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#8014

最低限の一年

今日の出来事年間計画

今年はある意味、今後10年くらいの「1年というレンジ」をみる際の指標になるような1年だったと思います。
正直ベースで振り返ると、主にやったことはAI画像生成、創作が半分ずつといった感じ。
あとは現状整理と合理化、今後の見通しみたいな棚卸しは進みましたが具体的な成果は無く、
1年をかけて人生の中間地点を作ったというような実感があります。
もちろん、成果に乏しいという点で今年に対して良い評価を下すことはできません。
一方で、この体力・気力で1年を過ごす場合の及第点というのは現実的に見てこれくらいなんだろうな、
というような感じもします。これくらいがナチュラルに1年でできる行動量なのかなと。
ナチュラルにというのは、基本的に簡単にでき、余計な苦労をすることもなくできる範囲というニュアンスです。
有り体に言えば、いわゆる「努力」をしなくても日々の積み重ねでできる範囲。
この枠を越えるには、面倒臭いけど頑張ればできる、というレベルのタスクを積極的に設定していって、
そこに向かって能動的に「頑張る」必要があります。


そんなことは当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、
自分のここ2年の思想というのは努力を間接的に否定していた節もあり、当たり前のことができていませんでした。
要するに、実現可能性が低すぎることを空想しても不毛だという意識が強くなった結果、
確実にできることを合理的にこなしていこうという考え方が支配するようになった。
それによって、「できないかもしれないけど、頑張ればできるかも……」というような、
自分にとってキャパシティの閾値を越えるようなタスクは機械的に切り捨ててしまっていたように思います。
本来努力とは、「頑張ればできるかも」というギャップを埋めるためにこそ発揮されるものであり、
そういうタスクを切り捨ててしまえば発揮される機会が激減することは想像にかたくありません。


努力をしないと、結果的に達成感も得られないし挫折もしない。終始平坦な日々を過ごすことになります。
自分の無能さを織り込んだ合理的なタスクだけでは人生面白くないわけです。
そこで失敗してもいいから「できないかもしれないけど、できたらいいな」ということにあえて挑戦してみる。
挑戦してみないと達成感を味わうことは永遠にできません。
もちろんできなかったら悔しいのでしょうが、それは決して後味の悪いストレスではないと思います。
また結果的にできなくても、少なくとも「できたらいいな」という希望を抱いているうちは大きなエネルギーが宿ります。
その過程こそ自分のポテンシャルを引き出すために重要な所作なのではないかと。
これは、今年の03月時点ですでに出ていた考えです(#07755 / 2025年03月11日)。


今年は結果的に達成感を追い求めることはできませんでした。
創作設定という大型タスクは用意したものの、できるレベルまで相当希釈してから臨んだので行動的な負荷が少なかった。
結果、大キリ番記事を投げ出すという最悪の事態を避けられはしたものの、
一方でこれを2025年の成果として言えるかと言われると微妙なところがあります。
実態としては「できて当たり前のことをやっただけ」だからなんでしょうね。
むしろ掲載日前日まで着手せずに当日めちゃくちゃ苦しんで作った方が達成感はあったのかもしれない。


年間計画は、できて当たり前のことをめちゃくちゃ希釈してまで絶対やり通すようなものではありません。
できないかもしれないがやってみたいこと、かつ当年中にできなくてもペナルティが無いような事柄を、
あえてその年にやるんだという一歩を踏み出すためのサポーターのような役割が適しているのだと思います。


とはいえこれは理想論であって、「できて当たり前」のことさえもできないのが現実だったりするわけです。
結局最低限以上のことはまったくできなかった今年がそれを物語っていると言えるでしょう。
それを薄々感じていたからこそ、2024〜2025年の目標はずっと小さくしていたという背景もあります。
しかしこれではあまりにも効率が悪いので、どうにかしたいという気持ちがある。
行動量としては最低クラスの今年がある意味基準点で、
来年はここからいかにして「必要最低限」以上のことを盛れるかどうかがポイントになってくると思います。
逆に、金輪際動けないような年は「2025年を下回るのはマズい」というような指標になるわけですね。
現実的に2025年を大きく上回るような年は今後そうそう出てこないと思われ、
どちらかというとどうにかして今年以下を出さないように死守することになるんじゃないかと思います。
そしてこうした内省によって可能なかぎりタスクを合理化していくという営みは、
年齢が重ねれば重ねるほど重要度を増していく運命にあるんじゃないかと改めて思うわけです。



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