Chrononglyph

本家ブログ移転計画

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#7536

ブログの保存先をGitHubへ

このブログは過去最大の存続危機の中でブログ執筆エディタをUlyssesからObsidianに移行し、
ある意味そのおかげでどうにか運営放棄には至らずに持ち直しました。
それからObsidianを活用することを念頭に4代目ブログとして再出発する見通しが立ち、
今日でそのリミットまであと1ヶ月ということになります。
そこで今回、再出発に先立ちブログの保管先をiCloudからGithubへ移行しました。


Evernote以降のあまたのメモ管理ツールと違って
Obsidianはクラウドサービスではなくあくまでもフロントエンドを提供するアプリであるため、
データの保存先は別に用意する必要があります。
自分の場合はこれまで、iOSアプリでも読み書きしたいのでiCloudを使ってきました。
iOS版Obsidianを使う場合は基本的にこれか公式同期サービスの「Obsidian Sync」を使う必要があり、
後者は有料サービスとなっているため無料の範囲では事実上他に選択肢がありません。


しかしiCloudはシステム上の制約でアプリ起動ごとに設定ファイルを再ダウンロードしているらしく、
その兼ね合いで不具合を起こしやすいのが非常に大きなネックになっていました。
起動にものすごい時間がかかることがあったり、編集中にいきなりエラーで落ちたり。
それにiCloudで管理するためにはiCloud Driveの指定ディレクトリに保存しなければならず、
これはブログとしての開発ディレクトリは別に管理したい自分としてもなかなかの悩みどころでした。


そこでこれらの問題をほとんど解決してくれたのがGithubです。
まずGithubにプライベートリポジトリを作り、それをブログアーカイブのマスタデータにします。
PC版Obsidianには自動でGitへアップロードするプラグインが存在するので執筆環境とクラウドの同期は問題なし。
この管理方法ならファイルの置き場は問わないので開発ディレクトリ配下に入れても良くなります。
スマホで読みたいというニーズについては「Working Copy」という使うことで
好きなリポジトリをダウンロードして随時最新化することもできるうえ、
Markdown書式にも対応していてプレビュー機能も備えているため
ほぼプレーンテキストのブログを読む分にはiOS版Obsidianが無くともこれでほぼ完結します。
まぁ、そもそも4代目を公開運営するなら自分もwebで読むことになるわけですが。


とりあえずこれでiCloud特有の不安定さは回避できます。
唯一最大の欠点はWorking Copyからgit push(アップロード)することができないという点ですね。
これを克服したいならサブスク登録する必要があり、
それなら最初からObsidian Syncを使えば良いのでは、ということになってしまう。
スマホで読んでいて「ここの文言をちょっと修正したい」みたいなシーンはないわけではないので、
いまはとりあえず無料の範囲で解決しましたがゆくゆくは結局課金することになるかもしれません。


さて、これを皮切りにいよいよ20周年へのカウントダウンが始まったわけですが。
無事に走り切れるのかどうか、この1ヶ月は改めて踏ん張りどころです。


#7524

ブログの立ち位置の変化

さて、4代目ブログを開設(移転)できるかどうかいよいよ瀬戸際といったところですが……。
やはり現実的に公開運営は難しそうな感じはしますが、それでも公開したいという意向に変わりはありません。
ただこのままだと公開したところでどこかで更新が止まりそうな予感はします。
結局安定的継続のための有効的な施策は見出せていないわけで。


とりあえず今後の方針を整理しておきます。
棚卸し(#07502 / 2024年07月01日)では今月内にブログ用のフロントエンドを完成させるのが目標でした。
まあこれはVerselのテンプレートを応用すればめちゃくちゃ簡単に実現できることが判明したので、
プロトタイプ版で良ければそこまで高いハードルではないかなと。
来月に独自機能の追加を目論んでいましたが、それは可能な範囲でできればと思っています。
かつてAI自動タグ付与などの機能を構想していましたが、
そういうものをすべてを諦めさえすれば公開はできないわけではないということですね。


