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#7106

社会人黎明期の計画失敗

一昔前(2014〜2019年くらい)の自分がよく陥っていた計画失敗の多くは、
「やるべきとわかっているけれどなんとなく手をつけられない」という心理的ハードルが原因でした。
それは直感的には自分自身の怠慢が原因のように思われるので、
計画失敗はすべて自分が悪い、自分の性格上の欠陥のせいなんだとよくブログに書き殴っていました。
最近はそういう考え方から脱却しつつあるわけですが、
それでもやはり「なんとなく手をつけられない」という状況に出くわすことはあります。
それについて改めて考えてみると、その「なんとなく」の正体は第一印象なのではないかと思います。


つまり、計画した当時に直感した難易度がそのまま着手しづらさになっている説。
「これは厄介だろうな」「実現するのは困難そう」という印象を感じながら、
それでもいつかはやりたいと思って計画するタスクというのはしばしば出てきます。
そして困難なのだろうから基本的に後回しになる。着手したところで出来ない可能性があるからです。
でも、そもそも計画時点の直感的な難易度って経験上当てにならないことの方が多い。
しっかりと計画と向き合って「どうやって実現するか」を調査すると意外と簡単そうだった、
というようなパターンは何度も経験したことがあります。
またそれ自体厄介なタスクでも、可能なレベルまで小分けにすることができたりします。


実現のための具体策を探したり、タスクを小分けにするという作業は、
いわば現実的にそのタスクと向き合う作業です。
やりたい・やりたくないという尺度ではなく、できる・できないという尺度で計らなければなりません。
そのために必要なのが先述の具体策を考えたり小分けにする作業なのですが、
これは「何をやりたいか」というような妄想ではなく、きわめて現実的に考えなければなりません。
そこにこそ心理的ハードルを感じるから、タスクが面倒くさいと感じるのではないでしょうか。
つまり、本質的に着手しづらさを感じているのはいわばタスク評価の部分であって、
タスクそのものではないということです。
それに対して無自覚だから「なんとなく」というぼんやりとした心理的障壁を感じていたのかも。


結局、表面的に困難さを感じていたようなタスクも現実的に評価するところさえ抜けてしまえば、
当初のようなハードルの高さはまったく感じなくなっていたりします。
タスクそのものが簡単になったわけではないにも関わらず。
「第一印象をどのように矯正するか」というのは意外と大事な処世術だと思います。
第一印象で困難そうに見えたけど大切なタスクをずっと保留してきたことでどれだけ損したことか。
夏休みの宿題とか受験とか就活なんかまさにそれだと思います。


#7107

仮想通貨利益の乱高下

今日の出来事暗号資産

今月の仮想通貨、順当に400ドル勝っていたのですが、
その後ピックアップして150ドルずつ買ったマイナー銘柄が面白いくらい直後から暴落してしまい、
現時点で400ドルのマイナスとなっており、トータルではトントンになってしまっています。
強いて原因を挙げるとすれば、ビットコインの長期レンジの読みが外れたこと。
特に4時間足でトレンド転換しようとしていたところを見過ごしたまま勝ってしまったため、
その後4時間足で売りトレンドが点灯したことで軽々に売り抜けられなくなってしまいました。
やはり仮想通貨取引においてビットコインのチェックは重要だということを痛感します。
もしかしたら、買おうとしているアルトコインの値動きよりも大事なのかもしれない。


しかしアルトコインもビットコインを無視して突っ走ることもあれば、
完全にビットコインに追従することもあり判断が難しいところがあります。
基本的には出来高が大きいほど独自の値動きをしやすい傾向にありますが、
必ずしもそうとは限りません。
じゃあ独自の値動きをしている銘柄の価値を左右する報道が出ているのかというとそうでもない。
この辺はその日ごとのクジラの気まぐれや注目度などによって変わってくるので本当に読めないです。
独自の値動きの方が勢力としては強い傾向にあるので、
自分はそれを探して順張りでポジションを取ることが多く、今回もそれで勝ちに行ったつもりでした。
が、予想以上にビットコインに足を引っ張られて暴落してしまったと。


今夜のアメリカ雇用統計発表が予想より悪かったのでさらに暴落するかに思えたのですが、
それについてはかなり持ちこたえた感があります。
ただ、とはいえここ数日のビットコインは上値がめちゃくちゃ重いのも事実。
今回は完全にショートで勝負する場面でしたね。
その辺の見極めができないようでは今後もまだまだ痛い目に遭いそう。
そうならないように教訓はしっかりと残していきたいところです。仮想通貨取引もなかなか奥深い。


#7108

睡眠用イヤホンの耐久性

またまたまたまたイヤホンが断線しました。もうこれで……5本目? 6本目?
ここでいうイヤホンとは睡眠用イヤホン、いわゆる寝ホンのことです。
自分は実家時代終盤の2019年ごろにこれを使って睡眠導入ASMRで寝落ちすることを覚え、
完全に習慣化したいまとなってはむしろこれが無いと眠れないまでになっています。
いつぞやの富士登山の際にも、
事前にわざわざASMR音源をダウンロードしておいて寝袋の中で聴きながら寝落ちしました。


これはある種ASMRに依存しているような状態なので必ずしも良いとは言えないと思います。
が、長年不眠症に悩む自分が2019年からこれを習慣に取り入れることによって、
明らかに生活リズムが崩れる機会が減ってきているのは確かです。
もちろん要因はこれだけではないと思いますが、
慢性不眠症に悩む自分にとっては決まりきった睡眠環境によって睡眠の習慣化が促されていることは
必ずしも悪いことではないと思っています。
よく眠らないのに布団に潜ってスマホをいじっていると不眠症になりやすいと言いますが、
それは身体が「布団に潜ったあとは寝る」というトリガーを忘れてしまうからと言われています。
ASMRを睡眠導入に使うのもこれと同じ理屈です。
いまの自分は「ASMRを聴き始めたらあとは寝る」というトリガーが身体に染み付いているので、
以前のように布団に潜ったのに延々眠れないという事態が起きにくくなっているのではないかと。


というわけでASMR自体はきわめて有用なのでこれからも続けていく所存ですが、
そのための必須デバイスである睡眠用イヤホンがあまりにも壊れやすいのは困ったもの。
まあ、いまだに睡眠用イヤホン界隈はちゃんとしたメーカーによる製造が非常に少なく、
Amazonで売っている名前も聞いたことのない謎メーカーから買うしか選択肢が無いため、
そもそもクオリティ的に壊れやすいんじゃないかとは思っています。
それに加えて、睡眠中の寝返りや押し潰し等でイヤホンには想像以上に負荷がかかっていると思われ、
これらの事情を考えると断線しやすいのはやむを得ないのかなと。
しかし、だからといって2ヶ月に1本のペースで買い直すのもいかがなものかと。


そこで考えたのは、もういっそのことスピーカーを導入してしまえ作戦。
去年春にPC用スピーカーはいわゆるサウンドバーに新調したため、
実家時代から使っていたお古のスピーカーはお役御免になり物置に放置されていました。
これを枕元の左右にそれぞれ設置してiPhoneと繋げば、イヤホン不要のASMR環境が完成。
これなら断線リスクは皆無なので、ちょっとこれでしばらく様子を見たいと思います。


#7109

ナンピンの浅はかさ

今日の出来事暗号資産

6日前に買って直後に暴落した仮想通貨のある銘柄ですが、
大きな谷を乗り切ってようやくじわじわとマイナスが減ってきました。
もう少し粘れば救われそうな気がしていますが、まだまだ油断大敵です。


こう考えると、取引において負けないためにはいかにロスカットラインを遠ざけるか、
が大事なのだということを実感するとともに、
去年の今頃の自分がやっていた取引のやり方がいかに愚かだったのかを実感するばかりです。


純益400万円から急転直下の大損となったのは去年の今頃から夏にかけてだったと思いますが、
そのときの自分は赤字転落した場合はナンピンすることで黒字転換ラインを近くすることと、
損切りラインを浅くすることで取引の試行回数を増やすことを実践していました。
しかしこの2つの戦略は大きく間違っているといまは断言します。
それは、当時の自分が半ばパニックになるくらい負け続けたことが何よりの根拠です。


ナンピンとは、負けている銘柄をあえて同じポジションで追加購入することを言います。
こうすると平均購入価格は当初よりも現在値に近くなります。
平均購入価格を超えれば黒字転換するので、それが近いに越したことはないのは事実。
それだけを考えると「下がったらさらに買う」みたいな戦略を取りがちですが、
実はこれは「買えば買うほどロスカットラインも近くなる」という恐ろしさがあります。
追加購入すれば当然総額は多くなり、
それに基づいた比率で建玉(まだ利確していないお金)が上下することになるわけで、
もし追加購入したのに下落を続けたらより早く破滅してしまうことになります。
単純計算で、初期投資額と同額ナンピンすればロスカットラインまでの距離は半分になります。


仮想通貨投資はセーフティな範囲の証拠金で取引することでロスカットリスクを大きく下げられ、
それによりもし予想に反して反発しても数日塩漬けにすれば戻ってくることもあります。
そのためにどんなに少なくても口座に証拠金の3倍は用意しておきたいところ。
もしやむをえずナンピンするならさらに倍以上は用意すべきなのではないかと思います。
資産総額と証拠金の比率を考えずに希望的観測だけでぶち込むのは愚の骨頂です、本当に。
以前Twitterの投資アカウントで「ロスカットが頭によぎるようなら取引の仕方に問題がある」
と誰かが言っていましたが本当に至言だと思います。


損切りラインを浅くすることも同じ理屈です。
ここでの「浅くする」とは、要はちょっとでも予想に反してマイナスになったら利確するということ。
赤字転落しても放っておけば戻ってくるかもしれないのに、その前に損切りするのは勿体無いです。
もちろんポジションを維持することへのリスクを感じる要因が他にあるなら別ですが、
ちょっとマイナスになったらといってすぐにポジションクローズしていたら永遠に儲かりません。
ポジションを開いた直後から想定通りの値動きで推移することはほとんど無いからです。
これもやはり、途中経過で赤字になることは当然あるという前提のもとで損切りラインを設定すべき。
具体的には「これ以上転落したらもう上がってくることはないだろう」というラインです。
ただそれを見極めるには銘柄をよく知らないといけないし、取引のセンスや経験も求められます。
自分のように経験の浅いトレーダーはあえて変なところで損切りラインを設定せずに、
赤字転落したら素直に塩漬け(放置)することが無難なんじゃないかなと。
まあ、長いスパンでずーっと下がり続けるようなパターンもあるので
そういうときは思い切った損切りが必要になるわけですが。この辺はなかなか難しいところです。
ただ、昔の自分がやっていたような「小さな負けを19回繰り返しても大きな勝ち1回取れればいい」
というような考え方はかなりリスキーなのは間違いないと思います。
その19回の積み重ねで生まれる損失もバカにならない金額になったりするし。


とにかく、大前提としてセーフティな取引ができる基盤を整えることは何よりも大事かなと。
その上で不安にならない程度の金額で楽しむのが正しい仮想通貨取引との付き合い方だと思います。
そんなこと言うとまるでギャンブルのようですが……。
やっぱり仮想通貨もギャンブルの一種なんでしょうかねえ。


#7110

No'man Sky macOS版

今日の出来事No-Mans-Sky

ちょうど約1年前にアナウンスされていた『No Man’s Sky』のmacOS版がリリースされました。
macOSとiPadOSで、という噂があったのでアプリとしてリリースされるのかと思っていたら、
Steamでのリリースでした。iPadOSでのリリースは諦めたのだろうか。


『No Man’s Sky』は無数の星を実際に探検できる大スケールなオープンワールドゲームで、
2016年にリリースされて以来、いまだに継続的にアップデートが配信されています。
自分は2016年のリリース当時にPS4本体と同時に買ってプレイしていたのですが、
当初はあまり評判は良くありませんでした。まあ確かに虚無感のあるゲームではありました。
が、その後のアップデートでマルチプレイモードを含む多種多様な機能や要素が追加され、
もはやリリース当初とは「別のゲーム」とまで言われています。
それゆえ、いずれどこかで腰を据えてやりたいゲームのひとつなのですが……。
これよりも優先度の高いタイトルが下がってこないのでなかなか機会に恵まれません。


