Chrononglyph

会社(第4社)

#8074

部署ごと閉鎖へ

いつかこの日が来るのではないかと思っていましたが、
いまの仕事で関わっているプロジェクト……というより部署そのものが「消滅」することになり、
自分は年度末かぎりでこの現場を離れることになりました。
いわゆる客先都合退場は初めての経験です。


自分はこの現場に2024年夏に入ったので、1年9ヶ月お世話になったことになります。
非web系のIT企業に入ってメイン業務の役に立つwebアプリやRPAツールを提供するという、
情シス?のようなポジションでした。
パートナー企業と客先企業の関係は8年くらい続いていて、
自分が任されたのはそれまでに作られた雑多なツールの数々の保守や運用だったわけですが、
明らかになんちゃってプログラマーが書いたであろうスパゲッティコードの数々に驚愕したものです。
当然メンテナンス性は最悪で、いまだにバグもボロボロと出てくるので、
そのバグ修正やリファクタリングをするという名目でかなり業務時間を稼いだこともあります。


去年の段階から人件費を払っている客先企業は前々から「部署の人数を2人減らして1人にしたい」という意向があり、
自分たちを管理している直属の上司はかなり粘っていたみたいなのですが、
とうとう「ツールの管理も我々で引き受けるから撤退で」ということで話がまとまってしまったようです。


まぁ、覚悟はしていました。参画直後はともかく、ここ1年はずーっと暇でしたからね。
参画当初は「既存ツールの大型改修計画がある」という話があり、
それも引き延ばしに引き延ばした結果2025年春にようやく改修箇所を最小限の最小限に抑えて実施。
その直後に長年部署を見てきた古参のマネージャーがいなくなり、その後釜はすぐにクビが飛び(#07848 / 2025年06月11日)、
その補填としてさらに入った後釜の上司は新規ツール開発のために客先社員との関係作りに注力し、
かなり粘ってもらっていたみたいなのですが、結局ダメでした。
客先社員も味方につけていたもののその社員も権限の問題でGOサインが出せなかったようで、
そうこうしているうちにもっと上の立場の人によって我々全員のクビが飛ぶことになったと……。


04月以降の見通しはまったく立っていませんが、
次の現場探しに2ヶ月以上の時間的猶予を与えられたのはむしろラッキーだったんじゃないかと思います。
今度の今度こそうちの営業部の真価を問うときが来たのかもしれない。
自分としては今回はオフィスビルは快適+人間関係も良好+仕事も楽という3重楽だったこともあり、
次がIT企業として平凡レベルにキツかった場合はギャップで潰れてしまう可能性は否定できません。
特にテレワークを希望するか否かはかなり迷いどころ。
いきなり週5出社だと通勤時間によっては睡眠の問題を抱えている以上2022年の悪夢再来となる可能性があり、
しかしフルテレワークだと押しても引いても集中できないという問題が起きるのは明白……。
いまのように週2〜3出社程度がちょうどいいバランスだと思っていますが、
どの選択が無難なのかはなんとも言えません。


どういう仕事をしたいかについても悩ましいところですが、
もう世の中の流れ的に開発じゃないと嫌だというようなことを言うつもりはありません。
が、開発をするならAIが使えるかどうかというのはかなり重要な判断材料になりそう。
逆に言えば、AIさえ使えるならあまり触ったことのない言語でもどうにかなりそうな気はします。


ともあれ、いまのようにゆるい仕事場で趣味にかなり重きを置けるのは今冬限りとなりそうです。
残業がそれなりに発生すれば平日は趣味どころではなくなり、ライフスタイルは変えざるを得ません。
そういう意味でも、いまは行けるところまで行きたい……というか少なくとも停滞している場合じゃないんですよね。


