Chrononglyph

ブログの継続日数

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#7762

スラドの日記エントリー数

ネット黎明期から存在したアレゲなニュース(=IT分野など、ディープなネットオタクが好む話題)を取り扱うサイト、
「スラッシュドットジャパン」、通称スラドが今月末をもってサービス終了となるそうです。
SNS以前の時代には2ちゃんねると並んでよく見かけたサイトでした。
ちなみに、ついでに元SourceFourge.netこと現「OSDN」も閉鎖されるようです。
SourceFourgeといえば、オープンソースソフトをホスティングしているサイトでした。
オープンソースなフリーソフトをダウンロードするときはよくここへ行ってダウンロードしたものです。
海外サイトからのダウンロードは危険という先入観はあったものの、
「SourceFourgeなら大丈夫だろう」という謎の信頼感がありました。
昨今は、まあGithubがありますからね……。


個人的には別にスラドに入り浸った経験も特にないので語れる思い出があるわけではないのですが、
サイトを眺めてみると気になる項目がありました。
というのも、このサイトはニュースサイトでありながら個人も発信できるという体で、
日記機能というのを提供していたらしく。
そしてそのユーザー別エントリー数が全ユーザーのうち上位10名まで表示されていました。


自分のような限界ブロガーにとって、唯一のアイデンティティーは記事数が多いことです。
しかし基本的に他人の記事数を見ることが無いので比較対象をこれまで見たことがありませんでした。
スラドのランキングはある意味初めてそれと巡り会ったと言ってもいいかもしれません。
それによると全ユーザー中トップは約14,000本、4位で8,630本、5位で7,524本、10位で5,908本です。
ちなみにスラドは2001年05月開設で、今日現在でまだ1万日経過していません。
そのため、このランキングは1日複数回投稿を許すものであることがわかります。


このブログをスラドのランキングに当てはめると5位ということになります。
スラドで日記を投稿した人が通算何人いるのか公開されていないのがモヤるところですが、
ピーク時月間PVが8桁行っているそうなので24年間あればさすがに10万人は登録していてもおかしくなさそう。
「約10万人中5位」というのはそこそこ現実味がありそうな数字に思えます。
日本のブロガーは推計約500万人だそうなので、スラド外を含むと単純計算で250位前後ということになりますか。
まぁ超ざっくりにも程がある自己満足的計算ですが、
要するに自分みたいに書き続けている人というのは実は唯一無二ではなく、
むしろ国内だけでも数百人、もしかしたらそれ以上いる可能性があるということです。
ブログをやっていると、こんなことは自分一人しかやっていないんじゃないかというのはよく思うことですが、
おそらくそんなことはないと思うんですよね。
こうしてスラド内という小さな(?)集団の中でさえ自分よりたくさん書いている人が4人もいたわけで。


それはさておき、スラドが消えることでまた2000〜2005年のネット文化がひとつ消滅することになりますね。
ジオシティーズもインフォシークも消えちゃったしなぁ……。
まだ5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)がしぶとく残っていますが、
荒らしに対する運営の無力さや減少の一途を辿っているユーザー数などを考えると
サービス終了はそれほど遠くない未来に待っているのではないかと思っています。


#7167

思春期から続くエンドレスな活動

20年前の今日、初代ブログの開設をもって自分のネット活動が本格化しました。
初代ブログに関する思い出は同じ節目の日に何度も何度も書いてさすがにこれ以上ネタが無いので、
今回は「20年続けること」の是非について考えてみたいと思います。


1つのことを20年間続けるというのは、もちろん並大抵のことではありません。
しかも自分の場合、14歳からスタートしているため思春期のうちかなりの範囲をカバーしています。
だからこそ20年続けられているんだろうなという気はします。
これは聞きかじりの知識と経験則による教訓ですが、
人は良くも悪くも思春期から継続している活動はいつまでも続きやすいし、
思春期にやりたくてできなかったことは大人になってからいつまでも未練がましく追い求めやすいと思います。
自分もこの傾向は当てはまると思っているし、
大人になってから始めて知った文化はなかなか長続きしない一方で、
思春期以前から馴染みのある文化はいまだ強く生活に根付いています。


この「いつまでも」というのがどのくらいの期間を指すのか、自分はいままで真剣に考えたことがありませんでした。
ネット文化が数年周期で匿名掲示板、ブログ、SNS、動画と移行してきた経緯を考えると、
数年、長くても十数年単位で流行り廃りのサイクルがあるのだとなんとなく考えてきました。
ところが、ある程度定着した文化は世間の流行り廃りとは関係なくどこどこまでも続いていく。
このブログもそのひとつです。
世間から見た「ブログ」という文化自体は2005年の流行語大賞ノミネートをピークにずっと下り坂を走っているし、
アフィリエイト目的で考えても、もうオワコンと言わざるを得ません。
しかし、個人の活動はそういった世間の動向などとはまったく無関係に続いていく。
なんなら本人の意思とは別に、続けざるを得ないようなところさえあると思っています。
それだけ思春期から続けている活動というのは個人に深く根ざしている。


「いつまでも」というのがどのくらいの期間を指すのか……
それに対して現時点の答えを見出すとしたら、それは「物理的に活動できなくなるまで」なのではないかと思います。
今年05月に非公開化に踏み切ってもなお執筆自体は継続していることによって、
自分にとってブログはもはやインターネットに繋がなくても継続できることが分かってしまいました。
オフラインでいいのであれば究極的にはパソコン1台あれば物理的に活動し続けることはできるため、
あとはもう体力的に衰えるまでずっと続けていくことになるのではないかと思います。
それが幸運なことなのか不幸なことなのかは分かりません。
強制的に続けられなくなるような障壁があったらブログ以外の活動に注力できていたかもしれないし、
そっちの方がより成功できていた可能性はあると思います。
このブログは社会的成功を諦めているという点では生産的な活動とは言い難く、
これだけでは自分の人生は満たされないという重大な課題を抱えています。
しかし、そこまで分かっていても今更やめることはできない。
まあ、普通に考えてブログを捨てたところで社会人になってから始めた活動がうまくいく保証がないので、
軽率にやめないのは合理的だとは思いますが。


そういうわけで、20周年というのはとんでもなく長い活動期間のように思えますが、
実際にはそれはエンドレスに続いていく運命であり、人生全体からすると20年は通過点でしかないのだと思います。
ブランドやIPの生誕20周年とはわけが違うということですね。


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