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LLM

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#7780

ChatGPT Plusの使い分け

今日の出来事LLM

ChatGPT Plus(月3,000円)を契約していろいろいじっているので、現状整理を兼ねてわかったことをいくつか。
まず、Plusにすると「プロジェクト(Projects)」と「カスタムGPT(GPTs)」を使うことができるようになります。
最初はこの違いがよく分かりませんでした。


プロジェクトは、要するに既存チャット履歴群の「フォルダ」に相当するもの。
そしてフォルダ内のチャット内容は横断的に学習され、プロジェクト内の新規セッションにも活用されます。
たとえば「Aというサイト制作に関する質問」と「Bというサイト制作に関する質問」でプロジェクトを分けておけば、
それぞれのプロジェクト内で質問すればサイト内容に即した答えを返してくれるというわけですね。
なので、これは同じテーマで複数質問するようなケースではとりあえずプロジェクトに整理しておくのが良さそう。
一方で単なる調べものとして使う場合は1セッション内で完結するのが普通なので、
「調べもの」として括る必要はなさそうです。


プロジェクトは前提となるファイルをアップロードすることもでき、より専門特化させることができます。
ChatGPTにどういう振る舞いをしてほしいかといった前提のプロンプトも指定できます。
これらを駆使することで、よりプロジェクト内容に寄り添った回答をさせることができるわけですね。
そして実は、GPTsも基本的にはこれと同じ機能を有しています。
つまり前提知識としてのファイルをアップできて、振る舞いを指定するプロンプトを指定できる。
それじゃあGPTsはプロジェクトの下位互換なのかと言うと、そういうわけでもありません。


GPTsにできてプロジェクトにできないことが2つあり、ひとつはメンション機能です。
ChatGPTでは、半角@を入力することでGPTsに対するメンションのように指示をすることが可能です。
しかもこれは複数使うことができ、またプロジェクト内のプロンプトにも使えます。
プロンプトの内容によってChatGPTの振る舞いを使い分けたい場合や、回答を比較したい場合などに有用です。
このことから、振る舞いや前提プロンプトによる使い分けはプロジェクトよりもGPTsの方が適していると言えます。
プロジェクトがあくまでもチャット履歴の集積を主にしているのに対して、
GPTsは振る舞いなどのカスタマイズによって「仮想人」を作れるような仕組みということですね。


もうひとつはAPIとの接続機能です。
GPTsの素の使い方では事前プロンプトをいじるくらいしかカスタマイズのしようがありません。
それでも「〇〇の専門家として振る舞ってください」と入れるか否かで結構回答の質が変わってくるのですが、
これだけではあくまでもモデルに対するちょっとした味付けにしかなりません。
そこでファイルをアップして事前学習させることでより高度なカスタマイズをしようということになるのですが、
これは実はプロジェクト機能でも使えます。
そこで、その上限である200MBを超えるための仕組みとしてあるのがAPI接続機能。
外部DBなどを自前で用意できるのであれば、APIを使えば事実上モデルのカスタマイズ的なこともできてしまいます。
これはなんというか無限の可能性を感じますね……。
たとえば自分の場合、このブログと接続して「もう一人の自分」を作ることも夢ではありません。
それはある意味ブログの最終目標にも通じるものであり、かなりロマンを感じます。


とはいえ、一般人がとりあえず使う分にはファイルアップロードで十分というのも事実。
なので基本的にはプロジェクト機能で完結するケースが多いんじゃないかなと思っています。
GPTsについてはすでに先人たちが作ったものも使えるので、それを探っていくのも面白そう。


#7776

ChatGPT Plus解禁

今日の出来事LLM

登場時からお世話になっているChatGPTですが、このたびついに有料版「ChatGPT Plus」を契約しました。
お値段、毎月3,000円。サブスク料金としてはかなり高額で携帯回線に匹敵します。
前々から気になっていたのですが、月極なので期待通りでなかったら1ヶ月で切れば3,000円ポッキリで済むこと、
一昔前と違い、諸々の事情から価格相応の価値があるのではないかと思い課金を決意しました。