#8069

シフトの可能性

直属の上司と少しだけ次年度の話をしました。
端的にいうと、交渉中の単価は自分が昇進するレンジに被せる方向で調整してくれるということと、
次年度(04月〜)はエンドユーザーは変わらずにJavaの開発案件にシフトする可能性があると言われました。
まず、昇進については自分としてはかなりありがたい話です。
実際に担当営業が交渉している額はもっともっと上らしいのですが、
自分としてはとりあえず今年度は昇進さえすればそれ以上は望まないというスタンス。
上司もそのくらいがまあ上限だろうという話でした。むしろ、いまの仕事を考えるとこれでも高すぎるくらい。


開発系にシフトするという話は、自分がそちらを希望したからシフトするというわけではなく、
客先都合でいまの部署を畳む可能性が高いのでそっちへ行かざるを得ないという話のようです。
自分がいまの部署に参画したのは2024年夏ですが、部署自体は2018年ごろから続いていました。
名目上はエンドユーザーにwebツールを作って提供して保守・改修を行うという部署ですが、
直近数年は新規開発案件はほぼ入ってこない名ばかり業務支援という立場に収まっていました。
部署に人件費を払うお客さんからしてみれば、やはり経費の無駄なわけです。
自分は「これからガッツリ開発するから」という誘い文句である人の後釜として入ったのですが、
結局こんにちまで新規開発の話は出てきませんでした。
そして新規開発が無いなら自分たちの立場も危ういだろうとは前々から思っていました。
たぶんこれまでもなんやかんやで粘ってきたと思われますが、次年度でとうとう引導を渡される可能性があると。
今年度にずっと部署を引っ張ってきた最古参のマネージャーがいなくなってしまい、
上層部でも変革・再編成が進んでいるので次年度で解散になる可能性はタイミング的にもかなり高そうです。
自分もいまの部署でずっと消費するのはしんどいと思っていたのでありがたい話です。
仮に「部署のうち1人残して他をシフトしたい」という話だったとしても。


これらはまだまだ可能性の話でしかないのですが、
もし次年度からシフトするとなると生活も変わらざるを得ません。
正直に言うといままではかなり暇でこんなことでお金もらっていいんだろうかと思うレベルだったので、
一転して忙しくなれば当然心理的負荷は高まるでしょう。
いまは趣味に全振りできていますが、そういうわけにいかなくなるかもしれない。
それに心が耐えられるのかという心配はあります。少なくともテレワークの働き方はガラッと変える必要があるだろうし、
出社頻度も改めて考え直さなくてはならないと思います。
ただ、もし上司の提案通りに話が進むなら自分は次年度に昇進し、基本給のランクも1つ上がることになります。
おそらく月給も数万単位で上がるはずで、
それだけの報酬をもらっておいていざ心理的負荷が高まったらリタイア、というのはさすがに人として避けたい。
それに、ここさえ凌げば金銭面はかなり明確に潤うのも確かです。


ちなみにJavaはほとんど触ったことがなく、そう言う意味での不安はもちろんあります。
が、この現場はAIが使える、むしろ活用を推奨するという会社なのでコーディング自体はどうにかなるのかなと。
AI単独でどうにもならない既存システムの理解だとか、そういったところで難儀しそうではありますが。


近年の自分はもはや仕事にやり甲斐を求めるフェーズはとうに卒業して、
いまはその熱量をできるだけ趣味に注ぎたいと思うようになりました。
思えば上京以降、本当にやり甲斐があると思える仕事に巡り会ったことはあっただろうか……。
2021年秋に自分がメインになったweb制作プロジェクトがありましたが、あれが唯一だったかもしれない。
2022年以降の現場を思い返してみても、それを越えた例は皆無ですね。
特に2023年夏以降はテレワーク業務がメインでやり甲斐以前の問題のような気がしないでもない……。
この6年で自分は収入が増える代わりに社会人としてかなり腑抜けてしまったと思いますが、
それが恵まれているのか不幸なことなのかはいまいち分かっていません。まぁ、たぶん後者なんでしょう。