去年冬に元同僚と『Minecraft』をやろうという話になったとき、
マイクラかこれでちょっと迷いました。
マルチプレイで遊ぶ機会としては千載一遇のチャンスだったからです。
ただ、かなり人を選ぶゲームでしかもフルプライスなので、同僚の心に刺さらなかったらどうしよう、
というリスクを重くみてマイクラにしたという経緯があります。
まあ、マイクラはかなり楽しんでくれたと思っているので
これも受け入れられる可能性はありそうといえばありそうですが、
いずれにしろサンドボックスゲームを遊ぶのは「Apex Legendsを楽しめない期間に仕方ないからやる」
といった立ち位置なので、そういう感じでこのタイトルに着手するのも微妙に不本意というか。
そう考えると一人で黙々とやるのが無難かなとは思っています。
一人でやるにしても相当時間を取られるゲームなので、やはり機会に恵まれないのですが……。


macOSで遊べるということは、
コントローラーさえ携帯すればテレビの前に座らなくてもMacbookで遊ぶことができるわけで、
そういう意味では気楽にできるようになりました。
作業の合間とかにやってみるのもアリなのかもしれない……とは思いますが、
残念ながらSteamデビューして1年半余りが経ったいまも、
Macbookをゲーム機としてがっつり活用したことはほぼ皆無という現状があります。
やはりゲームはゲーム機で、というのが自分の性分なのかもしれない。
『No Man’s Sky』もやるなら結局PS4でやることになるんじゃないかなあ……。


#7111

Apple Vision Pro発表

今日の出来事MR

満を持してAppleがMRヘッドマウントディスプレイ「Apple Vision Pro」を発表しました。
初代PlayStation VRを発表したのがもう7年前ですでに2代目をリリースしているし、
Metaも着実にOculus Riftシリーズをブラッシュアップしている中、
かなり遅れてのVR分野参入となったApple……と思いきや、どうもこれはVRではないようです。
新しい分野なのでAppleは「空間コンピューティング」という新しい言葉を使っていますが、
一般的にはMR(複合現実)と言われているものに近そうです。
VRは基本的に仮想現実への没入感を優先するため、装着中は現実の世界は見えません。
一方、AR(拡張現実)と言えばカメラを通して現実空間にバーチャルなものを映し出すものです。
MRはこれら両方の特徴を併せ持っており、
Apple Vision Proは高精細な3D空間を見ることもできるし、現実を見ることもできるようです。


なんかアンチがバッテリーの持ち時間が2時間であることをこれみよがしに叩いているようですが、
Macとのシームレスな接続を謳っているあたり、どうやら有線の使用を前提としてそうな感じ。
要するに、Macの外部ディスプレイ的な使い方をするということですね。
ちなみにこれ自体にもOSとSoCが入っているので単独でもバリバリ動きます。
超巨大なディスプレイを自分の周りに立体的に配置できるデバイス、と考えるとすごい未来感が。
しかも手には何も持たずともジェスチャーだけであらゆる操作ができるそうです。
いったいどういう仕組みなんでしょう。いよいよSFチックな世の中になってきましたね。


さて気になるお値段は3,499ドル。日本円にして実に50万円!!
うーん、これはさすがにおもちゃの領域を完全に超えている……(当たり前か)。
まあ「Pro」の名を冠しているあたり、今回は初代にして上位モデルということなんでしょう。
いずれは廉価版を出す余地を残しているように思います。


3Dの世界はデバイスが高級になりがちだけど高すぎるとなかなか普及しないし、
普及しなければ製作費が嵩む3Dコンテンツもなかなか生まれないという難しい問題を孕んでいます。
それこそソニーがPSVRで7年勝負しているのにいまだにキラーコンテンツと呼べるものは無く、
一般に普及しているとは言い難い状況です。
Meta Questも一時かなり安くなりましたが(国内ではその後円安でリバウンド)、
それでもなお普及しているとは言い難い現実があります。


この高い壁を世界一のハードメーカーであるAppleがついに挑む日が来たわけですが、
50万円という強気すぎる価格設定はあまり大衆への普及を考えていないような気がします。
まずはコアなファンに売ってどういう反応が返ってくるか試金石として見ている気がしてならない。
バッテリーもアレですが、他にもHDMI端子非搭載だったりして明らかに汎用性に欠けますしね。
2025年にリリースするであろう2代目こそが本番なのではないでしょうか。


Apple Watch以来久々にAppleファミリーが加わったことは素直にワクワクしていますが、
個人的にはそういう理由から初代は見送りが妥当かなーと思っている次第です。


#7112

ピクミン4追加情報

今日の出来事ピクミン4

ファーストインプレッション以来音沙汰の無かった『ピクミン4』ですが、
今日突然公式サイトがオープンしていくつかの情報が解禁されました。
主人公とされるキャラクターは特定の誰かではなくキャラメイク可能な「あなた」であること、
救助すべきキャラクターは7人おりそれぞれ所属する星が違うことなど、
気になる点はいくつかありますが、
無印ピクミンからのファンを自称する自分には見逃せないポイントが2点ありました。


主人公が救助することになる7人はキャプテンオリマーの遭難信号を受けて派遣された救助隊員。
公式サイトには「とある惑星に遭難したキャプテンオリマー。
1ヶ月後、彼の救難信号がレスキュー隊の元に届き一行はレスキューに向かった。」とあります。
このとき遭難したオリマーのシルエットが見えますが、隣にあるのはどう見てもドルフィン号です。


シリーズの時系列では、オリマーは無印でPNF-404に初めて遭難、
このときは愛機ドルフィン号でした。
そしてその後ホコタテ星に帰還するや否や、
どっかのアホのせいでドルフィン号は差し押さえられます。
そのため『ピクミン2』ではドルフィン初号機でPNF-404に向かうことになりました。
無事に借金返済して一度ホコタテ星に戻ってくるも、
アレを忘れてきたのとまだまだお宝はあるということで今度は社長と一緒に三度PNF-404へ。
その後オオガネモチになったのでドルフィン号は戻ってきた可能性はありますが、
続く『ピクミン3』では再会の花園に墜落したドルフィン初号機があるのを確認できるため、
この時点ではまだドルフィン号は戻ってきていない可能性が高いです。


このことから考えられるのは、『ピクミン4』は『ピクミン』の後日談であるという可能性です。
『ピクミン』は生命維持装置の関係で30日以内に脱出する必要がありましたが、
これも『ピクミン4』の「1ヶ月」というワードと重なります。
無印ピクミンでオリマーが遭難した際の救難信号をキャッチしたレスキュー隊が向かったものの、
オリマーはピクミンのチカラで無事に1ヶ月以内に脱出。
すれ違いで今度はレスキュー隊が遭難してしまったところを主人公が助けに行くと。


ただ、この仮説だとオリマーはその後借金返済のために戻ってくることになるわけですが、
ここでオリマーと出会うのなら『ピクミン2』の時系列と重なってしまい辻褄が合わなくなります。
その矛盾を回避するには、オリマーには一切出会わないというストーリーしかありません。
しかし公式サイトに堂々と出したキャラクターがまったく登場しないということも考えにくい
(あとオリマーメモ読みたいので個人的には出てくれないと困る)。


さて、いったいどんなストーリーになるのでしょうか。
少なくとも今作はこれだけでも往年のシリーズファンが喜ぶ仕掛けになっていて期待が持てます。
07月21日の発売が俄然楽しみになってきました。
もう1つの注目ポイントを書く前にそれなりの文字数になってしまったのでそれはまた今後。


#7113

コンプラ順守の難しさ

多大な犠牲を払ってやっとブログ投稿を正常化したのに、
たった1日の穴が空いたらまたこの体たらく……。
やはりもう自分にはブログを書き続ける気力は残っていないのか?


ここ近年でブログの意味を改めて再考してきましたが、
いろんなSNSが跋扈するこの世の中でのブログは
「掃き溜め」としての役割が大きくなってきている側面は否めないと思っています。
Twitterなどには書けない、でも書きたいと思うような話題をアウトプットするための受け皿的な。
だからコンプラを意識することはブログの意義をある意味否定するんですよね。
前も書きましたが、多少は割り切って炎上覚悟で本音ベースで書く方が継続していけそうな気がします。
その際に、読んでほしくない想定読者には絶対に届かないように気をつける。
具体的にはブログの新着記事を必要以上に拡散しないなどといったことですね。
2020年のトラブルはブログの執筆方針そのものよりも、
Twitterでそれを拡散したことの方が大きな失敗だったと思っています。


長年ブログを書き続けて思うのは、
ブログに書ける内容は本当に書きたいと思う内容に限られる、ということですね。
表面上だけの興味だけで特定のテーマを書き続けることは非常に難しい。
そしてしばしば「本当に書きたいこと」はコンプラや自分のアイデンティティー、
あるいは長年構築してきたブログの執筆ルールに反することがある。
そういうときに「書きたいけど書けない」「書きたくないけど書かなければならない」
といったジレンマが発生して、ブログの執筆が滞ってしまう。
これがブログがしばしば低迷する原因なのではないかと思っています。


要はブログを通じて他人に期待する自分の理想的なイメージと実際の自分が乖離している状態。
ブログでコンプラ違反をしないように、あるいは道徳に悖る表現をしないように心がけているのは、
ブログ読者の自分に対するイメージを損なわないようにしたいからです。
少なからず他者承認を求める活動にはそういう側面があるのではないかと思います。
でも、それは本音しか書けないブログの性質に反している以上、
そろそろ建前上のイメージを捨ててでもブログ存続を優先する方に舵を切るべきなのかもしれない。
ただ、19年目にいきなり方向転換できるかと言われるとまたそれも難しいんですけどね。


#7114

京王線で人助けを見た

今日の出来事他者観察

先日、出勤日だったので朝の京王線に乗って職場に向かったのですが、
その際に印象的な出来事を見かけたので書き残しておきます。


新型コロナ禍も五類移行によっていったんは終息とされ、都内では満員電車が戻ってきました。
まあ、最初期以外はわりといつも満員だったような気もしますが……。
自分はピークをちょっと外した08時台後半の電車に乗るのですが、それでもやはり満員です。
日によって乗車率は微妙に異なりますが、
京王線の場合は準特急廃止によって最後の乗車区間になった千歳烏山駅と、
井の頭線乗り換えのため若干人が降りる明大前駅の間がもっとも乗車率の高い区間になっています。


その千歳烏山駅で、なにやら全盲と思われる人が乗ってきました。
なぜ全盲と分かったのかというと、
一緒にいた女性が「はい乗ります、1、2の3」と手を引きながら声をかけていたからです。
介助の付き添いなのだろうなと直感しました。
そして満員電車に乗っていること数分、明大前駅に到着。
付き添いの人が「明大前です、降りますか? 明大前です」と声をかけており、
全盲の人は降りていきました。そしてなんと、その付き添いの女性は降りずに電車は出発しました。


え、まさか赤の他人だったの……!?