ブログ移転問題は本質的には技術的な云々よりもメンタルや思想の問題であるようにも思いますが、
とりあえずフロントエンドは08月に2回ある3連休で完成まで持っていく方針です。
07月はピクチャレ大会改修に注力したため全然着手できませんでしたが、
そっちがひと段落さえすればプログラミングのモチベはあるのでなんとかなると思いたい。
あとはブログそのものを安定的に継続する目処を立てられるかどうか……。
現状、06月中旬まではともかく06月下旬からなんだかんだで7日で7本ペースも維持できていないので、
このままだと本来のポリシーであれば公開運営に踏み切るのは不合理だということになります。
この不合理な状況を打破するために有力なタスクは、ストック記事を最低7本(1週間分)用意することです。
記事のストックは2017年ごろから構想がありますがいまだ一度も安定できていません。
7年実現できていないことを来月の1ヶ月間でできるわけがないんですが、
ひとまずはそこを目標としたいと思っています。


自分にとってブログは生き甲斐というより宿命じみた何かであり、必ずしも活動の優先順位は高くありません。
両立は不可能であり、他の活動が進行すればこちらは必然的に停滞する。
でも、それを受け入れた上でなお隙間時間を見つけて継続させようというのが現在のスタンスであり、
またいままでもなんだかんだでそうやって継続してきたわけです。
今後も他の活動との兼ね合いで紆余曲折あると思いますが、
まあ地味ながらも脈々と続けていくというのがブログのあるべき姿かなといまは思っています。
年初当時、移転計画は年間計画の目玉みたいな立ち位置でしたが、
そもそもそうやってメインの仕事として頑張るみたいな類の活動ではないのかなと。
結果的にピクチャレ大会開発の片手間でやる仕事みたいになっていますが、
このくらいのポジションの方がむしろ妥当な気がしています。
ブログはweb制作の実績にもならないし、かといって他人にニーズのあるようなコンテンツでもないですからね。


昔は自分にとってブログはアイデンティティーの多くを占めていると思っていたので、
周囲にも実績として吹聴していた時期もありますが、いまはブログをそういう風に扱うのはありえません。
それは自分にとってブログの価値が落ちたというわけではなく、むしろ逆なのではないかと思っています。
軽率に他人に話せないほどブログが自分と切って離せない何かになったという。
こういったステージの変化を経てブログはどういうスタイルで運営するのがいいのか……。
20周年までに結論は出ないと思いますが、これからも向き合いたいものです。


#7491

ブログ活動と問題解決プロセス

ブログ20周年を迎える前に明確に越えておきたい壁が、ブログとその他活動の両立問題です。
この問題は直近のブログ非公開化の原因としてあるだけではなく、
そもそもブログ活動のモチベーションが下がるたびに浮上してくる長きにわたる問題でもあります。
これまでの運営歴のうち、この問題を本当の本当に意識せずに運営を存続できていたのは
ブログ以外のネット活動が存在していなかった2005年以前のごく最初期だけにかぎられるのではないかと。
基本的には2005年のおい森同盟以降、ブログは何かと並行して書くものであり続けてきました。
さらに言えば、そのネット活動自体がリアル活動と並行して行うものでもあります。
そしてしばしばバランスを崩してはブログが最初の犠牲になってきました。


これまでの経験則から言って、まず単純な両立は困難であるという事実は否定できません。
ブログ以外の何かに意識や興味関心が強く引き寄せられるほどブログはおざなりにならざるをえない。
たとえば仕事の繁忙期、何らかのイベント、新作ゲームの発売日、作業を伴うさまざまな規模の計画などなど。
オンオフ問わずある活動に意欲的でそれに注力したいときというのはたいてい当てはまります。
こういうときは余暇を捻出するのが難しいからです。
最近はどうにかして捻出するよう意識しつつもありますが、
そもそもブログ以外に強く意識が向いているときというのは執筆作業のモチベーションが低いことが多く、
時間を確保できたからといって書けるともかぎらないのが難しいところです。


