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暗号資産

#7227

深刻な悩みは余裕を奪う

今日の出来事暗号資産

仮想通貨の先物取引では短期的には未確定損益がマイナスになることはよくあります。
当然、そのまま利確したら大損なのでマイナスであるというのは嫌な気分になります。
嫌な気分というか、むしろ悪いことをしているような気分といった方が正確かも。
ギャンブルと言ってしまえばそれまでの行為なので背徳感があるのも納得できます。
しかし、だからといって利益を急ぐとそれがかえって損失を拡大することもあるため、
嫌な気分を抑えながらチャートと向き合わなくてはなりません。
先物取引はメンタルが問われるというのは本当にその通りだと思います。
再三書いている通り、仮想通貨をやっているとき、
特に損益がマイナスのときは気持ちがすべてそっちに持っていかれてしまいます。
他のことを並行してできるような精神的余裕はまるでありません。
それは、トレーダーとしては正しいと思っています。
生半可な気持ちで利益は出せないというのはここ1年半で痛感させられてきました。
他のことと並行して利確のときだけポチッと押せば利益になるのならみんなやっています。


この「マイナスのときは背徳感のために他のことを考える余裕さえ無くなる」という体験は、
思い返すと大学時代に似たようなことを散々味わってきたように思います。
以前も大学時代に整理作業ばかりしていたのは現実逃避の表れだったんじゃないか、
という分析をしましたが(#07175 / 2023年08月09日)、そもそも後ろめたさゆえに
「整理作業以外に着手する精神的余裕が無かった」と言う方が適切かもしれません。
整理系作業はあのときの精神状態でできるせいいっぱいだったというわけですね。


そしてこれは実家時代までに長く悩んでいたテーマにもひとつの答えを提示してくれます。
昔から自分はそれが好きでぜひとも着手したいのに、
好きだからこそ着手できない、近付けないというおかしな行動をすることがありました。
最たる例は大学時代の恋愛ですが、恋愛にとどまらず非常に多くの実例があります。
それらのショーウィンドウの向こう側にあるものに対する羨望は確かなもので、
実際にはガラスの向こう側にあるわけでもなく、すぐ触れられる距離にあったものも多くあります。
にも関わらずそれに触れないという非合理な選択をし続けてきたのは、
「理想のそれを、欠点などを知らないまま理想として記憶に留めておきたいから」
というのが12年前に理想恋愛を諦めた自分が出した結論でした。
また、後年の自分は「理想のそれと比較した際に、現実の自分自身があまりにも不甲斐ないから」
という理由を見出したこともあります。今回の結論もその後者に近いです。


要は、単純にそれどころではなかったからなのではないか、というのが現時点の結論です。
本当に好きな何かに触れたい感情は確かにあるけれども、それはあくまで自分個人の話。
一方で、当時の自分は卒論もまともに書けない、バイトもできない等、
大学生としてやるべきことをクリアできていないという後ろめたさがあったわけです。
現在の自分も、先物取引に頼らざるを得ない金銭問題はその範疇に入ると思います。
「やるべきこともやっていないのに私利私欲を満たそうとするのはいけないことだ」
という信念が自分の正義の根底にあるのでしょう。
だから後ろめたい状況であればあるほど、自分の「好き」という感情と向き合えなくなる。


その信念そのものは正しいと思うし、そう考えていればなおのことまず課題と向き合うべきで、
課題と向き合えなかった自分が間違っているというのは確かです。
しかし、そうやって自分自身が達成できない信念によって自由に行動することを阻まれ、
ある種の自己欺瞞に陥って人生を浪費することが必ずしも適切でないこともまた事実です。
単純な話、できないことを信念として掲げることは愚かであるとさえ思います。
信念を否定することが「悪」になるのなら、
大学時代の自分はもっと悪人として生きていた方が人として豊かに生活できていた気がします。
たとえば、思い切って1年留年してみるとか。


例の嫉妬対象として嫌い続けてきた高校時代のいじめられっ子は
社会人として何一つうまくいっていないのに恋愛だけはがっついて結果を出したという点で
自分の信念で計れば「悪」ですが、
一般的な価値観で言えば彼の方が勝ち組であることを否定することはできません。
少なくとも大学時代の充実度は自分よりも彼の方が上回っている気がします。
この信念というものさしは自分の心の中にしか存在しないので、世間はそれを考慮してくれないし、
他人から見れば自分は非合理なことばかりしている愚かな人なのでしょう。


