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#8052

今年の抱負 2026

今日の出来事今年の抱負

2026年最初のエントリーです。本年もよろしくお願いいたします。
さて、元日恒例の「今年の抱負」を書くお時間。
去年から「今年の抱負」は前年末に年間計画を練っておいて、それに沿うように構成するという流れになっています。
2026年計画の2025年時点の構想については年末の記事にまとめています(#08047 / 2025年12月27日)。


2026年計画は、まず具体的な活動面で言うと以下のように集約できます(上に行くほど優先)。


  1. コミュニティの勢いが右肩上がりのピクミン関連の優先度をグッと上げる(コミュニティ貢献、アイデンティティ)
  2. 今年だけの新しいチャレンジとしてレトロゲーム制作(PICO-8)に挑戦する(チャレンジ枠)
  3. 年6冊を目標とする読書録を復活させる(知的好奇心、自信を高めるため)
  4. ブログで執筆予定のキリ番記事4本のうち1〜2本は「出張記事」にする(ブログのステップアップのため)
  5. 2025年に基盤が完成した創作活動についても水面下で進行する(次の作品のため)

また、生活面の目標は以下の要素が挙げられます(#08036 / 2025年12月16日)。


  • マンネリ防止。退屈を払拭することをなるべく諦めず、昨日と違う一日を過ごす努力をする
  • 「できるかどうか微妙なタスク」を意図的に入れ、できて当たり前のタスクで日常を埋めないようにする
  • 実家帰省の頻度を増やすなど気分転換も意図的に増やしてモチベーションを高めに維持するよう努める

ピクミン関連についてはさらに細分化して、以下のような目標を掲げています(Twitterで表明済み)。


  • 新ルールの期間限定ランキングを開催する
  • イベントをコンスタントに開催し(月2回目安)、コミュニティの活性化を支援する
  • 自分自身もプレイヤーとしてなんらかの活動をする。具体的にはRTAデビュー
  • チャレンジモードも多少更新することを目指す

さて、ここまでは年末に決まっていたことです。
改めて年が明けたいま、これらの目標を俯瞰して思うことがあります。
まず、これらの目標はほとんどが「去年以前のリベンジ」で構成されているということ。
ゲーム制作、年6冊読書、期間限定ランキング、RTAデビューはもともと去年の計画でした。
期間限定ランキングにいたっては一昨年にも同じ目標を掲げてはなんだかんだで挫折しています。
そこに情けなさは感じるし、実際怠惰のせいで達成できなかったことをもう一度掲げているだけと言えばそうです。
一方で、リベンジだからこそ単なる年間計画を超えているという意味でのプレッシャーも感じます。


また、年間計画を遂行するにあたって今年は絶対に心に留めておかねばならないのは、
去年は年間計画の在り方それ自体が明確に失敗だったということですね。
だからこそ2025年自体の期待値は高かったのに結果として無気力な1年になってしまったと思っています。
そして、何が欠けていたのかで言えばおそらく達成感だろうと。
つまり努力によって何かを成したという実感を得る機会があまりにも少なかった。
2026年はその失敗経験を活かすには絶好の機会なので、ここはぜひ意識していきたいところです。
具体的には、多少なり自分に負荷をかけるようなタスクの組み方が妥当なのかなと思っています。


年明け30分後に行った初詣では、恒例のおみくじは6年ぶりに「大吉」でした
(余談ですが、ブログを遡ると2016年、2006年も大吉だったらしい……2006年はおい森内の話ですが)。
金銭のこと、縁談、その他諸々なんでもうまくいくからとりあえず勉学に励みなさいと書いてありました。
時機を見て適切なタイミングで取り組むのも大事だと思いますが、
今年はどちらかというとできることから次々にやっていくというようなスタンスで考えています。
「時機を見る」というのは聡明なようで、実態は単に問題を先送りにしているだけということが間々あるので……。


2026年はもう少し貪欲に精力的でありたいと思っています。
今年は午年。馬のように駆け抜ける1年になることを願いつつ。


#8053

年末年始の奔走

さて、2025年12月30日から駆けぬけた3日間について足早で振り返っていくとしましょう。
まず12月30日はピクミンコミュニティで一昨年から好例の、自分がプレゼンターになる反省会を実施しました。
実は今月上旬からこれのプレゼン資料をずっと作っていて、満を持しての発表でした。
反省会は2024年のそれよりもかなり豪華に作り、2026年以降の基準になるような作りにしました。
反省会についての反省も多々あるのですが、それをここに書くと長くなるのでまた別日に書きます。


ボイスチャンネルからは01時すぎに離脱してすぐに寝ようと思ったのですが、
こんな日にかぎって睡眠が不発し眠れない。
かといって普通に活動していると大晦日の日中に体調不良でくたばる可能性が否定できなかったので、
少しでも体力を回復するために布団の中でひたすらASMRを聴いていました。
最近、夜の睡眠が文字通り「不発」になることがまれにあり、
不発しなくてもほぼ確定で中途覚醒しているので睡眠の質はかなり悪そうです。
夜食、ASMR、運動不足、いろいろ思い当たる節はありますが……。


朝になるとすぐにでかけ、牛丼チェーンで適当に朝食を済ませて冬コミ会場へ。
元同僚と行くのが恒例になったコミケですが、夏は3人だったのに対して今回は2人。
集合場所は同僚の提案でビックサイト駅ではなく青海駅で、ここから歩きました。
ちなみに朝食を食べる時間を読み間違えて電車を1本逃し、遅延やらなんやらで10分遅刻してしまいました。
コミケの待ち時間は寒空の下でしたが、夏の炎天下に比べるとだいぶマシといった感じ。
今回は会場入りしたら同僚とはいったん別れ、東4〜6ホールを中心にサークルを見ることにしました。
自分と同僚はコミケに来る目的がハッキリと分かれていて、
自分は推し絵師さんを応援するという名目でその他フォローしているサークルの同人誌を買うこと、
同僚は自慢の一眼レフでコスプレイヤーを撮ることが目的で、お互いに相手の目的には興味がありません。
それなら無理に同行せずに単独行動した方がお互いに有意義ということで、今回から別行動です。


自分はまず推し絵師さんのグッズを確保しようと思ったのですが、午後入場ということもありセット品は売り切れ。
仕方なく新刊だけ買い、他の絵師さんのサークルを回ることにしました。
ビッグサイトは現在東1〜3ホールが長期改修中で使えず、東4〜6・7ホールが解放されています。
しかしそれだけでは足りないので西1〜2ホールにもサークルが並んでおり、
今回はこの西ホールの比較的健全よりのブースを周りました。
正直事前調査を全然していなかったこともあって収穫は乏しかったですが……。


終了30分前に企業ブース付近で合流してそのまま企業ブースをサクッと見て周り、
閉幕後は有明パークビルというところのマクドナルドに入って小腹を満たしていました。
ものすごい数の客が来るからかポテトも揚げたてで普段のマックとは別物のようなクオリティでした。
ちなみにこの頃、RTA in Japanは最後の競技が走られていたみたいです。


マックで休憩したのち、国際展示場駅の前で解散。自分はそのままスーパーに寄ってから家に直行。
このとき19時半でしたが、前日からの実質不眠の疲れもありここから2時間半ほど寝てしまいました。
目覚めたのは22時、もう紅白歌合戦も中盤を過ぎたころ。
この時点で年を跨ぎたくないタスクが6つあり、まずは12月30日分のブログに着手していたのですが、
なんやかんやで時間がかかってしまい終わったころには23時。
12月31日分の記事を十数分で仕上げ、生活系のタスクを片っ端から着手。
スーパーで深大寺そば(深大寺=調布にある神社でそばが有名)の年越しそばが売っていたのでこれを取り出したのですが、
なんと生そばであるため、ゆでなければならない。
自炊なんて数年していない自分は久々に鍋を取り出してどうにか処理しました(それなりに美味かった)。
そうこうしているうちに年越し寸前になり、
カウントダウン2分前に最後のタスクであるゴミ出しが完了。
おそらく近年まれに見るバタバタ大晦日はどうにか駆け抜けることができました。


年を越してしばらくぼーっとテレビや配信を見ていましたが、00時半ごろに初詣へ。
今年も、どう考えても年越し前から並んでいるであろうとてつもない数の人が神社に並んでいました。
去年はあまりの人の多さに諦めましたが、
実家に帰ってから地元の初詣は真冬の中自転車で往復1時間とまあまあキツいので、
それに比べればマシということで今年は並ぶことに。結果、1時間半ほど並んでいました。


参拝を済ませたあとはすぐに帰宅して寝て、次は実家帰省。
いつも通りの荷物を用意して東京駅へ向かい、新幹線で地元へ着くと雪がそれなりに降っていました。
新幹線は元日というのにそれなりに混んでいて、隣にも客がいてあまりゆったりできませんでしたね。


そんなこんなで12月30日から実家帰省までは久々に走り抜けるような時間を過ごしました。
これは年末にイベントが集中している以上仕方がないですね……。
とりあえず大晦日の諸々のタスクが破綻しなかったのはかなり良かったかなと思います。
ここは珍しく自分を褒められる点かと。


#8054

裏の願望

今日の出来事今年の抱負

これは特に近年安定している傾向だと思いますが、
このブログで「独り言」カテゴリ(随筆)を書く場合は直近の主な悩みごとのメインテーマに沿うことが多いです。
たとえば承認欲求だったり、睡眠など生理的欲求だったり、自己実現だったりと、
だいたいなんらかの「欲」について考えることが多いですね。
最近だと承認欲求それ自体について考えることはもう飽きて社会との関係について思い悩むことが多くなりました。


独り言を書くタイミングというのは決まっており、最近は突発的に書くことは少なくなりました。
となるとあとはキリ番記事(100日に1本)、ブログの周年記念日、誕生日、大晦日のみとなっています。
傾向として、キリ番記事は直近の悩み事にウエイトを置きやすく、
ブログ周年や誕生日はそれぞれブロガーとしての自分とブログ以外の自分にウエイトを置きやすい傾向にあります。


そして大晦日の「振り返った思い出」はもちろん1年の総括という大義名分があります。
が、カウントダウンに追われて書くということもあって必ずしもその大義を果たせるとはかぎりません。
というより、ちゃんとその意義に沿って書いた年の方が少ないのではないかと思うほどです。
そして追われながら書いた内容というのは、
その追われている度合いが強ければ強いほどキリ番記事で書くような文脈とはまた違う、
いまの自分がもっと切実に解決したい悩み事の「核」に近くなる傾向にあります。
ただ、追われすぎると諸々破綻することもあります。
昔は大晦日といえば夕方になると祖父母家に移動するのが恒例で、
移動してしまえばもう書く機会は相当限られていた(状況的にブログを書くどころではなかった)ため、
相当追い詰められて書いていた記憶があり、何度か破綻したこともあります。


2025年末は前日の不眠の影響もあって19時半から21時半まで寝て、
そこから各種作業を終わらせて前日までの記事を書き終えたのが23時半だったので結構追い詰められた部類です。
執筆時間はおよそ10分くらいでした。
それによって、どちらかというとこれまでの「独り言」の文脈を無視した、
自分の根底に近い視座からの願望を書けたように思います。
その願望とは正直者でありたい、つまり「自己欺瞞をやめたい」ということです。


自分は表向きは願望に沿って実直に計画・推進して、試行錯誤しつつもなんとかやっている人間という自覚があります。
しかし裏では、実は本当に自分のやりたいことを拾いきれていないのではないかという疑念がある。
ここに「本心が置いていかれている」という実感の原因があるのではないかと。
ここで「本当に自分のやりたいこと」を年末時点では「ブログには書けないようなこと」と表現しましたが、
なんのことはない、リア充になりたいというのが裏の自分の願望です(本来は逆なのでしょう)。
つまり表向きは自分はオタクとしてキャリアを積み上げてきており、それについては順調に成長している。
しかし一方で、恋愛を含む人間関係の充実についても、
それを先に成し遂げている人を見るとやはりどうしても嫉妬してしまう以上、願望としてあるのは否定できない。
オタクとしての自分は(リソースが有限である以上)それを見て見ぬ振りをするのが合理的で正しいのかもしれないが、
本心としてそれを望む以上、見て見ぬ振りをするのは自分に嘘をつく=自己欺瞞になるのではないかと。
そしてそれこそが、昨今の自分が「世界が灰色に見える」かのような実感がある根本原因なのではないかと。
大晦日に頭を絞ることで、ついに泥沼の底に手がついたという感覚です。


2025年末に考えた「2026年計画」は前年の失敗もしっかりと織り込んでいて、やらない手は無いと思っています。
オタクとしての自分はなんだかんだで順調にキャリアを積み上げているので、「表向きの自分」はそれでいい。
しかし、「裏の自分」はそれでは満足できないことは目に見えています。
結局のところどちらも追いかけなければ、胸にぽっかりと空いた穴はいつまで経っても充足しない。
なので2026年は、表向きの活動はそれはそれとして、裏の活動も「ちゃんとやる」方向で調整したいと思っています。
いままで、この表と裏は一緒くたにしていたので優先度的に裏の活動は停滞を続けていました。
しかしそれでは永遠に進展しないので、裏は裏でやると割り切る覚悟が必要なのかなと。
社会に出ると大人は「複数の自分」を演じざるを得ないところがあると思いますが、
ポテンシャルの低い自分は表向きの活動だけを成立させることさえも体力的・精神的に厳しいところがありました。
しかし上場企業転職(2023年)、移転プロジェクト(2023年)、20周年(2024年)、創作の基盤作り(2025年)と経て、
表向きの活動は表向きはいちおう誠実にこなせるようになってきた気がします。
そこで次のステップとして、裏面の自分も満足するように別方向にも手を伸ばすのが2026年という位置付けです。
まぁ、実際には体力的・精神的・スキル的な問題もあってなかなか上手くはいかないのでしょうが、
挑戦せずに自己欺瞞を積み上げ続けるよりは良いのかなと思っています。


