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#8083

秩序を守るガイドライン

かつて参加者の不快な罵詈雑言が問題となり中断していた「ダンドリバトル大会」(#07767 / 2025年03月23日)を、
2026年はコンスタントに開催したいと考えて先週末に実際に開催しました。
ただ、そのまま開催したのでは以前と同じような問題が起きる可能性がある。
そこで、前もってイベントの秩序を破壊しそうな人が入ってきにくいようなガイドライン を発布しました。


まず前提としてダンバト大会自体は「COMが妨害してくるスコアアタックの競争」である以上、
理不尽な展開ではCOMに対して罵倒したくなるというのはある程度やむを得ないと考えています。
しかし、だからといって一定の規制線を敷かないと、罵倒はどんどんエスカレートしていく。
また、罵倒というのは誰かが発言すると「あ、それも許されるんだ」と認識されてしまいがちで、
要するに場の空気を通じて伝染してしまうおそれがあります。
そうして一度壊れた秩序はなかなか戻らないので、そういう意味でも元から断つ必要があると考えました。


とはいえぶっちゃけ言うと過去のイベントを思い返すと本気で規制したいのは特定の2人にかぎられ、
それ以外の人に対してはとやかく言いたくないという気持ちがあります。
この2人の罵倒レベルが逸脱しているのは確かで、直感的にはこの2人を狙い撃つのが正しいように思う。
しかし特定個人を規制するだけのガイドラインに意味は無いし、
ただ自分が直感でこう思ったから規制します、では該当する2人が納得しないでしょう。
そこで、なぜこの2人がアウトで他はセーフなのか、客観的かつ公平な言葉で言語化する必要が出てきました。


ガイドラインでは10項目の判断基準が挙げられていますが、ポイントは最後の2つです。


  • 罵倒が冗談・誇張・演技であるという意図が客観的に読み取れる場合は許される(意図の透明性の確保)
  • 罵倒の直後、当人か第三者のフォローによって場の空気を罵倒する前の状態に戻せる場合は許される(場を回復する意思)

まず「意図の透明性の確保」については、
要するに遊びでやっているイベントなのにガチトーンでキレ出すのはこの基準ではアウトということです。
門外漢にはゲームのイベントを大人がやっているのだから当然守られる範囲じゃないかと思われるかもしれませんが、
実は去年春まではこのラインが守られていませんでした。
そしてそれの何が不快なのかというと、語彙というよりトーンの問題なのではなかろうかと。
もちろん多少熱くなってガチギレっぽく解釈されかねない場合もあるかもしれませんが、
それは他の項目によって「単発である(常習的ではない)場合は許される」という規定でフォローしています。


「場を回復する意思」についても概ね同じようなことを言っていて、
これは周囲がフォローする余地があるならセーフですが、誰もフォローしない(できない)場合はアウトという基準です。
フォローする・しないは他参加者の自由であり、誰もそれを強制することはできません。
場の空気を作るのはあくまでも「みんな」であり、声の大きい人ではないということです。
要するにこれらのガイドラインはイベントに対して協力的なのか、ただの自己満足なのかを測っているわけですね。
そしてイベントの性格上、後者は歓迎しませんと。
ただ「イベントに協力的かどうか」を直接問うただけではおそらく意味がないので、
具体的にどういう行動を「非協力的とみなす」かをできるだけ客観的に定義したのがこのガイドラインです。
ちなみに「体調不良者の参加はおすすめしません」と付記することによって、
ガイドライン違反になりそうな人も体調不良のせいにするという逃げ道を作ってやんわりと退場できるようにしています。
この辺はとにかく角を立てたくないということからやっている配慮です。


いずれも道徳的にはおおむね妥当だと思うので、主催者特権を越えた言論弾圧にはあたらないと思っていますが、
自分がそのラインを越えてしまうとおそらくすぐにコミュニティは離れていってしまうので、
この辺はかなり慎重に考える必要があります。
ダンバト大会以外ではこういう問題はほぼ起きていないのですが、
このイベントだけはやたらとデリケートな問題に首を突っ込まざるを得ない状況になってしまっているのは残念。


ちなみにイベント自体はほぼ想定内でしたが、
初参加者がつよつよプレイヤーだったため別の意味で阿鼻叫喚の地獄絵図でした。
ダンバト大会のシステムは初心者が上級者に勝たなくてもポイントはほぼ減らない仕様になっているのですが、
このように新規プレイヤーがめちゃくちゃ強かった場合、
初期レートよりも高い人が負けるとごっそりポイントを取られてしまうという仕様になっています。
そのため今回はその辺のレート帯の人にとってはめちゃくちゃ苦しい展開になってしまいました。
これによって中堅以上は「ダンバト大会は参加するなら練習必須」みたいな空気感ができてしまったため、
参加ハードルがかなり上がってしまったと思います。
それでも継続できるならダンバトガチ勢のための定期コンテンツとしてやっていけそうですが、
練習するほどの価値が無いと思われれば衰退を余儀なくされるでしょう。
ようやく罵詈雑言の問題が軽減したかと思ったら今後は腕前の差という問題に直面したダンバト大会の明日はいかに……。



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