この信念がいつ芽生えたものなのかは分かりません。
親に植え付けられたのか、思春期やそれ以前の人生経験から必然的に発生したものなのか。
確かなのは、今更になって急にそれを無いものとして振る舞うのはもはや不可能だということです。
心の奥底にある信念は古い古い憲法みたいなもので、時代錯誤だとしても根本的な改正は困難です。
であれば、せめてできることは関連法案を作ってサポートしてやることでしょう。
たとえば、「やるべきこと」とはどういうタスクが該当するのかをしっかり定義するとか、
達成困難なタスクがそこに含まれてしまうと自己欺瞞(違憲状態)に陥ってしまうので、
それを避けるための問題解決フローをどう設定するかとか。
もし、いまの自分が大学時代の自分にひとつアドバイスできるとしたらタスクの細分化を勧めます。
「できないこと」も細かく切り分けてみるだけで随分と違った印象を受けるもので、
日頃からそのうちひとつでも実践できていれば
大学時代は自己欺瞞が解消されてまるで変わったものになっていたかもしれません。
当時、このことに気付けなかったことが本当に悔やまれます。
とはいえ、人生100年とすると30代でこのことを見出しただけまだマシなのかも。


#7223

未決済建玉に頼った取引

今日の出来事暗号資産

先月、わりと痛い目に遭って「仮想通貨取引はもうアカン!」という結論に至りつつも、
クレカの請求が思ったより高かったりして補填のために仮想通貨取引に手を出しています。
相当の余裕金を積み立てられないかぎりは絶対やっちゃダメ、と決心したにも関わらず。
冬ボナまではなんだかんだで定期外の出費があるのでやらざるを得なくなりそうですが、
それで負けたときは考えたくもないですね。
絶対負けられないならやっちゃダメです、本当に。


とりあえず今期は通算で勝てています。
が、やはり仮想通貨取引をしている間は他のことを考えられる精神的余裕が奪われます。
最近はピクチャレ大会の開発モチベも、ピクミン自体のモチベも高かったのですが、
仮想通貨で先物市場のポジションを取った瞬間にそれらのモチベが分かりやすく吹き飛びました。
やはり相当に時間を取られるので、閑散期のテレワーク中なんかにやるのはいいものの、
やるべきことが溜まっているときに仮想通貨取引に手を出すのは
金銭的な意味とはまた違う意味で避けた方が良さそうです。
ある意味、仮想通貨も立派な仕事として割り切るべきなのかも。決して片手間でやるものでもない。


今期は、いままでとは違うツールを使って未決済建玉(Open Interest)に着目することで、
かなり無難に勝てています。
未決済建玉とはその名の通り、まだ利確されていないポジションのこと。
一概には言えませんが、概ね高ければ高いほど市場の注目が高いことを意味します。
時間をかけていろいろな銘柄を見たかぎりでは、
未決済建玉と気配値が順張りだとそのトレンドはしばらく継続する傾向が強いようです。
今回は「Coinglass」というアプリでこの未決済建玉の変化値をチェックして銘柄を決め、
未決済建玉の変化に対して順張りでポジションを取り、それなりに成功しました。


未決済建玉が溜まっているというのは言うなればバブル状態であり、
一度決壊したらどこどこまでも暴落する可能性があります。
それを狙ってショートポジションで勝負するというのもひとつのやり方だと思いますが、
未決済建玉が多いほど買い支え勢力も強いことがあってなかなか難しいです。
ひとつだけ言えるのは、過剰なバブルとなっている銘柄には手を出さない方が良いということ。
これまでの経験から言って24時間変化値が15%を超えていたら結構危険だと思います。
こういう銘柄は短期的に巨額のリターンを得られる可能性があるので、ついつい手が伸びがちです。
しかし、思い返してみればそういうトレンドに乗って成功したのは1回しかないですね……。
一度だけ、2022年初頭にドージコイン(DOGE)の瞬間的な高騰に便乗して50万円儲けましたが、
通算の便乗戦績ではおそらくその50万円を消しとばすくらい負けていると思います。
ある程度注目されている必要はあるものの、トップトレンドはむしろ危険ということなのでしょう。
クジラも注目して市場を引っ掻きまわす可能性とかいろいろありますしね。


2022年夏から続く金銭問題は冬のボーナスで解消され、
それと同時に仮想通貨取引で胸を締め付けられるような思いをするのも終わりになる見込みですが、
いままでも「これが最後!」と言いつつ卒業できていないのであまり期待していません。
しかし2021年当時の自分は2年後にここまで堕落するとは予想していなかったでしょう。


