スマホのストレージと機種変
2020年秋に機種変した10代目携帯のiPhone 12 Pro Max(512GBモデル)ですが、
ついに先日初めてストレージが満タンになりました。
とはいえ、無計画に使ってのこの状態はまだまだ限界と言うにはほど遠く、
いろいろなアプリの使用状況を調べて不要なデータを整理すれば
空き容量を確保できる余地がまだまだあります。
ただ一方でスマホのストレージは徐々に圧迫されていく運命であることも確かであり、
「どんなに整理しても残容量がカツカツになる」という段階に突入する日は、
もはやそう遠くはありません。
iPhoneはすでに自分にとってオーバースペックなところがあり、
基本的に機種変する理由を見出すとしたら追加のストレージが欲しいことが唯一になります。
ただ、いまとなってはスマホも高級品の仲間入りをしてしまったため、
ストレージが無くなったからといっておいそれと機種変するわけにもいきません。
やはり機種変するからには値段相応とは言わずともそれなりの魅力は欲しいところです。
そこで、今回の端末は4年使うことを目安としています。
4年後なら現行機から大きく変化しており機種変するだけの魅力があるだろうという期待からです。
ただ、満3年を迎えて残り1年となる今年、秋に出るであろうiPhone 15の情報を見ていると、
どうも当初期待していたほどの変化は無さそうな気もしています。
当初期待していた変化というのはノッチの消失です。フロントが完全に画面だけになる。
ノッチにはスピーカーのほか顔認証のための赤外線カメラやインカメラなどが詰め込まれており、
これらはスピーカー以外はどう足掻いてもフロント以外に設置するわけにはいきません。
とはいえこれらが画面占有率の向上を阻んでいるのも事実。
これを解決するためには、カメラからは透明だがユーザーからは画面として見える、
いわばマジックミラーのような画面を作る必要があり非常に技術的ハードルが高いです。
画面技術で先行するサムスンなどですらまだ実現していないので相当難しいのではないでしょうか。
いちおう2024年にはAppleがこれを実現する、という報道もあるようですが、
それも憶測を含めた眉唾物であり本当に実現するのかは微妙なところです。
本当に実現するなら有力な機種変理由になりますが、
もし実現せずiPhone 14 Pro以降と同じダイナミックアイランドだった場合はどうするか……?
これが非常に悩ましい。正直現行機を5年運用する方が無難のような気がします。
なんと言ったって512GBが満タンになったスマホを引き継ぐとなると次は1TBですからね。
現時点で最新機種の1TBモデルは239,800円。20万円超えですよ。
これはさすがに慎重にならざるを得ないというか……。
まあでも、もはやPCよりも大切な生活必需品と考えれば安いのかもしれませんが。
ともあれ、しばらくは現行機のデータ整理をちょくちょくやりながら新情報を待つとします。