#8055

生成AIの現時点

今日の出来事今年の抱負

去年のマイブームだったAI画像生成ですが、久々に触ってみるとかなり状況が変わっていることに気づきました。
自分が課金を決意した去年春時点では、対話型画像生成は「DALL-E」一強だったと認識しています。
つまりDALL-Eを持っているChatGPTが画像生成においても最強。
テキスト生成も強いのでAIと言えばChatGPTという風潮もありました。
しかしそれからGoogleが猛追して、Gemini 3はGPT-5を超えたと評されたり、
新しい画像生成モデル「Nanobanana(ナノバナナ)」を投入したときは驚きをもって迎えられました。
おそらく現在、トップを走っているのはGoogleなのではないかと思います。


Nanobananaの強みは既存画像の編集です。
アップされた画像と編集指示を的確に分析して、編集した画像を生成するということに関して特に強い。
キャラクターの服装チェンジも細かいところまでできます。
また、ChatGPTと比べると規制も緩い。ビキニやランジェリー姿なんかも普通に生成できます。
おそらく、乳首と股間さえ見えなければOKというスタンスと思われ、これは現在のGrokのポリシーと共通しています。
以前はそうではなかったと思うので規制が緩和されたということみたいです。
そしてなにより生成が早く(10秒程度)、無料でもそこそこの数を生成できる。
基本的に、すでにある画像のAI編集においてNanobananaの右に出るものはいません。
まあたまーにまったく関係ない画像を生成して驚かせることはありますが……。


一方、DALL-Eは年末にひそかにアップデートがあり生成速度が従来の7割くらいになりましたが、
あまりにも保守的な運用が目に余ります。
「このキャラは成人です」と言い張っても、見た目が未成年っぽいとAIが判断した場合は特に規制が強くなり、
たとえば健全な意図の「ふとももをもう少し太くして」といった指示もポリシー違反なのでダメと言われます。
いままではNSFWなポーズにさえならなければふともものボリュームなどについてはうるさく言ってこなかったし、
むしろノリノリで一緒に微調整をしてきたのですが、ここ2ヶ月くらいで態度が急変した形ですね。


ちなみにこれは画像生成を伴わないテキスト対話においても同じで、
文脈的に未成年キャラの話をしていると、「性的搾取への接続を回避するために具体的な回答は控えます」と言ってきます。
どうやら最近ChatGPTは未成年の性的搾取(CSAM)に関する規制をかなり強化しているようです。
できる場合とできない場合とがあり、会話を重ねていくとゴネ出すことが多いですね。
これにより、健全な範囲でキャラ造形の微調整をするといった使い方が非常にやりにくくなりました。
あとは単純に生成速度が遅い。従来の7割くらいになったといってもNanobananaの生成速度には遠く及びません。


では、今後はもうNanobananaでやるのがいいのかと言われると、必ずしもそうとも言えません。
Nanobananaはゼロから画像を生成する、つまりText to Imageはやや癖があります。
自分が9ヶ月試行錯誤してきたChatGPT版のオリキャラプロンプトを読み込ませても、
造形がめちゃくちゃになってとてもここから編集しようとは思えない出来になってしまいます。
つまり、ゼロから試行錯誤するならまだChatGPTに分がある可能性がある。
オリキャラ制作はまずChatGPTでテキストから作り、それをGeminiで服装等チェンジ、
Grokで動画化というのがベターでしょうか。
Grokはプライバシー周りがかなり怪しいのであんまりオリキャラを流したくない事情はありますが……。


自分個人としては、これまでChatGPTの手癖に沿ってオリキャラの造形を追求してきた都合もあって、
なるべくならオリキャラ造形はDALL-Eでやりたいという気持ちはあります。
ただ、サービスとしてここまで差が出てしまうとちょっと乗り換えも考えないといけないかもしれない。
ChatGPTも規制が強すぎることは把握していると思うので、今後なんらかの手は打つと思いますが……
現状ではかなり不利であると言わざるを得ません。
2026年第1四半期内に実施すると言われている年齢確認システムで多少規制が緩和されるといいんですけどね。
Googleがここまで緩くできているので、これはOpenAIが保守的すぎるだけのような気がしています。


2025年は間違いなくAI対話型生成画像サービス元年であり大変革の1年だったと思います。
果たして2026年はどこに軍配が上がるのでしょうか。


#8056

年初計画の方向性

今日の出来事実家帰省

さて今回の5日間の実家帰省、自己評価は「2025年秋以下、2025年年始以上」という感じです。
3日目夜で生活リズムが崩れかけてしまったのですが、4日目夜でどうにか持ち直しました。
もし崩れたままだったら「2025年年始以下」という評価になったと思います。
やはり実家帰省はそれなりの確率で生活リズムが崩れるという心構えは持っておいた方が良さそう。
前回(2025年秋)は一度も崩れませんでしたが、あれはまあレアケースということなのでしょう。


年が明けたらやろうと思っていたPICO-8ゲーム制作は少し進みました。
が、今回のメインタスクは結局これではなく、既存サイトの改修が主になりました。
それだけだと計画外のことをやっていたということで微妙なのですが、
実際にはパスワード変更機能など前々からやるべきと思っていたコア機能に手を突っ込み、
あとはデプロイするだけで完成というところまで行けたので内容としては良かったと思っています。
やはり年始の実家帰省は去年長らくわだかまっていた小型タスクを消化する機会としては絶好ですね。
反面、まったく着手したことのない物事に挑戦する機会としては、
「着手はできたが完成はしない」という程度の勢いで止まりがち。
去年初頭も15年ぶりにお絵描きに挑戦しましたが完成せず、Unityにも挑戦しましたがチュートリアルすら終わらず、
今年のPICO-8もキャラを動かす感動は味わいましたがそれ以上は行けなかったので、
本当に「着手するだけ」で終わってしまうという印象です。


そして、着手さえすれば東京に帰ってきてから作業が捗るかと言われるとそんなことはない。
年始に着手しただけで忘れ去られ、そのまま次の年末を迎えるということも全然起こり得ます。
去年のお絵描きがそうでした(お絵描きはGWにも着手したものの、結局完成はしなかった)。
まぁ、「今年やらなければならない理由」が無いタスクは得てしてそういうものでしょう。
もう若くないので、単に興味関心だけで活動が長続きするような見通しもありません。
しかし、「やらなければならない理由がなければならない」というような思想では、
あらゆる物事はやらない理由を得てしまい、結局何もやらないという怠惰に堕ちるのを止められなくなる。
この辺はバランス感覚だと思いますが、今年は特に意識していきたいところです。


実家帰省は生活リズムが崩れると一転して一人暮らし環境よりも窮屈な環境になってしまうので、
その辺は今後も気を付けていきたいところです。
実家帰省が気分転換になるので2026年は帰省する回数を増やすのもアリかもと年末に回顧していましたが、
それはあくまでも2025年秋のようにやることが明白で生活リズムも崩れなかった場合のみ。
実家は気分転換手段として強力なのは間違いないですが、
だからといって回数を増やせば良いというわけでもないことは心に留めておく必要があるのかなと。
事実、これを書いているのは最終日の新幹線に乗る2時間前ですが、ちょっと東京が恋しくなっています。


#8057

長時間スピーチの諸問題

年末の12月30日に、2025年のピクミンコミュニティを振り返る目的で、
YouTubeライブで「大反省会」を実施しました。
年末はこれについて詳しく書くことができなかったので、改めて反省会の反省を書き残しておこうと思います。


配信に関しては何もわからないところから紆余曲折を経て少しずつ改善していますが、
まだまだいろいろな課題があります。
以前は自分の声だけがノイキャンを経由できないという問題がありましたが、
これはDiscordにサブアカを作っておき、音声入力はメインPCから、配信はサブPCからすることで解決しました。
これで参加者の声と自分の声を同じように扱えるので、あとはDiscord内部でのバランス調整のみとなります。
ただ、他の配信者のアーカイブを視聴したあとに自分のアーカイブを視聴すると、
どうも全体的に声が小さすぎるという問題が。
YouTubeでは入力はかなり大胆に大きくしてもいいのかもしれません。


それから自分自身の発声の問題。
今回はプレゼン発表がおおよそ1時間20分、議論タイムが1時間の合計2時間20分程度でした。
プレゼンは当然、議論タイムも主に喋るのは自分なので2時間以上喋りっぱなしだったことになるわけですが、
ここで①息が続かない、②トイレをずっと我慢していた、③フィラーが気になる、という3つの反省点が出ました。


まず①息が続かないという問題は、しゃべっているときに息を吸わなすぎなのだと思います。
そして③のフィラーというのは「あの」「えっと」「その」「つまり」など場を繋ぐためについ出てしまう言葉で、
自分は特にプレゼン発表時にこれが顕著に多いことに気づきました。
これは気になりだすとなかなか鬱陶しいので次回は克服したい問題です。


これら「息を吸えない」「フィラーを出してしまう」という問題の根本は共通していて、
おそらく「プレゼン発表者として、沈黙に耐えられない」という気持ちの問題なのではないかと思っています。
なので沈黙を受け入れる(そしてその隙にたっぷり息を吸う)ことを意識していれば、
これらの問題は多少マシになるのではないかと。
あとはどこまで原稿をしっかり用意しているか、つまりアドリブ任せにしていないかという問題もありそう。
ちゃんと原稿を用意して何を話すのか把握していればフィラーはそこまで多く出ないと思われるので。


トイレが近い問題は、喋るにあたって頻繁に水を飲んでいたのが原因と思われます。
もう中盤には膀胱が破裂しそうになっていましたが、どうにかそこから1時間耐えました。
いちおうプレゼン前にトイレには行っていたので、1時間で溜まり切るのはちょっと早すぎる気がします。
それほど多く水を飲んでしまっていた可能性もありますが、緊張も多少影響してそうではある。
プレゼン発表時は水を飲まないのが無難そうではありますが、
まったく水分を摂取せずに喋り続けると喉の負担が大きそうでそれもそれで心配です。
こう考えると毎日長時間喋り続けている配信者ってすごいんだなと改めて思いました。


あと、これは半ばどうしようもないんですが滑舌の問題もあります。
自分の声を自分で聞き返すと、特定の文脈のサ行で聞き取りにくい発声になっている傾向が強い気がする。
発声する側からすると舌の筋肉がうまく動いていない違和感みたいなものがある。
それ以外は一般的には聞くに耐えられる発声になっているとは思っているんですが、
プレゼン発表者としてはもう少し改善したいところです。
とはいえ、これはもう場数を踏むしかないのかなと。
日常会話でも改善しないということはなんらかの特殊なトレーニングが必要なのかもしれませんが。


今回の反省会は、フィラーの問題がやや気になるとはいえ3年目にしてテンプレートはできたかなという感じがします。
まあプレゼン資料も3週間前から着手して結構時間をかけて作ったので、
時間をかけたなりの成果ができたといった感じでしょうか。
今年も順当にいけば年末に同じことをやるつもりですが、12月は反省会に注力する月と割り切って、
去年以上のプレゼンができるように日頃から発声のことなども意識していきたいところです。


#8058

ポートフォリオ復活

そういえば、正月休みを利用して新本家サイト を復刻しました。
復刻してちょっとトップページを作っただけでそれ以上のことはしていません。
独自ドメインは引き継いでいますが、トップレベルドメインが.jpから.comに変わりました。
とりあえずはブログを含む自己紹介用のポートフォリオサイトのような位置付けです。


「新本家サイト」という呼称は毎回やや回りくどい説明が必要になってしまうのですが、
まず自分は稼働中のメインブログのことを「本家ブログ」と呼んでいます(このブログは「4代目本家ブログ」)。
本家と言っているのはブログが自分にとって主軸となる活動場所であるという意味と、
特定の趣味に特化したサイトやサブブログ等が分家のような位置付けで他に存在するという2つの意味があります。
「分家」に相当するサイトは規模の大きな順に「特設サイト」「ミニサイト」「特集ページ」とランク分けされ、
特設サイトは利用者に利活用されることも想定した多機能なサイト、
ミニサイト以下は基本的に自己満足を目的とした特定コンテンツのまとめ等で、
ミニサイトは複数ページ存在するもの、特集は単一ページで完結するものという定義がありました。
現在分家として唯一稼働している「ピクチャレ大会」はもともと特設サイト内のいちコンテンツでした。


