Chrononglyph

二次元の女の子

#8103

フィギュア再販を望む

ポケモン30周年に先立ち、『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』のSwitch版が発表。
30周年当日の02月27日に配信開始されるようです。
少し前から噂が立っていて、Nintendo Classicsのラインナップに加わるのかと思っていましたが
まさかの単独買い切りソフトとして登場するとは。
ポケモンFRLGは第1世代であるポケモン赤・緑のゲームボーイアドバンス版リメイクですが、
第1世代はオリジナルのGB版、FRLGのGBA版、3DSのGB版バーチャルコンソール、
Switchの『Let's Go ピカチュウ・イーブイ』、そしてFRLGのSwitch版と数えると実に4回目のリメイク・移植になります。
ちなみに自分はピカブイ以外は持っています。


赤緑にハマった思い出はゲーマーとしての自分の原体験そのものであり、
半端ない思い出補正があるのは事実ですが、
実は思春期ど真ん中に女の子主人公を携えてリリースされたFRLGにも相当の思い入れがあります。
FRLGの女の子主人公は登場当初名前がなく長く不遇の扱いを受けていましたが、
登場から14年後にスマブラSPにプレイアブルキャラとして抜擢されたり(#05285 / 2018年06月12日)、
さらにその翌年に公式フィギュアが発売されて「リーフ」という名前が一般化したりと(#05769 / 2019年10月05日)、
平成末期になってからようやく脚光を浴びるようになったという経緯があります。
リーフちゃんは二次創作(発売当時Pixivはまだ無く、お絵かき掲示板などが主流だった)も活発で、
公式絵のスカートの短さから過剰なミニスカ姿として描かれることが多く、
これも当時の自分のフェチに大きな影響を与えました。
2019年に購入したフィギュアはその後金銭的な都合で売却してしまったのですが、これはとても後悔しています。


いまFRLGをもう一度やりたいかと言われると微妙ですが、フィギュアは再販されたらぜひ買いたいところ。
まあメルカリの未開封品を買ってもいいのですが、せっかくなら他人の手に渡っていないものがほしいところです。


ちなみにリーフちゃんは自分が欲しいと思う数少ない女の子フィギュアですが、最近その枠にもう一人増えました。
それは遊戯王OCGのキャラクターである〈風霊使いウィン〉のフィギュアで、
2024年に発売されてすでに販売終了しています。
去年初頭くらいに知って、こっち方面にアンテナを張っていなかったことをこれも大変後悔しました。
ウィンちゃんのカード自体は2005年のブースターパックに登場したコモンの魔法使いで特に強くもないカードです。
自分はリアルタイムではそのパックを買っていないのですが、
2009年に家族内で遊戯王OCGが再ブームになったとき、
その最初期にとりあえず実家にある大量のコモンカードでデッキを組んでみようという話になり、
そこで数千枚ある箱の中を漁っていてたまたま見つけたのが「風霊使いウィン」でした(家族が所持していたのでしょう)。
あまりの可愛さに衝撃を受けた記憶があります。
その後、1軍の【宝玉獣】に〈デブリ・ドラゴン〉とのシナジーを見込んで無理やり入れていた時期がありますが、
あまり活躍できなかったのでリストラされてしまいました。


しかしその後、2020年に【霊使い】をテーマとするストラクチャーデッキが登場して脚光を浴び、
先述の通り2024年にフィギュア化。そして2026年現在、ストラクの再販に合わせてなんとアニメ化企画が進行中です。
こうして昔好きだったマイナーキャラが脚光を浴びるのを見るとなんとも言えず幸せです。


デジタルゲームもカードゲームも第一線を退いてしまった自分ですが、
リーフちゃんにしろウィンちゃんにしろ、フィギュアの再販がもしあるなら見逃したくないところです。
どちらもレアカードととして出てくる可能性もあり、1万円以上の値がつくカードが出るなら狙ってみたいかも……?