#7848

向上心不在

突然、いまの現場の上司に当たる人間が月末で退場することが決まりました。
仕事の内容については書きませんが、
上司としての役割を全うしていないというお客さんの判断による人員交代、すなわちクビです。
職業柄こういうことは普通に起こりうるのですが、
言うなれば目の前でクビが飛んだのを見たのは初めての経験です。しかも上司。


しかし自分にとってはまったく他人事ではないと感じるわけです。
上司は50代で自社の管理業務をずっとやってきた人間で、管理については得意そうな雰囲気を醸し出していましたが、
日々どんどんボロが出てきて現場の人員はたった2人なのに業務内容の把握すらしていないようでした。
で、お客さんとの週次の報告会でもボロを出していたようでそれがお客さんの目に余ったと。
本人の人柄は問題ないし、まだ参画したばかりで分からないことも多々あったはず……
ですが、管理職として配属される以上は即戦力が求められるということなんでしょうね。
あるいはクビは建前で本人が投げ出して退場を希望したのかもしれませんが。


自分も先日のキャリア面談で「45歳からは管理職でやっていけるように」という話をしましたが、
現時点ではそのポジションでやっていける自信はありません。
仮にいまの現場の管理ポジションに抜擢されたら進捗管理くらいはできると思いますが、
それは1年かけて積み上げてきた現場知識があるからに他なりません。
知識ゼロでいきなり中間管理職はそれなりにキツい気がします。
しかし、年齢が上がればそういう飛び込みもやらざるを得なくなるという現実……。
まぁ今回の上司は無能感がかなり出ていたのでお客さんも看過できないレベルだったという可能性がまあまああり、
わりと特殊なケースなんじゃないかとは思っていますが。


この現場が暇すぎる&キャリアの為にならないということで自分も退場を希望していたわけですが、
いちおうそっちの話も進展していて来週に現場候補の現場にいる人と話をすることになりました。
ただ、キャリア面談で「ゆくゆくはリーダーになりたい」みたいなことを口走ったからなのか、
今回もゆくゆくはリーダーになれるという前提での募集とのことで、警戒して臨むつもりです。
そりゃあ45歳以降は逃げられないだろうとはいえ、すぐに次の現場でリーダーになりたいとは一言も言っていない。
その前にやるべきことがまだ山のようにあります。
営業部が自分にすごい向上心があるのだと勘違いしているのだとしたら、その誤解は解いていかなければなりません。


「ゆくゆくはリーダーに」系の案件は実は2023年夏から1年間お世話になった現場も同じでした。
しかしここは諸事情で先鋭の若者が集まる現場だったこともあり、
自分は結局エリートの年下になじられまくってリタイアしたという黒歴史があります。
今度の面談はその反省を踏まえた上で話を聞き、不穏なところがあったら遠慮なく蹴るつもり。


いまの自分はやる気という点では慢性的に低空飛行を続けています。
生活リズムも勤怠もブログ維持も問題が起きていないという点においては
ここ20年の中ではむしろもっとも安定しているのですが、とにかく向上心が皆無なんですよね。
特に仕事は2023年夏からのフルテレワーク&閑散期のぬるま湯に完全に慣れてしまい、
その流れで入ったいまの現場もかなり楽な部類なので完全に苦労することを忘れてしまった感じがあります。
そういう意味では、次の現場の初期は痛みを避けられないだろうと予想していますが、
だからこそ軽率に責任ある立場を引き受けないように気をつけたいと思っています。


#7090

職場選びの三本の矢

いまの現場の上司に悩まされているという話をちょくちょくしていますが、
その横暴さが日に日にエスカレートしており、
そろそろパワハラとして認定してもいいレベルに到達したと判断、
即刻所属に報告して早期の退場(現場との契約解除)を望む旨を伝えておきました。
満を持してついに上場企業に転職したのに、
その最初のプロジェクトで上京以来最悪のパワハラ上司に遭遇するとはなんと不運な……。
これまでwebエンジニアとして7つの現場に出向しましたが、
それぞれの上司の顔を思い浮かべてみても今回が歴代最悪なのは納得感があります。
有力企業だからといって従業員にとって良い案件を多く握っているというわけではない、
ということは今回身をもって知りました。
なにしろ現時点では前にいたベンチャー企業の方が良いところに出向できているわけですから。


