財布を落とした
えー、人生で初めて財布を落としました。
いまどきはスマホの電子マネー決済を使えばコンビニをはじめさまざまな店舗が現金要らずのため、
内心そこまで大変なことではないのですが、
しかしこうも嫌な出来事が立て続けに起きると結構精神的に来るものがありますね……。
財布を落としたと気づいたのは昨夜のスパ銭帰り、
23時半ごろに自宅最寄駅に着いてコンビニに向かう途中でした。
いつもパンツの右後ろのポケットに入れている折りたたみ財布が無い。
バッグに入れたという可能性を考えていちおうバッグも探しましたが、
そもそもバッグに入れた記憶がまったくないでまあ落としたのでしょう。
となると可能性として一番大きいのは新宿駅行きの電車内で落としたという可能性。
深夜とはいえ新宿行きの電車の座席に落としてしまえば他の乗客の目に留まるのは必至。
身分証はともかく、現金は抜かれても仕方ないし最悪カードの悪用も……。
と思っていたのですが、結果的にはすべて無事のまま手元に戻ってきました。
京王線にはLINEで落とし物の申告ができるサービスがあることを駅構内の広告で知っていたので、
落としたのに気づいた直後にサービス登録しておきました。
その時間帯はオペレーターの対応時間外だったのですが、
翌朝「お探しのものが見つかったので京王片倉駅へ取りにきてください」とメッセージが。
京王片倉駅はスパ銭の最寄駅、つまり乗車した駅です。
記憶を遡ってみると、改札を通る前は財布をポケットから出して手に持っていました。
あまりにも暑いので改札前の自販機で何か飲むのも良いかもしれないと思っていたからです。
そしてそのまま改札を通って、プラットフォームの待合室に入りました。
おそらくここで一度財布を椅子に置いてしまったのでしょう。
直後、待合室内にゴキブリがいるのを見て「こいつと一緒に待っているのは嫌だな」と直感し、
待合室から出て外のベンチで待つことにしました。
このときに財布の存在に気づかずに出てしまったのでしょう。なのでこの件はゴキブリのせいです。
深夜の、しかも都内とはいえ利用者数の少ない駅ということもあり、
幸いにしてそこから終電までの間には誰にも見つけられることもなく駅員に回収されたようです。
なので結局現金を抜かれることも謝礼金を払うこともなく、すべて無事なまま手元に戻りました。
ちなみに財布には一切の身分証が入っていたので取り戻す際の身分証明は社員証を使いました。
今回はたまたま社員証は別管理だったのでセーフでしたが、
万が一のためにマイナンバーカードなんかは別管理にしておいた方がいいかもしれません。
あとはそろそろ財布にもAirTagを入れる必要が出てきたかも……。
AirTagを入れておけば京王片倉駅を離れた時点で気づけたはずですからね。
それから、こういうときのためにスマホ単独でATMから現金を引き出せる仕組みもあると
緊急時に役に立つかもしれないと思いました。
いまどきはそれもネット銀行でできるので、
PayPay銀行あたりに緊急用の資金を入れておくのもいいかもしれない。
ただ、いずれにしろスマホを落としてしまうと完全に詰むんですけどね。
いつぞやの富士登山の帰りにスマホを電車に置いたまま下車してしまうというドジを踏みましたが、
あのときの方が今回よりよっぽど焦りました。スマホが無いと本当に何もできないので……。
今回のケースでもし財布でなくスマホを落としたならLINEに落とし物登録もできなかったはずだし、
駅員に問い合わせようにも電話もできないのでかなり困ったことになったはずです。
最寄駅の駅員にお願いして沿線全体に連携してもらうくらいしか思いつかない。
これはこないだの強制シャットダウンできないトラブルにも通じるところですが、
予備端末を持っておく重要性はどんどん増してきていると思います。