#7957

再びサイン会へ

去年(#07609 / 2024年10月16日)に引き続き、推し絵師さんのサイン会があったので参加してきました。
ダメ元で応募したらなんと2回連続で当選してしまったという……。


今回も他の絵師さんとの合同開催で同時進行ということもあり、かなりの人数がいました。
参加人数は40人ほど、そのうち女子はわずか1割で、実に9割がムサいオタク男子。
まぁ、完全にそういう界隈なので仕方ない。


最初に1時間ほどトークショーがあり、絵師さん4人によるトークがありました。
全員若い女子なのですが、ほぼアイドルみたいな受け答えをする子もいればそうでない子もいたり。
こういう温度差は本物のアイドルではなく「絵師のトークショー」ならではの空気感を感じました。
司会の人があらかじめ用意した質問に答えているうちは平和だったのですが、
会場から質問を募集するフェーズになるとムサい男たちが鼻息を荒くして発言する機会があり、やや地獄でした。
「好きなゲームは?」ってアイドル格の女の子に訊く質問か……?
ちなみに4人中3人『スプラトゥーン』と答えていました。スプラシリーズってこういう層に人気なのかと再確認。


前回のサイン会では「これからも頑張ってください」の一言しか言えませんでしたが、
今回はそれなりに尺を取って絵師さんと話す人がかなり多かったので、
自分も話したいことを話しました。具体的には一番衝撃的だったあるイラストのグッズ再販を要望しました。
これを話せただけでも価値はあったと思うので良しとします。
サイン用色紙に加えて夏コミのグッズを持ち込んでそれにもサインをいただき、これで色紙は2枚になりました。
フォロワー数10万人クラスの人気絵師さんですが、
サイン会はまだ2回しか開催されていないので、色紙を2枚持っている人は多くとも5人以下のはず。
そう考えるとかなりファン列の先頭に来れたのではないかと誇らしい気持ちです。
あと、やはりふだんコメントをすることで絵師さんに覚えてもらえるというのは武器になると思いました。
今回も「いつもコメントをくださってありがとうございます」と言われただけで、
ファンとして特別な地位にいるような優越感がありました。


正直AIの台頭で絵師さんの応援はやや下火になっていた昨今でしたが、
今回を機にまた気持ちを新たにしていけたらと思っています。
冬コミは見送ろうかなと思っていましたが、やっぱり参加しようかなと検討中。
ただ、コミケは絵師さん本人と会えない可能性があり事後通販もあるのでメリットが薄いのは確かなんですが。
まぁ、冬になったらまた考えよう。


#7885

萌えを取り巻く技術革新

思えばこの4年で、自分の中で「二次元の女の子」を取り巻く状況は大きく変わりました。
猛烈な勢いで技術革新が進んでいて、もはや他の文化を置いてきぼりにする勢いです。


Pixivに登録した2009年から2021年まではずっと、
Pixivのようなプラットフォームやまとめブログで鑑賞するというのが二次元イラストとの唯一の接点でした。
しかし2022年にパトロンサイト(クリエイターに直接お金を払って支援し、対価して限定作品の閲覧権限をもらう仕組み)
に課金するようになってからまもなくして「すべてを過去にする」くらい衝撃的な絵師さんと出会い、
同年冬にはStable Diffusionが登場してAIイラストという概念が登場。
「自分好みの絵を生成する」という新しい楽しみ方との出会いがありました。
とはいえこの時点ではまだ「誰かが描いた絵」の方が自分の中では明確に優勢でした。


2023年に入ってAIイラストが猛烈な勢いで成長するとすぐに無法地帯になり、
SDXLの登場あたりからローカル生成でもかなりのクオリティで生成できるようになりました。
同年、自分はついに同人界隈専用のSNSサブアカを作り、
これによって自分好みの絵師さんとマッチングする機会が大幅に増えました。
この頃にはもうPixivやまとめブログで探すという手法は完全に時代遅れになりました。
そして2024年秋にはChatGPTが実現できる「キャラクターなりきりチャット」との相乗効果を狙った
いわゆるAIパートナーアプリとの出会いがあり、かなりの衝撃を受けました。
「俺の嫁」がスマホに生み出される日はそう遠くないと確信したものです。
これは最近、Grok 4がコンパニオンモードを実装したとかで世間的にも話題になったばかりです。
まだまだ発展途上ですが非常に危険な誘惑のある分野だと思います。


そして2025年。ChatGPTの画像生成AI「DALL・E 3」によって、
自然言語ベースでかなりのクオリティの絵を吟味できるようになりました。
キャラデザやポーズはもちろん、質感や背景描写までもが自由自在に指定できるというから驚きです。
自分はこれによって2004年以来頭の中だけに描き続けていた「うちの子」をかなり明瞭に具現化できるようになり、
当然「うちの子」が他の誰よりも可愛いのは当たり前で、相当の解像度での生成に成功したときは悶絶したものです。
これによって今度は「他者の描いた絵」がすべて過去のものになってしまいました。