もちろん今回の現場は自分のチカラが及ばなかったからこそ上司を怒らせている側面もあり、
それを教育体制が不十分だとかなんとかと言って責任転嫁することはできますが、
一方で自分もまた出向する側の人間として多くの反省点がある事実は否定できません。
その辺はしっかりと次に活かしたいし、
何よりまだ出向させる側(所属会社)に自分という人間を知られていない現状があるので、
まずはそこからかなと思います。
なにしろ今回の現場は入社してすぐのオファーを二つ返事で決めた現場ですし。


希望するプロジェクトを通勤体制、必要スキル、人間関係の3方面で評価するとき、
そのうち必要スキルが分相応以下であることと人間関係に支障が無いということは、
少なくともどちらかはマストの条件であるということが今回で分かりました。
必要スキルが実力以上だと独力ではなかなか進まないですが、
他人に訊くことに抵抗感の無い雰囲気の職場なら他人の助けを借りて問題解決できます。
逆にそういう雰囲気ではなく独力でなんとかしろと言う雰囲気の職場の場合
(異業種の人には信じられないかもしれませんが、IT企業には結構あります)、
実力がそれなりにあれば相談しなくても独力で解決できますが、
もしそうでなかったら詰んでしまいます。
いまの自分はその詰んでいる状態に等しいのですが、
半ば無理やり上司の怒りを買いながら相談しているような状態です。これは非常にストレスが溜まる。


人間関係が良好に保てるのが理想であることは言うまでもないですが、
それが担保されないこの業種の場合は必要スキルを十分低く見積もることも重要なのかなと。
あとは通勤体制。要は通勤時間とテレワークの有無。
これは相反する要素が引っ張りあっており非常に難しい問題です。
通勤時間は当然長い時間まで視野に入れればいろいろな現場から選ぶことができます。
その代わり長ければ長いほど平日の自由時間が圧迫され、睡眠の問題もシビアになってきます。
ただ自分の睡眠事情を鑑みると、どちらかというと睡眠優先が妥当のような気がします。


テレワークは出勤時間をゼロにできるので一見するとメリットは大きいです。
が、これまでの経験上やはりテレワークより対面の方が信頼関係を築きやすく、
それがひいては良好な職場環境を手にする根源になっている面は否めません。
一方で自分はテレワークができるという体でコワーキングスペースを契約していて、
できれば徒歩10分で快適に仕事できるここを拠点にしたいという気持ちも根強いです。


理想の理想は、10〜20分程度で出勤できる勤務先に週5出勤して、
その帰りにコワーキングスペースを利用してがっつりプライベートの作業をすることですね。
それでいて必要スキルも低く人間関係も良好なら最高。
そんな現場あるわけないと普通思いますが、2021年の現場がまさにこれでした。
いま思えば、あの現場を去ったことは自分にとって最大の選択ミスだったんじゃないだろうか……。
まぁでもあの現場も、現場の人間はごく一部を除いてみんな良い人たちでしたが
裏でマージンを貪っている部外者たちが真っ黒も真っ黒でしたからね……。
そう考えると自分が望む望まないに関わらずあまり長居はできなかったのかも。


まあ、ともあれいまのパワハラ現場は最短であと半月、5出勤6テレワークで終わりです。
テレワーク時の心理的負荷は上司からボイチャが飛んでこなければ平和なので、
そう考えると残り少ないですね。残りの心理的負荷に耐えつつも次を模索していきたいところです。


#7088

教育への無関心

いまの上司の性格が気に食わないという話をここ最近ちょいちょいしていますが、
実際に上司とコミュニケーションしつつ、なぜこの人はこんなに横暴なのだろうと考えていました。
そして、その答えとなりうるような仮説を思いついたので書き残しておきます。
一言で言えば、上司が嫌になる根本原因は「教育への無関心」にあるのではないかという結論です。


