AIアシスタントと検索エンジン
興味はありつつもさすがにコスパは悪いと思っていたChatGPT有料版について、
最近わりと本気で必要性を感じるようになってきました。
というのも、現在の最新AIは「GPT-4omni」で完全無料の「GPT-3.5」と比べると精度が段違いです。
ただしGPT-4omniは無料版だと5時間に10回しか使えないという制約があります。
自分は基本的にChatGPTをプログラミング目的で使っており、この用途だと使い切ることも結構あるんですよね。
使い切ってしまうと作業が止まるので困るわけです。
かといっていまさら精度の低いGPT-3.5には戻りたくない。そうするといよいよ課金の必要があるかなと。
ただ、ChatGPT Plusの利用料金は月額3,000円。
プログラミングする日の、しかも後半戦にしか生じない利用制限を解除するためだけに3,000円は高すぎです。
他にもパーソナライズしたGPTsを作れる、画像生成連携が使える等の付加価値はありますが、
いまのところまだ決定打は無いという状況です。
まぁでも、このままだといずれは契約することになる気がする。
いまのところ、自分のAI用途はちょっとした調べものに「Perplexity」、
プログラミングなどの作業アシスタントに上述の「ChatGPT」を使っています。
PerplexityはAIがリアルタイム情報を検索するので情報の鮮度が良く、Googleの代替として使えます。
どちらかというとWikipediaの代替と言った方が適切かもしれません。
ChatGPTはカスタムしないかぎり最新情報を取り込むことはできないのでうまく棲み分けられています。
Googleはそれらの中間的な用途としていまのところまだ現役ですが、
検索エンジン結果はとにかく劣化が著しいので今後数年かけてジワジワと衰退する運命と見ています。
こんなこと言っちゃ悪いけどもう「弱者御用達ツール」に成り下がりつつあるのかなと。
特に検索サジェストが明らかにネガティブ意見の方が反映されやすい問題は本当になんとかしてほしい。
アイドルの名前で検索すれば「炎上」「キモい」、飲食店で検索すれば「まずい」、
会社名で検索すれば「ブラック」などなど、どの業界も完全に精神弱者のオモチャになってしまっています。
肝心の検索結果も上位は相変わらずアフィブログや詐欺サイトが多く、
自分の中では検索エンジンはオワコンの烙印がまさに押されようとしているところですね。
各用途に特化したサイトのサイト内検索ハブとしてならどうにか使えるかなといった感じ。
もちろん、Googleがダメだからと言ってパープレが信頼できるかと言われるとそうでもない。
AIも結局Googleのbot徘徊のように人間が作ったコンテンツを収集している以上、その精度に差はありません。
ただ偏った思想を排除し、比較的中立的な情報を提示してくれるという点ではいまのところAIに分があるかなと。
Googleはこれからどうするんでしょうね。