#7194

クジラの手のひらで踊らされる

今日の出来事暗号資産

可処分所得を増やす目的で1ヶ月ぶりに仮想通貨取引に手を出しました。
で、まあ芳しくないわけです、成績が。
最初何も知らずに少額でポジったTARA(Taraxa)という魚みたいな銘柄が
どういうわけかマージン価格からは考えられないくらいボラティリティが大きく、
レンジ相場に振り落とされる形で強制退場。
次にLPT(Lifepeer)の伸びが非常に良かったのでしっかりトレンド転換を待って入り、
こちらは最初300ドル程度の勝ちになりました。
一度下落の様子を見せたのでそこでいったん自主退場し、下落幅をウォッチ。
全然下がらずにまた上昇してきたので「これはもう一儲けできるかも」と思って
今度はそれなりの金額で再度ロングで入りました。
どう考えても誰がみてもテクニカル的には上向きだったと思います。ところが。


朝09時半、なんの前触れもなく突然仮想通貨のほとんどの銘柄が暴落しました。
おそらく大口の誰かがビットコインを大量売却したことが市場全体に波及したのでしょう。
おかげで昨夜から6時間かけて育てた300ドルの利益はほぼ一瞬にして消し飛び、
逆にマイナス600ドルになるという急転直下。それをきっかけにLPTも一気に売りトレンドに……。
仮想通貨市場ではわりと不定期にあることですが、正直そろそろうんざりしてきました。


以前仮想通貨取引はギャンブルじゃないと言い張っていた時期がありましたが、
あれは順当に勝っていたから言えるだけで、
資産と時間に余裕が無ければまず間違いなくギャンブルです。
なぜなら今回みたいな大口取引による暴落を予測するのは不可能だから。
こういう値動きをされるとテクニカルやファンダメンタルズはもはや無意味。
我々はクジラ(大口保有者)の手のひらの上で踊っているに過ぎません。
ただそれでも長い目で見ればクジラの売買も上下する波の範疇に収まっていることが多いので、
その長い目で見たときの波の大きさに耐えられるだけでの資産的時間的余裕があれば、
それはギャンブルではありません。
今回は先月のピクチャレ大会追い込みで2日欠勤してしまった関係で給料が目減りしており、
せめてその目減りした分を月末までに増やしたいと思って生活費を入れてしまったのですが、
こういう短期的な勝負をするのは間違いだといい加減気づかなければ自分はいつか破滅するでしょう。


仮想通貨取引についてはLUNAショックの敗北で得た教訓を活かして
可能なかぎりローリスクローリターンの副収入を、というのが今年前半の考え方でした。
しかし年初来の純益はおそらくほんのわずかなプラスに過ぎないであろうことと、
肝心なときに今回みたいな大暴落を経験すると精神的にも良くないことを考えると、
さすがにちょっと先物市場からは足を洗う時期が来たのかもしれない、と改めて思います。
やっぱり目先の利益の誘惑にはなかなか勝てない。そしてそれを追うと決まって損をする。
テクニカルを学んだからいけるだろうとか、そんな薄っぺらい考えでは餌食になるだけです。
もっともっと潤沢な資金があってその資金力を1割だけ増やしたいとかならアリかもしれない。
手持ちの資金を手っ取り早く倍にしたいなどと考えているようでは
どう足掻いてもリスク過多な方法を取らざるを得ないわけです。


先物の基本的な心構えとして、想定外の暴落に耐えられる潤沢な資金があり、
かつその資金は当面凍結しても問題ない余剰金であることは必須条件だと改めて思いました。
これは、資金は当然のことですが時間に余裕があることも相当大事という意味です。
これさえ守っていれば健全な取引ができると気づいてローリスク取引を確立していたはずなのに、
「即日爆益の可能性」に目が眩むと何度も初歩的な過ちを繰り返すのは人の性なんでしょうか。
実際、クジラのお遊びが無ければこの土日で20万円以上稼いでいたでしょうからね……。


怖いのは、いまはこう考えていても赤字が解消すると一気に手のひらを返すということです。
副収入を狙うのにもっとも手間要らずで手っ取り早いのは確かですからね。
本当にお金の誘惑というのは恐ろしい。


とにかく、先物市場はちょっと様子見して段階的に撤退していこうかと思っています。
がっつり副収入として取り組むのはちょっと無理がある気がしてきた。
せめてブロックチェーンゲームとかエアドロップ乞食に転職するのが無難そうです。
なんならパチスロ競馬の方がまだ健全まである。
そっちの方が楽に稼げたらどうしよう。いや、世の中そんな甘くもないか。


#7178

ICPのミートアップに参加

今日の出来事暗号資産

「サトシ・ナカモト」なる人物によって生み出されたビットコインは、
ブロックチェーンという理論上改竄不可能な新しいデジタルネットワークを生み出しました。
ただしこれはいまとなってはブロックチェーンの中では原始的なもので、
次世代ブロックチェーンと言われているのがイーサリアム。
これはブロックチェーン内部でプログラムの実行を可能にし、
これを基礎とするさまざまなWeb3サービスが生まれつつあります。