もちろん、そうでない可能性も否定できません。
知人同士だけど目的地が違うのでとりあえず明大前まで一緒に行くことになったのかも。
でも、もしそうではなく本当に赤の他人だったらなかなか衝撃的です。
人はここまで見知らぬ他人に対して献身的になれるんだなと。
上っ面や建前ではない、本当の意味での利他主義的な実践を垣間見た気がしました。
それはなんだかんだで人は自分が大事なのだという固定観念を否定できない自分にとって、
ある意味常識を覆されたかのように目に映りました。


そりゃあ日頃から電車で席を譲ったりする程度の利他的行動は自分でもしていますが、
それは求められたからしているという程度の自主性にすぎません。
同じ日に職場近くを歩いていたら知らないおじさんに駅までの道を訊かれましたが、
それに答えたからといって別にすごいわけでもなんでもない。
けれど、自分から手を差し伸べるというのはそういう表面的な善行とは次元が違うように思います。
果たしてそれができる勇気を持ち合わせている人がこの世に何人いるのだろうか。


もしもこれで今後自分の考え方を変えられる日が来るとしたら、
京王線で見かけた女性には感謝しなければなりません。それくらい衝撃的な出来事でした。


#7115

上京の真意

今日の出来事我が家の猫

2019年に上京の憧れから当時の職場を辞めたとき、
当然ながら次も地元企業に就職するという選択肢はまったく念頭にありませんでした。
東京に憧れているからといってそれ自体は本質的には移住する理由にはなりません。
それ以前も東京旅行という形で東京には行っていたし、
旅行先としての憧れも立派な憧れだと思います。
ただ、当時はそういうことを抜きにしても上京するメリットが大きすぎました。


東京じゃないとweb制作の仕事がなかなか無い、あったとしても給料が安すぎる、
給料が安くなかったとしても新潟での就職にはたいてい車が必須になる。
実家はこれ以上車を置いておく物理的余裕が無いため、
車通勤となると有料駐車場を確保してそこまで歩くか、職場近くで一人暮らしすることになります。
そんなことをするんだったらいっそのこと転職しない方がマシだったでしょう。


また、あんまり書きたくないので過去にも一度しか書いたことがないのですが、
実家にはいつもブログで「身内」と呼称している弟の他にも実家暮らし中の弟がおり、
こいつが現時点ですでに30歳を越えているのにいまだ正社員経験無しのプー太郎なんです。
仕事をしていない期間も随分長くなってきたので実質社会経験無しの無職と言ってもいいでしょう。
実家はもともと全員一人立ちする想定で建築したので、
大の大人が何人も悠々自適に生活するだけのスペースはありません。
ゆえにプライベートスペースの問題でお互いに随分とストレスを募らせていたし、
兄である自分が先に実家を出なければこいつは永遠に一人立ちしないという確信もありました。
2019年時点で上京するモチベーションが高かったのはそういう事情もあります。
逆に言えば、そいつがいなければ東京への憧れがあっても実家から出ることはできなかったでしょう。
なぜかと言えば、実家には自分が愛してやまない猫(通称、ニャーさん)もいるからです。


2019年時点で自分はニャーさんに十分愛情を伝えられている自信がありました。
二人きりになるとよく近くに来てくれたものです。
ニャーさんのことが好きだからこそ、上京はかなり迷ったというのも事実です。
しかし、そうして手をこまねいていたら一生を棒に振ることにもなりかねない。
「定期的に帰省すれば覚えていてくれるだろう」と期待して最終的には上京を決意しました。


ただ、結果的にそれがニャーさんを裏切る結果になってしまった事実は否めません。
上京はあくまでも人間の都合であり、猫の都合は無視されています。
最近、というか昔から猫動画をよく観るのですが、
いろんな猫をみているとやっぱり日常的に構ってあげることが重要なのは確かなようです。
その意味で、帰省するとはいっても年に数回しか会えない自分が
猫にとって十分な愛情を注ぐことはできない。
もちろん忘れられてはいないし、
2021年くらいまでは実家に帰るとすぐに目の前で寝転んで甘えてくれました。
ただ、去年辺りからすっかりそういうこともしてくれなくなった。
老齢になってうんちの制御ができなくなってしまいオムツ生活になってしまったのですが、
おむつ替えが相当嫌なようで、それで軽く人間不信になってしまっている感があります。


もし自分が2022年まで上京しなかったらこういうことにならなかった……
というのは少し高慢な考えかもしれませんが、
上京時にもっと深刻に猫のことを考えるべきだったとは思います。
2019年当時は知るよしもありませんでしたが翌年からコロナ禍でテレワークが普及したので、
上京したとしてももっと本気になってフルテレワーク案件を勝ち取って、
コロナ禍が完全に落ち着くまで新潟でテレワークをすればよかったのではないかと。
まあ、それだとそれはそれでプライベートスペースの問題が解決できないわけですが。


いずれにしろ、過ぎたことをどうこう言っても仕方ないので
いまの自分にせめてできることは帰省したら思いっきり可愛がってやることですね。


#7116

ゆるやかな共産主義

今日の出来事世代論

もう半年以上前になりますが、
前の会社でマネージャでもあった会社のお局様と仕事の進め方について大激論となり、
お局様の特権によって自分が一方的に強制異動になったという理不尽な出来事がありました。
自分は、当然自分に非は無いと思っていたので食い下がるのですが、
お局様本人に言ったところで無駄なので社長に直訴しました。
しかしこの社長というのがまた変わった人で、
自分とお局様の口論の話をしていたはずが、
いつの間にか社長がトークを披露する時間になっていました。
結構一代で成り上がった経営者はこういうことをしがちです。
そういうことで結局直訴は無駄に終わったわけです。
その後、異動先はやっぱりというかまあブラックな現場だったので即行で転職を決意し、
ある意味そのおかげで年収は大幅アップしていまに至るわけですが、
まあそれはさておき、その社長のトークというのもまあまあ興味深いものでした。


異動事由に「お局様を怒らせたから」ということを書くわけにもいかないので、
便宜上の異動させる根拠は「週3テレワークの特例を許しても勤怠が改善しないため」でした。
当時の自分は通勤が往復3時間かかるその職場に行くことが大きな負担となり、
社会人生活始まって以来最悪とも言えるほどの酷い不眠症に陥り、当然勤怠不良にも陥りました。
そこで社長にお願いして、特例でテレワークを許可してもらいました。
そもそもパソコン1台あれば完結する仕事でなおかつセキュリティ上の懸案も特に無いので、
むしろなぜフルテレワークじゃないのかと憤ったものです。
会社は交通費を負担するし労働者本人は通勤の負担があるし、良いことないじゃないかと。
しかしそれはもう会社の方針として決めたからということで、
何人も直訴したらしいのですが社長は方針を変えることはありませんでした。


そういう意味では自分が特例でテレワークの許可をもらったことはラッキーだったのですが、
結局これがある意味決定的に会社に異動のきっかけを作らせてしまったようです。
というのも、自分より以前にテレワークしたいと直訴してきた新卒社員たちは、
「あいつだけ特例で認められるのはずるいじゃないか」
ということであっさりと退職を決めたのだそうです。しかもそれが3人もいる。
プロジェクトルーム内のメンバーはマネージャー(お局様とは違う人)を除いても8人しかおらず、
その8人のうち現場を引っ張っていたのがその辞めると言い出した3人でした。


社長は、自分が睡眠に悩んでいることを知っていたのでそれを考慮して特例を出したわけですが、
直訴した3人にしてみればそんな事情は知らないということなのでしょうか。
よしんば深刻な事情があったにせよ特例を認めてしまうと他の社員が文句を言い辞めてしまう。
それだと会社の経営もままならないので、
特例を認めない方向に転換せざるを得なかったと言います。
そのときに社長が辞めた3人を、ある種批判的な意味で
「最近の子は緩やかな共産主義に染まっていると思う」とつぶやいたのがとても印象的でした。
共産主義とは、超ざっくり言えば不平等を許さないという考え方です。
財産の私物化は認めず、すべては公共のものであるべきだという立場です。


自分は別に共産主義ではないしその言葉を深く知っているわけではないですが、
それを採用している中国やナチスドイツ、ロシアといった面々を見て印象が良くないのは確かです。
ただ一方で、富の再分配が機能していない昨今の格差社会を鑑みると、
それを当たり前のように見てきた若い世代が共産主義を支持するのは全然不思議ではないのかも。
辞めた3人は、「同じように給料をもらっている社員なのに、
各人の事情があるからとはいえ特定の社員を優遇するのはズルい」という主張を社長にぶつけます。
つまり、同じ立場であるからには待遇も常に同じでなければならないと。
社長は、特定の誰かだけを優遇することに強い不快感を感じているように見えたそうです。


それが共産主義の考え方として本当に正しいのかは疑問ですが、
ただ表面上は「平等を信仰している」という意味で共産主義っぽいような気もする。
だから社長は「緩やかな共産主義」と表現したわけですね。


自分は何度かブログに書いているように「平等なんて絶対不可能」と考えている立場なので、
そういう意味では共産主義とは対立する考え方の持ち主なのかもしれません。
個々の事情を考慮せず、ただ同じ人というだけで一緒くたに扱うのは暴力的ですらあると思います。
もちろん、事情があるからといって過剰な特権を与えるのも間違いだと思っています。
昨今の行きすぎたLGBT運動なんかがまさにそう。
まああれは本当に当事者が活動しているのか怪しいものですが……。
とにかく物事は平等であるかどうかというよりも、
公平であるかどうかの方が大事なんじゃないかと。


社長のスピーチを聴いて、ああ自分は共産主義には同意できない立場なんだなと改めて認識しました。
まあ、だからと言ってお局様を怒らせてよかったなどとは露ほども思いませんが。


#7117

美容業界の強かな戦略

京王線の車内広告で結構頻繁に見かけるのが、
女子専門脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の広告です。
本来は数万円かかる脇毛の永久脱毛を、新規さん限定でいまならなんと100円!というやつ。
数万円の商品価値があるサービスが100円ポッキリ?
そんなバカな。
何か裏があるんだろうと思ってサッと検索しても、ミュゼの味方をするブログしかヒットしません。
ミュゼ側がしっかり根回ししているのか、本当に裏は無いということなのか……。


調べてみたかぎりでは、
100円コースを通ううちについでに他のコースも契約するお客さんが多いので成り立つのだそう。
確かに言われてみれば、脇だけ永久脱毛したところでしょうがないですからね。
せっかく脱毛サロンに定期的に通うのであれば全身脱毛してしまおう、
と考えるのが自然なのではないでしょうか。
女子といういきものは元々お肌ツルツルというわけではなく、
放っておけばオッサンと同じように脇やら何やらムダ毛が生えてくるわけで、
この20年でそれをお手入れするのはさも当然のたしなみのような風潮になりました。
永久脱毛に対する抵抗感は相当減っていて、
近年は女子だけでなく男性向けの脱毛サロンも多くなってきました。
ということはそれだけ需要のある業界ということで、
とにかく新規さんを囲いたいのはどこも同じなのでしょう。
脱毛サロンは一度通えば終わりではなく定期的に通う必要が出てくるため、
そういう意味でも新規顧客獲得の重要性は高いと思われます。
それらの事情や100円サービス以外にもオプションを申し込む人が多いということを踏まえて、
100円で行けると踏んでGOサインを出した経営者はなかなかのセンスの持ち主かもしれません。


不景気に物価高で散々な世の中と言われて久しい昨今ですが、
女子のオシャレ業界は結構どこも潤っている印象です。
よく利用する駅直結のショッピングモールに小さなネイルサロンがあるのですが、
休日なんかはいつ行ってもたいてい満席です。そこまで安くないはずなんですけどね……。


これは別に女子だけ景気が良いというわけではなくて、
男は人によって本当にそれぞれ違う分野にお金をかけるので消費が分散する一方、
女子は諸々の消費活動よりもオシャレの方が(社会の要請によって)明確に優先度が高いので、
望む望まざるに関わらずそこにお金が集中しやすい構図があるんじゃないかなーと思っています。
とはいえ諸々のサブカルチャーは性別関係なく楽しみたい人はいるだろうし、
優先度高いとはいえそればかりめちゃくちゃお金をかけるわけにもいかない。
だから昨今はお金をかけずにオシャレする「プチプラ(プチプライス=リーズナブルな化粧品等)」
が注目されたりするわけで。


うーん、改めてそこまで考慮した上で考えるとやはりミュゼの戦略はなかなかすごい気がしてきた。


#7118

海外取引所の締め出し

今日の出来事暗号資産

国内外で相次ぐ規制強化やらなんやらによって雲行きが怪しい仮想通貨界隈ですが、
少なくとも日本人は10月末でBinanceから締め出されることが確定したため、
Binanceに預けている資産を取り出すことにしました。


移行先は「OKX」という海外取引所です。
ここはすでに国内にもサービス展開しているにもかかわらず
グローバル版からの締め出しを行なっていないので、比較的規制が緩いと判断しました。
それ以外にもいくつか良いところがあり、まずアプリが使いやすい。
これはアプリで取引を完結させている自分にとっては非常に重要です。
Binanceはなぜか先物取引画面から価格変動アラートを設定することができませんでしたが、
OKXはその辺もしっかりカバーしていて合理的な設計になっています。
同じ銘柄で現物、先物の切り替えが簡単にできるのもGood。


取り扱い銘柄はさすがにBinanceには劣りますが、それでも数百種揃えているので問題なし。
また、個人的に気になっているゴールド連動型ステーブルコインのXAUT(テザーゴールド)
を取り扱っているのも大きいです。これはBinanceにはありませんでした。
これによって、万が一アメリカドルの基盤が怪しくなってきたら金に逃げることができます。
まあそんなことは早々無いと思いますが。