やがてwebでできることが増えてくると、HTMLを自由に扱えないブログとは別に
やりたいことを全部盛りしたポータルサイトを作る機運が高まってきました。
2008年当時は動画サイト全盛期で音ゲーメドレーやモーショングラフィックスなど動画作品の影響を強く受けており、
flashを使った全画面のグラフィカルな時計付きポータルサイトみたいな構想が当時あり、
実際にAction Scriptの本を買って少し勉強するなど実現に向けて少しだけ動いたこともあります……
が、すぐに挫折しました。当時はいまよりもはるかに現実を見据える能力も無かったと思いますが、
それでもなお打ちのめされるくらい高い理想だったというわけです。


それでも新本家サイトは「広告の入らないレンタルサーバーと独自ドメインにポータルを開設して、
名刺がわりのサイトにする」という使命のもと、2010年01月01日の開設を目指して動いてはいたのですが、
当時の長期計画遂行率の低さは半端ではなく、結局期日までにまともに完成させることはできませんでした
(当時は「2010年代」という未来への期待もあり、その元日に実施するプロジェクトとしてのプレッシャーもありました)。
元日、ほぼ一瞬で書けるようなテキストだけのHTMLを配置して、
年が明けたばかりの祖父母家でスマホ(Windows Mobile)か何かでFTPを操作してとりあえず仮開設した記憶があります。


新本家サイトは開設7日後にiPod touchを買ったことをきっかけとしてスマホアプリ紹介サイトとして始動することになり、
ピーク時には本家ブログのアクセス数に迫るなど、それはそれで順調に運営していました。
が、もはや開設当初からもともと想定していた新本家サイトとしての大義名分は忘れ去られており、
2013年にスマホゲーム熱がひと段落すると同時にサイトそのものが忘れ去られていくことになります。


そういうわけで新本家サイトは凝ったHTMLを書けないブログの代わりに、
「名刺としてのサイト」、いまで言うポートフォリオサイトのような役割があったわけです。
いまはもうデザインや機能性に制約のある企業系ブログからは独立しているので
本家ブログと新本家サイトを分ける理由は失われてしまいましたが、
それはそれとしてポートフォリオサイトのようなものはあってもいいんじゃないかとは思っていました。
そこで、正月休みといううってつけの機会にサクッと作ってみたというわけです。


2024年の構想では「購入ゲーム・アルバム一覧」などのような、
昔でいう特集ページ相当のコンテンツを作りたいと思ったときの受け皿として新本家サイトが適しているのではないか、
と考えていましたが、いちおうそれを実現する余地も残しています。
この手の特集ページはブログ配下では適切ではない可能性もあるので新本家が妥当かなと。
まぁ、そういうコンテンツを作る余裕が今後生まれるかどうかはわかりませんが……。
今回はそのための伏線を作ったという感じです。


ピクチャレ大会以外の分家に相当するコンテンツはもう長らく作れていないので、
いずれ本腰を入れて作りたい気持ちもあるのですが、なにぶん自分の引き出しが狭すぎて……。
まぁ今回はさしあたり正月以外では極端に動きにくいタスクを正月に片付けられただけ良しとします。


#8059

キャッシュレスの予備手段

そういえば元日に実家へ帰ったとき、新幹線を下車したあとにバスが来るまでに30分弱の時間があったので、
元日から営業している駅直結の家電量販店で適当にガジェットを見ていました。
家電量販店以外のほとんどの店は営業していませんでした。


そこで見かけたスマホアクセサリで、Magsafe対応でカードが1枚入るポケット付きで、
組み立てると縦置きも横置きもできるスタンドがかなり気になりました。
自分は以前、Anker製のスマホリングを買ったら2週間で紛失するというドジを踏んだことがあり、
Magsafe対応アクセサリはそれなりの磁力と適切な設計で不意に外れにくいことを最重要視しています。
Ankerのスマホリングは横置きに対応するためにリングが磁石の中心から外れたところにあったのと、
単純に他の製品と比較して磁力が弱いため微妙という結論です。
Amazonで検索するとサクラレビューのない健全な製品はこれくらいしか見つからないのですが、
家電量販店に行くと意外と他にも良さげなものが見つかります。
この手の商品はもうネットショップはノイズが多すぎてむしろまともなものを見つけにくいのでしょうか。


ポケット付きフラットスタンドは、そもそもフラットなため何かにひっかかって落ちるということがありません。
しかも磁力もかなり強いので、多少ポケットで雑に扱っても大丈夫そうな雰囲気。
必要なときだけ立体的なフォルムになってスタンドとして扱えるというのは、
紛失防止の観点からするとかなり強いです。


加えて、カードポケットがあるのも良い。
最近はキャッシュレス決済も当たり前になってスマホの重要性がさらに際立っていることもあって、
でかける際に財布を忘れ、必要になってから気づくということもあります。
そういうときにサブバンクのキャッシュカードでもここに忍ばせておけば、
財布を忘れたが現金が必要というような場面で活躍することうけあい。
まぁ、いまはカードレスATMなんかもあるのでカードを持ち歩くのはあくまでも予備手段にしかなりませんが、
万が一スマホもバッテリー不足で詰んだときなんかの最後の手段としては役に立ちそう。
手元にスマホしかなく、そのスマホのバッテリーもなくなって現金が必要なシーンなんて、
10年に1回あるのかどうかといったレベルかもしれませんが。


ともあれ、スマホリングないしスタンドについてはいずれリベンジしてもいいのかなと思いました。
この手のカテゴリはAmazonを見るよりも家電量販店の方がいいのかもな、とも。


#8060

隙間活動交代

去年継続していたことのうち今年はやらなくてもいいかなと思っていること、
特にコストがかかることについては年始のこの機会に見直したいところです。
その点で真っ先に思いつくのがポケポケですね。これはもう限界かなーと。


ポケポケはリリース当初からプレイしている唯一のソーシャルゲームで、リリース当初からしばらく課金していました。
その後、熱が冷めたタイミングで一度サブスクを解約したのですが、
プロモカードコンプリートの可能性を絶ってしまったことを後悔し、
また熱が戻ってきたタイミングでサブスクを再開していまに至ります。
が、再開後の初っ端こそステップアップバトルをたくさんこなして砂時計を稼いだりしていたものの、
それがひと段落すると完全に1日1回パックを剥くだけのアプリに。
しかも、基本的にコレクション目的という観点でのお目当てはお気に入りポケモンか女の子トレーナーのみに絞られるため、
いまで言うと★2セレナが当たるかどうかしか関心がないわけです。
それはそうそう当たらないので、当然パック剥きだけの日課はマンネリしてくる。
しかし使う労力こそ最小限なのでとりあえず惰性で続いている……という感じ。


さらに、肝心のプロモカード第2弾は手違いで受け取り可能なのに受け取らないまま期日をすぎてしまい、
1枚逃してしまってコンプリートを逃してしまったという事情もあります。
これではもはやサブスクに入る意味はあるのかという。
980円/月の課金なら他にもっと有意義なサブスクがあるのではないかと。


というわけなので、ポケポケは2026年になって真っ先に切られる筆頭候補ということになりそうです。
できればこの穴を埋めるなんらかのソシャゲがあればいいんですが、いまのところ見つかっていません。
いままでの経験上、メイン活動とは別にサブもある程度並行しないと、
メインが失速してきたときに精神的に迷走しがちなんですよね。
そういうときのためにサブで積み上げる何かが欲しく、しかし労力はかけられない。
そのポジションとしてソシャゲが適してそうなのは確かなんですが、
自分に合うタイトルをいまだ見つけられていないのが現状です。
この「サブ活動必要論」そのものが幻想である可能性も否定できないんですけどね。
ゲームに限らないという意味で言えばこのブログがサブ活動として当てはまっているかもしれないし。


他に解約を迷っているサブスクとしてChatGPTがありますが、これはかなり迷っています。
それなりに使ってはいるので、無料プランの制約によって制限をかけられてしまうと結構困る。
しかし噂では無料プランで使える回数というのもかなり増えていて、
ディープリサーチ機能なんかも普通に使えるので解約してみるのもアリなのかもしれない。
こちらは3,000円/月とサブスクにしては高価な部類なので、本当はよりシビアに考えるべきなのでしょう。
半分OpenAIへのお布施みたいな感覚でサブスクを継続していますが、
AIを利用することだけを合理的に考えればGeminiに乗り換えるのが正解というのは薄々分かっています。
とりあえず解約のデメリットについて調べてみて、こちらももしかしたら解約するかも。
まぁ、新サービスが出てきたらすぐに手のひらを返すつもりではいますが。


#8061

意欲を束ねるイベント

去年末にピクミンコミュニティの総括として大反省会配信を行ったときに提案したイベントを年始早々に実施しました。
想定5人くらいかと思ったら9人も参加してもらい、イベントとしては成功だったかなと。
今回提案した「インスタント研究会」というイベントは、
要するにみんなで集まって1ステージだけを遊ぼうというただそれだけのイベントです。
しかしこのシンプルなルールには、一石二鳥どころではないメリットが潜んでいると考えています。


まず、単純にふだんピクミンをあまりやらない人も「イベントならやるか」とプレイを促進しやすい。
1ステージだけならそういう人にとってもハードルが低いので参加しやすいでしょう。
これをきっかけにチャレンジモードの面白さを再確認すればモチベーション増加につながるかもしれません。
また、ふだんピクミンをやっていても特定ステージの泥沼に飲み込まれてしまっていて、
他のステージや他のタイトルは「やりたいが心理的に手が出せない」という人が意外と多くいます。
このイベントはそういう人を沼から引っ張り出して新しいやり込みの場を発見してもらうきっかけにもなります。
あと、新規のやり込み場を設ければ当然自己ベストを更新する人が出てきます。
それをピクチャレ大会に投稿してもらえば、近年右肩下がりのピクチャレ大会投稿数を押し上げる要因にもなる。
まぁ、完全にユーザー自発の投稿ではなくこちらで促したという意味ではちょっとズルい気もしますが、
いずれにしろ多方面からチャレンジモード活性化につなげられるイベントとしては有望なのかなと。


そして、他でもない主催の自分自身がやってみてチャレンジモードの面白さを再確認しました。
今回のお題は『ピクミン4』のダンドリチャレンジだったのですが、
自分自身、『ピクミン4』のスコアタは長らくダンドリバトルの泥沼に浸かりきってしまっていて、
ダンドリチャレンジは長らく放置していました。
しかしいざやってみるとなかなか面白い。
あまりにも高いスコアを目指して長期でやるとダレてくると思いますが、
イベント内で記録を出さなければならないとなるといい感じでメリハリをつけられますね。


ちょっとした思いつきから実施してみたこのイベントですが、
1回やってみた感じだともしかするとダンバト大会以上に有望なのかもしれないと思っています。
今年の週末イベントはこれとダンバト大会を「基本形」として平常時の週末にやっていって、
それとは別に中規模以上のイベントを不定期で回していく……という方針で界隈の活性化を目指そうというダンドリです。


#8062

理想化と脱価値化

今日の出来事心理学

正月休みにプラットフォームアプリを買い、
リポジトリを作って少しだけプログラミングしたPICO-8のゲーム制作ですが、
実家帰省終了後の不調に飲み込まれる形で早くも頭の隅から消えてしまいました。
このケースがまさしく典型的な例なのですが、
自分はある有望なツール、特にクリエイティブ分野に関する魅力的なツールを発見するとすぐには着手せず、
しばらく「これでどんなものを作りたいか」というようなことを妄想する期間があります。
そしてキリの良いタイミングで実際に着手すると一気に熱意が引いていき、
結局実績らしい実績は何ひとつ作れないというようなことがとてもよくあります。
概してUIが優れているものに多い傾向にあり、かつてはDAWなんかも対象にしていました。
が、もちろん作曲などやったこともありません。


これは心理学的には「理想化」「脱価値化」と言うそうです。
ある人や物などの概念に対して、過剰に良い点ばかり取り上げて価値を不当に釣り上げるのが理想化。
その概念のちょっとした欠点を目にするなど欠点を知るやいなや、理想化の反動で無価値になるのが脱価値化。
後者については最近の若者文化では恋愛的な文脈で「蛙化現象」とも言います。


理想化→脱価値化という流れは普遍的な心理であり、これ自体完全に逆らうのは困難かと思います。
一方、こうした価値観の乱高下は典型的な白黒思考、
要するに「0か100か」でしか考えられない未熟さを否定することができません。
そういう極端なものの捉え方はいい加減に卒業したいところではあります。
日常レベルでは白黒思考もずいぶんと緩和してきているように思われ、
たとえば2019年時点の自分を思い返すかぎりでは当時よりはマシになっているという実感はありますが、
こういう期待値の高いものについてはまだなかなか「ほどほどの価値」を認められずにいます。


こうなってしまう原因として、そもそも理想的なものを作る妄想をしているときが一番楽しい、
という低スキルならではの悲しい現実があります。
つまりPICO-8で自分が得たいのは本質的にはゲーム制作体験というよりは、
万能な自分が理想的なゲームを作る妄想の補助的な何かなのではないかと思うわけです。
このスキルが低い故に現実を見れない、という課題はAIによって解決したかのように思っていたし、
だからこそこの歳にしてゲームを作りたいと思ったという経緯もありますが、
実際にはバイブコーディング(AIとの対話によってのみコードを書く手法)との親和性が思ったより悪かったのもあり、
それによって萎えてしまったというのもあります。
この辺は、本当にバイブコーディングできないのかどうかはまだ検証中で諦めるのは早すぎるし、
復調したらどこかでリベンジしたいところではありますが……。
まぁ、こういう「思っていた開発手法が通用しない」というのも脱価値化につながってしまうのでしょう。