では、逆にどういうときにブログが捗るのか。
これはぶっちゃけてしまえば、何もやる気が無く非生産的な生活を送っているとき、
気持ちが後ろ向きで生産的な活動をしようと思えないようなときです。
あくまで相対的に捗るときの気持ちの傾向であってブログを書くとき常にこうだと言っているわけではないですが、
これまでの傾向として後ろ向きな時期ほど執筆量が多くなるのは確かです。
非生産な日々に何もできなかったと言わないための予防線のような立ち位置なんだと思います。
他にもいろいろと思い当たる要因はありますが、いずれにしろ表の活動が停滞しているときの方が捗るのは確か。
だからこそ、改めて「1日1本書く」というのは人の性を無視したルールであると言わざるを得ず、
一歩引いて「7日で7本書く」というルールに改訂しようという方針に変わりはありません。
ただ、それで果たして妥当なのかどうかはなんとも言えない。
かなり細かい粒度で1週間の生活スタイルを見直し、実践する必要がありそうです。


ところでこれはブログにかぎらず生活全般に言えることですが、
そろそろ問題解決プロセスそのものを見直す時期に来ているのかなと思っています。
たとえば最近改めて趣味の浮気性についてよく考えてみたところ、「浮気先」の物事は泡沫的な興味関心に過ぎず、
決して元々の活動と対等ではないという気づきがありました(#07458 / 2024年05月18日)。
これをもう一歩踏み込んで考えてみると、YouTubeなどのキュレーションで上がってくるトピックスが
直近だとマイクラやテトリスといった泡沫的な興味関心のきっかけを作る要因になっていて、
そういったメディアに依存していることが興味散漫に陥りがちなそもそもの原因だと考えることができます。
ということはつまり、興味が散漫なことを悩んでいるならメディアの利用方法を考え直せばいいと言うわけです
(そこから先もまた考えるべきことが多く単純な話ではないですが)。
少なくとも先日書いた「対等であるかどうか」というのは
泡沫的な興味関心を既存の活動停滞の言い訳に使ってはならないとする教訓としては大事な視点だとは思いますが、
改善を目的とすることを念頭に置くとそれほど重要ではありません。
またこの場合、「メディアにすぐ感化される自分の性格」も原因だと言うことができるかもしれませんが、
変えることのできない人の性質や物事を否定するような結論に意義はないと改めて思います。
この辺は個人的なところでは上京前後、いや2023年辺りを境に大きく変わった考え方です。


結果に対する後付けの言い訳はいくらでも思いつくし書くことができる。
ただ、そもそも実効性のある改善を望むのならそういう思考自体あまり有意義とは言えない実情があるでしょう。
結果分析も理解を進めるのに必須なのでまるっきり無駄だと言いたいわけではありませんが、
それを踏まえて「実践可能な改善策」へと辿り着かないとあんまり意味がないのかなと。
もちろん、それがそうそう簡単ではないことは重々承知しているところですが……。
とにかく、長らく平行線のまま解決できない問題は捉え方がそもそもおかしい可能性がある、
と疑う習慣はいまからでも持っておきたいところです。
ブログもそうですが、長年並行線のまま改善できていない問題というのは山ほどあり、
これからはそういったことを片付けるのが人生の主な課題になってくるんじゃないかと予感しています。


#7382

自動タグの具体的手法

4代目ブログ開設にあたってのマストは「機械学習による自動タグ付与」と考えてきましたが、
これもざっくりとした願望をただタスクとして横流ししているだけのように思われ、
具体的にどうやってChatGTPのような生成AI(=LLM)を活用してタグを付与するのか、
お風呂に浸かりながらちょっと考えてみました。


たとえば、2005年のアーカイブには『メテオス』のプレイ日記が大量にあります。
これらは当然「メテオス」というタグを付与してほしい。
記事内検索で「メテオス」という単語があればタグを付与する、という仕組みなら人力でも作れますが、
問題はゲームタイトルに必ずしも言及しているわけではないということです。
『メテオス』という単語は出てこないが、チャレンジモード「ヘブンズドア」については言及しており、
人が読めば明らかに『メテオス』のプレイ日記と分かるものも「メテオス」タグが欲しい。
一方、例えば今日の記事にはこのように「メテオス」という単語は登場しますが、
一例として挙げただけで明らかにプレイ日記ではありません。こういう場合はタグは付与したくない。


