあるので良い悪いで片付けない方がいい問題だと思っています。


またこれは、1人と打ち解け合うには相当の時間が必要だという考えに基づいています。
友達のような関係になると話がどんどん広がっていき、お互いの知っていること知らないこと、
あるいは何が好きで何が嫌いかを理解するようになっていくわけですが、
「あなたのことは十分知っている」と自負できるレベルに達するには非常に高いハードルがあり、
10時間あるいは100時間話したところで容易に達することはできません。
最初に理解したと思う段階ではまだ最初の峠すら越えていなかったりして、
下手にそれを本人にひけらかすとトラブルになるのもありがちな罠です。


こういうことは自分のコミュ力の低さゆえなのか、たまたまなのかはわかりませんが、
少なくとも上京以降の人間関係を振り返ったときにそういう実感が強くあります。
十数年話しているような長年の関係だって理解不足からあっさり絶縁することもあるわけで。
そういう人間関係の難しさを考えると、
それなりに信頼できると思える話相手を獲得することは容易ではないとともに、
それを何人も両立するのは相当に難しいのではないかと改めて思います。
少なくとも「自分を理解してほしい」という文脈での損得勘定でしか人間関係を見ていないような
いわゆるメンヘラには無理難題でしょう。昔の自分のことですが。


知人が結婚すると縁遠くなるのは良くあることで、
これも人間関係のキャパシティが関わってきているのではないかと思います。
それは子育てで忙しいとかライフステージが変わって価値観が変わるとか、
あるいは未婚サイドの妬みなども要因としてあるかもしれませんが、
結婚するに足る相手は当然長い時間をかけて相互理解を育んできた経緯があるはずで、
結婚相手を得ることで「長年の話し相手」としての枠が埋まってしまうからではないでしょうか。
逆に言えば、そういう枠が埋まっていない人こそ話し相手探しに余念がないわけです。
でも、そうやってあっちこっちに首を突っ込むと先述の通り深いコミュニケーションが困難になって、
結局打ち解けられるような人間関係を構築するのが困難になってしまう。
この辺のジレンマは誰かと繋がるだけなら簡単にできる現代特有の難しさかもしれません。
かといってたったひとつのコミュニティでは興味を持ち続けるのも限界があったり……。


自分は、過去十年くらいを思い返すとその時々で常に1人は頻繁に話す相手がいて、
人間関係でトラブルになったのは大抵それ以外の人とのコミュニケーションだったように思います。
そして、転職や引っ越しなど何らかの原因でメインの1人と縁遠くなると、
その後1年以内には頻繁に話せる相手を見つけられている傾向にあります。
このことから自分は、①一番大切な人間関係以外は雑に扱っている可能性があり、
②一番大切な人間関係が無い状態では本気で相手を探そうとする、
という傾向があるのではないかと。最悪の喩えですが恋愛と浮気のようなものでしょうか。


ここから先はものすごい結果論ですが、2021年に生物学をきっかけに仲良くなった女子は、
当時『Apex Legends』全盛期でなかったらもっと長続きしていたかもと思わなくもないです。
現在Apexは週1でやるだけでもお腹いっぱいですが、
当時はそれこそ元同僚ではなく同僚と週6で退勤後寝るまでずっとやっていましたからね。
そこに他と交流する余裕なんてあるはずもなかったわけです。
実際メッセージの返信などはなあなあになっていた感は否めません。
恋愛に発展するチャンスだから優先度を上げよう、というような意識も残念ながらありませんでした。
もちろんそれは自分が選択した結果で後悔などしても仕方ないわけですが、
ある程度深い人間関係の両立は結構難しい、というのはもう少し早く知りたかったと思います。
人との距離感はそういう時間的・精神的キャパシティを理解した上でポジショニングするべきだなと。
これこそ社会人になってから気づくのは遅すぎで、学生時代に学ぶべき案件だったんじゃ無いかと。
ここにきて学生時代にコミュ障だったことがジワジワと効いてきている気がする……。



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