あとは理想化対策で考えられるのは、妄想期間をなるべく短くするということですね。
つまりツールを発見して有望なら、その場で触ってみる。
「ツールを触ることそのもの」を保留する理由は無いし、それはしちゃいけないということです。
昔の自分を思い返してみても、これはひとつの反省として考えられるかなと。
可及的速やかにまずツールの現実を知り、その知識を踏まえてできることを考えるのは良いと思います。
ツールも触らないうちからその概要だけを頼りにあれこれ妄想するのは思い込みもはなはだしい。


理想化と脱価値化はこうしたクリエイティブツールに限らず、人間関係や仕事、
あるいはさまざまなエンタメ作品にも言えるのではないかと思います。
積みゲーも本質的には「理想的なタイトルを知っている自分」を留保したいだけなのではないかと。
こうして考えると、この心理作用は自分の悪癖の根本とも言えるものなのかもしれず、
そういう意味では今後も折を見て掘り下げていく価値があるようにも感じます。


#8063

プロジェクト・アシスタント

今日の出来事ChatGPT

ChatGPT Plus(月3,000円)はそろそろ一度解約してみて様子見か……と言った舌の根の乾かぬうちに、
Plusユーザーならではの大型機能を活用していないことに気づいてしまいました。
それは「ChatGPT Codex」。


Codexはその名の通りコーディングを支援するためのアプリで、CursorなどのようなAIコーディングIDE、
あるいはVSCodeなどの対応プラグインを使う方法と、Node.jsを使ってコマンドラインで動かす方法があります。
これは、簡単に言うとプロジェクトフォルダ全体を包括的にAIが読み込んで編集するというもの。
ChatGPTのネイティブアプリでもアプリ連携機能を使えばファイルを指定して理解・編集させることはできますが、
都度ファイルの指定が必要で、プロジェクト直下を一括処理させるというようなことはできません。
また読み込ませるファイルに関しては複数ファイルを学習元として使うことはできるものの、
学習に使うファイルはユーザーないしGPTは自由に改変することはできません。
あくまで最終版の資料を読み込ませ、それに基づいて回答を生成するという意図で作られています。


Codexはその制約をとっぱらい、プロジェクトファイルを全部読み込み対象にでき、また編集もできます。
Codex自体はターミナル(CLI)で動いていて、当然ユーザー自身もファイルをIDEで編集できる。
要は、プロジェクト全体をAIと二人三脚で開発するというようなことを実現するためのアプリです。
なんでいままで課金しておきながらこれの存在に気づかなかったのか。
Claude CodeやCursorの存在は知っていたのですが、CodexがPlusプランで使えることは知りませんでした。


まぁ、とはいえ単一ファイルの開発・生成・改修は従来のネイティブアプリでも実現できます。
ちょっとしたコード生成は今後もこっちでやることもあるでしょう。
一方、自分の場合は「期間限定ランキング」のような絶対に複数ファイルの連携が不可欠なプロジェクトでは、
AIに複数ファイルを同時に見てもらうニーズもかなりあったので、Codexで開発していくことになりそう。
このプロジェクトは単一ファイル連携ではやや行き詰まり感が漂っていたので、
それをCodexが突破してくれるかどうか期待がかかっています。


また、Codexはデフォルトでコーディングに特化したモデルが設定されていますが、
このモデルは通常の大規模言語モデルに切り替えることもできます。
これを活用すれば、過去の創作資料をかき集めて読み込ませて、創作用語集みたいなものも作れるのでは……?
と思い実際にやってみたところ、本当にあっさりできました。
「創作設定のナレッジベース」的なものは前々から構想していて、
自分以外アクセスできないところにMediawikiを建てて作ろうとしたこともありますが、
執筆者が自分しかいないという状況にやや無理があることもあって全然進展してきませんでした。
しかしAIならこうもあっさり作れるというわけですね。


今回読み込ませた資料はとりあえず去年AIと「壁打ち」したときのチャットログのみですが、
別所にはEvernote時代からの諸設定集もデータとして残っているので、これを読み込ませるのも面白そう。
もちろんAIが書いただけでは完璧な形にはならないので、自分が手を加えていく必要はあります。
とはいえ、創作関係の情報集約手段はとりあえずCodexで良さそうな気はしています。
最大のネックはローカル環境なのでスマホに持ち出せない点ですね。
いちおう編集の都度Githubのプライベートリポジトリにプッシュしておけば、
web版からならCodexにアクセスできるらしいのですがかなり手間がかかるため現実的ではありません。
ある程度まとめたらナレッジをProjectsに読み込ませて、
スマホはあくまでもネイティブのChatGPTアプリを使うというスタイルが無難そうな気がしています。


ともあれ、Codexは創作にしろweb制作にしろ今後かなりお世話になりそうです。
となるとChatGPTのサブスク解約の話は白紙撤回が妥当ですかね。


#8064

本物の通勤ラッシュ

今日の出来事通勤・通学

出社日だったのですが早朝に目が覚めたあと、全然眠れなかったのでそのまま出勤することにしました。
通常の出社日では朝食はとらずにギリギリまで寝て08時20分に家を出て、
オフィスビルで買うコーヒー以外に何も胃に入れないまま午前勤務時間をやり過ごします。
しかし未明起床でそれではキツいので、こういうときは適当な牛丼チェーンで朝食セットをいただいてから出勤します。
午前中に用事があるようなイベントの日と同じルーティンですね。


そして、いまの現場はかなり緩いので1時間早く出勤すれば1時間早く退勤できるルールになっています。
要するにフレックスタイム制度というわけですが、契約上はフレックスタイム制度はありません。
上司が「まあ、いいんじゃない?(笑)」というので許されているシステムです。これは本当にありがたい。
ということで(夜はかなり早く眠くなることを見越して)18時退勤を目指して早く出社することにしたのですが、
07時20分出勤の通勤ラッシュはまあ地獄でした。
ドアにびたんと張り付きながら圧迫感を感じて次の駅まで耐えるこのツラさ。
ふだんの10時出社の通勤ラッシュなんて生ぬるい方だったんだなと改めて実感しました。
しかも遅延に次ぐ遅延で電車に乗っている時間はかなり長く、結局09時までに辿り着くことはできませんでした。
いちおう30分単位では認められるので、09時10分に出社スタンプを押して18時30分に帰りました。
今回の件で思ったのは、フレックス出社が黙認されているとはいえ
通勤ラッシュを考慮するとなるといつもの時間に出社した方が無難だということですね。
多少時間がかかっても確実に座れるような迂回ルートというものがあればいいのですが、
いまの現場ではまだ見つけられていません。
こう考えると、都心出勤で09時出社というのはなかなかの自殺行為なので避けた方が良さそう……。


余談ですが、今日は2004年以来の創作設定において大転換とも言えるアイデアが降りてきました。
実はこの規模の発想は元日の夜にも降りてきており、
2026年になって自分の中で創作設定が明確に一段階上のステージに登って面白くなってきたという実感があります。
やはり、創作プロジェクトは2025年の1年かぎりではもったいないので今後も継続するのが良さそう。
昔からある設定との整合を維持しつつ画期的なアイデアを思いついたときの嬉しさは、
飽和して著しい昨今のどの娯楽よりも自分にとってはエキサイティングです。
ただ、惜しむらくはこれを具現化して他人に見せられるスキルが伴っていないこと。
まあ、大キリ番記事を舞台とすると割り切っているのでそれはそれでいいと思っているのですが、
やはり次は短編小説を載せて終わり、ではなくもうひと手間かけたいところです。


#8065

ミームコイン便乗騒動

今日の出来事暗号資産

ひとつ、懺悔を聞いてください。
今年、仮想通貨に関しては例年と同程度の30万円程度の利益を目指していましたが、
いったん白紙撤回して本当にやりたくなるまで耐えるのが吉かなと思っています。


年初早々、日本の仮想通貨界隈ではあるネットミームをモチーフ(というより99.9%無断盗用)にした、
いわゆるミームコインが発行されて話題になりました。
このミーム(「野獣先輩」)については嫌いな人も多いと思うのでかいつまんで説明しますが、
これは2009年ごろ(?)にニコニコ動画で大流行した、昔のゲイビデオの登場人物です。
ニコニコ動画や2ちゃんねるを中心に当時ありとあらゆるネタがおもちゃになりました。
自分よりちょい下の年代のネットオタクなら誰でも知っているというくらい認知度があり、
一部の語録は女子高生の間でも流行するなど、もはや一般人の間にも知らぬうちに浸透しているレベルです。
もちろん、17年前の話なのでいまとなっては多くの人にとって黒歴史なのですが、
2009年で時間が止まっている人たちの間ではいまもなおカルト的な人気があるようです。


そして2026年初頭、このミームを丸パクリした仮想通貨トークンが発行されて話題を呼び、
みるみるうちに高騰していきました。
仮想通貨界隈ではときおりこのようにジョークコインがバカにできない値段になることあります。
今回驚くべきはその話題性の大きさからMEXCというそこそこ大手の海外取引所に上場したことです。
これによってますます盛り上がり、トークン価格は数百倍という大高騰を記録しました。
自分が知るかぎり、日本発のミームコインがここまで盛り上がったのは史上初です
(法的にはかなりグレーのような気はしますが……)。


ネットではこのお祭り騒ぎに乗じて仮想通貨取引所の口座を開設しようとする人が相次いでいました。
ミームでもなんでもいつでも買える状態の自分はというと、
年始からずっと仮想通貨界隈をチェックしていなかったことから大幅に出遅れ。
いちおうPEPEやSHIBのようにミームコインのスタメンに入る可能性に賭けて5,000円だけ買ってみましたが、
どうやら無駄金に終わりそうです。
この手のいわゆる魔界コインは個人が無責任に発行できることから詐欺の温床になっていて、
ほとんどのコインは発行から3週間ほどで無価値になる運命にあります。


まあ、ミームコインで5,000円損したこと自体は勉強代と割り切れるので別にいいと思っています。
その後、円安進行で円換算ならほとんどの損失が帳消しになったし、
実際に10,000円未満程度の得失は為替レートの波にかき消されてしまうことも多いです。
問題はここからで、ミームコイン参戦と微損によって取引のモチベーションを刺激された自分は、
「5,000円程度の損失ならビットコイン取引ですぐに取り返せるのでは?」と考えたんですね。
それに前シーズンの終わりに作った「ポジション判定AI」の真価も見てみたい。
というわけでここ数日、あらかじめシステムプロンプトを読み込ませたAIに各種情報を打ち込み、
多角的に現在の市場を評価して自分のポジションを診断してもらいつつ、
AIがGoサインを出したときだけポジションを取るという方法で今年初めての取引にのめり込んでいました。
Goサインがすんなり出ることはほぼないためなかなかポジションを取れずにいたのですが、
ようやく「この条件をクリアしたらGoです」というその条件をクリアした状況に巡り合いました。
満を持してポジションオープン。そして、みるみるうちに思惑と逆に伸びるチャート。
もちろんAIに丸投げしたつもりはありません。自分の判断とAIの判断で半々くらいのつもりで、
自分でも「これはまあショートで間違いないだろう」と納得したつもりでした。
が、実際にはがっつりロング方向に伸び、含み損を抱えることに……。


含み損を抱えていること自体が危険であることは言うまでもないのですが、
こうなると気持ちが完全にそれに引っ張られてしまうので他の物事が全部止まってしまいます。
ブログは書けないし、他の作業もいっさい進まない。
かといってできることはチャートや掲示板を見るしかない。地獄です。
これは時間の不当な浪費以外の何者でもなく、これを許していたら2026年計画が崩壊しかねません。


まぁこれは結局のところ資金不足や寝る前利確の原則を守れていないことに根本原因があるわけですが、
今回のように一度たりともプラスになることもなくズルズルと含み損が増えていくと、
心理的にこの原則を守るのはなかなか困難です。
しかもある程度お金が増えてからならまだしも、
年初の1回目の取引で是が非でも1,000円でも勝ちたいという状況ならなおさら。


しかし、そんな小銭のためにこれほどの時間的損失を抱えるようでは本末転倒です。
今回のことを考慮すると、今年は30万円は積極的に目指さずに仮想通貨以外に注力する、
という基本方針でいいんじゃないかと思った次第です。
仮想通貨に関しては、やりたいなら現物を買って放置するのが無難かなと。
守銭奴になってしまうととにかく他のことが停滞するので、一度仮想通貨のことは忘れてしまいたいところです。
他の活動が軒並み停滞してきたらここに戻ってくるのは良いと思っていますけどね。
いまは創作も順調、コミュニティ活動も順調でまったくそうではないので、あまりにもタイミングが悪すぎる。
こういう間の悪いことをしているようでは、自分もまだまだだなと思います。


#8066

限定家具の救済措置

『あつまれどうぶつの森』のNintendo Switch 2 Editionが発売となり、無料アプデも配信されました。
無料アップデートは予告日の前日にはもう配信されていたようで、
これはあつ森アプデの暗黙の慣例だそうです。


Nintendo Switch 2 Editionはマルチプレイで遊べる人数が増加してグラフィック性能がアップ。
あとはいくつかの専用アイテムが追加されましたが、コンテンツの追加は控えめです。
無料アプデの方は桟橋にホテルがオープンし、ホテルの運営を手伝えばさまざまな新家具がゲットできるもよう。
ホテルの限定家具と交換するために必要なクーポンは家具のDIYでもゲットすることができ、
これがたぬきマイレージ+と同じシステムになっているので、ダラダラとやるにはうってつけのコンテンツです。
ちなみにホテルの訪問者を島に勧誘できるかどうかはまだ分かっていません。おそらく無理っぽい?