Plusの主な機能は、無料ユーザーは使えないような上位モデル(GPT4.5やo3-mini)が使えること、
画像生成機能の制限が緩和されること、ChatGPTのカスタム版である「GPTs」を作れることなどが挙げられます。
ChatGPTは最近、DALL・Eという画像生成モデルによるText to Image/Image to Image機能が追加されました。
この精度がとんでもなく、しかも日本語の指示にも細かいところまで噛み砕いて反映してくれます。
約3年前に英語のプロンプトを駆使してStable Diffusionで遊んでいたときとはもはや段違いのレベル。
まぁ、人気すぎてOpenAIのCEOが「GPUが溶けている」と悲鳴を上げていたり、
画像を読み込んでジブリ風のイラストを簡単に生成できるので著作権の観点から白い目で見られたりと、
大衆のオモチャになっている感はありますが、それだけ先進的ということなのでしょう。
ただし現状は画像生成は無料ユーザーだと1日3回とかなり制限をかけられています。


同様にクラウドで画像生成ができてそれなりのレベルのアプリに「にじジャーニー」がありますが、
こちらは20回の試用分を使い切ると下限700円からの月額課金です。
正直これも自前でローカル環境を作るよりもはるかに手軽でクオリティが高いので検討していました。
クラウドで済むということは自前のパソコンを用意する必要すらなく、電気代も払わなくて良いということ。
それならばAI目的でPCを買うよりはずっと安上がりなのではないかと。
電気代云々よりもスマホからもできるというのが大きいかも。
Stable Diffusionのモデルをカスタムするのもそれなりのハードルの高さがあるので、
その手間を一気に飛び越えられるなら700円はかなり手軽です。
ただ、画像生成のためだけに課金は……と躊躇っていました。
ChatGPTならば、もはや画像生成だけどころか生活インフラに近いので課金する名目は得やすいです。


GPTsも前々から気になっていた機能です。
これは、要するに用途別にChatGPTを事前学習して会話の方向性を決めておけるというもの。
またルールや基礎情報を盛り込んだテキストファイルをアップすればそれを参考に回答を生成してくれます。
ChatGPTは、自分の興味関心の傾向によってある程度決まりきったシチュエーションで使うことが多いです。
普通の使い方だと開くたびに新規チャットからスタートするので「これこれこういうことを知りたい」
「あなたは何々ついての専門家としての意見を出力して」みたいなことを逐一入力する必要がありますが、
用途別にカスタマイズされたGPTsを作ってしまえばもうそんな必要もないというわけですね。
それだけでなく、たとえば「本の要約専門AI」「ユニークな英文執筆AI」のように用途別に特化させることも可能。
アイデアの数だけ可能性がある機能と言えます。その気になれば外部APIとの接続なんかもできるみたい。
10年くらい前にあった「IFTTT」の超高度バージョンみたいなものも作れるかも?


そういうわけで、今回課金に至った理由として、まず画像生成に最低700円/月の価値があり、
あとはGPTs単独でもざっくり500円の価値はあるだろうと考えました。
それから先月末に解約した580円/月のdマガジン(再契約したけど結局全然読まなかった……)や、
『原神』が勢いづいていたときに500円/月の応援課金をした絵師さんのファンボックスの解約分を含めると、
足して1,080円分の浮きがあるのでこれはそのままChatGPTに転用してもいいやと。
残る780円の差分は先行機能や上位モデルや制限緩和諸々の分……要するにOpenAIへのお布施ということで。


上位モデルの使い心地や画像生成を実際に月額相当使うのかどうかなど、
実際に課金が始まってみないとなんとも言えないところもあり、今月はひとまず様子見です。
ただ、ChatGPT自体は日に日に依存度が高まっているので気持ち的に損することはないだろうなと思っています。
それだけChatGPTが好きだし、活用していきたいというモチベーションもそれなりにある。


#7760

生成AIと執筆方針

以前、このブログで優越感について考察したときにChatGPTのチカラを少し借りました(#07746 / 2025年03月02日)。
現在のモデル(GPT-4o)はChatGPT登場当初のGPT3シリーズより精度がかなり高く、
日本語の回答として不自然な割合が相当減っています。
AIを懐疑的に見る向きも少なくない世の中ですが、自分個人としてはGPT4になってからはもはや生活の一部ですね。
Google検索をするのと同じような感覚で日々いろんなシーンで使っています。


