ステーキングの利率がうまい
以前、仮想通貨の先物取引はもうやらない代わりにステーキングはやりたい、
という話を書きました(#07267 / 2023年11月09日)。
ステーキングは先物取引と比べるとローリスクで安定的に資産を増やすことができる仕組みで、
とりわけPoS(Proof of Stake)を採用している仮想通貨は利率も高いので狙い目だという話です。
実は年初にステーキング銘柄として有力候補だったMina Protocolに1,000円だけ突っ込んで、
ステーキングによるリターンが実際どれくらいなのかをテストしていました。
結果としては、預け入れから10週間経過後に2週間ごとに7%の利率で報酬が入ってきています。
ステーブルコインのレンディングなどはせいぜい年利10%前後なので、
そういうハードルの低いサービスと比べるとなかなか利率は高い方なのではないでしょうか。
ただ、1,000円しか預け入れていない現状は7%というのは雀の涙にもほどがありますが……。
最初の待機期間を無視して考えると、2週間につき7%は年利換算で182%。
放置しているだけで1年で元金が3倍近くになると考えればなかなかうまい部類だと思います。
ステーキングで増えた資産も元金に加えられるシステムなら複利でもっと増える。
仮想通貨でそれなりに勝っているいま、リスク分散しつつ資産を増やす手段としては全然アリだと思います。
ただ、言うまでもなくMina Protocolそのものが暴落する可能性は否定できないし、
仮想通貨の世界では価値が数日で半分になるなんていうことはザラにあるわけです。
そう考えると長期運用が必須なわりに決してセーフティな金融サービスというわけでも無いのがネック。
加えて、仮想通貨先物取引自体が現状コンスタントに稼げているので、
資産があるならこっちを優先した方が全然稼げるという事情もあります。
そのため、182%増えると知ったいま、だからと言ってすぐ預け入れ資産を増やすのも微妙かなと。
先物取引が今後も上手くいって100万円を明確に超えてきたら改めて検討かなと思います。
いまの取引ポリシーなら100万円のうち10万円を分散させるデメリットは少ないし、
資産があるなら遊ばせておくよりはステーキングした方がいいのも事実。
Minaが暴落することだけはどうにもならないのでその辺はちゃんとリサーチする必要はありますが。
トークンの安定性で言えばSolanaとかの方がいいのかもしれない。
どの銘柄にしろビットコインとある程度連動することは確かなので、
ビットコインがバブルの様相を呈しているいまはステーキングはタイミングが悪いです。
なぜならバブル崩壊後に絶対下落する(と言われている)から。
04月20日に来ると言われている半減期のあとにおそらく暴落するタイミングがあるので、
そこを狙ってステーキング用の資金を捻出したいですね。
とりあえずはそれまでに100万円というのが当面の目標ということになるでしょうか。