多くの場合、社会人が働く現場は先輩がいたり後輩がいたりして、知識量に大きな差があります。
入社したばかりの後輩は知識量で先輩社員にとても敵わないので、教えを乞うしかありません。
先輩社員は、後輩に仕事を適切に教えることで自分の負担していた仕事を後輩に分け与えられます。
人の出入りが激しい現場でも、こうした知識の継承によって仕事は成り立っていくわけです。
それゆえ、いかにして適切な知識の継承を行うかというのはきわめて重要な課題であり、
そこで「他人に教える」と言う高度なコミュニケーションが求められることとなります。


教える際には後輩社員が何を知っていて何を知らないのか、何ができて何ができないのか、
といったところまで把握しなければならないし、
当然先輩である自分がこれまで何をしてきたのか、
その本質や極意はどこにあるのかといったこともしっかりと言語化しなければならない。
しかもただ「伝達」すればいいと言うわけではなく、相手が理解して初めて目的が達成されます。
これは仕事そのものを遂行するためのスキルとはまた違う高度なスキルだと思います。


教育が適切に行われると、後輩は仕事のコツを早く理解し仕事を多くこなせるようになります。
それによって先輩社員の仕事量を後輩に分配することができます。
教育はそれ自体仕事ではありませんが、仕事の能率を上げるための手段としては非常に優れています。
自分の経験則から言って
リソースがタイトな現場ほど教育のプロセスをとことん合理化している傾向にあり、
また仕事をシビアに考えている管理職の人間ほど教育を重視する傾向にあるように思います。


では、そのように能率化の観点からメリットの大きい教育に無関心であるとはどういうことなのか。
思うに、いまの現場の上司は仕事の能率化を望んでいないのではないでしょうか。
つまり、上司がただ一人大きな負担を抱える代わりに手下に対して常にマウントを取れるこの状況が、
上司にとって居心地が良いからこそあえて教育から目を逸らしているのではないかと。
なぜそんなことをするのかというと、考えられる理由を整理すると大きく3つあります。
まず上司が教育スキルを持ち合わせていないから。
それから教育しないことによって上司は現場における絶対王者として偉そうにしていられるから。
マウントを取れなくなるのは困るというわけですね。
そして、そもそも全体の仕事量が部下に割り振らないといけないほど多くないから。


IT企業の現場で嫌な上司が多いと感じるのは、そもそも教育をするメリットが無いので、
使い捨ての駒としか見られていないからなのではないかと改めて感じます。
上記3つの理由は別に今回の現場特有の事情ではなくどこでも起こりうることだし、
IT企業の場合は特に技術の切り売りという名目で部下は所属から派遣される他社社員にすぎず、
仮に熱心に教育したとしてもまたすぐに離れてしまうリスクが大きい以上、
教育などという仕事と直接関係のないことに投資するよりも即戦力を求めるのは当然の流れです。
即戦力なら重宝するし、
そうではないならお荷物なだけというのがこの業界の末端を上から見た実情なのでしょう。


業界がそもそも教育をする義理が無いので、お荷物社員は永遠にお荷物ということになります。
現場に行ってスキルアップできるというのはあくまで能動的な自己学習の範疇でしかありません。
そう考えるとつくづく恐ろしい世界です。
新卒から頑張ろうというのならともかく、
アラサーにもなってIT業界(特にSES)に転職するのは半ば自殺行為なんじゃ……。


とはいえ、自分はもう引き返せないところまで来てしまったので今更リタイアできません。
せめて自分にできることは、手元にあるスキルでも有り難がってくれる現場を見つけることですね。
2021年の現場が実際にそうだったので、必ずそういう現場はあると思います。
そういう現場を探す一方で、
時間とモチベを捻り出してできることを着実に増やしていくしかなさそう。
今回みたいにハズレの現場を引いてしまった場合は半ば割り切っていくしかないのかも。
そうなると次の現場候補も果たして本当にそれで良いのかきちんと考え直す必要がありそうです。


