文章力を試したい
エゴサは精神に良くないと知りつつもしてしまうことが体感で年に1〜2回あるのですが、
そこで2020年当時のブログに対して「この人の文章は面白い」と書かれているのを知りました。
これだけでは厳密に好評価と断定はできないため皮肉を込めて言っているのかもしれませんが、
それに続く内容への感想の雰囲気から、おそらく好意的な評価をいただけたのだと解釈しています。
ブログを表に出さなくなり固定読者とのコミュニケーションの機会も閉ざされたいま、
ブログを評価してもらう機会というのは大変貴重です。
もう少し具体的な感想が欲しかったところですが、単純でバカな自分はこれでも結構モチベにプラス効果が働きます。
いまさらですが、WordPress時代は「いいね」の数に結構一喜一憂していました。
これまでの人生で文章そのものを褒められた経験というのはわりとあり、
ブログ黎明期も「長くても読みやすくてすぐ読める」等の評価をもらうことがよくありました。
実際に読みやすさについてはかなり気をつけている部分で、長い運営歴の中で何度も試行錯誤しています。
レトリックや言葉遣いについては近年はあまり意識してこなかった分野ですが、
厨二病全盛期はそれこそポエムを作ってラジオで賞をもらうようなこともあり、
その経験が決定的に「文筆活動が好き」であるという自負をもたらしました。
少なからずブログの長期運営や大学進学にも影響を与えています。
唯一の反例として、大学時代後期当時、新潟県が運営する
(なんでも相談してくださいと標榜していた)Uターン就職支援窓口へ相談メールを送った際、
「あまりにも読みにく過ぎて3回読んでやっと理解した」とボコボコに言われた経験があります。
まぁこれはかなり抜きん出て意地悪そうな職員だったので例外として考えて良さそうなものですが……。
いま読み返してみると大学時代のブログ記事も決して読みやすいとは言えないため、
もしかしたら妥当な評価だったのかもしれません。
いまはさすがに大学時代よりはかなり良くなっているという自負はあります。
実はこの好評価を発見する前から、かねてよりブログの「出張版」を書きたいと思っていました。
ブログはいわばクローズドなプラットフォームであり
積極的に評価を受け付けているとは言い難いですが、
自分の文章をより多くの人に読まれる場所に発表したらどうなるんだろうと。
またボコボコに言われやしないかとやや不安なところもありますが、
いわば「キリ番記事」の上位活動として、本気で随筆を書いて発表する機会も設けたいと思っています。
そのとっかかりとして実は4代目移転と同時に「note」にアカウントを作成しており、
年内に1本の出張記事を書くことを密かな目標にしています。
ブログプラットフォームの「note」が妥当なのか、
「カクヨム」「小説家になろう」のような物書きさんが集まるプラットフォームが良いのかについては検討中ですが、
まぁ初回はよりカジュアルに臨めそうなnoteでいいのかなと。
維持するだけで精一杯だった2023年以前から一転、20周年を機に移転してからブログ運営は比較的安定しており、
言葉選びを少し工夫するくらいの余裕は得られているという実感があります。
ここからさらに一皮剥けるためには、やはり手っ取り早いのは他者の評価。
果たしていまの自分にリスクを承知して一歩踏み込む勇気があるのか否か。
もしそれを乗り越えられたら、さらにもう一段階丁寧な言葉選びができるような気がします。