そして、それよりもさらに発展させたのが「Internet Computer Protocol」と呼ばれるものです。
これはノードとなる物理サーバーを限定することで処理を大幅に高速化し、
イーサリアムを凌駕するほどのコストパフォーマンスを実現しています。
実際にICを使ったフルオンチェーンサービスもちらほら出てきています。
ただ、現状はまだWeb2(ここではAWSなど従来型のサーバーを指します)には勝てそうになく、
ロード時間がかなりかかりますが、とりあえずそれっぽいWebサービスならすでに作れます。


ICPは自分が仮想通貨を知って間もないころにBinanceに上場し、それ以来自分の中では最推し銘柄です。
ただ、一時期数千ドルだったトークン価格は現在では100分の1になってしまっており、
投資対象としてはお先真っ暗と言わざるを得ませんが……。
なので投機対象としての注目度は非常に低く、知名度もイーサリアムの足元にも及びません。
ただ、日本にもちらほら熱心なファンはいるようで、
このたび日本で初めて公式のミートアップが開催されるとのことで竹芝の会場まで足を運んできました。


すごいと思ったのが、ICではキャニスターがキャニスターを作れるという点ですね。
ICのブロックチェーンでは、WebAssemblyというプログラミング言語にコンパイルされたコンテナによって
さまざまなプログラムを実行できるようになっています。
これは従来で言うjavascriptのようにWeb上で簡単に実行でき環境に依存しません。
このコンテナのことを「キャニスター」と呼び、
ICではキャニスターごとにユニークな番地が割り振られています。
従来のインターネットでいうURLみたいなもの、と考えればわかりやすいかもしれません。


キャニスターはWebサイトをホストしたり、NFTに割り振られたりとさまざまな大きさで存在します。
そして今回のミートアップで知ったキャニスターはキャニスターを作ることができるという点。
これはAIと組み合わせて考えると既存とは一線を画するサービスを作れそうなポテンシャルを感じる機能です。
まあNFTマーケットプレイスのようなサービスを成り立たせている時点で
当たり前と言えば当たり前の機能ではあるのですが。


さらに突き詰めると、ICはキャニスター間で相互干渉できる仕組みがあるのではないでしょうか。
だからこそ特定サービス(キャニスターA)から各個人のウォレット(キャニスターB)へ
仮想通貨のエアドロップなどを実現することができるわけで。
これは作った企業関係なく中立かつセーフティな形でWebサービスを共通化できることを意味します。
従来ならサービスごとにIDとパスワードを用意するのが当たり前だったのが一元管理できたり、
YouTubeとTwitterのようなサービスをシームレスに連携できるようにしたり。
それはビッグテックの作ったインフラだけでなく、個人が作ったサービスにも同じことが言えます。
要はいまでいうAPIのようなものがより汎用的に応用できるような感じになるのではないでしょうか。


Web3という造語にはいままで正直ピンと来ていませんでしたが、
ICは確かにそのキーワードを実現するポテンシャルを秘めているように感じました。
もちろん競合プロジェクトも多くあり(MATIC、SOL、COSMOSなどなど)、
将来的にどれが生き残るかはなんとも言えません。
ただ、個人的にはICはこれからも応援していきたいと思うし、
黎明期以前のこの段階で関われたことは光栄に思っています。


#7150

魔界コインにおけるエアドロップ

今日の出来事暗号資産

世の中無数の仮想通貨がありますが、
最近出てきた仮想通貨の中でも比較的有望なものにWLD(Worldcoin)があります。
これは現在の時代の寵児とも言えるOpenAIの創業者サム・アルトマンが発行した通貨で、
専用機器「Orb」による虹彩認証でしかアカウントを発行することができません。
そのためサブアカウントの作成が物理的に不可能なようになっています。


また、Worldcoinは「全人類に対するベーシックインカム」を目指すことを標榜しており、
アカウント作成をすると毎週決まった数のWLDトークンを入手することができます。
アプリは将来的に汎用の仮想通貨決済アプリとして通用するように設計されており、
ビットコインなどの主要トークンも取り扱えるようになるとのことです。


まあ胡散臭さは否めないのは自分もわかっていて、
OpenAI創業者が絡んでいなかったらスルーしていたと思いますが……。
虹彩認証をして減るものも無いし、ということでアカウントを作成してみることにしました。
現在、日本国内では渋谷のパルコ付近にある怪しいバーでしか虹彩認証できず、
不定期で発表される先着順の予約受付を通過することで初めて認証しに行くことができます。
この予約というのが毎回瞬殺だったのですが、先日ついに予約を取ることができました。
そして今日、渋谷に行って虹彩認証を済ませてきたというわけです。