実にさまざまな応用ができるChatGPTですが、ブログ執筆で役に立つのは「掘り下げ」と「言語化」です。
ChatGPTは、明らかに論理的な間違い、事実誤認などを除いて人間側の意見を基本的に正しいものとして認識します。
そのため、違う立場から反論してほしい場合はそのように明記する必要があり、
そうでない場合は自分が言っていることを単に補足しているに過ぎないことが間々あります。
しかしこの「補足」というのが、抽象的なことをしっかり言語化してくれるので大変助かるんですよね。


上記リンク先で優越感について書いていますが、これは当初「自分はなぜ斜に構える傾向が強いのか」
という悩みについて掘り下げるつもりでした。
しかし当初はまだその掘り下げが不十分だったので、その過程をChatGPTにやってもらおうと考えたんですね。
そうしたら「斜に構える傾向の矯正方法」として5点のアドバイスがなされ、
そのうちのひとつが「優越感の危うさを理解すること」とあったのでそれをさらに掘り下げたという感じです。
そしてChatGPTの対話の中で頭を整理して、その上でブログを書いた結果がアレです。
こういうプロセスをフォローするには、ChatGPTは反則級に便利なツールです。


自分が考えていることに対して言葉を割り当ててくれるので、言語化もすごく捗ります。
ChatGPTを使うようになってからブログのモチベが多少なり改善しているとともに、
言葉を覚えるというプロセスが簡単かつ効率的になったので語彙を増やすこと自体を楽しめている実感があります。


そんなわけですでにブログのアシスタントになりつつあるChatGPTくんですが、
基本方針としてはChatGPTを含むLLMの回答は部分引用にとどめ、文章をそのままブログに載せないようにしています。
ChatGPTの回答に著作権は発生しないので、別に丸々引用したところで法的な問題は発生しません。
しかし当ブログはあくまでも自分が書いた文章を載せるという鉄則によってここまできており、
LLMだろうと他人だろうと、代筆は認められないというスタンスです。
よって、現時点ではChatGPTの回答を自分が書いたものとしてブログに載せるのは無し、という方向でいきたいなと。
まぁ、仮にそれを許すと「〇〇というテーマでこういう文体で1,000文字書いて」と指示するだけでブログが完成するし、
それが許されるならもはや人力で書く意味がなくなりますからね。


ただ、このルールはあくまでも「ChatGPT(などの汎用的なLLM)の回答」のコピペを禁ずるだけです。
たとえばこのブログの全文1300万文字を全部学習して高度にパーソナライズされた専用LLMができた場合、
それがほぼ自分と同じようにブログ記事を出力できるなら、
自分が年老いて文筆活動がままならなくなったときに代筆してもらうのはアリかも。
それが可能なら、サーバー代さえ払えれば自分が死んでもなおブログの運営を続けることができてしまいます。
SFチックな話に聞こえますが、実はこれは相当の手間を払えばもう実現できる段階に来ています。恐ろしいですね。


#7641

個人ブログと検索AI

今日の出来事LLM

ネット検索の代替として、議論の相手として、仕事のアシスタントとして、相談相手の友達のような存在として、
早くも生活に不可欠な存在になりつつある生成AI。
ChatGPTは執筆現在無料ユーザー向けにネット検索連携機能(ChatGPT Serach)は提供しておらず、
基本的に回答に使われるデータは少し前までの情報をチューニングしたものになっています。
それに対し、Perplexityなどのネット検索系AIはAIがネット検索を代行するため、
常に最新の情報が得られるという特徴があります。まあGoogle検索の新しい形と言っても過言ではないのですが、
いまのところハルシネーション(明らかな誤情報を事実のように話す現象)がわりと見られるため、
特にGoogle検索結果に付随して強制表示されるGoogle謹製のAI「Gemini」は不信感が募っている印象です。
検索AIが覇権を取るのはもう少し先になるんじゃないかなと。