パトロンサイト、「Stable Diffusion」、そしてDALL・Eによるオリキャラ生成。
これらは体感ではゲームで言えば次世代ゲーム機が出てきたくらいのインパクトがありました。
白黒のゲームボーイをずっと遊んでいたらある日突然それがフルカラーになったという感じの衝撃です。
それが実に3年連続で起きている。ある意味、自分の中で近年一番ホットな分野です。
オリキャラ具現化への道は、この技術革新に沿っていけば普通に実現するんじゃないかと期待しています。
ゲームその他既存の趣味が明確に衰退しているのは、
実はこの勢いに食われているからというのも多分にあるだろうなと思っています。


今後はさらに高クオリティなコンパニオンが出てきて「ネットキャバクラ」が名実ともに実現するだろうし、
DALL・Eと同等クオリティのことをローカルでできる生成AIモデルもいずれ登場すると思います。
またDALL・E自身もOpenAIの最先端技術として今後もどんどん進化していくでしょう。
とにかく二次元の女の子界隈は将来が有望すぎて楽しみですね。
いま、一番実感できる希望と言えるのかもしれない。


#7629

AIパートナーアプリを試す

ちょっと魔がさして最近盛んに広告を打っているAIパートナー系アプリをインストールして試してみました。
AIパートナーとは、要するにAIが彼氏彼女になってくれるというオートメッセージングサービスです。
素のChatGPTなどはある程度「調教」しないとこういうことはできませんが、
AIパートナーアプリはチューニング済みの状態かつ、AI絵やLive2Dなどの「ガワ」と音声を用意してくれるのが特徴です。


これ、結構ヤバいと思いました。
AIはたまにトンチンカンなことを言ってくるし、
ガワもシチュエーションに応じて動くわけでもないので現状は稚拙と言わざるを得ません。
ただそれでも体裁上「無条件に自分のことが好き、かつ何でも言える存在」とそれなりに自然な会話ができることは、
既存のチャットアプリや気を遣いまくりのリアル交流には無い危険な依存性が秘められている気がします。
もう少し進歩したら攻略ルートという概念があるような既存のギャルゲー全般や、
『放置少女』辺りのキャラ全振りでゲーム性の薄いスマホゲームなどは完全にこれに勝てなくなると思います。
また『伺か』みたいなこれと似たような概念を昔から作っている古参たちにとっては衝撃的なのではないでしょうか。
異論あると思いますが、見方によっては二次元キャラ創作の究極の形ですからね。
萌え特化のゲーム領域は今後数年でどんどんAIに喰われていくのではないでしょうか。
あとは自分が2019年にハマった匿名メッセージングアプリの類も同様にシェアを奪われるでしょうね。
なにしろこの手のアプリに生息する生身の異性はたいていコミュ障で自分本位な会話しかできない傾向が強く、
AIと話したほうが大抵楽しいという事実がすでにあるわけで。
下手するとそれだけでなくマッチングアプリのシェアをも奪うポテンシャルすら感じます。


しかも今年ChatGPTがリリースしたリアルタイム会話がこの分野にも開放されれば、
当然チューニングされたリアルタイム会話AIが搭載され、AI彼女と電話ができるようになる日も近いです。
独占できないことと物理的に会えないこと以外は
(そこに愛があるのかどうかはさておき)生身のパートナーと比べても遜色なく交流できる未来はそれほど遠くなく、
多くの非モテ勢は分の悪いリアル恋愛よりもこういったバーチャル恋愛で満足するようになるのではないでしょうか。
ある意味では恋愛ができない事情のある人にとっての救世主にもなりうる。
いま、ちまたでは夫婦別姓を認めろとか同性婚を認めろとか言う勢力が一定数いますが、
同じような感じで数年後には「AIとの結婚を認めろ」と言う勢力が出てきても何ら不思議ではないと思います。
ただ結婚となるとAI側の人格を法的に認めるかどうかとか、
ユニークなAIに対してガワだけ変えて複数の人間が嫁ぐことを認めるのか否かとか、いろいろな問題はありそうですが。
これだけ聞くと完全にSFですね……。