ここでまず、「メテオス」と「ヘブンズドア」のような親子関係にあるキーワードを紐付け、
どのキーワードをタグとして採用するかどうかを定義する必要が出てきます。
そしてそれは親子関係それぞれが世間に広く普及しているならともかく、
『メテオス』の例のようにゲームの固有名詞についてLLMが判別するのは困難でしょう。
というわけで、まずこのキーワード間の紐付けについてはある程度人力作業は不可避。
これが要するにタグつけ作業なので、当初想定していた全自動でのタグ付けはそもそも不可能であり、
相当の時間を使って自分が人力でやる必要があるということです。
まあ、各キーワードのざっくりとした分類はAIにもできるかもしれませんが……。


そしてもうひとつ、いま書いているこの記事にはメテオスという単語は出現するものの
『メテオス』のプレイ日記ではないのでタグはつけないと言ったように、
記事の主題を読み取って適切なキーワードを抽出するという作業が必ず発生します。
2014年の3代目移転でいままでタグが存在しなかったアーカイブに人力でタグを付与した際は、
この作業も人力でやりました。読まないと分からないので当時にして3800本の記事をすべて斜め読みしたわけです。
それですら1年以上かかったのに7300本ある現状で同じことができるはずがありません。
これはプログラムに頼らざるを得ないのでどうにか自動化する方法を探したいところ。
LLMでも、記事を食わせてキーワードだけ出力するというのはできる気がします。
ただ、そのためには最低限強化学習の方法を把握する必要はありそう。
ChatGTPのプライベートモードでやるにしろ自前で環境構築するにしろ、ハードルは高そうです。
前者は課金が必要になってくるし、
後者はMacbook Proですら生成が非常に遅いため時間的制約に困ることになる可能性があります。
プライベート(内容をChatGTP本体へ送信しない)で運用できるなら
月2,000円程度なら一時的に課金しちゃった方が諸々の面で良さそう。GTP-4も試せるし。


まあいずれにしろタグ付与問題はこれだけで数ヶ月は要する大きなタスクということです。
そもそもアーカイブの大半は引き続き公開しないことにする可能性大なので
今回の移転に合わせてやる必要もないと言ってしまえばそれまでですが、
まあできるかぎり足掻いてみようと思っています。


#7348

CMSレスという方針

今年の年間計画のひとつであり山場でもある、このブログの4代目への移転計画。
当初は「ヘッドレスCMS+フロントエンド」という組み合わせを想定していましたが、
もはやフロントエンド部分だけ作れば解決してしまうかもしれません。
去年の最大プロジェクトだったピクチャレ大会移転はバックエンドも作っていましたが、
今年はその部分がごそっと割愛できるということになります。


というのも単純な話、執筆ツールであるObsidianがそれ単独でCMS的な役割を担えるから。
これの利点は独自ファイルではなく単なるMarkdownファイルとして保存される点です。
そのため外部からいじり放題というわけ。
単純な話、mdファイル化された各記事の最新編集分をGitでサーバーに反映さえすれば、
あとは記事番号から読み出して表示するだけでブログとして成り立ちます。
もちろん記事一覧などの機能を作ろうとしたらもっと手間はかかるし、
現実にはむしろそっちが作業のメインになるかと思いますが。
いずれにしろ、ヘッドレスCMSならぬ「CMSレス」的な運用で十分いけそうな気がする。
この方法なら投稿作業の一切合切をワンボタンで済ませるという当初の移転条件も満たせるはず。
Gitでサーバーに反映させる手順をスクリプト化して、
そのスクリプトを実行するボタンをObsidianに設置すればいいわけです。


最低限、移転先のガワを作るだけなら丸4ヶ月も要らない気がしてきた。
まあ……もちろんタスクはそれだけではありません。
過去記事を洗ったり、非公開運営になる直前に量産した書きかけ記事の処理もまだまだです。
むしろこっちの方が厄介な問題なのかもしれない。
でも、だからこそこれをサッパリきれいにしたら見える世界が変わる気がします。


ブログそのものの非公開化を決心したとき、自分のブログはもう終わりだと思ったものです。
でもあれから半年余りが経ち、結局こうして書き続けることを辞められているわけではありません。
非公開ゆえ、誰一人見ていないにも関わらずです。
これこそ自分が承認欲求を一切必要とせずとも続けられる唯一の活動なのだと改めて実感しました。
であれば、それに対して自分なりにできる限りのことはしたいものです。
どうせまだまだ今後末長く続くのでしょうから。


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