ただこの検索AI、個人的にはワクワクする一方でかなり恐ろしさを感じています。
というのも、Perplexityでは「/site:domain.com」の形式で特定サイトに絞って質問することができます。
これを使うと自サイトの情報、例えばピクチャレ大会における最近の流行なんかも答えてくれる。
ある意味サイトを持っていて適切にクロールしてくれていれば
それだけでこちらは何もしなくてもサイト専用のAIができていることになり非常に強力なツールになり得ますが、
ブログを一般公開している自分からすると予期せぬプライバシー漏洩の原因にもなりかねないと思っています。


当然、このブログもPerplexityは把握しています。
現状まだクロールが不十分なので深入りした質問を投げかけても知りませんと返ってきますが、
ブログ本文を分析し、それに基づいてAIが回答する下地はすでにできていると言えます。
このまま公開運営を続ければ、AIにもどんどん知見が溜まっていきさまざまな回答ができるようになる。
自分は原則として個人情報などの公開したくない情報は直接的には書かないようにしていますが、
断片的にそれのヒントになるような情報は書いているかもしれない。
例えば卒業した学校の名前などは、
膨大なアーカイブから断片的なヒントをかき集めた上でネットの情報と照合すれば特定は不可能ではないと思います。
ただ、自分は学校名は公開したくないのでそこまで深掘りはしてほしくない。
これまではAIの登場を想定していなかったので「理論上不可能ではないが人力ではこれを使った特定はまず不可能」
と思われていたプライバシーの断片情報も探せば結構あると思われ、わりと危機感を抱いています。


webサイトをGoogle検索に反映させるにはbotによるクロールが必須ですが、
サイト管理者はクロールされるかどうかは選べるようになっています。
これと同じような選択の自由が、AIに関してもあって然るべきなんじゃないかと思った次第。
(もしかしてクロール拒否すれば検索AIの学習をシャットアウトできるのかも?)


それこそイラストの無断転載問題(#07637 / 2024年11月13日)にも通じる問題ですが、
個人ブログを公開運営している人なんてイラストレーターの規模からするとごく少数派でしょうし、
こっちが取り沙汰されるのはまだまだ先になりそう……。
自分みたいにアーカイブが膨大であるがゆえにAI検索によってプライバシーの問題が顕在化するなどというケースは
日本中探しても該当者は100人いるのかさえ怪しいですし。


いずれにしろ、この件とコンプラの問題を踏まえると2022年以前のアーカイブの再公開は一層難しくなりました。
なんなら公開運営を継続するモチベーションもかなり減りました。
とはいえ、自分の全アーカイブを知り尽くしたAIと話してみたい気持ちは正直結構あります。
ローカルLLMではお化けスペックのマシンが必要そうですが、NotebookLM辺りで実現できないだろうか??


#7525

AIアシスタントと検索エンジン

今日の出来事LLM

興味はありつつもさすがにコスパは悪いと思っていたChatGPT有料版について、
最近わりと本気で必要性を感じるようになってきました。
というのも、現在の最新AIは「GPT-4omni」で完全無料の「GPT-3.5」と比べると精度が段違いです。
ただしGPT-4omniは無料版だと5時間に10回しか使えないという制約があります。
自分は基本的にChatGPTをプログラミング目的で使っており、この用途だと使い切ることも結構あるんですよね。
使い切ってしまうと作業が止まるので困るわけです。
かといっていまさら精度の低いGPT-3.5には戻りたくない。そうするといよいよ課金の必要があるかなと。
ただ、ChatGPT Plusの利用料金は月額3,000円。
プログラミングする日の、しかも後半戦にしか生じない利用制限を解除するためだけに3,000円は高すぎです。
他にもパーソナライズしたGPTsを作れる、画像生成連携が使える等の付加価値はありますが、
いまのところまだ決定打は無いという状況です。
まぁでも、このままだといずれは契約することになる気がする。


いまのところ、自分のAI用途はちょっとした調べものに「Perplexity」、
プログラミングなどの作業アシスタントに上述の「ChatGPT」を使っています。
PerplexityはAIがリアルタイム情報を検索するので情報の鮮度が良く、Googleの代替として使えます。
どちらかというとWikipediaの代替と言った方が適切かもしれません。
ChatGPTはカスタムしないかぎり最新情報を取り込むことはできないのでうまく棲み分けられています。