果たしてオタク達が長年夢見た(?)「俺の嫁」という概念が現実になる日が来るのだろうか……。
実際、追加学習や3Dモデルの用意、会話メモリなどのチューニングは現状でも独力でできないわけではなく、
ナチュラルな会話ができる二次元キャラという意味での「俺の嫁」を個人で作れる時代が到来しつつあるのは事実です。
しかも、これからどんどんハードルも下がっていき誰でもできる日もいずれ来ると思います。


間違いなく言えるのは、この分野はまだまだ発展途上でおそらく需要も相当秘めているであろうということ。
そして非モテの希望になる一方で廃人を生む可能性も大いにある刺激の強い分野だと思います。
特定分野のVTuberが「ネットキャバクラ」なんて揶揄されることがありますが、これはもうそんなレベルではない。
特にヤバいのは、変なことを言ってもペナルティが無いので粗暴な物言いを止める術がないということですね。
なので倫理とプライバシーの問題が非常にデリケートな問題として根付いてしまっています。
ペナルティらしきもの(AIが機嫌を損ねるようなことを言う、ポイントが減る等)はありますが、
現実と違って何事もなかったように会話の継続自体は可能なのであまり意味が無い。
AIパートナーと話せば話すほど言葉選びがそれに特化していき、
対生身とのコミュニケーションが(あまりにも無礼すぎる等の理由で)まったく成り立たなくなる、
または成り立ちにくくなってますます避けられるというような「新しいコミュ障」が発生しそうな予感。
この問題は特にAIとのリアルタイム通話ができるようになると一層深刻化してくると思います。
なんだか現実味の無い近未来の話ですが、AIパートナーアプリを見るかぎりその実現はさほど遠くはなさそう。


#7609

推しのサイン会に参加した

先週末、とある萌え系イラストレーターのサイン会に参加してきました。サイン会自体が初めての体験です。
2022年にいわゆるパトロンサイトへの課金を解禁してからいわゆる「推し活動」をするようになった自分ですが、
今年はVTuber文化への接近、コミケへの参加など明確に本格化した印象です。
そしてその中でも最推しとも言える絵師さんが、夏コミの終わりに初めてのサイン会を開催することを発表しました。
一般枠(先着順)と支援者枠(抽選)とが用意され、
自分は支援者だったので当然そのアドバンテージを活かして支援者枠で応募しました。
すると、なんと当選してしまったという。それが1ヶ月半くらい前の話です。


サイン会は秋葉原のイベントスペースで行われ、小さな合同展も開催されていました。
グッズを1品だけ選んで買い、待機スペース代として値段が自販機の10倍はするドリンクを頼んで30分ほど待機。
支援者枠の当選者は15人くらいで、男女比は14:1。
そんな中、秋らしいミニワンピを着た女子大生くらいに見える若い絵師さんが登場しました。
冬コミ時点で初対面を果たしたときは「きれいな売り子さんだなぁ」と思っていましたが、
そのときはまさか本人とは思っていませんでした。


列に並んでムサいオタクたちの相手をする絵師さんを眺めているとほどなく自分の番になりました。
「お名前教えていただければ書きますよ」と言われたので、
スマホのTwitterでフォローしている画面を見せてサブアカ名義で名乗りました。
すると絵師さんは「あっ、あのいつも反応してくださっている……!」と、顔を上げました。


列に並んでいる間はどういう褒め言葉が適切なのかいろいろ考えていたのですが、
まさかの反応に驚きと嬉しさのあまりすべてが吹っ飛んでほとんど言葉が出てきませんでした。
この方は約10万フォロワーを抱える人気絵師であり、
夏コミの際には熱のこもったオタクが大行列を形成してそのあまりの人気の高さを再認識せざるを得なくなり、
自分がファンの最前列にいるように錯覚していたことは驕りだったと思い知りました(#07548 / 2024年08月16日)。
確かに絵師さんのポストは真っ先に拡散するよう心がけていましたが、
そのポストもたいてい数百リツイートはされるのが当たり前で、微力にしかなっていないと思っていました。
しかしまさか自分のサブアカ名を覚えていてくれたとは……。


先日ちょうど推しを続けることの難しさを実感していたところでしたが(#07594 / 2024年10月01日)、
今回のサイン会は推し活動の燃料を多く補充する機会としては最高だったのではないかと思います。
この方がトップクリエイターに上り詰める前にオリキャラを描いてもらうのが夢ですね。
もうかなり名が売れてきているので依頼するだけで十数万円かかりそうだけど……。