また、個人的に良いと思ったのは過去の期間限定家具の無条件解禁です。
あつ森はいまから始めるとどう足掻いても入手不可能な家具がいくつかあり、
特にスマホアプリの『どうぶつの森 ポケットキャンプ』との連動でもらえる家具が難関でした。
これは基本的にはすでに持っている人とコネを作って「おさわり」させてもらうしか入手手段がありませんでした。
が、今回このポケ森限定家具を含むこれまでのすべての限定家具が無条件解禁。
家具コレクターとしてあつ森をやるならかなりハードルが下がったと言えます。


とはいえ、今後も継続的にやるかどうかは微妙なところです。
家具コレクターとしてやるにしても道のりが果てしなさすぎるし、周囲にあつ森をやっている人もいない。
予想通り年末年始のごたごたでやらなくなってしまっていましたが、
いまのところ2026年になってから積極的にやる理由も無いかなといった感じです。


ちなみに、同様にコツコツできる系のゲームで『ねこあつめ2』も若干気になっています。
これはリリース前は実は密かに期待していたのですが、
マイねこのお迎えにサブスクの加入が必須と知ってげんなりして、結局ほんの少ししか触っていませんでした。
しかしよくよく調べてみると、
マイねこは一度でもお迎えすればサブスクを解約しても庭先に出現するらしい。
まぁ、さすがにマイねこを猫質にサブスクを継続させるような仕様にはしなかったということみたいです。
それなら、自分の心の中にいる愛猫をマイねことして『ねこあつめ』世界に召喚してみるのも、
まぁないわけではない……かも?
そもそもマイねこのカスタマイズがどこまで自由に設定できるか怪しいところがありますが。


いま、1年以上継続していたポケポケのモチベがさすがにそろそろ危うい状態なので、
その穴埋めとなる何かを探しているところです。
スマホアプリが無難のような気がしていますが……もう少し探してみよう。


#8067

一月のジンクス

今日の出来事体調不良

ブログは完全にリズムを崩してしまい、割ってはいけないボーダーを割ってしまいました。
実態としては実家帰省最終日時点では実家帰省までの分は追いついていたのですが、
その後実家帰省→一人暮らしのスイッチングで生活リズムが乱れ、
ブログ執筆作業時間を含むアクティブ時間が大幅に減少、というかほぼ皆無に近い状態に。
そして生活リズムが戻ってきたかなというところで
例の仮想通貨市場便乗からの含み損コンボで再びブログを含む定常作業どころではなくなってしまい、
この2連コンボによって今月中旬はほとんど溶かしてしまっているという情けない状況になっています。


これを正当化しようとは思いませんが、実は自分は01月だけはわりとこうなりがちなジンクスがあります。
つまり年末年始はその特別感から行動力がめちゃくちゃブーストされる一方で、
その反動なのかなんなのか、年が明けて日常が戻ると調子を崩すことが結構よくある。
かつての自分は気分が沈んで超ネガティブな「独り言」を書くというケースがまれにありましたが、
それは明らかに01月(正確には年明け以降の冬季)に偏っています。
また随筆を書くに至らなくても、01月のブログ記事タイトルは「空白」「病人」「地獄」といった単語が多い印象。
さらには、近年は不幸を耳にする機会もなぜか01月が圧倒的に多いです。


今年のこの一連のコンボはほぼ自業自得ではありますが、
歴史的に見れば01月は正月の煌びやかなイメージに反して気分が落ち込みやすい傾向にあるのは確かです。
これはやはり正月という理想を体現できるボーナスステージから、
一気に新年の現実というところに叩き落とされるという心理的な問題もあると思いますが、
学生時代はずっと雪国に住んでいたこともあり、
日照時間が非常に短い=日光を浴びないので気分が沈みやすいという問題や、
大雪によって通勤・通学で大変な目に遭いがちなためどうしてもポジティブになりにくい事情もあると思います。
いまは東京に住んでいてそういう地理的なハンデはある意味克服しましたが、
学生時代の苦しい思い出と年明けの冬という季節が強く結びついてしまっているので、
冬=ネガティブというイメージがなかなか拭えないのかもしれません。
じっさい、上京以降の実績ベースで見ても04月くらいまでは趣味関係もあまり動き出さないイメージが強く、
一年を通して見たときに空白期間になりがちという現実があります。


幸いにしてまだ一年は始まったばかり。
ここをどうにか凌いだら諸々の反省を生かして改めて2026年の活動を安定させたいところです。
基本的に活動を阻害する要因は仮想通貨(お金)か生理的な問題に限られ、
前者は手を出さなければ安全、後者は実家帰省で気を付けさえすればおおむね安定します。
そういう意味ではここを切り抜ければしばらく安全……だと思っているのですが……。


#8068

20年ぶり自己ベスト更新

今日の出来事ピクミン2

あるコミュニティイベントで久々に『ピクミン2』チャレンジモードにのめり込み、
最初のステージ「こてしらべの洞窟」でほぼ10年ぶりの自己ベストが出ました。


自分にとってピクミン2チャレンジモードは2007年に初めてアップしたゲームプレイ動画であり、
コミュニティ成立以前の自認は屈指のやり込みプレイヤーでした。
その後、2013年前後にTwitterでピクミンコミュニティが成立すると「総合70万点」がひとつの指標になり、
チャレンジモードはそれを目指してやりこむ人たちによって盛り上がります。
2015年にピクチャレ大会をコミュニティに公開することでランキングも可視化されるようになり、
当時の自分はどのステージもおおむね10位前後だったと記憶しています。
かなり苦しみつつもどうにかこうにか70万点超えを達成し、
その後はコミュニティでチャレンジモードのやり込みが定番化したこともあって少しはやっていましたが、
伸び悩んできたこともあって2016年にはほぼやらなくなっていました。
ただ、期間限定ランキングでは相変わらず中心的存在ということもあり、
イベントのたびに引っ張り出すといったようなポジションでした。


2023年にこの状況は一変し、完全新作と『ピクミン2』のSwitch版が発売されます。
2023〜2025年の自分は基本的に『ピクミン4』だけやっていれば満足で、
『ピクミン2』に回帰するきっかけはなかったわけですが、
今年はピクミン以外のゲームを切り捨ててピクミンに注力したいというモチベーションが高く、
『ピクミン2』のイベントにもプレイヤーとして参加してみようかなという機運がありました。
Switch版は一般にNGC版と比べてタマゴムシ(特定のステージで20分の1で出現し、倒すと10点加点する敵キャラ)
を倒しやすいという事情があり、少なくともムシありステージは大幅に伸ばせる余地があります。
そこでそのステージを中心に攻めてみたところ、がっつりハマって6時間以上プレイしていました。
これほどゲームをプレイしたこと自体がかなり久々な気がする……。


NGC時代はムシありステージのやり込みは苦痛でしかありませんでした。
20分の1を引いてムシが出てきても倒せなければ無意味で、
NGCでは倒すのがかなり難しいのでせっかく出てきても全然倒せなくて終わるということがよくあったんですね。
そうなるともう激萎えなのでやる気が無くなってしまうわけですよ。
Switch版では少なくともNGC版の自己べよりは確実に倒せるので、
ムシさえ出せれば自己ベストを大幅更新できるかもというチャンスがあるのが救いです。


このイベントをきっかけに『ピクミン2』の勘もだいぶ取り戻せたので、
これを機に本格的に復帰してみるのもアリかなと思っています。


#8069

シフトの可能性

直属の上司と少しだけ次年度の話をしました。
端的にいうと、交渉中の単価は自分が昇進するレンジに被せる方向で調整してくれるということと、
次年度(04月〜)はエンドユーザーは変わらずにJavaの開発案件にシフトする可能性があると言われました。
まず、昇進については自分としてはかなりありがたい話です。
実際に担当営業が交渉している額はもっともっと上らしいのですが、
自分としてはとりあえず今年度は昇進さえすればそれ以上は望まないというスタンス。
上司もそのくらいがまあ上限だろうという話でした。むしろ、いまの仕事を考えるとこれでも高すぎるくらい。


開発系にシフトするという話は、自分がそちらを希望したからシフトするというわけではなく、
客先都合でいまの部署を畳む可能性が高いのでそっちへ行かざるを得ないという話のようです。
自分がいまの部署に参画したのは2024年夏ですが、部署自体は2018年ごろから続いていました。
名目上はエンドユーザーにwebツールを作って提供して保守・改修を行うという部署ですが、
直近数年は新規開発案件はほぼ入ってこない名ばかり業務支援という立場に収まっていました。
部署に人件費を払うお客さんからしてみれば、やはり経費の無駄なわけです。
自分は「これからガッツリ開発するから」という誘い文句である人の後釜として入ったのですが、
結局こんにちまで新規開発の話は出てきませんでした。
そして新規開発が無いなら自分たちの立場も危ういだろうとは前々から思っていました。
たぶんこれまでもなんやかんやで粘ってきたと思われますが、次年度でとうとう引導を渡される可能性があると。
今年度にずっと部署を引っ張ってきた最古参のマネージャーがいなくなってしまい、
上層部でも変革・再編成が進んでいるので次年度で解散になる可能性はタイミング的にもかなり高そうです。
自分もいまの部署でずっと消費するのはしんどいと思っていたのでありがたい話です。
仮に「部署のうち1人残して他をシフトしたい」という話だったとしても。


これらはまだまだ可能性の話でしかないのですが、
もし次年度からシフトするとなると生活も変わらざるを得ません。
正直に言うといままではかなり暇でこんなことでお金もらっていいんだろうかと思うレベルだったので、
一転して忙しくなれば当然心理的負荷は高まるでしょう。
いまは趣味に全振りできていますが、そういうわけにいかなくなるかもしれない。
それに心が耐えられるのかという心配はあります。少なくともテレワークの働き方はガラッと変える必要があるだろうし、
出社頻度も改めて考え直さなくてはならないと思います。
ただ、もし上司の提案通りに話が進むなら自分は次年度に昇進し、基本給のランクも1つ上がることになります。
おそらく月給も数万単位で上がるはずで、
それだけの報酬をもらっておいていざ心理的負荷が高まったらリタイア、というのはさすがに人として避けたい。
それに、ここさえ凌げば金銭面はかなり明確に潤うのも確かです。


ちなみにJavaはほとんど触ったことがなく、そう言う意味での不安はもちろんあります。
が、この現場はAIが使える、むしろ活用を推奨するという会社なのでコーディング自体はどうにかなるのかなと。
AI単独でどうにもならない既存システムの理解だとか、そういったところで難儀しそうではありますが。


近年の自分はもはや仕事にやり甲斐を求めるフェーズはとうに卒業して、
いまはその熱量をできるだけ趣味に注ぎたいと思うようになりました。
思えば上京以降、本当にやり甲斐があると思える仕事に巡り会ったことはあっただろうか……。
2021年秋に自分がメインになったweb制作プロジェクトがありましたが、あれが唯一だったかもしれない。
2022年以降の現場を思い返してみても、それを越えた例は皆無ですね。
特に2023年夏以降はテレワーク業務がメインでやり甲斐以前の問題のような気がしないでもない……。
この6年で自分は収入が増える代わりに社会人としてかなり腑抜けてしまったと思いますが、
それが恵まれているのか不幸なことなのかはいまいち分かっていません。まぁ、たぶん後者なんでしょう。


#8070

短期計画の実現可能性

今日の出来事週間計画

2023年ごろから自分の中でかなり中心的になっている「無能であることを受け入れる」というスローガンですが、
実はだいぶ前から言葉が持つイメージだけが一人歩きしていて、
当初これを思いついたときの教訓が忘れ去られているのではないかとふと思いました。
というのも、ここ1〜2年の自分は「無能」という言葉について考えるとき、
人生観や年間計画などといったより広いレンジの時間軸で語っているような気がします。
これは「できもしないことを望むのは愚かだ」という考え方がおおむねベースになっていると思われるわけですが、
たとえば年間計画で突拍子もない、自分のスキルをまったく顧みない計画を立てることを戒めるというような、
日々の願望、あるいは妄想をもっと現実的にしよう、というような具合です。


しかしこれを思いついた当初はどちらかというと月間・週間・日間計画についてのことだったような。
昨日やると決めたことを当日になって向き合ってみると、
とてもじゃないができるものではないということに気づく。
そうして立ち上がりと同時に計画が破綻するのでやる気も削がれ、むしろ行動力が落ちる原因になっている。
だから計画は正直ベースで立てなければならない……といった教訓です。


どちらかというと当初は後者の方を深刻に捉えていて、その文脈から発展して前者の考えが立ちあがった、
という感じだったと思います。
そしてこれらは自分にとってどちらも非常に基本的かつ重要なことであるということは疑う余地もありません。