Googleはそれらの中間的な用途としていまのところまだ現役ですが、
検索エンジン結果はとにかく劣化が著しいので今後数年かけてジワジワと衰退する運命と見ています。
こんなこと言っちゃ悪いけどもう「弱者御用達ツール」に成り下がりつつあるのかなと。
特に検索サジェストが明らかにネガティブ意見の方が反映されやすい問題は本当になんとかしてほしい。
アイドルの名前で検索すれば「炎上」「キモい」、飲食店で検索すれば「まずい」、
会社名で検索すれば「ブラック」などなど、どの業界も完全に精神弱者のオモチャになってしまっています。
肝心の検索結果も上位は相変わらずアフィブログや詐欺サイトが多く、
自分の中では検索エンジンはオワコンの烙印がまさに押されようとしているところですね。
各用途に特化したサイトのサイト内検索ハブとしてならどうにか使えるかなといった感じ。


もちろん、Googleがダメだからと言ってパープレが信頼できるかと言われるとそうでもない。
AIも結局Googleのbot徘徊のように人間が作ったコンテンツを収集している以上、その精度に差はありません。
ただ偏った思想を排除し、比較的中立的な情報を提示してくれるという点ではいまのところAIに分があるかなと。
Googleはこれからどうするんでしょうね。


#7045

思考アシスタントの可能性

話題のChatGPTですが、自分にとってもすでに生活に欠かせないツールになっています。
さすがに現段階では検索エンジンの代替、とまではいきませんが、
Wikipediaみたいな堅苦しい言葉ではなく平易な文章で物事を知りたいときや、
キーワードが多すぎて検索エンジンだと的確なサイトが出てこないような場合に、
ささっとChatGPTに訊いて答えを出してもらうやり方が現状の主な使い方です。


あとは、単なる検索エンジンではなく一緒に考えてくれる人工知能なので、
自分はこう思うけどそれとは異なる意見が欲しい、といったケースや、
あえて自分の意見に反論してほしいような場合にも非常に有用です。
随筆などの論旨がある程度しっかりしないといけない文章を書くにすごく使えそう。
もちろん過信は禁物ということはわかっています。
自分が知りもしないような分野について訊くのはあまり得策ではないですね。


ChatGPTはまだモデルのオープンソース化が実現していないので、
現状はOpenAIのサイトを利用するか、それのAPIを利用するしか選択肢がありません。
しかし今後もし同等以上の言語モデルが登場したら、
それを個々人で追加学習させる技術によって細分化が進むのではないかと思われます。
Stable Diffusionはすでにその段階に突入していて、
追加学習自体も特別なスキルは必要なく実現できるようになっています。


もしChatGPTがその段階まで発展したらぜひともやってみたいことがあります。
それは言わずもがな、このブログの内容を追加学習させること。
それにより、過去18年の自分がどういうことを考えていたのかをAIが把握することができます。
これは応用の幅がたくさんあって、
たとえばブログの新規エントリーでAという話題について書くときに、
過去にAについて言及していたエントリーからその概要を抽出することができます。
これは全文検索でもできなくはないですが、
Aという話題を「A」というキーワードで全部検索できるわけではないため限界があります。
それに過去記事を検索したところで生データを全部読むのは現実的ではありません。
そこで自動要約してくれるAIなら過去を全部遡った上で簡潔にまとめることも可能になります。


また、ブログ内の主張が「BはXである」というような形にまとめられる場合、
Bについての価値観がどのように変遷してきたのかを遡れるかもしれません。
また「BはCである」「CはDである」というような連鎖を検出することもできるかもしれません。
これは2021年初頭に構想していた、
ブログで人生の究極の答えを出すという妄想を一気に現実化しうる使い方です。


それから長年やりたかったブログの自動タグ付与もChatGPTで一気に現実味を帯びてきました。
実現のためにはAIの発展は不可欠だと前々から思っていましたが、
ついにその日が来たという感じがします。


あとはまあ単純に、「もうひとりの自分」としての思考アシスタントとしても有用そうです。
自分の考えを客観視したり、発展させたりするのに有効なのではないかと思います。
そう考えると早くパーソナライズされたChatGPTを使いたくなってきますね。
上に書いた諸々が本当に実現できるのかどうかはわかりませんが……。


