本選びの重要性
2026年は読書を本格的に復活させたいという思いで迎えたわけですが、
最初の2ヶ月間はさまざまな事情でそれどころではなく、先月上旬からようやくスタートしました。
読書メーターに再登録して、その実績を重視してどちらかというと「乱読」気味に読み進めた結果、
なんと年間最低目標である4冊(前年に読んだ冊数+1)をわずか1ヶ月でクリアしてしまいました。
今度の勤務先は移動中に合計1時間ほど電車の席に座れるため否応なしに読書が進むという事情があり、
そういう追い風もあって今後ますます読書は加速していきそうです。
基本的には読書録を書くなどのプレッシャーが無ければ新書であれば週1冊ペースで読めると思っていますが、
もちろんそのペースを維持すること自体を目的にしないよう戒める必要があります。
いま、4冊読んで5冊目を読んでいますがこれまでの経験から感じていることをいくつか言語化します。
まず、何よりも本選びが重要であるということは改めて認識しています。
4冊読み切った感じだと、内容がやや微妙でも新書程度ならサラッと最後まで行くことはできますが、
やはり面白くない本を読むのは有意義でないのでそういう本を避ける工夫は必須かなと思います。
引っかかりやすいのは、タイトルはとても惹かれるが内容が必ずしもそれに則していないようなケースですね。
タイトルの言わんとしていることと内容が乖離しているとまでは言えないものの、
タイトルを読んで期待するこちらの思惑と書かれている内容が乖離するというケースは往々にしてあります。
先月読んだ4冊のうち2冊はそれに該当するケースでした。
それでも読めることは読めるんですが、あんまり有意義な感じはしないし目が滑りやすい。
『資本主義を半分捨てる』(青木真兵著、ちくまプリマー新書)なんかがまさにそれでした。
この本は「個人が資本主義から距離を取りつつ豊かに生きることの正しさ」が書かれているのかと期待したのですが、
実際に書かれていたのは山奥で私設図書館を開設してまったり生きる著者の自分語りでした。
「資本主義の誘惑やシステムからどう逃れるか」などの実践的な内容がメインではなかったということです。
内容がタイトルのインパクトに負けているイメージは拭えず、個人的にはかなりイマイチな本でした。
もちろんこれは個人的にニーズが合わなかったという意味であり、著者の考えを否定するものではありません。
ただ、せっかく読書するなら自分のニーズに噛み合った本を選びたいものです。
今後、こうした本選びの失敗を避けるためにやろうと思っているのは
読書メーターの書評をあらかじめ読んでしまうというものです。
実用書・新書ならネタバレは怖くないし、むしろ著者の主張を理解してから読み進めた方が内容は頭に入りやすく、
その意味でも書評を先に読んでしまうというのは有効なんじゃないかと思っています。
読書メーターはまだ再開して1ヶ月も経っていませんが結構みんな真面目にレビューしていて、
少なくともAmazonのレビューよりは信頼できそうな雰囲気を感じています。
今月はその辺の情報も処理しつつ、本探しの精度を高めることを意識していきたいところ。