欠点としてはやはり取引量が少ないこと。これはもうBinanceには敵わないのでどうしようもない。
少ない出来高に基づいて市場分析を行うことにはリスクも伴うと思うので、
これについては『CoinMarketCap』という仮想通貨市場情報アプリを併用しようと思っています。
このアプリは全銘柄のグローバルな取引量をランキングで見ることができるので、
Binance含む全体的な市場動向をチェックするのにピッタリです。
個人的には同等サービスを展開する『CoinGecko』の方がUIは好きなのですが、
こちらは出来高ランキングが無いので断念しました。


あとは取引さえしなければBinanceアプリを見ること自体に制限はかけられないはずなので、
Binanceを引き続き市場動向を見るためのアプリとして使っていくのはアリかと。
ただこのアプリ、仮想通貨市場アプリの中でもめちゃくちゃ重い部類なので
できれば移行するならキッパリ他のアプリで完結させたいところではありますが。


仮想通貨自体はBinanceやCoinBaseなどの大手市場が
ついにSEC(アメリカ証券取引委員会)に訴えられたことでアルトコインが死に体になったり、
国内では海外市場への送付を制限する法律が施行されたりと、
本来の理念とは逆にどんどん締め付けられる方向に行ってしまっています。
結局ビットコインそのものは訴訟対象ではないとのことでビットコインは回復してきていますが、
アルトコインに関しては存続できる銘柄と死んでいく銘柄に明暗が分かれていきそうな予感。
いずれにしても、危ない橋は渡らない方針で引き続き関わっていきたいところです。


#7119

マウントについて

今日の出来事言論の問題

ネットで人間関係がこじれた際によく見かける「マウントを取る」という言葉。
一般的には何らかの優位性を持っている人が、それを持っていない人を見下すことを指します。
霊長類が同種に対して馬乗りになって自分の偉さを誇示することをマウンティングと言いますが、
人が人に対して使う用法はどうも2ちゃんねる発祥のネットミームらしく、辞書に載っていません。
普通に一般語だと思っていたのでびっくりしました。まさかネット用語だったとは。


マウントを取られたことによる人間関係の悪化については、考えてみると非常に奥が深いです。
本来ならば当ブログでは“独り言“で書くべき内容なのですが、
しっかりまとめようとしているうちに筆が動かなくなってお蔵入りになりそうなので、
このままいつも通りの書き方で書き進めることにします。


まずマウントを取るという言動は、
自分の優位性を誇示する部分と相手を卑下する部分に分けられます。
それらの関係性としては、相手を卑下する(見下す)のをサポート(正当化)するために
自分の優位性を誇示しているものと思われます。
または逆に自分の優位性を際立たせるために相手を卑下しているのかもしれません。
優位性を示さないでいきなり相手を卑下したところで誹謗中傷にしかなりません……が、
本質的にはそれは優位性がある・なしに関わらず成り立つはずなので、
卑下自体が目的であればマウントの実体は誹謗中傷や侮辱に似たものであると考えられます。


ただ、誹謗中傷や侮辱は刑法で立派な犯罪と認められていますが、
マウントが本質的にそれに似ているからといって直ちに犯罪と言い切るのは厳しいでしょう。
先述のように、マウントは常に相手を侮辱することを目的としているわけではなく、
優位性の誇示が目的である場合もあるからです。むしろこっちの方が多いような気もします。
その場合、発言者が明確に相手を卑下する意図があったのかどうかと言われると非常に難しい。
優位性を誇示することが目的なので、卑下する部分は本人が意識していない可能性すらあります。
そういうケースも一緒くたにして「マウントは悪!!」と言い切るのは無理がありそうです。


そもそも相手を卑下した結果トラブルになるのは、受け手がその発言によって傷付いたからです。
言葉がどんなに強くても相手が傷ついていないのであればからかいや漫才の範疇でしょう。
なぜ傷つくのかについては一概に言えないところもありますが、
個人的な経験則で言えば、それはそもそも言動に一定の正当性があり、
それに反論できない受け手側にある程度後ろめたさがあるからだと自分は考えています。
平たく言えば、嫉妬しているということです。


以前「結婚式の加害性」というワードがTwitterでトレンド入りし大炎上したことがありました(#06768 / 2022年06月28日)。
結婚報告は結婚したくてもできない非モテを傷つけるという意味で加害性があるという主張でした。
しかし、結婚報告そのものに加害性があるというのはいくらなんでも暴論です。
それは結局のところ未婚者の妬みでしかないということで未婚者の当事者が叩かれていました。


発信者からは私たちは結婚をするという事実を発信したに過ぎず、
それ自体は「卑下する」部分が欠けているのでマウントとみなすのは不可能です。
しかしそれを妬んでいる人の目線から見た文脈では、それはマウンティングに変貌します。
「私たちは結婚しました。(なのにまだあなたは結婚してないの?(笑))」みたいな風に。
ただそれは被害妄想も甚だしく、受け手に都合の良い解釈でしかありません。
このように一方的な解釈によって傷ついたから謝罪しろ等と優位に立とうとすることこそ
マウント行為と呼ぶのに相応しい気がします(霊長類のそれとは目的がもはや異なりますが)。


では、表向きの表現に相手を卑下する直接的な言葉が含まれていなければなんでもOKというわけでもない。
悪意のある人は、相手が悲観的に解釈するであろうことを十分理解した上で、
表面上は侮辱にならないような言葉をあえてぶつけることもできるからです。
そういう場合は言葉の意味上は問題なくても、
これを言ったら傷付くのを明らかに知った上で言ったのであれば悪者になりうると思います。


しかしその「相手」が不特定多数だったら? ここが非常に難しい。
不特定多数が相手だと、
受け手すべてに対して誰がどの文脈で傷付く可能性があるかを配慮するのは不可能です。
でも、だからと言って表現上の意味に悪意が認められなければ全部OKとするのも厳しい気がする。
何がOKで何がNGかを決めるのは世間であるように思いますが、
しばしば現代社会(特にネット内)はノイジーマイノリティの声が大きい側面もあり、
必ずしも倫理的に妥当な意見が「世間の声」に正しく反映されているとはかぎらない……。
こう考えるとなかなか難しい問題だと思います。


個人的にこの難しい問題に対して何か提言するとしたら、
クリティカルシンキングの基本原則である「思いやりの原則」がカギになると思っています。
思いやりの原則とは、「受け手は発信者の主張を発信者の立場で組み立て直せ」というものです。
受け手の都合で主張を再構築した上でそれを根拠に発信者を責めるのは詭弁だということですね。
結婚の例で言えば、自分が未婚で本当は結婚したいという思いがあることはひとまず棚に上げて、
結婚した本人の立場で考えれば常識的には素直に賞賛できるよね、ということになります。
もちろんそういう物事の客観視ができる人が必ずしも多くないという現状もありますが。
みんななんだかんだで自分が一番大切だし、自分のことしか考えていない人も多いですしね。


#7120

生成AIとNFT

今日の出来事stable-diffusion

去年秋に「Stable Diffusion」をきっかけに大衆へと広がった画像生成AI。
それによってAIイラストやAIによる写実的な画像生成といった新しい分野が生まれ、
強化学習の手法や手書きでは絶対描けないような画風の研究など、
さまざまな文化が成長しています。


しかし一方で人力でイラストを描くことを生業としてきたイラストレーターからは批判的で、
「私たちの絵を勝手に学習させるな」というような抗議行動にまで発展しています。
かなり大手とも言える有名絵師さんからもお気持ち表明が出ていることからも、
これはもう個人の考えがどうこうで片付く問題ではないように思います。
現行法では、イラストをAIに学習させても学習元を想起させない絵であれば公開することに違法性はありませんが、
そもそも絵描きのためのスキルアップを何もせずに
プロンプトだけ入力して絵を描けるのが気に食わない、という人も少なくありません。
これは若干老害っぽい気がしないでもないですが、まあでも気持ちはわかる。
いままでの努力はなんだったんだ、って思ってしまいますよねやっぱり。


しかし実際にAIイラストに触れてみると、こっちも思い通りの絵を生成するのは至難の業です。
「頭の中に思い描く理想を創出する」ということを目的とした場合、
その到達に必要な努力が手書きよりAIの方が絶対に簡単だ、とは必ずしも言い切れません。
なにしろAI絵師は理想を表現する手段がプロンプトだけですからね。
結局、現実に出回っているAIイラストの多くは構図や画風が似たり寄ったりで、
絵師としての矜持を満足させるようなコンテンツなのかと言われると微妙のような気がします。
(一方、特定絵師のイラスト「だけ」を学習させてパクリ絵を出力することは難しくないので、
それを問題視するのは当然だしこれは法規制してもいいと思いますが)


ただ、それはクリエイターサイドの考えでしかなく、
イラストを鑑賞する側からしたら正直大した問題ではありません。
一見してクオリティが高いAIイラストの方に人が多く流れるのは自然なことだと思います。
ここで個人的にすごく懸念しているのが、「PixivFanbox」等に代表されるような、
イラストレーターの収益化を提供するサービスの存亡です。
AIイラストによってハイクオリティな絵を作るハードルがグッと下がれば、
当然それらは世の中に大量に出回ってきます。
見る専のユーザーがそこで満足してしまえば、
手描きイラストに課金する機会が減るのは当然の流れだと思います。
すでに会員数が多く生計を立てられているような大手の専業絵師は問題ないかもしれませんが、
いまこれからまさに成長していくであろう新米絵師には非常に厳しい環境だと思います。
ただでさえPixivが無法地帯になりつつあるのに……。


手描き絵師界隈の衰退は、アニメや漫画などのコンテンツ産業にも、見る専ユーザーにも、
そして手描きイラストを学習させているAI絵師にとってもデメリットしかありません。
ここでマネタイズの可能性を奪うのはかなり危ないのではないかと思っています。
ただ、イラストというコンテンツは動画や音楽と違って収益化には大きなハードルがあると思います。
その理由はいくつかあり、
まずユーザーがイラストコンテンツを「お金を払って楽しむもの」と認識していない場合が多い。
最近は商業漫画ですらスマホアプリから無料で見られるのが当たり前なので、
この風潮を今更ひっくり返すのは非常に難しいように思います。


そしてそれに輪をかけて解決を困難にしているのが、イラストは無断転載が簡単ということ。
コンテンツの実体はjpegのような軽いファイルなので仕方ありません。
それに動画と違って画像はブラウザから右クリックで誰でも簡単に保存できてしまう。
スマホならスクリーンショットがあるのでさらに簡単です。
最悪ディスプレイに表示さえできればカメラで撮れば複製できるわけで。
しかしディスプレイに表示できなければコンテンツを楽しむこと自体できなくなってしまう……。
果たして、この問題を解決する方法はあるのでしょうか?