「トークンを無料で配る」というのは仮想通貨の世界では結構ありふれていて、
エアドロップと言われています。エアドロップは主に普及促進のために行われています。
エアドロップで入手できる仮想通貨は数円程度の価値しかないのが普通ですが、
たまに普及が成功して市場価値が高まると数百倍、数万倍になるケースもあります。
ただ、基本的にはトークンを発行して配ればそれだけトークン1枚当たりの価値は下がるため、
多くのエアドロップはゴミみたいな価値のまま芽が出ません。
また、もし高騰したとしても高値で売り抜けるのは困難と言われています。
今年は「PEPE」というミームコインが1億倍以上になり話題にもなりましたが、
一定以上の利益で利確できた人は全体からするとわずかな人数だったそうです。


そういう性質がある仮想通貨で、「アカウント保有者へ定期的に配る」という仕組みが、
果たして仮想通貨としての価値を保ったまま機能するのかはわかりません。
個人的には配れば配るほどWLDの価値は目減りしていって、
それでもベーシックインカムを維持しようとしたら莫大なトークンを配ることになり、
それによってさらにトークンの価値が下がっていく、
ハイパーインフレのような様相になるのではないかと予想しています。
ただ、サム・アルトマンのような時代の寵児が関わっているとなれば、
「WLDを買ってでも欲しい」という人が出てくるかもしれません。
そうなれば話は一気に変わってきます。果たしてどちらのストーリーを歩むのか期待したいところ。


#7132

海外取引所の締め出し #2

今日の出来事暗号資産

毎月給料日から10日くらいに集中して行っている仮想通貨取引。
今月はバイナンスによる日本人締め出しの件を受けて、仮想通貨取引所を変更して初めての取引。
環境が変わったことでしっかり利益を出せるか心配でしたが、
蓋を開けてみれば2連勝、現時点で10万円ほどの純益が出ています。
先月、先々月と負け越していましたがこれで損失はほぼ取り返した形になります。


が、そんな中今度はOKXが日本人締め出しを突如発表。
しかもバイナンスと違って猶予期間も無く即日の実施となり、
仮想通貨関連アカウントのタイムラインはなかなかの大騒ぎになっていました。
自分がまさにバイナンスからの避難先に使っていたのがこのOKXだったのでかなり戸惑いました。
自分は出金できないというようなことはありませんでしたが、
この時点で本人確認をしていなかった人はかなり面倒なことになっているそうです。


これで主要なグローバル市場のうち、
自分が知るかぎりBinance、FTX、CoinBase、OKX、Krakenは日本人の締め出しを行いました。
すぐ思いつく主要取引所でこれに当てはまらないのはBybit、KuCoinくらい?
ただ界隈ではこれらもすぐに日本人の締め出しを行うのではないかと言われています。
基本的にこういう取引所は現地の税制に従わざるを得ません。
そうしなかったら各国の税制が崩壊して脱税し放題になってしまうので当然のことです。
そう言う意味ではグローバル取引所は昔からグレーだったわけですが、
今月施行の法律でその締め付けがさらに強くなり、
この法定根拠に基づいて金融庁が各取引所に圧力をかけているそうです。


ただ、グローバル取引所なら脱税可能かと言われると微妙なところではありますけどね。
そもそも口座から日本円を送金しなければ仮想通貨取引はできない。
金融庁は口座情報を握っているので、そこからトランザクションを追うことはできるはず。
なのでブロックチェーンアドレスと取引履歴を提出すれば十分に潔白を証明できると思います。
なぜならそれらの情報はブロックチェーンの特性上改竄不可能なわけですから。
むしろ一般的な申告よりもずっと信憑性があります。


ただしこれは税務にブロックチェーンの知識を求めるということでもあり、
技術的ハードルが高いです。海外取引所を利用禁止にした方がはるかに簡単だし実効性もある。
まあ、これは勝手な妄想にすぎませんが、
グローバル取引所の制限はそういった税務上の面倒くささも原因なのかなと思ったり。
ただ締め付けの流れは日本だけでなく各先進国も同じみたいなので一概には言えませんが。