#7086

四面楚歌の王座

いまの現場上司がなかなか話の通じない人でちょっとストレス溜まってきている件。
自分の胸の内に秘めて溜め込んでいても自分が損するだけだし、
受託と違ってSESなのだから仮に現場を離れても職を失うわけではないので、
相談しない手は無いだろうと思い所属の担当者に相談してみました。


すると所属営業部(自分に出向させた側)と現場営業部(自分の出向を受け入れた側)
の両方から連絡がありました。
まず所属の方は「上司ではなく他のベテラン社員に頼ってみる方向で様子を見てもらって、
もしそれでも上司がウザいようだったら次の現場検討するよ」という返答。
まあこれは想定内というか。
確かに現場は上司だけじゃないので上司の性格だけで退場を決めるわけにいかないのでしょう。
ただ現場はかなりのワンマン運転状態とあって上司以外のメンバーのスキルに乏しく、
結局誰に聞いても行き着く先は上司であるという事情もあるのですが……。


現場の方も概ね同じ回答でしたが、
それに加えて「ぶっちゃけ他の人から同じような相談を何度か受けていて
リーダーの性格に難があることは承知している。
そういう人だと割り切って接してくれるとありがたいが、
現場の作業量は縮小傾向なので他に行きたいところがあるならウチでもフォローするよ」
という返答がありました。
あの高圧的な態度に参っているのはやっぱり自分だけじゃなかったんだ。なんか安心。


ちなみに現場で「他に行きたいところをフォローする」というのは通常のSESではありえないですが、
いまの自分の場合は大きな会社の支社に所属していて
別の支社の受託プロジェクトに参画している形なので、
現場の営業部から次を紹介されたとしても
結局在籍している営業部から現場を紹介されることに変わりはありません。


すでにひとつ案件は紹介してもらっていて、早ければ今月下旬に面談を受けることになるかも。
もしその案件ならばフルテレワークなので、気持ち的にはさらに楽になりそう……
ですが、その代償として現場には今年の新卒が10人いるらしいので、
新卒指導を任される可能性があると思うとプレッシャーは感じます。
上司の嫌味に耐えれば最終的に全部教えてくれる現状とどちらが良いのかはなんとも言えません。
前職みたいに新卒でもやたら意識高い変なのがいたら一気に仕事しづらくなりますからね。
ITエンジニアの新卒〜第二新卒世代の中には一定数そういう人がいるイメージがあります。


いずれにしろ、もう少ししたら仕事も今年最初の転機が来そうな予感。


#7071

釣り合わない期待と現実

昨日書いた、現在の現場の上司の性格に難があってそろそろ退場を検討しているという話。
ITエンジニアの現場管理職はたいてい性格が悪い、という経験則が真ならば、
今後こういう人を対処できるようにならないと業界に居ることさえ危うくなってきます。
しかももう30代半ばに迫ってきている自分の年齢でドロップアウトしてしまったらアウト。
今更異業種に転職したいですといったところで拾ってくれる業界は少ないでしょう。
そう考えると、自分に与えられた選択肢は2つしかありません。
ひたすら現場ガチャを引いていまの自分でも対応できる上司のいる現場に入ること、
もうひとつは先述の通り嫌な上司にも対応できるようになることです。
前者は運次第、後者は自分次第なので長期的な観点で見ると後者を選んだ方が良い気がします。


経験則として、ITエンジニアの上司はコミュニケーションに独特な障害があると思います。
具体的には、会話相手の目線を考慮した言葉選びができない傾向にある。
自分が分かる言葉でしか話せず、平易な言葉でのコミュニケーションができないんですよね。
言われている方からすると、まるで謎かけをされているような感覚です。
最初に入った会社の研修リーダーもそうでしたが、
部下は上司の頭の中にしか無い答えを探っていくことになりがちです。
「答えを教えてください」というような率直な質問も謎かけで返ってくる。
その結果として上司は伝えたつもりのことが伝わっていないといったことがよく起こるわけです。
めちゃくちゃ極端な例で言えば、中学生が覚えたての英語で幼児に話しているようなイメージ。
それでコミュニケーションが成立しているのかと言われると、ちょっと厳しいと思います。