NFT(非代替性トークン)は、これを解決する可能性を秘めていると思います。
これはコンテンツの唯一性の証明と所有権を改竄不可能なブロックチェーンに保存する技術で、
これ自体はコンテンツの無断複製を阻止するための技術ではありません。
しかし絵師や漫画家などのコンテンツクリエイターとNFTを結びつける価値はあると思っています。
例えば、ファンはコンテンツの中身を見ずに(あるいは透かし入りのサムネイルだけ見て)、
NFTの所有権を購入する。
そして購入してブロックチェーンに記録されたアカウントだけが本物を閲覧できるという仕組み。
それでも本物を見れる所有者は簡単に原本をダウンロードして無断転載できてしまいますが、
①せっかくお金を出して買ったものを無料でネットに流出させるのは心理的な抵抗があること、
②流出させた絵の購入者情報は台帳に残っているので流出させると確実に絵師にバレること、
という2点によってかなり防止できるのではないでしょうか。


NFTは買うだけではなく売却もできます。なので不要になったら売ればお金が戻ってくる。
もしかしたら10倍になって戻ってくるかもしれません。逆も然り。
イラスト収集のついでにお金儲けをしたい人は
より価値の上がりそうな絵師を探すために躍起になるでしょう。
絵師からしてもNFTで大儲けできるチャンスがあり、お互いにとって悪くないんじゃないかなと。
絵を投機的商品として売ることに抵抗がある人も多いかもしれませんが……。


いずれこれを実現するプラットフォームは出てくるんじゃないかと思っていますが、
いかんせんまだまだNFT、いや仮想通貨自体が世間に受け入れられているとは思い難いため、
実現するのは相当先になるんじゃないかなと思っています。
ただ、現状のNFTマーケットプレイスはこどもの落書きみたいなものを売るアホばかりだし、
一方の絵師界隈がマネタイズに苦しんでいるのだとしたら、
これほど良いマッチングもなかなか無いのではないでしょうか。


#7121

Netflixによるゲーム買収

一昨年Steamでリリースされて個人的には去年買った『ショベルナイト ポケットダンジョン』。
ローグライクにパズル要素を融合させた作品で、
近年なかなか良作のパズルゲームを発掘できていない自分にとってはかなりの注目作でした。
実際やってみてかなり面白かったのですが、この手のゲームは携帯でサクッとプレイしたい。
ということでいつかスマホ版が出ないかなー、と心待ちにしていたら、
先日ついにリリースされました。
普段からパズルゲームを探しまくっていることもあって
App Storeの「あなたにおすすめのゲーム」でピックアップされていました。ナイス選出。
Appleのキュレーションは結構精度良いですよね。という話はさておき。


さっそくダウンロードして起動してみるとNetflixのログイン画面が。
まさかのNetflix有料会員限定アプリ!!!
調べてみると月額1,500円払わないと遊べないそうで。高すぎるわ!!!!


動画サブスクサービスとしては古参であるにもかかわらず、
近年はAmazon Prime Videoなど後発のサービスに押されてかなり調子の悪いNetflix。
実は数年前からモバイルゲームに手を出しており、
もともとスマホでリリースされていたゲームを買収してストアから削除し会員限定で再配信したり、
他のプラットフォームで好評を博しているゲームのスマホ版を独占配信したりしています。
Netflix会員ならそれらを無料で遊び放題なのですが、
当然Netflixを契約していないが気になったタイトルだけ遊ぶには割高となります。
殿様商売で有名(?)なAppleの同等サービスであるApple Arcadeでさえ、
Netflix Gameの4倍以上のタイトルを抱えてなお月額600円だし、
もともと単独配信していたゲームを買収しても元タイトルは買い切りのまま残すようにしています。
そう考えるとNetflixの独占体質はかなり悪どい部類と言わざるを得ない。
GameClubみたいに最新OSに対応できない等で一度消えた名作を復活させる代わりに
サブスク料金を徴収するというのならまだ分かりますが、Netflixはそれですらありません。
ただただプレイ機会を奪っているだけの商売という点でかなり悪質です。
自分のように気になっていたゲームのスマホ版を待っていた側からすると本当にひどい。
さすがにこれ1タイトルを1か月遊ぶためだけに1,500円は不条理ですしね……。


まあNetflixがもう一度覇権を握るとは思えないし、
このまま衰退してAppleのApple TV+とApple Arcadeに吸収合併されてくれれば嬉しいのですが。
ただAppleって企業の買収は基本的にしないそうで、その意味では望み薄かも。
Microsoft辺りに買収されてさらに状況が悪化しないことを祈る……。


#7122

同じような夢を見る

今日の出来事夢日記

なんか最近同じような夢ばかり見ます。
毎回舞台設定は同じで、高校卒業式の当日が何度も何度も夢として再生されています。
ただしシチュエーションは毎回微妙に異なっていて、
その中でも比較的多いのが「卒業式なのに遅刻しそうで急いでいる」という場面。
自転車がうまく動かなかったり、制服が見つからなかったり、なぜか大雪が降っていたりと
遅刻しそうな理由も毎回異なりますが、遅刻しそうであることは共通しています。


あとは卒業式が終わったあとの最後のホームルームというシチュエーションも多い。
好きな子が隣にいるので「ここで話さなかったら一生後悔するかなあ……」と考えていたり、
担任が喋っているのを聞いているだけだったり。
「せっかく最後なんだから」というような意識は共通していますが、
これもだいたい考えていることや状況は毎回異なります。
不思議なことに、卒業式そのものの夢は見たことがありません。


見る夢を分析することは科学的にはあまり意味が無いとされているので、
このブログでも夢について真剣に考えたことはありませんでした。
ただ、見る夢にある程度の傾向があることは昔から気づいていて、
自分の場合は自意識の中の「未練」が夢という形になって表現されることが多い気がします。
次点で「楽しみにしていること」が夢に先行して現れることもあります。
最近だと仮想通貨を買った日の夜に暴騰する夢を見たり。
こういうのは起きて実際に確認すると夢の通りになっていなくてガッカリするものです。


楽しみにしていることは未来の出来事であるのに対して、未練は過去を映すものです。
最近だと、その中でもとりわけ高校卒業式の日がピックアップされる率が異常に高い。
ただ、自分の認識では高校卒業式にそこまで未練を感じているわけではありません。
未練があるという点で過去を遡れば、もっと重要な日はいくらでもあります。
しかし、だとしたらなぜ卒業式の日ばかりがピックアップされるんだろう……。
それが夢として構築しやすい印象的な日だったから?
それとも顕在意識では掘り起こせないような記憶の深いところに何かカギがあるんだろうか。
まあ、あんまり意味は無いのかもしれませんが。


#7123

webアプリのログイン認証

今日の出来事web制作

この2連休は、新ピクチャレ大会にログイン認証を実装する作業にすべてを捧げました。
寝ている以外のほとんどの時間を費やし、日曜日の26時についにログイン通過。
この紆余曲折はぜひQiitaにでも書いて共有したいところではありますが、
経緯を丁寧に書いているとそれだけでまた数日潰れるのでブログで勘弁してください。


まず、要件として今回のログイン機能はフロントエンドがNext.js、
バックエンドがLaravelでそれぞれをDockerが仮想コンテナ上に構築している、
という前提のもと、名前とパスワードのみ登録していた前サービスを引き継ぐ必要がありました。
そこで最初に取り掛かったのがLaravelが提供する「Laravel Breeze」というライブラリ。
これを導入すればすごく簡単にログイン認証をつけられるというもので、
実際に2020年にLaravelの研修を受けた際にもできた記憶があるので、
まあこれが無難だろと思って着手しました。が、丸一日かけても実装することはできませんでした。


その主な要因は2つ。
まず、Laravel Breezeは基本的にLaravelで完結するwebアプリを想定していること。
つまり、フロントエンドもLaravelのBlade等で表示する想定の構造になっているということです。
もちろんそのBladeをReact等に置き換えることはできなくはないのですが、
今回のプロジェクトは表示部分とAPI部分をコンテナから分離してしまったため、
Laravelで構築したサービスを運用するためにはどうしたってAPIを通さなければなりません。
Laravel Breezeの内部構造を見るとAPIではないルートにもアクセスするよう定義されていて、
ここにアクセスできるようにいまから改修するのは非常に難しい。
というか自分にできるのかという問題が。


もうひとつは、LaravelコンテナとNextコンテナはそれぞれ別のネットワークなので、
これを両者間で認証情報を伴う通信を開通させるのが非常に難しい。
言うなれば異なるコンテナはそれぞれ見知らぬ人が運営するサイトのようなものなので、
当然簡単に相互書き込みできないようにネットワーク上のルールが決められています。
その例外を作ってトンネルを開けるのですが、
Dockerだとこっちから見るとlocalhostなのにあっちからは全然違うIPだったりしてややこしい。
結局これで匙を投げて、別のライブラリを探すことにしました。
それまででも結構な作業時間を費やしていたので損切りには勇気が要りました。


次に試したのは「Next-Auth」。つまり、今度はフロントエンド側のライブラリ。
簡単にSSO(シングルサインオン)を構築できるなどハードルの低さが売りみたいで、
もちろんパスワード認証にも対応している。
これは期待できるぞと思っていざ着手してみると、
公式のドキュメントがあまりにも少ないことに気づきました。
公式はパスワード認証を「非推奨」としており、なるべく使ってほしくない意図があるそうです。
なのでいちおう機能としては用意するけど、パスワードの保存先や暗号化は自前で実装してね、
ということらしい。なんてこった。
しかし世界は広いもので、自前でフルスタックのNext-Auth製パスワード認証機能を作った猛者が、
Githubに全ソースを公開していたのでそれを参考に作ることにしました。


パスワードの保存先は最近流行りのクラウドサービスに頼るという手もありましたが、
既存のMySQLサーバーを流用できる「Prisma」というライブラリに頼ることにしました。
これはざっくり言うとフロントエンド側でデータベースの中身を操作できるライブラリです。
具体的にはデータの読み書きはもちろん、テーブルの作成や定義、初期値の入れ込みなど、
Laravelでできる基本的なことはシンプルにできるようになっています。
あまりにもあっさりできたので、
「これもうLaravel要らないんじゃね?」と思わずにいられませんでした。


ただそこから先は苦行でした。無料公開していたGithubのオープンソースも結構ガバガバで、
とにかく押しても引いてもエラーが出る。そのたびにエラーの内容を検証しては次に進む。
2日目の夜からはChatGPTにも頼ってひたすらエラーをつぶしまくりました。
そして苦節30時間(推定)、ついにログインに成功!
いやー、webプログラミングでここまでの達成感を味わったのはひさびさな気がする。
この2日だけでDevToolsの使い方を始め、かなり問題解決能力は上がったと思います。
あとやっぱりプログラミング分野に関してはChatGPTは有能ですね。
「この情報群のどこかに答えはあるんだけどその探し方がわからない」
といった場合にソースコードとエラーメッセージを投げると結構的確に答えてくれました。
割と真面目にChatGPTが自分にとってのメンターになりうると思っています。
いままではエラーが出たら「エラーメッセージでググる」「公式ドキュメントを読む」
といった程度が関の山でしたが、
今回の試行錯誤を経て「ロガーを仕込む」「ネットワークログを読み解く」
といった手法も開拓しました。
特に後者はコンソールでエラーが出ていない場合もエラーが表示されている場合があり、
非同期通信などを伴う処理ではチェックは必須と言って良さそうです。


残り時間がどんどん少なくなってきて少しずつ焦りも出てきたピクチャレ大会開発ですが、
ひとまず最大の山場(?)を越えられたのはなによりです。
あと1つ大型のタスクを残しているのですが、それが今回よりキツくないことを祈っています……。


#7124

発達障害という概念の功罪

今日の出来事発達障害

一般に、発達障害といえばASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(多動性障害)、
LD(学習障害)等を総称した生まれつき生きづらい特性を持つ障害のことを指します。
特別学級に入るほど重篤でもないし知能は問題ない(優れている場合すらある)ものの、
例えば「空気が読めない」等の非言語スキルが著しく低く、
友達を作るのが難しかったり、言語コミュニケーションが難しかったりします。


発達障害という言葉は自分が学生の頃は世間一般には広まっておらず、
ほんのここ10年ほどで急に出てきた言葉です。
最近は乳幼児期から何度も検査して早期発見できるようなシステムになっている一方、
子どもの頃にそういうシステムが無かった現行の社会人の中には明らかに発達障害的な人がいて、
俗に大人の発達障害などと言われています。


自分はかつて、身近に発達障害に詳しい人がいたので結構早い段階から興味を持ち、
関連書籍を読んだこともあります。
「自分は発達障害ではなかろうか」と思い悩んだこともあります。
何を持って発達障害とみなすかのかは非常に難しいので、
発達障害の特徴に当てはまるからといって発達障害だと言い切ることはできません。
むしろ、その特徴は万人が持っていて当たり前であり、
そもそもその特徴によって「社会生活が困難になること」が障害の定義だとすれば、
社会人の多くは当てはまりません。
この発達障害という言葉に対する自分の認識は年々変わり続けてきましたが、
昨今はどちらかというと、この言葉が存在すること自体が問題なのではないかというスタンスです。