とにかく自分が言えるのは、締め付けるなら国内取引所をもっとマシにしてくれということですね。
取り扱い銘柄があまりにも少なすぎる。あと販売所のボッタクリもいい加減にしてほしい。
そして極め付けなのが、アプリの出来があまりにも稚拙すぎること。
アプリの利便性はそのまま仮想通貨取引のモチベーションに直結するので非常に重要なポイントです。
今夏バイナンスが日本版アプリをリリースするはずなのでそれはかなり注目しています。
ここでグローバル版に匹敵するクオリティなら国内取引所ユーザーは一気にそこへ流れるでしょう。
逆にこれもクオリティが低かったらもう望み薄かも。


OKXからの締め出しを受けて、とりあえず自分は暫定的にMEXCに移行しましたが……。
ここは本人確認すら存在しないマイナー取引所でありハイリスクであることは否めません。
マイナーゆえに金融庁から圧力を受ける可能性が低いというメリットもあるにはありますが。
せめて一番マシな国内取引所を選定することも検討すべきかも。


#7118

海外取引所の締め出し

今日の出来事暗号資産

国内外で相次ぐ規制強化やらなんやらによって雲行きが怪しい仮想通貨界隈ですが、
少なくとも日本人は10月末でBinanceから締め出されることが確定したため、
Binanceに預けている資産を取り出すことにしました。


移行先は「OKX」という海外取引所です。
ここはすでに国内にもサービス展開しているにもかかわらず
グローバル版からの締め出しを行なっていないので、比較的規制が緩いと判断しました。
それ以外にもいくつか良いところがあり、まずアプリが使いやすい。
これはアプリで取引を完結させている自分にとっては非常に重要です。
Binanceはなぜか先物取引画面から価格変動アラートを設定することができませんでしたが、
OKXはその辺もしっかりカバーしていて合理的な設計になっています。
同じ銘柄で現物、先物の切り替えが簡単にできるのもGood。


取り扱い銘柄はさすがにBinanceには劣りますが、それでも数百種揃えているので問題なし。
また、個人的に気になっているゴールド連動型ステーブルコインのXAUT(テザーゴールド)
を取り扱っているのも大きいです。これはBinanceにはありませんでした。
これによって、万が一アメリカドルの基盤が怪しくなってきたら金に逃げることができます。
まあそんなことは早々無いと思いますが。


欠点としてはやはり取引量が少ないこと。これはもうBinanceには敵わないのでどうしようもない。
少ない出来高に基づいて市場分析を行うことにはリスクも伴うと思うので、
これについては『CoinMarketCap』という仮想通貨市場情報アプリを併用しようと思っています。
このアプリは全銘柄のグローバルな取引量をランキングで見ることができるので、
Binance含む全体的な市場動向をチェックするのにピッタリです。
個人的には同等サービスを展開する『CoinGecko』の方がUIは好きなのですが、
こちらは出来高ランキングが無いので断念しました。


あとは取引さえしなければBinanceアプリを見ること自体に制限はかけられないはずなので、
Binanceを引き続き市場動向を見るためのアプリとして使っていくのはアリかと。
ただこのアプリ、仮想通貨市場アプリの中でもめちゃくちゃ重い部類なので
できれば移行するならキッパリ他のアプリで完結させたいところではありますが。


仮想通貨自体はBinanceやCoinBaseなどの大手市場が
ついにSEC(アメリカ証券取引委員会)に訴えられたことでアルトコインが死に体になったり、
国内では海外市場への送付を制限する法律が施行されたりと、
本来の理念とは逆にどんどん締め付けられる方向に行ってしまっています。
結局ビットコインそのものは訴訟対象ではないとのことでビットコインは回復してきていますが、
アルトコインに関しては存続できる銘柄と死んでいく銘柄に明暗が分かれていきそうな予感。
いずれにしても、危ない橋は渡らない方針で引き続き関わっていきたいところです。


#7109

ナンピンの浅はかさ

今日の出来事暗号資産

6日前に買って直後に暴落した仮想通貨のある銘柄ですが、
大きな谷を乗り切ってようやくじわじわとマイナスが減ってきました。
もう少し粘れば救われそうな気がしていますが、まだまだ油断大敵です。


こう考えると、取引において負けないためにはいかにロスカットラインを遠ざけるか、
が大事なのだということを実感するとともに、
去年の今頃の自分がやっていた取引のやり方がいかに愚かだったのかを実感するばかりです。


純益400万円から急転直下の大損となったのは去年の今頃から夏にかけてだったと思いますが、
そのときの自分は赤字転落した場合はナンピンすることで黒字転換ラインを近くすることと、
損切りラインを浅くすることで取引の試行回数を増やすことを実践していました。
しかしこの2つの戦略は大きく間違っているといまは断言します。
それは、当時の自分が半ばパニックになるくらい負け続けたことが何よりの根拠です。


