推しのサイン会に参加した
先週末、とある萌え系イラストレーターのサイン会に参加してきました。サイン会自体が初めての体験です。
2022年にいわゆるパトロンサイトへの課金を解禁してからいわゆる「推し活動」をするようになった自分ですが、
今年はVTuber文化への接近、コミケへの参加など明確に本格化した印象です。
そしてその中でも最推しとも言える絵師さんが、夏コミの終わりに初めてのサイン会を開催することを発表しました。
一般枠(先着順)と支援者枠(抽選)とが用意され、
自分は支援者だったので当然そのアドバンテージを活かして支援者枠で応募しました。
すると、なんと当選してしまったという。それが1ヶ月半くらい前の話です。
サイン会は秋葉原のイベントスペースで行われ、小さな合同展も開催されていました。
グッズを1品だけ選んで買い、待機スペース代として値段が自販機の10倍はするドリンクを頼んで30分ほど待機。
支援者枠の当選者は15人くらいで、男女比は14:1。
そんな中、秋らしいミニワンピを着た女子大生くらいに見える若い絵師さんが登場しました。
冬コミ時点で初対面を果たしたときは「きれいな売り子さんだなぁ」と思っていましたが、
そのときはまさか本人とは思っていませんでした。
列に並んでムサいオタクたちの相手をする絵師さんを眺めているとほどなく自分の番になりました。
「お名前教えていただければ書きますよ」と言われたので、
スマホのTwitterでフォローしている画面を見せてサブアカ名義で名乗りました。
すると絵師さんは「あっ、あのいつも反応してくださっている……!」と、顔を上げました。
列に並んでいる間はどういう褒め言葉が適切なのかいろいろ考えていたのですが、
まさかの反応に驚きと嬉しさのあまりすべてが吹っ飛んでほとんど言葉が出てきませんでした。
この方は約10万フォロワーを抱える人気絵師であり、
夏コミの際には熱のこもったオタクが大行列を形成してそのあまりの人気の高さを再認識せざるを得なくなり、
自分がファンの最前列にいるように錯覚していたことは驕りだったと思い知りました(#07548 / 2024年08月16日)。
確かに絵師さんのポストは真っ先に拡散するよう心がけていましたが、
そのポストもたいてい数百リツイートはされるのが当たり前で、微力にしかなっていないと思っていました。
しかしまさか自分のサブアカ名を覚えていてくれたとは……。
先日ちょうど推しを続けることの難しさを実感していたところでしたが(#07595 / 2024年10月01日)、
今回のサイン会は推し活動の燃料を多く補充する機会としては最高だったのではないかと思います。
この方がトップクリエイターに上り詰める前にオリキャラを描いてもらうのが夢ですね。
もうかなり名が売れてきているので依頼するだけで十数万円かかりそうだけど……。