音楽体験のマンネリ化
音楽のマンネリ化がやや深刻な段階に入ってきたと思うので状況整理を。
自分にとって音楽は長らくiTunes Storeなどで能動的に探し、視聴などで購入候補を吟味し、
そして厳選した結果買うと決めた作品のCDアルバムを買ってライブラリに取り込んで育てていくものでした。
またライブラリを楽しむにあたってはその時点の趣向に沿った即興プレイリストを作るのが当たり前でした。
しかしタイパが大切な価値観になった昨今、これら選定作業はあまりにも手間がかかりすぎるという現実があり、
特に「アルバムを買う」という行動は上京してから大幅に衰退。
それによって新規楽曲があまり入ってこなくなり既存楽曲ばかり聴き回す時期が長く続いていましたが、
いよいよそれもマンネリ化してきて音楽趣味の滅亡を予感するようになったため、
2023年12月に長期契約を前提としてApple Musicのサブスクに加入しました。
これによって2024年は1年を通じて「音楽の年」と言えるほど音楽が再興しました。
以後、従来のマイレートとは別に「お気に入り」楽曲が蓄積していくことになり、
そこから自動再生(∞)プレイリスト機能によって似たような未知の楽曲を延々流すというスタイルが確立しました。
2025年の半ばくらいまではそれでおおむね満足していたのですが、
結局お気に入り楽曲から芋蔓式に見つける楽曲というのはそれぞれ似たようなベクトルの楽曲だったりするわけで、
いつしかお気に入りプレイリスト自体が似たり寄ったりの楽曲ばかりになってしまいました。
とはいえ、現状お気に入り以外から受動的に楽曲を発掘する方法が確立していないので、
手を打たないかぎりはマンネリから脱出できないという泥沼に陥ってしまっています。
そんな中、2007年末からずっと好きだったテクノポップ系統への飽きも少し自覚しつつありまずい状況です。
そこへ畳み掛けるようにmacOS 26におけるApple Musicの信じられないレベルのUI大改悪も重なり、
音楽関係のモチベーションは再び危険な状態です。
まぁ、結局のところスマートプレイリスト等で小手先の改善はできても、
長期的に音楽を楽しみ続けるには能動的に楽曲に興味を持ち、探すという手間を払うことは不可欠なのでしょう。
ライブラリは基本的に最後に手入れをしたときの価値観で固定化される傾向にあり、
いまの自分の「お気に入り」プレイリストもVTuberへの期待が高かったころの価値観がそのままパッケージされています。
一方、自分自身の興味関心は移ろい続けるわけで、
音楽もそれに合わせて変えていかねばどうしても本心から楽しみ続けることはできない。
これは音楽に限らないことですが、やはり長期で楽しみたいならその都度メンテすることが重要なのだろうなと。
いま、音楽に関する作業は毎月10日のライブラリバックアップのみですが、
ライブラリの点検と新曲探しも定常作業として入れようかなと思っています。
それが続くかどうかはなんとも言えませんが。