ナンピンとは、負けている銘柄をあえて同じポジションで追加購入することを言います。
こうすると平均購入価格は当初よりも現在値に近くなります。
平均購入価格を超えれば黒字転換するので、それが近いに越したことはないのは事実。
それだけを考えると「下がったらさらに買う」みたいな戦略を取りがちですが、
実はこれは「買えば買うほどロスカットラインも近くなる」という恐ろしさがあります。
追加購入すれば当然総額は多くなり、
それに基づいた比率で建玉(まだ利確していないお金)が上下することになるわけで、
もし追加購入したのに下落を続けたらより早く破滅してしまうことになります。
単純計算で、初期投資額と同額ナンピンすればロスカットラインまでの距離は半分になります。


仮想通貨投資はセーフティな範囲の証拠金で取引することでロスカットリスクを大きく下げられ、
それによりもし予想に反して反発しても数日塩漬けにすれば戻ってくることもあります。
そのためにどんなに少なくても口座に証拠金の3倍は用意しておきたいところ。
もしやむをえずナンピンするならさらに倍以上は用意すべきなのではないかと思います。
資産総額と証拠金の比率を考えずに希望的観測だけでぶち込むのは愚の骨頂です、本当に。
以前Twitterの投資アカウントで「ロスカットが頭によぎるようなら取引の仕方に問題がある」
と誰かが言っていましたが本当に至言だと思います。


損切りラインを浅くすることも同じ理屈です。
ここでの「浅くする」とは、要はちょっとでも予想に反してマイナスになったら利確するということ。
赤字転落しても放っておけば戻ってくるかもしれないのに、その前に損切りするのは勿体無いです。
もちろんポジションを維持することへのリスクを感じる要因が他にあるなら別ですが、
ちょっとマイナスになったらといってすぐにポジションクローズしていたら永遠に儲かりません。
ポジションを開いた直後から想定通りの値動きで推移することはほとんど無いからです。
これもやはり、途中経過で赤字になることは当然あるという前提のもとで損切りラインを設定すべき。
具体的には「これ以上転落したらもう上がってくることはないだろう」というラインです。
ただそれを見極めるには銘柄をよく知らないといけないし、取引のセンスや経験も求められます。
自分のように経験の浅いトレーダーはあえて変なところで損切りラインを設定せずに、
赤字転落したら素直に塩漬け(放置)することが無難なんじゃないかなと。
まあ、長いスパンでずーっと下がり続けるようなパターンもあるので
そういうときは思い切った損切りが必要になるわけですが。この辺はなかなか難しいところです。
ただ、昔の自分がやっていたような「小さな負けを19回繰り返しても大きな勝ち1回取れればいい」
というような考え方はかなりリスキーなのは間違いないと思います。
その19回の積み重ねで生まれる損失もバカにならない金額になったりするし。


とにかく、大前提としてセーフティな取引ができる基盤を整えることは何よりも大事かなと。
その上で不安にならない程度の金額で楽しむのが正しい仮想通貨取引との付き合い方だと思います。
そんなこと言うとまるでギャンブルのようですが……。
やっぱり仮想通貨もギャンブルの一種なんでしょうかねえ。


#7107

仮想通貨利益の乱高下

今日の出来事暗号資産

今月の仮想通貨、順当に400ドル勝っていたのですが、
その後ピックアップして150ドルずつ買ったマイナー銘柄が面白いくらい直後から暴落してしまい、
現時点で400ドルのマイナスとなっており、トータルではトントンになってしまっています。
強いて原因を挙げるとすれば、ビットコインの長期レンジの読みが外れたこと。
特に4時間足でトレンド転換しようとしていたところを見過ごしたまま勝ってしまったため、
その後4時間足で売りトレンドが点灯したことで軽々に売り抜けられなくなってしまいました。
やはり仮想通貨取引においてビットコインのチェックは重要だということを痛感します。
もしかしたら、買おうとしているアルトコインの値動きよりも大事なのかもしれない。


しかしアルトコインもビットコインを無視して突っ走ることもあれば、
完全にビットコインに追従することもあり判断が難しいところがあります。
基本的には出来高が大きいほど独自の値動きをしやすい傾向にありますが、
必ずしもそうとは限りません。
じゃあ独自の値動きをしている銘柄の価値を左右する報道が出ているのかというとそうでもない。
この辺はその日ごとのクジラの気まぐれや注目度などによって変わってくるので本当に読めないです。
独自の値動きの方が勢力としては強い傾向にあるので、
自分はそれを探して順張りでポジションを取ることが多く、今回もそれで勝ちに行ったつもりでした。
が、予想以上にビットコインに足を引っ張られて暴落してしまったと。