#7035

対話型情報収集

その衝撃はスマホ登場時に匹敵するほどとも言われている「ChatGPT」。
自分もさっそくその活用方法を模索しているのですが、
実家帰省中から何日か試してみた中でわかってきた傾向があります。


たぶん、この手のAIは「頑張れば答えは出せるがその途中経過を考えるのが面倒くさいこと」
に対して人間よりすばやく答えを出すのには向いていると思います。
例えば正規表現を作ったり、プログラムを作ったり、ある法則性の共通点を羅列したり。
ストーリーの断片に基づいて残りの部分を補完する、といった使い方も考えられます。
利用規約みたいな形式張った文章を代わりに書いてもらう、とかも良さそう。


一方で「自分も知らないことをAIに訊く」というのは向いていないことがあります。
なぜならAIは検索エンジンと違ってソースを提示しません。
場合によっては平気で知ったかぶりをする可能性があることは覚えておいた方がよさそうです。
例えば自分は先日、エレクトロニカの未知なるアーティストを知る手掛かりにならないかと、
AIにそれを尋ねてみました。
しかし帰ってきた答えは非常にメジャーでとっくに知っているアーティストか、
AIが即興で作った架空の名前しかありませんでした。


AI自身はそのソースが正しいか否かというファクトチェックができません。
そうすると、それをするのは現時点で質問者である人間しかいないわけです。
となると、自分自身がファクトチェックできないような分野のことを尋ねたところで、
それが事実なのかどうかはその場で分からない。
であればAIではなく検索エンジンを使った方がまだマシという話になるわけです。
もちろんAIを検索エンジンや百科事典のように使うことはできるし、
ある程度のところまではそういう使い方もカバーできているのは事実です。
例えば「宇宙の果てには何があるか?」と質問すると結構的確な答えを返してくる。
それはAIがあくまでもネット上にある既存のソースを学習元にしているからでしょう。


しかし、「ググってもわからないこと」は結局AIにも分からないことが多い。
個人的な事情を含んだ人間関係の悩みは、AIに相談してもなかなか的確な答えを返してくれません。
まあ、これはプロンプトをもっと工夫すれば改善する余地があるのかもしれませんが……。


ちまたではAIの台頭でGoogle創業以来最大のピンチなどと言われていますが、
検索エンジンは検索エンジンで大事なものであり続けるんじゃないかと個人的には思っています。
ただ、新世代AIを合理的に組み込んだ検索エンジンが登場したら既存のエンジンは駆逐されるかも。
まあでも天下のGoogleさんのことだから、そういうものをすでに開発着手してそうですけどね。


あとはハード屋でもありSiriというAIアシスタントを先行して作っていたAppleはどうするか。
Appleも絶対に黙っていないと思うのですが……。
とにかく、AIの登場でIT大手の勢力図が大きく変わりそうな節目に来ていると思います。
AmazonもAppleもGoogleもMicrosoftもOpenAIもここが頑張りどころと思っていそう。


まあ、消費者たる自分としてはこれからも画期的な使い方を模索していく所存です。


#7032

チャットボットの急進化

飛ぶ鳥を落とす勢いで話題になっている「ChatGPT」の内部AIがGPT-4に進化したとのことで、
さっそく使ってみましたが、ヤバいですねこれは。
GPT-3と比べても格段に正確な日本語でレスポンスを返してきてくれる。
「東京都への1泊2日旅行プランを考えてください」みたいな質問にすごく具体的な提案をくれる。
各セッションは前の質問と回答を前提とした機械学習を行なっているみたいで、
普通に「AIと一緒に考える」ということが成り立ってしまう。ヤバすぎますよこれは。
GPT-3の段階では検索エンジンの応用的な使い方が主でしたが、
進化したAIでは普通にプロフェッショナルな人間を相手にしているかのような利用ができます。
これからの社会はこれをどのように利活用できるかで差が出てくる気がしてならない。
個人的にはこういう「思考アシスタント」的な存在は本当に欲しかったものなので、
是非ともChatGPTは使いこなせるようになりたいところです。