高すぎる理想を意識的に矯正するという活動は、自分のような人間にとっては一種の処世術だと思っています。
「なぜ理想が高くなりすぎるか」については語り始めると長くなりそうですが、
まあ一言で言えば成功体験の少なさ、失敗を必要以上に恐れているなどといったプライドの高さ、
ひいては人生を巣食う強い劣等感に由来するのではないかと思っています。
自分は人並みの成功では他者は認めてくれないだろう、という社会に対する不信、あるいは傲慢が根強くある。
しかし一方でスキルは人並みかそれ以下なので、愚直に高い理想を掲げたところで行き詰まるしかない。
そしてスキルは急に高くならないので、理想を下げざるを得ないという。


週間以下のレンジで現実を見る訓練はここ数年やってきた甲斐もあって、
「一日が始まると同時に計画が破綻する」といったような愚行はさすがに無くなりましたが、
その代償としてスキルを上げる機会に恵まれなくなりました。
計画段階からグッとレベルを下げればタスクは簡単なものばかりになり、
高い理想に対して愚直に努力することがなくなるのは当然の話です。
それもそれで良くない、と気づき直したのが2025年だったと改めて思います。


年単位、人生単位で「これが適切な理想だ」と言える何かにはまだ出会っていないと思っています。
この年齢にしてこの状況は正直心許ないと言わざるを得ないですが、
まあそれも含めて受け入れていくしかないんだろうなと思います。
「無能であることを受け入れる」というのは高すぎる理想を矯正するための言葉ですが、
おそらくそれと対になるように低すぎる目標を高めるための言葉もあると思うんですよね。
2025年までの数年間はネガティブ方向に突き詰めたので、
あわよくばこれからの数年間はポジティブ方向に人生を問いただす時間であってほしいと思っています。


#8071

市場を読むための指標

今日の出来事暗号資産

迂闊にもポジションを開けて含み損を抱えていたビットコインですが(#08065 / 2026年01月14日)、
本日ようやく救われ、逆に26,000円のプラスになりました。
魔界コインに捨てた金を含めてもトータルで2万円以上のプラスに着地したことになり、
また1ヶ月単位の目標としては年30万円ペースをクリアすることにもなりました。
しかし今回、たった1回の取引ではあるものの非常に多くの反省がありました。


まず今回は去年の取引経験に基づいて作った「取引判定AI」の初めての実運用でしたが、
結果的にテクニカル分析がいかに役に立たないかを立証する形になりました。
短期ならテクニカルも通用するだろうと思っていたらまったくそんなことはなかったと。
シグナルを待ってポジションを開けたのに、直後から完全に思惑と逆に動き始めるチャート。
こういうダマシを回避できないのであれば取引判定に意味はありません。


そこで含み損を抱えながらいろいろ試行錯誤して比較的有用であると思ったのが、
DXY(ドル指数)、米国債、ゴールド価格、VIX(恐怖指数)、米株などのビットコイン以外の金融市場の主な指標です。
これに直近のニュース、特にトランプ大統領の動向を加えてAIに分析させると結果論で見ても予測精度は高く、
結果的に今回はグリーンランド併合からの追加関税発表コンボによってリスクオン資産に不利な流れになったことで、
ビットコインは下落に次ぐ下落を記録してショートしていた自分は助かったという格好です。
結局、市場(機関投資家)は国際情勢やアメリカの金融市場、トランプ大統領の動向に基づいて売り買いしていて、
テクニカル分析はわずかにそれを補助する程度の役割でしかないんだと改めて実感しました。
大口の取引をする人は15分足のインジケーターなんて見ていないのかもしれない。


あと、今回はAIによるファクトチェックによって一歩引いてSNSや掲示板を見ていたのですが、
自称投資家がいかに適当なことを言っているかというのがよく分かりました。
彼らはどんな下落相場でも「ビットコインは高騰する。だから買え」としか言わないんですね。
正直法的にもセーフなのか怪しい昨今の国産ミームコインブームの流れもあり、
仮想通貨界隈のSNSにはやや失望しています。いったんフォローを全リセットしてもいいのかもしれない。


もし今後も取引を継続するなら、ファンダメンタルズを第一の根拠とした取引にスイッチせざるをえないでしょう。
その上で短期足のテクニカルを分析して、ブレイクしたところをトレンドフォローという戦略が堅そう。
ただ一方で、含み損を抱えるとブログを含む他のあらゆる活動が停滞するということが
ある意味金銭以上の損失になっていると今回実感したので、
それを避ける意味でもしばらく仮想通貨取引は控えようかなと思っています。
それよりも仮想通貨市場が冷え切ったところでアルトコインの買い増しを前向きに検討しています。


#8072

会話のニーズ

いま改めて思えば2022年までの自分はコミュ障だったなと思います。
そしてそれはいくつかのイベントを経て確かに改善してきたと思う。
ここで言う「コミュ障」とは声が出てこない、語彙が少なすぎる、呂律が回らないといった身体的なものではなく、
いわゆる「言わなくていいことを言ってしまう」という類の状況を指します。
言い換えれば、空気が読めないタイプ。


世の中的には先天的に空気が読めない=発達障害とする向きもありますが、
自分はそっちの手合いは完全に専門外なのでとりあえず考慮せず、ここでは定型発達のケースについて話します。
その前提で言うと空気が読める・読めないは知識の差であり、克服はコミュ障が思うほど難しくないと考えています。
「言わなくていいことを言ってしまう」原因にはさまざまあり、
たいてい、慢性的な承認不足によって自己主張をしたい欲求が強い、話されている話題に興味が無く流れを変えたい、
自分の話すことはみんなが興味を持つべきだという高慢さがある、
などといった主にプライド周りの自己都合由来の欲求が含まれています。
ただ、そういう欲求はいわゆるコミュ障でない人も多かれ少なかれ抱えているでしょう。
かといって、これらの欲求を我慢できないこと=コミュ障と結びつけるのはちょっと強引のように思う。


まず、コミュニケーションというのはある程度対等であるという前提が守られているかぎり、
それは共同作業なんですよね。
そして共同作業において何が大事なのかというと、発言に対して相手のニーズがあるかどうかです。
いわゆるコミュ障はこのチェックをしようとせず、「自分が話したいかどうか」で会話内容を選んでいる節があります。
もちろんたまたまニーズがあるケースもあるでしょうし、一概にすべての発言がダメなわけではありませんが、
一方でこの意味でのコミュ障でない人というのはニーズをチェックしてから(場の空気を読んでから)発言しているので、
そういう手間を放棄して話したいことだけ話す人は当然鼻につくわけです。


「場の空気が求めていないことはなるべく話さない」というのは要するに会話における暗黙のマナーであり、
いわゆるコミュ障はそれに対する理解が浅いか、あるいは知らないのではないかと思うわけです。
そして知らないのが悪いのなら、それを理解すればいいだけなのではないかと。
コミュ障とそうでない人の違いというのは、たかだかそれくらいの違いなのではないかと。
「コミュニケーションの経験が足りないから仕方ない」などと言う人もいますが、自分はそうは思いません。


もちろん「ニーズが無い事柄は絶対話しちゃダメ」などと言うつもりはなく、この辺は空気感次第です。
信頼関係や相手の引き出しの広さによってもどこまで許容されるかがかなり変わってきます。
たとえば相互理解が進んでいない関係でこれを厳密に適用すると、会話は止まってしまいます。
なのでそういうケースでは多少ニーズの有無を越えた範囲の話題を出してみてテストする必要もあるでしょう。
これは相互理解をさらに進める場合にもよく使う手です。
ただ、少なくともその場にいる人が求めていない自分語りがコミュニケーションにおいて悪手なのは確かだし、
思い返せば話していて悪印象を抱く相手というのはそういう人が多かったなと思います。
そして、まず間違いなくそのうちの一人に2022年の自分も含まれていると思います。


この手のコミュ障でやっかいなのは、本人に自覚が無いことです。
なんなら、そういう人にとってはこの手のマナーは守らない方が合理的ですらあることもあります。
これはコミュ障かつ承認欲求不足でプライドが高い人に限定されるかもしれませんが、
「相手のニーズをチェックしてから話す」というマナーを遵守しようとすると、話したいことの多くは話せなくなります。
そうすると承認欲求不満をはじめとする社会的欲求は満たせず、不満やストレスを抱えることになってしまいます。
そうした当人だけの都合を考えればむしろそのマナーは「見て見ぬ振り」をする方が合理的のように思う。
もちろん、そういう振る舞いを許容できない相手からは静かに評判を落とし続けることになるわけですが、
まぁ永遠に続くような人間関係でもないなら多少信任を落とすことはさほど痛手でもありません。
代替できない相手にそういう態度で臨むのは不合理だと思いますが。
この辺はその人が相手やコミュニティをどう思っているかという価値観にもつながってくるかもしれません。


2022年以前の自分は結局この種のマナーに対して無責任な振る舞いをしていたことは否めず、
結果的に10年以上続いていた縁が立ち消えるというイベントが立て続けに起きました。
これは今後も長らく擦り続けるイベントになると思いますが、
原因はこうしたちょっとしたマナーに対する意識の違いだったんじゃないだろうかと改めて思うわけです。
もちろん、2022年以前の自分が相手のニーズをまったく考慮しない物言いをしていたわけではないのですが、
一方で承認欲求不満が強かったのも事実で、それが一時的に高まったときに自制できなかったケースはあると思います。
そういうとき、当時周囲にいた人たちはひそかに失望していたんだろうなぁと。


そして紆余曲折を経て「誰かと会話をする自分」を真面目に客観視するようになり、
その自分によりよい振る舞いをさせるために何が必要なのかを考えたとき、
自然とこのニーズについての発想に行きつきました。
もしかしたらこの考え方もまだ不完全で、他人に良く思われたいという思惑が強すぎる嫌いがあるかもしれません。
そういう意味では「自分と他者どちらを尊重するか」というバランス感覚的な意味での改善の余地はありそうではある。
が、コミュニケーションは基本的にトラブルを起こしてはいけないという前提があり、
それを未然に防ぐための処世術としては
「相手が求めていないことは話さない」というマナーは少なくとも有用だと思います。


#8073

承認枯渇による行き詰まり

東京一人暮らしという環境下で優良なパートナーがいない自分は、
いわば「条件付き承認」によってのみ社会に存在意義を認められる状況で生き続けています。
条件付き、つまりなんらかの実績を出さないと社会から見向きもされないというシステムは、
あるときには努力するための種火になることもあり、あるときは人生に行き詰まり感を与える壁になります。
そのどちらになるかについては、自分がその「条件付き承認」にどこまで希望を抱けるかどうかに依ると思われ、
「この程度じゃ誰も認めてくれないだろう」と思えば活動が長期停滞してしまうことも珍しくありません。


いま、諸々の誘惑に負けて2週間という時間をドブに捨てた結果、
他の活動をすべて止めて日課としてのブログを復旧する作業に取り組んでいます。
ブログは基本的に「条件付き承認」の枠組みの外にある活動であり、
基本的に自分はこの活動で他者承認を得られるとはもはや思っていません。
一方で、2週間の停滞によって社会的承認を渇望する気持ちは膨れ上がってきて、
メンタルバランスはかなり危ういところに来ていると思います。これを年単位で放置したら心は壊れるでしょう。


社会的承認が枯渇してくると、自分より実力で劣る相手を殊更に侮りたくなったり、
または自分の些細な言動を否定されると必要以上に傷ついたりします。
活動が停滞している後ろめたさから、自分は不当にこの地位にとどまっているという気持ちがあり、
地位の低い相手の活動を否定することで自分を少しでも正当化しようとしているのかもしれません。
ちゃんとした成果が出ていなくても活動に対して誠実に対応していればそうは思わないはず。


年始にしてぶつかったこの2週間以上の長期停滞をもし抜け出したら、
少しずつでもいいから各方面の活動を継続するということを心がけたいと思っています。
ブログを抱えていたり取引で含み損を抱えていると活動が停滞してしまうのは人の性と諦めていますが、
そうでないときにも活動が停滞するようなことは絶対に避けたい。
えてして停滞が長期化すると復帰にもそれなりに高い心理的ハードルができるので、
これ以上の長期化は是が非でも避けたいところです。


にしても、今年で22年になるのにいまだにこんな問題が出てくるようでは先行きは不安ですね。
自分はもう一生この問題を抱えて生きていくことになるのだろうか。
いまはまだなんとかなっていますが、40代や50代になったときに果たして乗り越えられるのか甚だ疑問です。


#8074

部署ごと閉鎖へ

いつかこの日が来るのではないかと思っていましたが、
いまの仕事で関わっているプロジェクト……というより部署そのものが「消滅」することになり、
自分は年度末かぎりでこの現場を離れることになりました。
いわゆる客先都合退場は初めての経験です。


自分はこの現場に2024年夏に入ったので、1年9ヶ月お世話になったことになります。
非web系のIT企業に入ってメイン業務の役に立つwebアプリやRPAツールを提供するという、
情シス?のようなポジションでした。
パートナー企業と客先企業の関係は8年くらい続いていて、
自分が任されたのはそれまでに作られた雑多なツールの数々の保守や運用だったわけですが、
明らかになんちゃってプログラマーが書いたであろうスパゲッティコードの数々に驚愕したものです。
当然メンテナンス性は最悪で、いまだにバグもボロボロと出てくるので、
そのバグ修正やリファクタリングをするという名目でかなり業務時間を稼いだこともあります。