今夜のアメリカ雇用統計発表が予想より悪かったのでさらに暴落するかに思えたのですが、
それについてはかなり持ちこたえた感があります。
ただ、とはいえここ数日のビットコインは上値がめちゃくちゃ重いのも事実。
今回は完全にショートで勝負する場面でしたね。
その辺の見極めができないようでは今後もまだまだ痛い目に遭いそう。
そうならないように教訓はしっかりと残していきたいところです。仮想通貨取引もなかなか奥深い。


#7099

お金の鎖

今日の出来事暗号資産

今日は給料日で想定よりちょっと多く給料が入っていたので、
余剰金を使ってボチボチ仮想通貨取引を再開しようと思っているのですが……。
どうにも今期は不安要素がいくつかあり、若干のリスクを感じています。
というのは、国内取引所においていわゆるトラベルルール強化の流れが来ているからです。
自分は日本円を仮想通貨に交換する手段としてGMOコインという取引所を使っています。
メインで使いたい取引所が海外にある場合は、
このように国内取引所でいったん日本円から換金しなければなりません。
そして仮想通貨に交換したら海外取引所に送付するのですが、
この送付のタイミングでトラベルルールというものが適用されます。


トラベルルールとは、いわゆるマネーロンダリングなど不正送金の防止のために、
送付側の業者が送付先の業者に一定の情報を通知しなければならないとするルールで、
これによって仮想通貨に交換してもカネの流れがわかりやすくなります。
ビットコインなど公開台帳がある場合はそれがあれば十分のようにも思いますが、
世の中には匿名のアドレスで送金できる仮想通貨もあるので、
厳密に資金浄化を防止するためには必要な制度なのでしょう。


ただしこのルールは各国ごとに微妙にフォーマットが異なっており、
通知する側と通知を受ける側が違うルールで運用していると意味がありません。
そこで今回、GMOコインはそういった取引所への送付を一律停止することにしました。
さらに金融庁が指定する特定の国に国籍を置く取引所に対しては、
そもそも税制などの法律上の問題があるため送付をできなくなるようにするとのこと。
しかも、仮想通貨の特性上送信失敗すると送付元が対応しないと消失するのですが、
GMOコインは禁止されている取引先への送付で資金が消えても一切関知しないらしい。


うーん、入金手数料が完全無料なので使ってきたGMOコインですが、
これはさすがに徹底のしどきかもしれない……。
とはいえ国内取引所がこの規制の流れに追従するなら撤退したところで無意味です。
海外取引所に直接日本円を送金する手段はかなり限られてくるので、
いままでのような取引が今後できなくなっていく可能性も十分あります。
そしてそれは海外取引所でも同じ。
海外でもトラベルルール厳格化の流れができて日本の取引所への送付を規制したら、
海外取引所でいくら儲けても意味が無いことになります。
やはりなんだかんだで仮想通貨そのものに価値があるわけではなく、
日本円に換金できるからこそ意味があるわけで、
それができないならもはや仮想通貨取引をする意味すら無くなってしまう。


こういったマネーロンダリング対策強化の流れに加えて、
以前仮想通貨界隈を賑わせたバイナンスJAPANの登場によって
日本人はマネロン規制関係なくそもそもバイナンスを利用できなくなる可能性。
自分はGMOコインもバイナンスも使っているので完全に他人事ではありません。


ただ、これの抜け道として個人のウォレットへの送金は規制されないらしい。
なのでMetaMaskなど個人向けウォレットでアドレスを発行しておいて、
それを経由すればいままで通り国内海外関係なく送金・入金することができます。
とはいえマネロン対策がそんなガバガバでは意味がないので、
この抜け穴もすぐに塞がれてしまいそうな気がしなくもないですが。


あとバイナンスは「金融庁が指定する特定の国」に当てはまらない国籍なので、
バイナンスへの送金に関しては今回の規制強化を免れています。
その辺はバイナンスJAPANのロンチでグローバル版がどうなるか次第。
もしも国内版ロンチと同時にグローバル版から日本人が締め出されてしまうのなら、
バイナンスと同条件で取引できる海外取引所を探さないといけません。
以前、その候補としてMEXCとOKX、Gate.ioの3つを見つけましたが、
このうちOKX以外は特定国の指定に引っかかるためアウトだそうです。
なので、現時点では避難先はOKX一択ということになるのですが……。
これで本当に大丈夫なんだろうか。


直接的に取引に影響するわけではないものの、
今期の取引はそういった規制強化への不安を抱えながらのトレードとなりそうです。
不安がよぎってメンタル的に勝てそうにないなら早期撤退も視野か。