損切りによる大損
中東情勢悪化で一時仮想通貨全体が暴落した事件に巻き込まれた件ですが、
結局破産一歩手前の40万円含み損で決着することになりました。
今月ここまで積み重ねていた22万円の利益はすべて吹っ飛んだ上に先月の純益を18万円溶かした形です。
今回はテクニカルからは読みようがない地政学リスクによる暴落という点で、
マイナスになることはある意味避けられなかったのではないかと思っています。
しかし損切りに対する認識の甘さのせいで傷口を無駄に広げてしまったのは大いに反省すべき点。
60,000ドル手前まで下落しては何度も跳ね返されているのを観測していたため、
この防衛ラインをもし割ってしまうようなことがあったら奈落へ落ちていくと思っていました。
なので損切りラインを59,900ドルに設定して、
とにかく下支えの強さからリバウンドする方向へトレンド転換することを祈っていたのですが……。
結果的には、5度目の正直で60,000ドルを切るかどうかのチャレンジが行われた際、
瞬間的に59,500ドル付近まで下がったあと大きくリバウンド。
自分の指値注文を刺してポジションを失わせてから高騰するという最悪の結果となりました。
せめて日中帯に成り行き注文していれば少なくとも30万円で済んだのに。
これまでの経験から寝る前指値注文はロクなことにならないです。
損切りの指値注文は想定した最悪の事態が実現してしまうという教訓ですね……。
損切りは即断即決がいいのか、とにかく浮上することを信じて待つのがいいのか、
その辺はケースバイケースなので現時点ではなんとも言えません。
今回も本当のデッドラインであるロスカットを避けたという意味では最悪の事態は避けられたとも言え、
ものすごい大損ですがいまの資金力ではやむを得なかったという考え方もできると思います。
ただ、確かに言えるのは中東情勢悪化の前は「負けポジションは塩漬けでいい」としか考えていなかったことと、
あとはやはり有識者の言うことを鵜呑みにして軽率にポジションを開けたことで、
これまで短期取引で勝っていたのにいきなり中期スパンでやろうとしてしまったのはマズかったかと。
いままで通り淡々と短いレンジで戦っていればこんなことはならなかったでしょう。
利益幅をもっと広げたい、手っ取り早く100万円達成したいという焦りもあったかもしれません。
残りの資産がすっからかんにならなかったことだけは不幸中の幸いですが、
75万円まで増やしていたところを一度の取引で35万円まで減らすというのはかなりの痛手です。
これによって来月末までなら余裕で達成できると思われていた累計100万円は大きく遠ざかり、
取引をするマインドとしても自信を損失したためしばらくは相当慎重にならざるを得なくなると思います。
いままでの感じからして、たいてい1回負けると連敗の連鎖に繋がってしまうんですよね。
そのジンクスを払拭できるかどうかが今後の鍵になってくるのではないかと思います。