迂闊にも両建て
さすがにそろそろホルムズ海峡も解放されそうな雰囲気を感じたのと、
各リスク資産の推移が底を打ってじわじわ回復しつつあったため、
スケベ心で仮想通貨のSOL(Solana)のロングポジションを取りました。3ヶ月前のXAUT以来の先物取引です。
……が、直後にアメリカのPPI(Producer Price Index、生産者物価指数)が発表され、
それが予想を大幅に上回る値だったことから一気に市場へインフレ懸念がなだれ込むことに。
結局ホルムズ海峡も開放されず、リスク資産は狙いすましたように下落の一途をたどることに……。
緊急リスクヘッジとしてショートも入れて両建てし、様子見しているところです。
基本的に同額かそれに近いポジションで両建てすれば、含み損がどんなに増えても同時に含み益も膨らむため、
クロスマージンポジションであればよっぽどでなければ破産することはありません。
昔の自分はこの発想が無かったので、ヨミが外れたらただただ祈るか、ナンピンするかしかしていませんでした。
そうして結果的にロスカットされたことも少なくないわけですが、
リスク回避としての両建てをちゃんと覚えていたら、結果的に損失を回避できた場面も多くあったように思います。
投機において無知はリスクそのものでしかないということを改めて実感します。
とはいえ、じゃあ何でもかんでも塩漬けの代わりに両建てすれば安心なのかというと当然そういうわけでもありません。
たとえばロングを取って思惑の逆に動いたとき、あわててショートを取ったとします。
しかし、往々にしてそういうときに限ってショートを取った途端に値上がりするんですよね。
こうなってしまうとロングでもショートでも損失を被るという最悪の事態に陥ります。
そして、もしその後値上がりするならショートは可能なかぎり低いところで損切りすることが求められるし、
値下がりするならショートはひとまず持っておいた方が無難だということになります。
当然、もともと持っているロングポジションのことも気にかけないといけません。
そういうわけで同銘柄の両建ては単純に売り抜けが通常の2倍ややこしくなるので、初心者向けでないのは確か。
そう考えると、昔の自分が両建てを知っていても結果的に爆損していた可能性は否めないか……。
仮想通貨はたまにムラムラと着手したくなる周期があるのですが、
そのタイミングが仮想通貨にとって良い市場なのか悪い市場なのかは着手してみないとわからないので、
そう簡単に勝てない難しさがあります。かといって常に手をつけているといつかは痛い目に遭いそうで……。
まぁ、本当に資産形成したいならこんなので遊んでないでキオクシア株を買うべきなんでしょうけど。
ミームコインが流行っていた年初時点(#08065 / 2026年01月14日)、
キオクシア株を買っていたらいまごろ3倍以上ですからね。
国内株は仮想通貨と違って気軽に買える状況ではないためそういう意味でのハードルの高さは当然ありますが、
このハードルの向こうにはもしかしたら億万長者がたくさんいるかもしれないことを考えると、
自分の情報アンテナもまだまだ精度が低いと言わざるを得ません。