やる気が出ない原因を探る
とにかく押しても引いてもモチベが出てこない問題。
精神的に負荷を感じるようなことも特に無く、身体的に何か問題が生じているわけでもない。
……まあ少し前までやや疲労感があるような感じは否めませんでしたが、
ビタミン剤の服用を開始してからは日中に気怠い感じで寝たくなるようなことも無くなりました。
ネガティブな要素が何も無いのにやるべきことが着手できないというわけでもない……。
こんな体験はなかなか無いので戸惑っています。
というわけで今日は、いったん落ち着いてなぜ作業ができないのかを考察してみることにします。
まず、いまやるべきことは何か。
これは『ピクミン2』20周年に向けたピクチャレ大会というサイト内のイベント準備です。
具体的には期間限定ランキングの開催を目論んでいるのですが、これが一向に進まない。
作業の見通しは立っています。2021年から考え続けてきたルールも確定していて、
それを実現するのに必要な仕組みなどもどう作ればいいのかというイメージは概ねできている。
にもかかわらず、フロントエンドのモックからして全然進んでいない。
これ以外の作業に関しても集中力が続かないのかというと、おそらくそうではありません。
閑散期が終わっていまは上司から直々にお願いされている仕事をコツコツと進めているのですが、
それ自体は昨日かなり集中できて、没頭していたと言ってもいいくらい進みました。
年度末までは仕事が相当足を引っ張っていたのが、いまや逆のような状況になっているわけです。
少し前までゲームも全然集中できなくて30分も持ちませんでしたが、
ビタミン剤の服用を始めてからはまあまあ継続してプレイできるようになっています。
とにかく期間限定ランキングの制作のようなクリエイティブ系の作業が進まない。
他の趣味系作業は概ね問題ない認識です。
では、期間限定ランキングの制作が捗らない理由があるとしたら何か。これは主に2つ思い当たることがあります。
ひとつは、去年末にもやろうとして無理やり手を動かした結果、
想定していなかったバグによって直前で中止するという醜態を晒してしまったこと。
これにより次回は絶対失敗できなくなり、そのプレッシャーが重くのしかかっている感は否めません。
気力その他が正常化してきているとはいえ、
このプレッシャーを乗り越えられるほどのモチベはなかなか出てこないのではないかと。
要は、ハードルの高さを前に「醜態を晒す前に諦めたい」という気持ちを否定できないわけです。
もうひとつは、参加者が来ないかもしれない、開催を望まれていないかもしれないという不安感です。
期間限定ランキングはいわばピクミン界隈の同窓会のような立ち位置で開催されていて、
その性質上、参加する人とは事前にコンタクトを取ることがほとんどありません。
大会自体は第16回をピークに右肩下がりで参加者数が減っていて、
10人を切るようでは開催する意味は無いと思っています。
少なくとも、こんなに苦しんで開発を進める理由は無い。しかしそうならない保証も無い。
この辺の見通しの悪さは期間限定ランキングの開発を毎回滞らせている原因になっています。
だったらアンケート等で事前に調査すればいいんじゃないかと思うわけですが、
それをすると後に退けなくなるところがあり、1つ目の理由であるところのハードルがさらに上がってしまう。
まあ、心理学的にはインセンティブの不足によってやる気が出ないということなのでしょう。
この場合、それは他者承認とどうしても切り離せない問題でもあるため、
いずれにしろアンケート以外のなんらかの方法で過去大会参加者の何人かとコンタクトを取ってみて、
今度の20周年で開催して欲しいかどうかの意向くらいは聞くべきなのかもしれません。
万が一開催しなくても怒らないような相手を見極める必要がありますが。
この辺は界隈のコミュニティに参加してもう10年以上経つのに探り探りなのが情けないところです。
とにかくいまの立ち位置を毀損したくない、という保守的な思いが強すぎるのかも。
このことから分かるのは、自分はやはり他者承認が無いと開発をやろうとは思えない人間だということです。
自発的に手を動かせるほどweb開発が好きというわけではないのかも。
いや、去年夏くらいまではそうだったはずなんですけどね……。
そうでなかったらゼロベースからのフルリプレイスなんてできるはずないわけで。
あのプロジェクトよりもはるかに小さいはずの目下のタスクに何も着手できないというのはつくづく不思議。
まあ、改めて自分は他者の承認ありきで動く人間なのだということですね。
そのことをゆめゆめ忘れずに他者と関わっていきたいと思います。