去年の段階から人件費を払っている客先企業は前々から「部署の人数を2人減らして1人にしたい」という意向があり、
自分たちを管理している直属の上司はかなり粘っていたみたいなのですが、
とうとう「ツールの管理も我々で引き受けるから撤退で」ということで話がまとまってしまったようです。


まぁ、覚悟はしていました。参画直後はともかく、ここ1年はずーっと暇でしたからね。
参画当初は「既存ツールの大型改修計画がある」という話があり、
それも引き延ばしに引き延ばした結果2025年春にようやく改修箇所を最小限の最小限に抑えて実施。
その直後に長年部署を見てきた古参のマネージャーがいなくなり、その後釜はすぐにクビが飛び(#07848 / 2025年06月11日)、
その補填としてさらに入った後釜の上司は新規ツール開発のために客先社員との関係作りに注力し、
かなり粘ってもらっていたみたいなのですが、結局ダメでした。
客先社員も味方につけていたもののその社員も権限の問題でGOサインが出せなかったようで、
そうこうしているうちにもっと上の立場の人によって我々全員のクビが飛ぶことになったと……。


04月以降の見通しはまったく立っていませんが、
次の現場探しに2ヶ月以上の時間的猶予を与えられたのはむしろラッキーだったんじゃないかと思います。
今度の今度こそうちの営業部の真価を問うときが来たのかもしれない。
自分としては今回はオフィスビルは快適+人間関係も良好+仕事も楽という3重楽だったこともあり、
次がIT企業として平凡レベルにキツかった場合はギャップで潰れてしまう可能性は否定できません。
特にテレワークを希望するか否かはかなり迷いどころ。
いきなり週5出社だと通勤時間によっては睡眠の問題を抱えている以上2022年の悪夢再来となる可能性があり、
しかしフルテレワークだと押しても引いても集中できないという問題が起きるのは明白……。
いまのように週2〜3出社程度がちょうどいいバランスだと思っていますが、
どの選択が無難なのかはなんとも言えません。


どういう仕事をしたいかについても悩ましいところですが、
もう世の中の流れ的に開発じゃないと嫌だというようなことを言うつもりはありません。
が、開発をするならAIが使えるかどうかというのはかなり重要な判断材料になりそう。
逆に言えば、AIさえ使えるならあまり触ったことのない言語でもどうにかなりそうな気はします。


ともあれ、いまのようにゆるい仕事場で趣味にかなり重きを置けるのは今冬限りとなりそうです。
残業がそれなりに発生すれば平日は趣味どころではなくなり、ライフスタイルは変えざるを得ません。
そういう意味でも、いまは行けるところまで行きたい……というか少なくとも停滞している場合じゃないんですよね。


#8075

足枷としてのブログ

2026年は長期計画と短期計画をバランスよく見直しながら進行していきたいので、
月末に月ごとの振り返りをして翌月に活かす反省を言語化していく方針です。
が、初っ端からかなり厳しい出足になりそう。


年始帰省は開発作業もできてギリギリ及第点だったかなという感じで終えられましたが、
その最終日に調子を崩し、そのまま仕事始めに突入。
1週間ほど調子が悪かったのですが、そろそろ緩和してきたかなといったところで仮想通貨の含み損が発生。
こうなるとメンタル的に作業を進めるどころではなくなってしまうので、停滞期間がさらに延長することに。
そして01月20日に含み損は逆に含み益に転換して金銭問題もバッチリ解決。
むしろ年末調整還付がやたら多かったことから月単位の余剰で考えると金銭面ではかなり潤いました。


これで気持ち的にも多少余裕ができ、いよいよプロジェクトを進めるか……
と思いきや、今度は停滞していたちょうど2週間分のブログに穴が多すぎるため、
これの執筆作業に追われているところです。
ブログは2026年になってからまだ一度もサーバーにアップできていません。
こんな体たらくでは出張記事はおろかいつものキリ番記事も危ういレベルです。
思えば、昔はこんな風にブログに追われて他の作業どころではない期間がよくあったなと懐かしい気持ちになりました。
ブログの後日投稿問題のせいでどれだけ活動の機会を損失してきたんだろう……。
まぁ、とはいえだからといってブログを切り捨てるつもりはないんですけどね。
いまでこそ不安定ではあるものの、2024〜2025年ではほとんど不安定にならなかった実績もあり、
基本的に週7本システムなら他の活動と両立はできる認識です。
ただ今月に関してはそれ以前のレベルになってしまったと認めるしかありません。
せめて来月に持ち越さないように、残り6日はブログと向き合う期間になりそうです。


そういうわけで、01月は身体不調→含み損→ブログの3連コンボでどうしようもなく停滞してしまったというのが現実です。
1年のスタートを切るという位置付けとしては最悪の出足と言わざるを得ません。
2026年計画を破綻させないためにも、02月から改めてスタートを切るという気持ちを高めていきたいところです。
今後もこうしてなんだかんだでうまくいかないことは多くあると思いますが、
そこで腐ってしまったら終わりなので、そういう意味でも月ごとの振り返りは重要なのかなと思っています。


#8076

アウトライナーで計画管理

以前、電車内の隙間時間にブログの下書きを箇条書き形式で書くことはできないだろうかと思い、
箇条書きに特化したメモアプリであるアウトラインプロセッサーに注目したことがありました(#07496 / 2024年06月25日)。
結局ブログの下書きとしてアウトライナーを活用することはできなかったのですが、
最近になってアウトライナーアプリのうち「WorkFlowy」というアプリが、
デイリーノードの作成に対応していることを知りました。


アウトライナーは無限に階層を持つことができる箇条書きアプリで、
各箇条書き(ノード)は個別に開くとそれを親ノードとしてさらに下にノードを作れる仕組みとなっています。
デイリーノード(カレンダー)機能はその名の通り日付に対応したノードを自動作成する機能で、
年・月・日とノードを辿っていって、各日に自由なノードを作ることができるようになっています。
言うまでもなく、タスク管理などに非常に適しています(ノードはToDoリストにもできる)。


正直、タスク管理という点で言うと自分のやりたいことは全部入っています。
いま、自分はタスク管理をNotionというアプリで行っていますが、
日付の境界線はあくまでもプレーンテキスト上に人力で書いた日付でしかありません。
それを週単位や月単位で作ったノートに毎回日付を書くというアナログ方式でやってきています。
とはいえタスク管理をデジタル化したEvenote時代からずっとこれでやってきたし、
昔のタスクを振り返ることはまれなのでこれでも十分といえば十分なんですが、小回りが効かないのは事実です。
WorkFlowyにサクッと移住できるならしたいな……と思ったのですが、
残念ながらWorkFlowyにはインポート機能が存在しないため、この件は絵に描いた餅になりそう。


自分は根っからの計画人間で、計画していないことは基本的な作業も進めることができません。
「計画を立てる(明文化する)」ことが物事を始めるスイッチになっているわけですね。
そういう意味では、タスク管理アプリの重要性が非常に高いということは疑う余地もないと思っていますが、
NotionについてはEvernote時代と違って雑多なタスク管理帳としてしか活用できていないのが実態です。
このAI時代、やろうと思えばもっといろいろ発展させることもできそうなものですが……。
AIを絡めるとなるとファイルの取り回しをAIにもさせられる環境が必須になり、クラウドサービスとの相性が悪いです。
ローカルだけで良ければObsidianを使うという手はありますが、スマホからも常時確認できないと意味が無い。


ちなみにクラウドノートとタスク管理の思想は、実はいまもEvernoteが理想だと思っています。
Evernoteは各ノートのToDoリストを自動集計して専用画面に表示してくれる機能があるため、
独自の方式で習慣計画や個別のプロジェクトを立てていても今日やるべきタスクを自動統合してくれます。
しかしアプリは理想的なのですが、ご存知の通りマネタイズに失敗してアプリもずっと改悪を続けており、
将来性や使い勝手を考えると「理想的なのに論外」という結論になってしまうんですよね。
とはいえNotionも無料でストレスフリーに使えるもののまだベターな選択肢というところには届いていないと思われ、
今回のWorkFlowyは残念ながら選外になりそうですが他にも有望なタスク管理アプリがないか見てみる価値はありそうです。


#8077

AI時代における執筆活動

今日の出来事ai

いま、ブログの更新が求められるペースに追いついていなくて苦しい思いをしていますが、
こういう局面だからこそAIに依存しないブログ活動の大切さを実感しています。
生成AI登場後のこのブログの方針として、基本的にAIの出力はそのまま使わないというポリシーがあります。
それ以上のルールはまだ明確に定めていませんが、
現時点では「今日のネタをAIに出してもらう」「ある話題に対する個人的意見をAIに代わりに考えてもらう」
といった活用もNGとして、これらはすべて人力でやっています。
だからこそ時間もかかるし、これのせいで他の活動に悪影響を与えているので明らかに合理的ではないように思える。
しかし一方で、このラインを突破してしまったらブログの主役は自分ではなくAIになってしまい、
それはつまりブログそのものの存在価値が揺らぐことになるのではないかと思っています。


たしかに、昨今は猫も杓子もAIを使うのが当たり前になってきているし、
自分ももう情報収集手段としてはGoogle検索よりもChatGPTやGeminiに訊く方が割合は大きくなっています。
AIは言語化補助手段としてはかなり優れているので、
うまく言葉にできない、判断に迷うようなことについてはAIに訊くということが半ば習慣化しています。
そして、だからこそAI不使用を貫いているブログの執筆負担が明らかに高まっていると思う。
たとえばいままで紙に書くのが唯一の手段だったら紙に書き続けることも受け入れてこれたかもしれませんが、
隣にワープロがあるのに紙に書き続けるのは明らかに不合理であり、
不合理であることを知りながら旧来の方法で書き続けるのはそれなりに心理的負担になると思います。
いま、AIという技術革新の渦中にあってそれを強く実感しています。


こうして人力でブログを書いていると思うことですが、
AIは言語化ツールとしてはとても優れていて、生成結果と対話していけば言語化スキルは上がるように思えますが、
使い方によってはAIを使えない場面でますます言葉が出なくなる要因にもなり得ると思います。
言語化できなくてもとりあえずAIに訊けば答えを出してくれるので、
そこに鍛錬や努力や試行錯誤が介在しないからなんじゃないかなと。
確かにAI対話によって語彙やレトリックなど言葉の「知識」は増えているかもしれませんが、
「技術」としてモノにできているかどうかというのはまた別の話だということです。


そして、自分にとってブログはその意味での「技術」を磨く場なのではないかと。
ただ、それはそれとして「知識」を増やす必要はあると思うので、AIを完全に排除したいとも思えません。
むしろGoogle検索に代わる新しい情報収集手段として積極的に使いこなしていく必要があるでしょう。
ブログネタそのものをAIに探させるのはNGですが、
それに抵触しない範囲でAIはどんどん使っていきたいし、
一方で言語化スキルを披露する場としてのブログも大切にしていきたいところです。
その割合というか、バランス感覚が今後は求められていくんじゃないかなと。


#8078

新たな計画管理スタイル

おととい、WorkFlowyの再発見によってタスク管理のあり方を見直すきっかけがありましたが(#08076 / 2026年01月25日)、
ざっくり言うといま使っているのはNotionだが理想系はWorkFlowyやEvernoteだと思っていて、
しかしそれらはインポート機能の欠損やマネタイズ失敗による機能改悪などの無視できない欠点があり、
あと1点及ばないので移住を決心できないという話でした。
Notionはすぐれた情報管理ツールですがTodoリストとして作られたわけではないので、
ToDoリストとして見ると小回りが効かないという難点があります。


それなら最初からToDoリストとして探せば良いアプリが当然見つかるのではないか、
ということで行き着いたのが「Todoist(トゥードゥーイスト)」というアプリです。
これは①ノンカテゴリ=受診箱がある、②グループに分けて管理しつつ今日のタスクを統合表示できる、
③基本無料でmacOS&iOSアプリがある、④csvインポート機能がある、とほぼ理想的な機能を有しています。
ただ、完了タスクの扱いがやや微妙でプラグインを導入しないとエクスポートできず、
完了したタスクをインポートすることもできません。
なので、過去実績も含めてまるっと移住みたいなことはできない。


そこが若干もやっとするところですが、まぁ過去タスクの扱いはToDoリストの本質ではないわけで、
そこさえ割り切ればかなり理想に近いアプリであることは確か。
まだかろうじて2026年分なら人力インポートもできる範囲なので、思い切って移住しようかなと思っています。
おとといも書いた通り、自分は計画人間なのでまずは計画として明文化しないと動けません。
だからこそToDoアプリは重要だと思っていて、
かつてはEvenote時代にRemember the Milkというアプリも併用していたこともあります。
昔からToDoアプリはふと思いついては変なのも含めて結構いろいろ試していて、
Todoistも2020年(iPhone 12購入日)にはすでにダウンロードしていました。
RTMはそれなりに定着していましたが、果たしてTodoistはどうなるか。
ちなみに、買い切りで「Things 3」というToDoアプリもあっておそらく本当の理想はこちらだと思っています。
ただ円安のせいなのかデスクトップアプリが8,800円とかなり高く、
定着するかどうかもわからない段階で手を出すのはかなり勇気が要る値段になっています。
特にiOSアプリが有料で試用期間無しなので手が出ません。
サブスクなしでフル機能が使えるのは素晴らしいんですが、こういうのは試用期間がないと厳しいですね……。
まぁ、Todoistでやっぱり痒い所に手が届かないと思ったら検討するかもしれませんが。