発達障害の人を「努力不足」「働けない怠け者」と糾弾することは簡単にできる。
しかし一方で、10年前は普及していなかった概念が
急に多くの人に当てはまるようになったことが問題なのではないかと思うわけです。
つまり、社会人に求められるリテラシーや基本スキルが高くなりすぎたことが原因で、
そのハードルの高さの前に挫折してしまう人のことを「発達障害」と定義しているのではないかと。
それはある意味事実でもあります。
となれば、原因は発達障害者本人ではなくハードルを上げすぎた社会とも言えるわけです。
20年前の社会なら普通に働けたのに、という人は多いでしょう。
世間や専門家界隈がそっちを問題視しないのはなぜなんでしょうか。
一度ハードルが上がるともう下げるのは厳しいんだろうか?
自己責任論にした方が楽だから?
なんだかその辺に社会のタブーが隠れているような気がしてなりません。


とはいえ発達障害も非常に幅が広いので、
かぎりなく定型発達と変わらないのに発達障害認定されている人もいれば、
より重篤な知的障害や精神障害に近い、いわゆる障害者的なイメージの人もいます。
自分は実家時代に非正規社員の大量マネジメントをする中で後者のような人も見てきたので、
そういう人がなんのサポートも無しに就業するのが難しいというのはよくわかるし、
そういう人に社会福祉を充実させる必要性は感じます。
しかし発達障害であることを理由に働かない人の中にはそうではない人もたくさんいるはずです。
そういった人に関しては就業環境の方が変わることでわりと改善するんじゃないかなあと。
社会からしたら福祉コストは減るし、労働者数は増えるし良いことづくめのような気がします。
この辺、さらに20年経ったらどういう認識になっているんだろうか。


#7125

RADWIMPSの歌詞

今日の出来事j-pop

2016年に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』。
身体の入れ替わりをきっかけにお互いを知るようになっていく田舎の少女と都会の少年が、
最後の最後でお互いの名前を知る純愛ストーリーです。
個人的に、やはりこれが新海作品の暫定最高傑作だと思っています。
次の『天気の子』も決して悪い作品ではないけど、やはり『君の名は。』は越えられなかった。
(ちなみに『すずめの戸締まり』はまだ観ていません……)


その両作品はRADWIMPSというバンドによる挿入歌が入っており、
こちらもとてもチカラを入れて作られている音楽です。
特に『天気の子』はRADWIMPSによる宣伝効果を重く見たのか、
上映前当時、耳にタコができるほどCMで主題歌を聴いた思い出。
これらも非常に出来が良く、アルバムを持っていてたまに聴くのですが……。


なんというか、少し前からRADWIMPSに対して絶妙にコレジャナイ感を感じるようになりました。
ようやく映画による補正が効かなくなり生の評価ができるようになったのでしょうか。
これ、ファンの前では絶対言えないんですが、妙に歌詞が陳腐に聴こえる。
「恋してる自分に酔ってる」感が強いというか、歌に乗せる語彙が薄っぺらいというか。
もちろん、ティーンズにも共感してもらえるように
あえてそういうコンセプトで作られている可能性は否定しないし、
それはそれでより多くの人に伝わりやすいなど良いこともあるでしょう。


ただ、これら映画の主題歌に採用された楽曲群はメロディーはめちゃくちゃ良いんです。
これがRADWIMPSの強みなのでしょう。
だからこそ、歌詞のクオリティが今ひとつそのレベルに及ばないのが悪目立ちしてしまっている感。
これでメロディーもありがちなコード進行だったら有象無象のバンドとして評価され、
歌詞の陳腐さもそれほど重視されなかったんじゃないかと思います。
この悪評価というか違和感は、近年でトップクラスにヒットした傑作アニメ映画の主題歌、
というポジションでしかもメロディーが抜群に良いという好条件だからこそなのではないかと。
まさしく玉に瑕というやつです。


あるいは、自分がそう感じるのは無理解ゆえなんだろうか?
もう一度映画を観て、歌詞の解説などガイドブックなどを読めば180度変わるかもしれません。
表面的にしか触れていないものは得てして否定的に捉えがちです。
ただ、仮にそうだとしても自分が現時点でイマイチだと感じるその感覚は否定しようがなく、
結局RADWIMPSの楽曲はレーティングを下げることになりました。


#7126

恋愛観のジレンマ

今日の出来事恋愛観

前々から気になっていた恋愛観についてちょっと考えてみたいと思います。
将棋少年が主人公の『3月のライオン』という漫画では、
主人公(高校生)が居候する家の3歳年下の女の子に自分でも知らず知らずのうちに惹かれていき、
あるとき居候先の家庭問題をきっかけに恋愛をすっ飛ばしてプロポーズをします。
それを知ったタイトル保持者の雷堂棋竜が、軽率な結婚を戒める台詞として放つのがこちら。



初めて付き合ったクセに「この人しかいない!!」なんて
そんなの 誰でも良かったって言ってんのと同じだーーーーーっっ!!



(羽海野チカ『3月のライオン』11巻 Episode.109「大阪③」)


果たして、これは正しいのでしょうか?
初恋を否定されているような気がしてなんとなくモヤモヤするような気がします。
まず、初めて好きになった人を「この人しかいない!」と思うのはごく自然だと思います。
思春期ならなおさらそうでしょう。


ただそれが「誰でも良かった」と言えるのかどうかについてはさまざまな考え方がありそうです。
それが正しいとして、それが善いことなのか悪いことなのかについても同様です。
間違っているとしても、それぞれに善いとする意見と悪いとする意見があるでしょう。


「正しい&善い」と言えるとしたら、
それはそもそもヒトが持つ異性を敬愛する心を信頼できる場合ではないでしょうか。
恋愛は本来あくまで個人間の関係性であり、
他の異性と比較するということはパートナー選びの本質には関係ないことで、
比較している時点で「恋愛している自分」をできるだけ盛りたいという打算的な考えが根底にあり、
初恋のようなまっすぐな恋愛感情とは関係無いということです。


「正しい&悪い」と言えるとしたら、それは恋愛には負の側面があるということを知っている場合です。
付き合って最初しばらくはお互いに良い面しか見せないし、見えない。
しかし年月が経てば許容し難い欠点がボロボロと出てきて、それを受け入れられるかどうかが問われる。
また恋愛に浮き足立っていた時期が過ぎれば冷静になり、相手に対する評価も変わってくる。
そういう深いところまで経験していないのに結婚を考えるのは浅はかだという意見です。


「間違っている&善い」と言えるとしたら、
そもそも異性は選べるものではないという考えではないでしょうか。
自分の本意とは関係なく、成り行きによって巡り合う。
その人は必ずしも理想の異性ではないわけですが、結果的に「この人しかいない」状況になりうる。
「誰でも良かった」と言えるのはあたかも能動的に選んで決めている印象がありますが、
世の中の結婚の形は必ずしもそうとは限りません。


「間違っている&悪い」と言えるとしたら、
そもそも「誰でも良かった」と言わないためにはあらゆる恋愛を経験する必要があり、
それは突き詰めるととんでもないステータス至上主義になってしまいます。
また、その考え方は一夫一妻制の結婚にリスクを感じているからこそあるもので、
これを肯定するということは少なからず不倫や浮気を肯定することにもなりかねないのでは……と。


別に自分が結婚について偉そうに語るつもりもありません。
こういう微妙な問題は各視点から場合分けして考えるといろいろな考え方ができて面白いという話です。
本気で議論したいテーマについては、各方面からの意見をこうやって書き出す癖をつけたいものです。


ちなみに自分は、現時点では「正しい&善い」派に入ると思います。
初恋の相手はおそらく一生忘れないしいまでも出会った異性の中で別格の位置にいますが、
それと結婚相手としての理想はまったく別々に考えています。
「この人しかしない!!」という気持ちは否定しないが、
絶対成就しないので結婚は別問題として切り分けざるを得なかったということですね。
その後者の理想的な相手は、自分の人間観が十分成熟すれば究極的には「誰でもいい」のかもしれません。


#7127

Aphex Twin新EP

昨日のNintendo Direct放映中、タイムラインにびっくりする情報が飛び込んできました。
エレクトロニカの大御所Aphex Twinがひさびさの新EPリリース!!
4曲収録で07月28日発売だそうです。EPのリリースは2018年以来5年ぶり。


収録曲のうち1曲がすでにSpotifyで解禁されていたので聴いてみましたが、
キャッチーのようで難解、懐かしいようで新しい、いつものAphex Twin節で安心しました。
歴代の曲と比べると比較的難解さは薄くなっていてより聴きやすくなっている感がありますが、
根底的なところは昔の作品からブレていません(このブレなさが本当にすごい)。
個人的には前作EPの『Collapse EP』がAphex Twinの全曲中一番かもしれない、
というくらい好きなので今作にも大いに期待しています。
願わくば、2014年以来音沙汰のないスタジオアルバムもいつか作ってくれないかなぁ……。


Aphex Twinのアルバムは2001年以降2枚しかリリースされておらず、
2001年の『Drukqs』、2014年の『Syro』はともに超名盤とされています。
自分は2014年当時、実験音楽に染まりすぎて
どちらかというと聴きやすい部類の『Syro』の良さはまだあまり理解できていなかったのですが、
いまではアルバム単位でエレクトロニカを聴く際にはおそらく一番多く選出されるアルバムです。
とにかくアルバムとしての完成度が高すぎる。
どの曲も捨て難い個性があり、それでいてアルバムとしての一貫性もあるという凄さ。
昔は背伸びして超難解なAutechreなどを分かった風に聴いていましたが、
最近は多少毒気がありつつも聴きやすいAphex Twinの方がよく聴くようになりました。


Aphex Twinは2015年以降アルバムを一度もリリースしていませんが、
実はSoundCloudという音楽SNSに大量の未発表曲を放流したことがあり、
その膨大さを鑑みるとすぐにでもアルバムを出せるくらいのストックはあるように思います。
実は『Syro』の収録曲も当時大量に制作していた未発表曲の中からの選りすぐりらしく、
そのため実態としては2014年に作ったものというよりは、
前作以来2001年以降の大量ストックから選ばれたベストアルバムのような側面があります。
そういう形式でいいからぜひ次世代のスタジオアルバムをリリースしてほしい……。
とはいえ、SoundCloudに放流したというのは、
アルバムをリリースしないという意思表示にも見えますが。


エレクトロニカ界隈はSpotifyのおかげで尖った楽曲を掘り起こすのもより簡単になりましたが、
そういう楽曲は最初こそ刺激的なものの、長きにわたって聴くことはあまりありません。
やっぱりヘビロテするのは決まって徹底的に磨き上げられた大御所の楽曲だったりして、
そういう楽曲はいつでも供給不足に陥っています。
なので今回のEPは発売されたらしばらくは聴きまくることになるんじゃないかなと。


#7129

内科に行った

今日の出来事健康診断

健康診断で肝臓の数値が非常に悪いので精密検査を受けろと言われた件。
先日内科に行って血液を取ってもらい、今日その結果を聞きに行ってきました。


結論から言えば、ホルモンバランスやその他に原因があるとは考えにくく、
おそらく生活習慣を原因とする「脂肪肝」。
対処方法としては基本的に生活習慣を改善して体重を落とすことで、
脂肪肝に対する特効薬は特に存在しないと言われて衝撃を受けました。そんなバカな。
生活習慣についてもここ1年で特に堕落したような自覚は無いので非常に困りました。
これで最近は家系ラーメンブームだったとかならそれを止めれば改善の可能性はありますが、
基本的に上京以来食べるものは特に変わっていないんですよね。
まあ、そもそも外食オンリーというその食生活が良くない可能性は十分にありますが、
しかしだとすると、なんともなかった2020〜2022年はなんだったんだろう。
あ、でもいま思い返すと2021年も微妙に体重が増えてナイシトールを飲んでいた気がする。 


あとは内科の先生が言うには、不眠症で心療内科からもらっている薬が肥満の原因になるとのこと。
これはちょうど減薬中の段階なので、原因となる薬をやめれば改善する可能性はあります。
しかし逆を言えばそれ以外にすぐ改善する手立てはありません。
節食するのはまあ良いとして、今更運動習慣をつけられる気がしない……。
しかし運動しなかったらもう元通りの体重になることは無いとしたら、かなりショックです。
それはもう完全に中年太りなわけで、
自分の身体が中年という年代に突入したことを自覚せざるを得なくなります。
こんなに急に身体って老化するんだ……と。
人生の先輩方からも同じような言葉を何度も耳にしたので、誰もが通る道なのかもしれませんが。