それに加えて、この手の人はナチュラルにロジハラしがちな傾向にあります。
論理的に正しい方が偉い、というような固定観念を持っているというか。
だから「共通Wikiの隅っこの隅っこに書いてあるじゃん、なんで読んでないの?」
みたいな煽りを(おそらく)悪気も無くしてしまうのではないかと。
どんなにわかりにくい場所でも、少なくともすでに書いてあるのだから読んでない方が悪い、
というような価値観なのでしょうか。自分には嫌味にしか聞こえないですが……。
入場して1ヶ月程度の新参者が膨大なマニュアルの隅々まで把握していたらすごいと思いますけどね。


両者に共通しているのは、
この手の人は「自分が偉い、正しい」という前提のもとで部下を動かそうとしているという点。
だからこそ多少高圧的な態度でも許されると思っているのかもしれません。


ただ、この話の本当に闇が深い部分は実は上司のコミュ力ではなく、
「スキルの切り売り」をする業界特有の闇なのではないかと自分は考えています。
ITエンジニアはどこかの現場で一定期間仕事をするとスキルシートにその経歴が書き込まれます。
そして次の現場との面接前にスキルシートを見てもらい、
やってほしいこととスキルシートに書かれている実績がマッチすると採用されることが多いです。
ここで問題なのは、スキルシートに書かれているとあたかもそれができる前提で話が進むのですが、
実際には仕事をしていた期間が短いと、とてもマスターしているとは言い難いことがあります。
でもこの業界は基本的に常に人手不足なので(2022年度の採用倍率はなんと15倍)、
ちょっとでも触ったことがあればなんやかんやで採用されてしまう。猫の手も借りたいからです。
そして採用した側はバリバリできる人だという期待があって採用するわけですが、
実際にはまったく通用しないということはよくあることだし、
開発環境の多様性を考えればむしろそれが当たり前なのではないかと思います。


自分のスキルシートも新潟時代の職歴から連綿と続いているのですが、
コロナ禍においては短期間でいくつもの現場を渡り歩いた時期もあります。
そして今回はその短期間の現場でやった実績を買われて出向した現場なんですよね。
当然、期待と現実の間には大きなギャップがあり、それで上司をガッカリさせている面は否めません。
上司との認識齟齬が生まれている原因がそこにある可能性を考えると、
あながち上司のコミュ力がすべて悪いと言い切れないのがこの問題の難しいところです。


そういうわけなので次に現場を選ぶ機会があったら、
とにかく面接時に相手の期待とスキルのギャップがなるべく少ないところを選ぼうと思います。


#7070

期待に添えない息苦しさ

所属会社が変わって最初の現場に入って3ヶ月目、来月で4ヶ月目を迎えますが、
正直そろそろバテてきた感が否めません。
なんというか……上司の性格に難があって業務がうまく流れていない。またこのパターンか……。


IT業界に入ってから通算7つの現場を渡り歩いていますが、
上司が有能かつ良い人だったパターンは本当に皆無です。
7つの現場のうち2021年にお世話になった会社だけは本当に良い人ばかりで上司も人格者でしたが、
その唯一の例外がIT業界ではないというから、やはりIT業界は嫌な奴が多いのか…… と思ってしまいます。
2022年前期の上司も良い人だったけど、あの人はエンジニアとして有能とは言い難いからなぁ……。
有能になると必然的に性格が歪むのでしょうか。