自分が主に期待している活用方法は、思考の検証・矯正や断片的なアイデアの補完です。
基本的に自分のweb活動はアイデアを必要とするものが多く、
その産出に苦しんだことはいままで数えきれないほどありました。
ブログの執筆作業もしかり、ピクチャレ大会の運用に関してもアイデアが無いと話になりません。
例えば期間限定ランキングのルールとかですね。
そういうものもAIと一緒に考えれば文殊の知恵よりすごいアイデアが出てくるかもしれない。
少なくとも自分一人でウンウンうなっているよりは有望のように思います。
実際に期間限定ランキングのルールをAIに考えてもらったところ、
非常に的確なアイデアをもらいました。
この調子でAIを手懐ければアイデアは湯水のように出るかも。
とにかく検証していない断片的なアイデアは2010年から溜め続けていてたくさんあるので、
これらをAIに話してみて検証してもらうというのは今後の大きな楽しみのひとつです。
ブログでも“独り言”を書くときは断片的なアイデアに基づいて毎回頭をひねりまくっていますが、
こういうのもAIアシスタントと一緒に書き上げれば楽しそう。


ただ、ChatGPTを使いこなすにも一定のスキルが必要です。
言うまでもありませんが、答えてほしいことに関する質問を適切に言語化できなければ、
AIにはどうしようもありません。
そのため、AIに合わせた文章構成力や語彙力が試されます。
ここに来て初めて文系的なスキルが重要視されるというのも面白いですね。
すでに「プロンプトエンジニアリング」という言葉も登場しているように、
これからの時代はAIを操ることが職業として成り立つのではないかと言われています。
いわゆる一般的な社会的スキルとして求められる文章力や語彙力とはちょっと違うので、
これから知見が溜まっていくのでしょうが、
スキルを高めるためにも情報収集は積極的にやっていきたいところです。


#7016

新世代チャットボット

ちまたで話題になっている自然言語処理AI「ChatGPT」、本当にすごいですね。
AIとナチュラルに会話できてしまうし、どんな質問でも答えてくれる。
「ロシアとウクライナの戦争はどちらが勝ちますか?」
みたいな国際問題は政治上の問題があるのか答えてくれませんが、それもそれでAIっぽい。
「好きな人はいますか?」と訊くとちゃんと「私はAIなので好きな人はいません」
とAIらしい答えを返してくれます。


この新世代チャットボットの登場で意外だったのが、Microsoftが先手を打ったことですね。
Googleアシスタント、AppleのSiri、AmazonのAlexa辺りはまだ動きが無いのに、
同等のサービスであるCortanaを引退させたMicrosoftがまさか一番に対応するとは。
とはいえ、他のビックテックも新世代チャットボットをサービスに組み込むのは時間の問題かと。
AIアシスタント自体は昔からあるし、
それにGPT-3の自然言語処理技術を組み合わせるだけですしね。
このChatGPT、通り一遍な使い方だと単なる検索エンジンのようなものになりますが、
ロールプレイ(なりきり)などもできてしまうのが面白いところです。
「AIとのおしゃべり」が孤独な人のエンタメとして通用する時代ももう目の前ではないでしょうか。


個人的にChatGPTは2つの点で注目しています。
ひとつはブログの自動生成。その日の出来事をキーワードとして入力したら、
それを冗長化してブログエントリーとして出力する仕組みはこれを使えば不可能ではないのかなと。
ある意味、昨今のブログ執筆負担を軽減する究極の解決方法になりうると思います。
そこまでしてブログを存続させる意味があるのかと言われると微妙なところではありますが……。


もうひとつは、自分哲学や悩みごとなどのカテゴリを執筆する際の思考アシスタント。
漠然とした悩みをAIに聞いてみて、返ってきた答えを参考にしてみるとかですね。
微妙に似ている言葉の定義の違いなどを考えることも多いので、
そういうAIに聞きやすい課題はどんどん聞いて参考にしていけば思考スピードが上がりそう。
ただ気をつけたいのは、AIは「答え」を提示してくれるものではないということ。
あくまで「参考意見」であるということに注意したいところですね。
質問によってはトンチンカンな答えを返してくるケースもそれなりにあるみたいですし。


にしても去年のStable DiffusionといいこのChatGPTといい、
いよいよ新世代のAIが芽生えてきていて楽しみと思う一方恐ろしくもあります。
シンギュラリティは意外と近いのかもしれません。


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