とりあえずエビやサケに含まれるアスタキサンチンというビタミンが脂肪肝の対処に有効そうなので、
それのサプリを飲むのと、当面の間は家系ラーメン屋には行かないのと、
毎朝のコーヒーはカフェラテをやめてブラックにするくらいはしようかなと思います。
一番実効性がある「運動」という要素から逃げ続けているかぎりあまり改善はしなさそうですが。
まあ寝る前の1時間散歩はいまでもたまにやってるんですけどね。
ただそれを始めてからも体重増加は止まらなかったので、この程度ではダメということなんでしょう。


#7130

Apex Legendのランクマ問題

今日の出来事apex-legends

自分の中でいつの間にか
コンシューマーゲームプレイ史上ピクミンに次ぐ長期コンテンツとなっている『Apex Legends』。
去年末〜今年春まではさすがにマンネリを感じて一時的に引退し、
その間一緒にApexをやっている元同僚とは違うゲームをやっていたりしました。
しかしその休止期間がバネになり、復帰後はまた安定的にプレイを継続しています。
特に今シーズン(シーズン17)は
自分のような万年ビギナーが盛りやすい(ランクポイントを稼ぎやすい)環境であることや、
マッチングシステムの改善によっていままで以上に快適にプレイできています。


ただこのランクポイントシステム、世間的には「破綻している」という見方が多数派でしょう。
一般ユーザーの頂点に位置するマスターランクが最大勢力になっていることがその理由です。
乱暴に言えば、実力関係なく誰でも盛れるようになってしまったことで、
ランクの価値が崩壊してしまったんです。


超ざっくり言えば、いままでのシステムはキル数と順位の掛け算によってポイントが決まり、
ランクが上になればなるほど参加費とランクアップに必要なポイントは増える仕様でした。
ApexのようなバトルロイヤルFPSは、
順位を上げるための戦略として「敵を倒す」だけでなく「敵から隠れる」という選択肢もあります。
戦わずに隠れ続けて敵同士潰し合うのを待つというわけですね。
しかし旧システムではキル数も重要なポイント源であるため、隠れているだけでは盛れません。
ランクが上がってくると参加費が重くなるので、どんどん効率は悪くなります。
プラチナくらいになってくると、キル数ゼロではほとんどポイントは増えません。
一方、キルを取れば掛け算でポイントが増えるため、
旧システムでは1試合でたくさんキルを取る人こそが上に行ける仕様になっていました。
これは、バトルロイヤルFPSの中でも
比較的キルを重視するApexのゲーム性を反映したシステムであると言えます。


新システムは逆にバトルロイヤルFPS本来の醍醐味である「生き残ること」を重視する仕様で、
11位以下はどんなにキル数を稼いでも反映されず、問答無用でマイナスになります。
その代わり10位以上になれば必ずある程度は盛れるという仕様で、
旧システムと違って明らかに順位に重点が置かれています。
キルポイントについては内部レートで格上の敵をキルするとボーナスが加算される仕組みですが、
これは生き残り順位とは独立して計算されるため、
高順位かつ多くキルしても旧システムのように爆発的に盛れるわけではありません。
さらにランク格差が撤廃され、
どのランクでも参加費もランクアップに必要なポイントも統一されました。
これによりランクが上がるほどキツくなるというわけでもなくなり、
すごく極端に言えば「延々敵から隠れ続けるだけ」で戦闘を一切行わなくても、
時間さえかければ上位ランクに行くことができるということになります。
それが事実であることは現在のランク分布を見ても明らかです。
これは、撃ち合い重視でApexを楽しんできた上級者からしてみればたまったものではないでしょう。


この新システムを「ランクマを破壊した」と非難することは簡単ですが、
実はランクマに関しては旧システムにも大いに問題があり、
運営サイドはそれの解決をしたかったのではないかと個人的には考えています。
そう考えている理由は簡単で、キル数重視だとバトルロイヤルゲームとして面白くないからです。
「順位が低くてもキル数さえあれば黒字になるかもしれない」
というようなシステムだと、多くのプレイヤーはゲーム開始後すぐに降下して撃ち合いを始める、
いわゆる「即降り」という行為を行うようになります。
時間をかけて立ち回るより戦闘の機会を多くした方が上達しやすいので、
どんなに負けて赤字になっても長期的な視点で考えれば盛れるからだと思っています。
そうなるとゲーム開始からすぐに多くの部隊は退場するため、
即降りしなかった部隊は容易に順位を上げられます。こうなると順位の意味がありません。


また、即降り行為というのは早い話がバトルロイヤルFPSというゲーム性の否定です。
そこには「どの武器を育てるか」「どのようなルートで安全地帯を目指すか」
といった戦略の必要性は皆無であり、ただただ撃ち合いで勝つか負けるかでしかありません。
そういう環境で即降りを避けたところでいずれ戦うのは即降りを生き残った強い人ばかりなので、
順位が上がってもキル数を稼げなければ盛れないシステムでは即降りを避けるメリットが薄いです。
それはApex Legendsというゲームの目指すところではないのでしょう。
だから、ランクマを改革するならまずは即降りをすることのメリットを潰す必要があった。
その点、「11位以下はどんなキル数でもポイントを与えない」という新システムは
一見極端なように見えて旧システムの問題点を明確に解消するという点では理にかなっています。


ただ、それはあくまで全般の話で、高ランクはどうするべきかというのはさらに難しい問題です。
今回の新システムではランク格差をなくした結果、高ランクの価値が暴落してしまいました。
しかしだからといって高ランクほど参加費を重くすればいいのかと言われると微妙のような。
その場合は上位に行けば行くほど撃ち合いで勝ち難くなるため、
ハイド(隠れる戦略)をする人の割合が増えてかくれんぼ大会のような様相になってしまうかも。
旧システムには問題があるとはいえ、多少はキル数を反映するようにする必要もあるのかなと。
たとえば10位以上は旧システムのようにキル数と順位の掛け算で算出するとか。


こう考えると、バトルロイヤルFPSにおける実力の指標の作り方ってめっちゃ難しいですね。
Apexはどちらかというとキル数重視でここまで来たわけですが、
それは必ずしもバトルロイヤルとしての本質と相容れないところがあります。
制作サイドが次のランクマ改定でどういう結論を出すのか楽しみです。


#7131

婚活の損得勘定

今日の出来事恋愛観

自分の中でかなり揺れている「一度でいいからガチで婚活をするべきか、
それとも生涯独身を貫く覚悟をするべきか」という問題。
人生を左右する非常に重要な問題であるとともに、
問題の性質上決断するなら可能な限り早い方がいいということもあって悩ましいです。
ただ、率直な気持ちを言うと現状では生涯独身を受け入れる方が優勢です。
やはり誰かと結婚するというのは諸々の面から考えてハイリスクである一方、
独身であることのメリットはそれを上回っているような気がしてなりません。


こうやって損得勘定で結婚について考えていると必ず言われるのが、
「いまは良くても、もっと歳を取ってから『やっぱり結婚すればよかった』と言っても遅い」
というような意見です。
今日、Twitterのサブアカのタイムラインに、
「趣味があるから結婚しなくていい、と言う人は40代になってから『趣味を楽しめなくなった』
と言って結婚相談所に来る人が多いことを知っておいた方がいい。
趣味は40を超えると急に楽しめなくなる日が来る」
というような趣旨のバズツイートが流れてきました。
これは独身界隈への忠告として昔からネットでよく見かける意見です。


もちろんあらゆる人の趣味が40を超えると衰退していると言っているわけではないのでしょう。
趣味も千差万別、若いときにしかできないこともあればそうでないこともある。
それを込みで、「でも自分だけは大丈夫」と考えているのが危ないんだよというアドバイスかと。


自分も「自分だけは大丈夫」と思っている側の人間と自覚しています。
年単位で見れば各年で流行り廃りはあるものの、人生全体で見ればたいてい何らかの活動はしている。
確かに個々の意欲で言えばゲームは思春期ほど楽しめなくなったのは否定しがたい事実ですが、
一方で仮想通貨や先日ブログでの言及を改めて解禁した萌え絵の趣味など、
大人になってからの方が夢中になっている趣味も多くあります。
web制作にいたっては趣味の延長として仕事としてもやっている始末です。
最近の活動量を鑑みると、仕事抜きで考えてもとても飽きるとは思えません。
このうちゲームとweb制作については
「ピクミン」という趣味で繋がったコミュニティとの縁がまだ切れていないことも大きいです。


趣味は他者交流の入り口にもなる可能性を秘めています。
そしてそれは、言ってしまえば結婚をする理由であるところの「孤独感」を解消できる余地がある。
ここに趣味が充実している人が婚活をしない理由がある気がします。
ただ、趣味のコミュニティに入るということは必ずしも誰もが簡単にできるわけではありません。
関連活動を何もしていないのにそのコミュニティに所属するのは無理があるし、
無理やり入ったとしても誰も絡んでくれないし、
仮に絡んでくれたとしても長期的には本人が楽しめないでしょう。
コミュニティでの人間関係は、そこで活動をするという努力が支えている節があります。
優秀な下の世代がどんどん台頭してきて高いレベルについていけなくなる、
というのは競争社会がベースになっているような趣味では十分考えられることです。
そこで挫折したら趣味が無くなって、趣味の無い人生に生き甲斐を見いだせなくなる可能性はあります。


ただ、じゃあそういう人間が婚活をして幸せになれるのかというと微妙な気がする。
家庭を築くことも少なからず相応の努力が必要だと考えられるからです。
そりゃあ何もしなくても全部やってくれる嫁がいれば解決できるかもしれないけれど、
そんな都合のいい人が嫁いでくれる可能性のある人は1000万プレイヤーのイケメンくらいでしょう。
結局夫婦も持ちつ持たれつで運営しているところがあり、
その片棒を担ぐ以上はさまざまな努力は不可欠なわけです。
それを趣味に挫折するような人間ができるのかというと……。
冒頭で取り上げたバズツイートの「警告」の趣旨はそんなところではないでしょうか。


だからまあ……要するに趣味も挫折するような体力、精神力では人生は長すぎるのでしょう。
ヒトの寿命が50年くらいだったらこんなことに憂う必要は無かったのかもしれない。
とはいえ、だからと言って趣味に挫折したら自殺すればいいというのは無茶な暴論です。
このことから考えるべきなのは、
体力と意欲が低下しても維持できるような中年以降のための生き甲斐を探すことでしょう。
個人的な予想では、体力と精神力の低下を埋め合わせるのは「お金」だと思っています。
体力、精神力に加えてお金も無かったらそれはもう悲惨としか言いようがない。


そもそも趣味も結婚も少なからず体力を必要とする、という前提で考えれば、
結婚というのはそういう意味ではむしろ大きな体力と精神を必要とする部類であるため、
30代になってから婚活すること自体がおかしいような気がしないでもないです。
要するに就活や大学受験と同じようなものなのでは無いかと。
そう考えると自分はもう「手遅れ」というのが結論になるわけですが……。どうなんだろうか。


#7132

海外取引所の締め出し #2

今日の出来事暗号資産

毎月給料日から10日くらいに集中して行っている仮想通貨取引。
今月はバイナンスによる日本人締め出しの件を受けて、仮想通貨取引所を変更して初めての取引。
環境が変わったことでしっかり利益を出せるか心配でしたが、
蓋を開けてみれば2連勝、現時点で10万円ほどの純益が出ています。
先月、先々月と負け越していましたがこれで損失はほぼ取り返した形になります。


が、そんな中今度はOKXが日本人締め出しを突如発表。
しかもバイナンスと違って猶予期間も無く即日の実施となり、
仮想通貨関連アカウントのタイムラインはなかなかの大騒ぎになっていました。
自分がまさにバイナンスからの避難先に使っていたのがこのOKXだったのでかなり戸惑いました。
自分は出金できないというようなことはありませんでしたが、
この時点で本人確認をしていなかった人はかなり面倒なことになっているそうです。


これで主要なグローバル市場のうち、
自分が知るかぎりBinance、FTX、CoinBase、OKX、Krakenは日本人の締め出しを行いました。
すぐ思いつく主要取引所でこれに当てはまらないのはBybit、KuCoinくらい?
ただ界隈ではこれらもすぐに日本人の締め出しを行うのではないかと言われています。
基本的にこういう取引所は現地の税制に従わざるを得ません。
そうしなかったら各国の税制が崩壊して脱税し放題になってしまうので当然のことです。
そう言う意味ではグローバル取引所は昔からグレーだったわけですが、
今月施行の法律でその締め付けがさらに強くなり、
この法定根拠に基づいて金融庁が各取引所に圧力をかけているそうです。