ただ、「上司の性格に難があるから業務がうまくこなせない」は言い訳である可能性もあります。
自分が期待に応えられるだけのスキルを発揮できていないと薄々自覚しているので、
その後ろめたさがコミュニケーションに支障を来たしているのかもしれません。
実際、チョチョイのチョイでできるよね、というような雰囲気でタスクを渡され、
それに苦戦して長く時間を使ってしまうとなかなか堂々と話に行けなくなるものです。
そういうプライドを捨てて相談しに行ける人は有能な人でしょう。
結局IT業界もコミュニケーション能力が高い人が有利なんだと改めて感じます。


いずれにしろ上司の期待と自分の実際のスキルレベルがアンマッチしているのであれば、
今後頑張ってもお互いにメリットはありません。
満4ヶ月を待って退場も視野に入れるべきかなと思い始めています。
上司も自分が期待していたほどではないことを薄々感じているのか高圧的になってきているし。


ただ、これは転職が年齢的に遅かった自分が背負う宿命でもあります。
年齢相応のスキルを持っていないので、どうしても経歴書の印象よりも実レベルが下回ってしまう。
今後もいろんな現場を渡り歩くと思いますが、
期待に添えない息苦しさはどこに行っても感じるのではないかと思います。
唯一の逃げ道は2021年みたいに異業種の会社にエンジニアとして出向することですね。
それならなろう小説の主人公みたいになれるので自分としても大歓迎です。
案外そっちの方がスキルアップする気がします。


#6986

3社目入社日

転職活動で決まった新しい会社への初出勤日でした。
とはいえ仕事をすることはまったくなく、
書類を読み上げる程度の簡単なオリエンテーションをしただけで10時半には終わり。
その後、営業部の人と簡単な打ち合わせをしたあと退勤していいと言われました。
午後は丸々フリーとなったわけですが、しっかり定時まで働いたことになるらしいです。
しかもこれから当面の間、現場が決まるまではこんな感じ。
こんなんで給料もらっていいんでしょうか。


内定をもらった企業のうち、この会社は提示月給としては2番目でしたが会社の規模は一番で、
なんなら業界内でも相当上に位置する大企業です。
これより上となるともう一般人のほとんどが知っているというレベル。
ただし、業態としては例によってSES。だからこそ自分でも受かったのかもしれない。
いずれにしろ、もしこの企業ですらダメならもうSES自体がダメだということになります。
仮にもう一度転職したとしても、大企業を辞めたことを職歴に書く時点で
自分はこの業界に不適合でしたと告白しているようなものだし、
実際にそうでしょうから転職先もうまくいくはずがありません。
よっぽど大企業ならではの問題があればまた別の話ですが……。


そしてこの歳にしてロクに経験値の無い自分は
SES以外でwebエンジニアとしてやっていける見込みはほとんど無いと言っていいので、
ここで挫折するようなことがあればwebエンジニア自体を諦めることにも繋がり、
ひいては上京したこと自体が失敗したことになると言っても過言ではありません。
その場合はプライドを捨てて実家に戻ることも考えなければなりません。
東京で他の業界でやっていけるかというと、なかなか難しいでしょうからね。
挫折して実家に戻ってしまうとそこから先の就活が難航するのは明らかです。


というわけなので、今回の入社で基本的に自分はこれ以上のキャリアアップ転職を考えていません。
言うなれば今回入った会社に骨を埋める覚悟を持っているということでもあります。
自分は去年、持ち前の自尊心の高さから前の会社でのお局様と激論を繰り広げたり、
前の前の会社の研修担当と口論をしたりしたわけですが、この会社ではまず許されません。
「何かあったら辞めればいいや」がもはや通用しないからです。
逆に言えば、去年はそういう保険があったからこそ喧嘩腰になりがちだったのかもしれない。
それは社会人としていかがなものかと思うわけですが……。


とにかく、今回の転職は良い結果でしたが退路が無くなったのも事実です。
もしかするとそうではない可能性もあるかもしれませんが、
いずれにしろここはリセットをかけたつもりでここから先は失敗しないよう立ち回りたいところ。