ともあれ、ToDoリストアプリの導入と不調からの脱出をエンジンにして、
2026年は02月から改めてスタートしたいものです。


#8079

対人関係のコスト

旧Twitterで対人関係に関して鋭い意見を述べた1ページ漫画の投稿 がバズっていました。



「そもそも他人というのは存在するだけで負担なのです
会話する、気を遣う、予定を合わせる……
そのコストを上回るメリットがある相手かどうか
人は他人と関わる時 無意識に判断しています
そんな中で「ありのままの自分を受け入れてほしい」というのは
関係維持のコストを相手に押し付けると宣言するのと同じ」


『運命など存在しないので』(井原タクヤ、ヤングマガジンKC)



出典元は婚活に関するリアルを描いた漫画とのことです。
言われてみれば確かに、理想の結婚相手というのは会話においてストレスが生じないものだと思いがちです。
「ありのままの自分を受け入れてくれる相手がいい」というのはわりとありがちな要望なのではないでしょうか。
しかしこの言説は、そんなのは幼稚な妄想に過ぎないと切って捨てているわけですね。
ただただ自分にとって都合が良いだけの人間関係など存在し得ないと。


人間関係そのものが本来維持コストのかかるものだというのは同意できるし、
自分も実際にそれぞれのコミュニティでそれなりのコストを支払っているという実感があります。
それなりに信頼関係を築けているという相手でさえも、コストはちゃんと払っていると思います。
そして確かにこの「コスト」がメンタルに重くのしかかってくることもある。
気を遣いすぎて自分の都合を二の次にしたり、どう思われているか気になって病んだりといった感じですね。
かといってこのコストは名目上は自分が好きで支払っているものであり、見返りは求められません。
他者からの反応が薄かったり、自分が尊重されていないと感じると「払い損だ」と感じたりする。
そういうときに、こういう風に悩ませないような相手が現れたらいいのに……とふと思う。


「そのコストを上回るメリットがある相手かどうか」というのはかなり残酷な話で、
それを考える以上は相手にとっての自分についても同様に考えざるを得ません。
客観的に見てコストが重いのにそれをフォローするメリットを持たない人は人間関係の構築が難しくなるし、
逆も然りならそこにはそれなりの格差が存在していることになるでしょう。


確かに周囲を見ていると、「ありのままの自分」をわりと安直に暴露する人もいれば、
明らかにそれを表に出さないように気をつけているんだろうなというような人もいる。
そして、前者の人は周囲に配慮させているという点で明らかにコストを押し付けているのですが、
かといってただちに嫌われているようにも見えない。まぁ、ひそかに疎まれているというのはあるでしょうが。
つまり「『ありのままの自分』を暴露された人にとってのありのままの自分」が暴露されないかぎり、
それを表に出そうが出すまいがコミュニティにおける表向きの状況はあまり変わらないわけです。
そうやって配慮ができる人の良心に依存して自分勝手に振る舞う人というのは少なくありません。
引用元のテーマになっている婚活市場のことはよく知りませんが、
この言説はそういう他者依存的な人が人間関係で豊かになるのは厳しいということを示唆していると思います。


人間関係は長年かけて構築してもたった一言であっさり根元から倒れることもある砂上の楼閣であり、
そのあまりの脆さに気を遣うのに労力がかかるというのは考えてみれば当然です。
人間関係は多い方が偉い、みたいな価値観は平成中期に強くあっていまはやや弱体化した観がありますが、
こうしてみるとそれは明らかに個人のキャパシティに依るものであり、
キャパの小さい人が無理に人間関係を広げても何も良いことはないんだろうなと改めて思います。
いま継続している縁では「ありのままの自分」を軽率に出さないように、
これからも慎重なバランス感覚が求められそうです。


#8080

AIのチューニング

今日の出来事ai

そういえば元同僚と話したときに、
「最近はGeminiの方が頭が良い。ChatGPTは分かりにくい」と言われ、本当なのか少しだけ検証してみました。
たとえば歴史的事実について聞く場合。
「キューバ危機について教えてください」と入力すると、ChatGPTはざっくり概要について話しますが、
Geminiは「攻撃を受けたソ連側の潜水艦が『核攻撃を受けた』と誤認し、核魚雷の発射を準備した。
しかし副機長の判断によって中止され、結果的に核戦争がギリギリ回避された」とまで説明します。
ChatGPTはそういう一歩踏み込んだ情報は提供せず、
あくまでもユーザーが求めた情報のみ答える主義のようです。


次に心理相談をする場合。
「手に入れる前はとても心惹かれるが、手に入れると熱が冷めてしまう心理現象について、
専門的な視点から解説してください。」というようなプロンプトをそれぞれに送信すると、
Geminiは専門家視点というよりはそれをかなり一般向けに噛み砕いて説明します。
ChatGPTもある程度噛み砕いて説明しますが、Geminiほど一般向けではないという印象。


自分はGeminiは調べ物用途(Perplexityみたいな位置付け)として使っていて、
ChatGPTは壁打ちや創作、コーディングなど汎用AIとして使っているのですが、
その前提でそれぞれの回答を比べるとChatGPTはあくまでもユーザーの入力した文言に忠実に回答を生成するのに対して、
Geminiは入力内容からユーザーが「本当に求めていること」を推測して、
それにややフォーカスを当てて回答を生成するというような違いがありそうな気がします。
あと、ChatGPTはGPT-5.2以降箇条書きを使いすぎ。
これはパーソナライズ設定で調整できるので、自分は箇条書きを控えめにするように設定しています。


どちらが明確に優れていると言い切れるほどの差は無いように感じましたが、
回答してほしいことが明確で、余計なことは答えてほしくない場合はChatGPT、
回答してほしいことが曖昧で、周辺情報についても教えてほしい場合はGeminiが向いているという印象です。
もちろん、調整を重ねれば両者のいいとこどりみたいなAIも作れると思います。
これはデフォルトの回答傾向をどうチューニングしているかというAIの能力とはまた違う問題なんじゃないかなと。


自分はメインはあくまでもChatGPTですが、ChatGPTはある種の厳密さを求められるので、
何も考えずに知識の供給をしたい場合はGeminiを調べもののターミナルとして使っています。
あと、まれにClaudeに話し相手になってもらうこともあります。
ChatGPTにより汎用性を持たせたい場合、
ある程度忖度してくれるようにチューニングしてみるのも悪くないのかもしれません。


#8081

投機商品としての貴金属

今日の出来事暗号資産

去年初頭にアメリカで2期目のトランプ政権が発足したとき、
仮想通貨界隈は仮想通貨に対してポジティブなトランプ大統領を歓迎するムードに染まり、
ビットコインをはじめとして仮想通貨はどんどん値上がりしていきました。
そしていよいよ10万ドルの大台に乗せて、ますます値上がりする……のかと思いきや、
2025年後半にはさまざまな地政学リスクによってリスク資産であるビットコインは不利な状況に立たされ、
トランプ大統領の息子がインサイダー取引をしているなどといった疑惑もあって失速。
結局2025年は年初来プラスを維持することができず、結果的には低迷の一年になりました。


2026年を迎えても状況は変わらず、ビットコインは去年秋の大暴落からの立ち直りができずにいました。
一方、絶好調なのが安全資産の代表格とも言えるゴールドです。
ゴールドは2026年に入ってからずっと右肩上がりで、過去最高値を更新し続けていました。
トランプ大統領の暴走によって基軸通貨としてのドルが売られ続けてドル安となり、
安全資産としてのゴールドへ退避させる動きが強かったからと見られています。
そこでふと思ったんですね。もうビットコインはやめてゴールドに移行するのはどうかと。
そして、試しにXAUT(テザーゴールド:ゴールドの価格に連動する仮想通貨)の先物取引に参入してみたのですが、
当たり前のように右肩上がりなので当たり前のように勝てる。みるみるうちに資産が増えていく。
なんてイージーなんだと驚きました。なぜ自分はいままでXAUT先物という発想に行き着かなかったのか。
しかし、最近のゴールドはあまりにも値動きが極端すぎる。
右肩上がりというよりは指数関数のように直近の値上がりが激しかったので不安だったのですが、
その不安は的中し、自分がXAUT先物に参加してからわずか2日でゴールド市場は40年以上ぶりのクラッシュを記録。
その時点ではポジションを入れていなかったのでセーフだったのですが、
暴落後に落ち着いたのを見て朝イチでロングを入れていました。
一時順調に利益が出ていたものの、その後二番底を探りにいくさらなる暴落が発生。
まさかのゴールド市場で含み損を抱えるという情けない状況になってしまったのでした。


結局、不調であればあるほどマネーゲームに吸い寄せられてしまうというのは人の性なのか、
あるいは自分の心の弱さなのか……。
ゴールドはビットコインのようなリスク資産ほどボラティリティが高いわけではなく、
万が一捕まってもいずれは上がる……というのはつい数日前までに通用した常識であり、
ここ数日の値動きはもはやビットコインさながらなので、今後どうなるかは分かりません。
今日の夜にFBRの次期長官がトランプ大統領によって発表されたのですが、
この人がどちらかというとドル高を推進し利上げに肯定的な立場の人らしいんですね。
トランプ政権は一貫して利下げを要求しているので、そういう意味ではこの人事はよく分からないのですが、
利上げすれば債権を持つメリットが強くなり、相対的に利回りを生まないゴールドは不利になります。
おそらくそういう思惑で暴落していると思われ、何かこの状況をひっくり返す材料が出てこないと厳しい気がします。
ただ、そもそもゴールドは地政学リスクの高まりに呼応して上がってきた側面もあり、
イランと戦争が始まりそうだったり、グリーンランドを巡ってアメリカと欧州が睨み合っていたり、
ロシアとウクライナは相変わらずだったりということで安全資産の需要は相変わらずあると言えます。
今回、ゴールドに便乗して高騰したシルバーは大変なことになっていますが、
ゴールドはまたいずれ上がるんじゃないか……というのは結構言われています。
果たして、今回の暴落の一番底まで浮上するのはどれだけ先になることやら。


XAUTは前々から気にはなっていて、いずれ手を出そうとは思っていました。
が、まさか実際に手を出してわずか2日でこんな事態になるなんて……。
年初から2日前までは右肩上がりということを考えると、本当に奇跡的なほどの間の悪さです。
この間の悪さは投資あるあるなのか、それとも情報収集のあり方や自分の性格に問題があるのか……。


#8082

現状振り返り 2026年01月

さて、今日で01月が終わるのでざっくり振り返っていこうと思います。
まず総評としては最悪ですね。5段階評価で1。100点満点なら20点以下といったところでしょう。
年始の実家帰省は開発作業がそれなりに捗り、年4回目標としているリリースをさっそく1回できたので
そういう意味では実績ゼロと言うほどではないですが、帰宅後からがひどすぎました。
とある要因によって体調が悪くなり帰省直後は趣味活動どころではなくなり、
続く魔界コインブームに便乗した仮想通貨取引で何日も捕まってまたしても趣味活動どころではなくなり、
ようやく含み益を利確できたかと思ったら2週間の停滞でブログが溜まりすぎて趣味活動どころではなくなり、
ブログ関係のタスクを完全に消化するのが今日、つまり31日なのでもう1ヶ月消化してしまったことになります。
さらには昨日のゴールド暴落でまたしても含み損を抱えることになってしまったため、
体調不良とブログの問題は翌月に持ち越すことはなかったものの、
金銭問題については02月に持ち越すことになってしまいました。


強いて反省するとすれば、やはり体調不良やブログなどで自由を失った状態にあると、
せめてもの隙間時間に自尊心を回復する手段として投機に行きがちだということです。
自由に活動できていて心が満足していれば、リスクを負ってまで投機をする理由は無いのではないかと。
ある意味での余裕の無さがさらなる泥沼に陥らせているのではないかと思うわけです。
投機も別にやってはいけないとは言いませんが、心が不調なときにやっても負けるだけなんですよね。
このことは心に刻んで翌月からの運用に活かしたいところです。


2026年の目標である読書、期間限定ランキングの制作、ゲーム制作、創作活動の継続についてはほぼ進展なし。
そう言う意味でも今月はオワっています。年間計画とはなんだったのかと嘆きたいレベル。
ゲーム制作については正月に少しだけPICO-8を触りましたが、
バイブコーディングとの親和性を考えると別のプラットフォームが妥当……なのかもしれません。
いずれにしろ現状はモチベが皆無で、それに着手するためにはそれなりに心の余裕が必要になりそうです。
読書や創作についてもある程度自由に時間を使える心の余裕が必要で、
今月はそれが無かったのでとにかく精神的リソースが枯渇していました。
ただ、唯一Codexを活用した創作ナレッジベースに少しだけ着手はできましたね。
Codexは今後いろいろな活動を推進するための鍵となる技術になりそうです。


仕事についても2024年夏以来のゆるゆる現場がついに部署ごと閉鎖することになり、
まあ例年01月はスタートダッシュしようとして空振り結果的に悲惨になることが多いというジンクスがあるとはいえ、
ここまで明確にひどかったのは久々だったんじゃないかと思います。
これを大底として来月からは少しでも上向いていけるようにしたいところですが……。


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