ただ、グローバル取引所なら脱税可能かと言われると微妙なところではありますけどね。
そもそも口座から日本円を送金しなければ仮想通貨取引はできない。
金融庁は口座情報を握っているので、そこからトランザクションを追うことはできるはず。
なのでブロックチェーンアドレスと取引履歴を提出すれば十分に潔白を証明できると思います。
なぜならそれらの情報はブロックチェーンの特性上改竄不可能なわけですから。
むしろ一般的な申告よりもずっと信憑性があります。


ただしこれは税務にブロックチェーンの知識を求めるということでもあり、
技術的ハードルが高いです。海外取引所を利用禁止にした方がはるかに簡単だし実効性もある。
まあ、これは勝手な妄想にすぎませんが、
グローバル取引所の制限はそういった税務上の面倒くささも原因なのかなと思ったり。
ただ締め付けの流れは日本だけでなく各先進国も同じみたいなので一概には言えませんが。


とにかく自分が言えるのは、締め付けるなら国内取引所をもっとマシにしてくれということですね。
取り扱い銘柄があまりにも少なすぎる。あと販売所のボッタクリもいい加減にしてほしい。
そして極め付けなのが、アプリの出来があまりにも稚拙すぎること。
アプリの利便性はそのまま仮想通貨取引のモチベーションに直結するので非常に重要なポイントです。
今夏バイナンスが日本版アプリをリリースするはずなのでそれはかなり注目しています。
ここでグローバル版に匹敵するクオリティなら国内取引所ユーザーは一気にそこへ流れるでしょう。
逆にこれもクオリティが低かったらもう望み薄かも。


OKXからの締め出しを受けて、とりあえず自分は暫定的にMEXCに移行しましたが……。
ここは本人確認すら存在しないマイナー取引所でありハイリスクであることは否めません。
マイナーゆえに金融庁から圧力を受ける可能性が低いというメリットもあるにはありますが。
せめて一番マシな国内取引所を選定することも検討すべきかも。


#7133

チョコボのゲームカードの記憶

これだけ長年書いているとブログ以前の時代の思い出話はとっくに書き尽くしたと思いがちですが、
粘り強く記憶を辿り続けていくと「そういえばこれがあったじゃん!」
というような話題をふと思い出すことがあります。
結局何もかも語り尽くしたように見えて実は全然まだ残っているのかもしれません。
とはいえすでにブログ以前(出生〜2003年07月)よりも
ブログ以後(2003年08月〜)の方が時間としては長く、今後その割合はどんどん増えていくため
ブログ以前の思い出が希少なものになっていくのは確かです。
年齢を重ねるごとに思い出すのも困難になっていくでしょう。
なので、思い出したならなるべく再び忘れる前に書き出してしまいたいところです。


というわけで、突拍子も無く1999年当時にハマっていたものを思い出しました。
それは「チョコボの不思議なゲームカード」。
1999年というと遊戯王OCGがバンダイ版カードダスが完結してコナミ版が新たにスタートを切り、
それが小学生の間で大ブームになった時期です。
このころ、自分(たち)もさまざまなカードゲームに手を出していたわけですが、
その中でも比較的面白いという印象が強かったのがこのチョコボのカードゲームです。
執筆現在、検索すると後発のボードゲームの方が出てきてしまい検索上位には出てきませんが、
それでもメルカリの出品ページなどで実物を見ることはできます。
ただ、細かいルールを記したwebサイトはヒットしませんね……。


わずかな記憶を頼りに書くと、これはダンジョン経営をテーマとしたカードゲームです。
1対1で戦い、ターンプレイヤーはチョコボを操作して相手のダンジョンの踏破を目指す。
非ターンプレイヤー側のフィールドには3階層からなる裏返しされたカードが並んでいるので、
ターンプレイヤーは1階層から順にめくっていって罠やモンスターを掻い潜っていきます。
最終的に先に相手のダンジョンを踏破した方が勝ち。
ダンジョン経営×カードゲームって、これからの時代にかなり受けが良さそうなテーマです。
それが1999年の時点で存在していたというのが驚き。


ただ通常ルールではやや物足りなかったような記憶もあります。
勝手に5階層までOKのルールにするなど、小学生なりにかなり改造していました。
ただ、そもそも基本ルールからしてまるで覚えていないのでその辺を批評するのは難しそう。
プレミア値はついていないのでメルカリで売っているスターターキットを買ってみるのも一興ですね。


最近改めて思うんですが、小学生当時の自分ってエンタメ文化にめちゃくちゃ恵まれていたのだと、
いまの時代から振り返って改めて思うことがあります。
カードゲームだけでもチョコボのゲームカードが埋もれるくらいの群雄割拠だったし、
携帯ゲーム機もゲームボーイやらワンダースワンやらネオジオポケットやらさまざまな機種があったし、
ミニ四駆やベイブレードといったアナログおもちゃもまだ一定の勢力を保っていたし。
デジモンやたまごっちなどのキーホルダーゲームもそれなりに流行っていましたね。
本当に「遊ぶ」ということに関しては黄金時代だったと思います。


ゆとりだなんだと叩かれて育ってきた世代ですが、
自分はなんだかんだでこの時期に生まれたことを誇りに思っています。
もう少し未来に生まれていたら全然違う人生を歩んでいたんだろうなと。


#7134

マッチングアプリの欠陥

今日の出来事恋活・婚活

今年の抱負に書いておきながらまったく行動できていない婚活の件ですが、
その一手段であるマッチングアプリについてはやはりあまり良くない話を聞くことが多く、
本当にこのプラットフォームは信用できるのかと懐疑的なところがあります。
特に、男性側が「異性を信じられなくなる」と言っているのをよく耳にします。
どういうことなのか。


マッチングアプリは原則として男性利用者が6〜7割かそれ以上を占めていることが多く、
必然的に女性利用者はさまざまな面で優遇されています。
会費も女性は一切かからないのが普通ですが、男性は月5,000円程度取られることが多いです。
マッチングはまずどちらかが「いいね」を送り、
送られた側も「いいね」を返すとマッチング成立というのが一般的です。
この「いいね」をする数は課金さえすれば無制限で送りまくれるので、
男性側はマッチング率を上げたいと思ったら基本的に「いいね」を送りまくることになります。
すると必然的に女性側は人気なユーザーにはえげつない量の「いいね」が送られてきます。
そこから1人だけが選ばれるわけですが、
それは当然男性として頂点に君臨するイケメンにしかチャンスがありません。
イケメンが「いいね」したら他の有象無象は勝てるわけがない。


結果として男性側の頂点が女を次々に取っ替え引っ替えしており、
少し下から底辺までの層はただただ会費だけを払ってほぼマッチングしないというのが現状のようです。
女性側はたくさん「いいね」が送られるので分相応な相手を知ることもなく
ただただ理想だけが高くなっていき、本来分相応な男性側は見向きもされない。
まれに分相応なマッチングが成立しても、女性側は大量のいいねで「自分はモテる」と勘違いしている。
そうすると目の前の男性も些細なことで幻滅しがちで、とにかく進展が難しいのだそうです。
ある人がSNSで「マッチングアプリこそが婚姻数減少の原因なんじゃないか?」と言っていましたが、
たしかに欠陥はありそうです。あと何年かしたら問題視されそうな気がする。


自分が知るかぎりこの欠陥を克服したマッチングサービスはまだ登場していない認識です。
以前自治体が運営するサービスも利用してみましたがあれも本当にひどかったですね。
ただただ民間よりクオリティが低くなった同等サービスでしかなかった。


こうなるとマッチングアプリはカネと労力の無駄になる可能性が否定できないわけで。
本気で婚活するなら結婚相談所か、それもちょっとハードルが高いので街コンとかが妥当ですかね……。
街コンは言うなれば地域ぐるみのゆるいお見合いのようなもので、
初っ端から対面で接する以上、ここでマッチングしたらその後の進展は多少期待できるかなと。
ただ、マッチングアプリと違って参加ハードルが高いのは否めません。
2017年ごろに何も考えずに参加して1人とLINEを交換したことがありましたが、
同性に挟まれる形で異性と対面するためほとんど同性の勢いに負けて話せなかった記憶があります。
1対1という条件はマストのように思いますが、
それだと価値観がまるで合わなかったときどうすんの? という懸念が。


まあ、とにかく婚活、恋活は理想通りに成就した際のリターンが大きい代わりに、
そこまでの道のりがとにかく面倒くさいと思っています。
一昔前と比べるといろいろなサービスができて恵まれていると思っていましたが、
マッチングアプリのように公平さをすっかり失っているようなサービスがあることはむしろマイナスかも。


#7135

社会的弱者を見下すということ

今日の出来事他人観

人は成長の過程である程度大人になってくると、
どうしてもその途中で「弱者を見下す」という心理的なプロセスを経るものだと思っています。
それは自分は弱者ではないという上昇志向があればこそで、声に出さねば悪いことではありません。
しかし一方で、それがある種の道徳に反していることもまた確かであり、
それぞれが大人になる過程でその狭間で納得できる結論を探していくことになるわけです。
表面上は、社会的弱者を見下してはならないというスタンスを取ることはできる。
けれど、それを本心から納得した上で社会活動に従事できている人は体感でそんなに多くありません。
本心で弱者を見下さずにそれと向き合うことができるのは、
50代、60代になって「親の介護」というライフステージに突入してからのような気がする。
いや、介護サービスが充実している現代だとお金さえ払えばそれすら回避できることを考えると、
死ぬまでこの問題の結論を出せない人は意外と少なくないのかもしれない。
弱者というのはざっくり言えば社会貢献(仕事)ができず社会の足を引っ張る人を指します。
身体的・精神的なハンデを背負っていて自立することができないという意味ですね。


自分も本心では弱者は見下している、という気持ちを否定することはできないし、
この歳にしていまだ結論は出そうにありません。
本当の意味での弱者とちゃんとした意思疎通をする機会があまりにも少ないからでしょう。
他方、弱者の炎上案件は叩きやすいので拡散されやすく、目につきやすい。
結局マイナスイメージばかりが膨れ上がって偏見を払拭することが難しくなっていると感じます。
美談のようなものもあるのでしょうが絶対数が少ないので能動的に検索しないと目にしません。
かといってあえて能動的に検索するのかと言われると……。


中学時代にALSの少年の車椅子をひっくり返すクラスメイトに憤っていた話
というのが話題になっていたのですが、これを読んで著者の意見に共感しました。
車椅子の障害者をクラスメイトが順番に押すというルールができたところ、
担当したクラスメイトたちは車椅子をひっくり返すことが多く著者はそれを見て憤っていた。
ところがいざ自分の番になるとその障害者はあまりにも尊大な態度で健常者を奴隷のように見下しており、
女子の身体を触るなど迷惑行為もいとわないほどのヤバいやつということが発覚。
ひっくり返そうとするクラスメイトの気持ちを理解した……という話です。


弱者(障害者、老人など)というのはその属性自体に善悪の価値観は内在していなくて、
結局その人自身の性格の悪さによって忌避されることが多いのでしょう。
付け加えるならば、弱い立場であればそれだけ性格は歪みやすいわけで、
我々はその「歪みやすい性格」に対する偏見で弱者を見ているのではないか、と思った次第です。
性格が歪んでいない弱者であれば、本心から対等に接することができるのだと思います。


だから、なんというかこれは結局のところ人間性やコミュニケーション能力の問題のような気がします。
他者を慮ることができるとか空気が読めるとか。
それが著しく低い独善的な人間は嫌われて当たり前だし、そうでない人は嫌われない。
それは社会的弱者だからとか関係なく、健常者も社会的強者も同じことです。
年収1000万プレイヤーでもめちゃくちゃ性格が悪ければ見下されうると思います。


まあでも「人間性」や「コミュ力」って
第三者目線でどうにでも解釈を歪めることのできる評価基準なのでそこも難しいですけどね。
こういうのって結局各々の人間関係の問題に帰結するんだろうか。


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