ホロライブ新ユニット発表
VTuber事務所「ホロライブ」は少し前に10周年に向けたさまざまな施策を発表し、
そのなかで新しい日本人ユニット「アソビ★まわり隊!」が発表されました。
自分がVTuberをよく見るようになった2024年初頭当初はまったく勘違いしていたのですが、
ホロライブではデビュー時期によって「○期生」という括りでユニット化されていて、
6期生以降にあたるユニットは数字ではなく固有のユニット名がつけられているようです。
ネーミングされた最初のユニットである「holoX(秘密結社ホロックス)」は6期生と注釈がつくこともあり、
ああ事実上の6期生なんだな、と理解していたのですが、
それ以降、ホロライブを冠するユニットは登場していないので「ホロライブは6期生を最後に新規加入がない」
と勘違いしていた時期があります。
とはいえこれはある意味正しくて、実質7期生(2023年、「ReGLOSS」)と8期生(2024年、「FLOW GLOW」)は、
「DEV_IS(デバイス)」というホロライブから枝分かれしたプロジェクトの中のユニットという名目だったんですね。
なのでこのユニットのタレントはCover傘下ではあるが純粋なホロライブではない立ち位置であり、
自分はそれをもって「ホロライブとはまた違うVTuber」と思っていたわけです。
しかし今回の発表でこの「DEV_IS」をはじめ、海外ユニットであるENやIDも本家ホロライブに統合されることが発表。
これによって次にデビューするユニットは名実ともにホロライブの「9期生」ということになりました。
そのユニット名が「アソビ★まわり隊!」で、今日個性豊かな4人のビジュアルが正式公開されました。
さすがに滅多にない新人デビューはワクワクしますね。
初配信はシルバーウィーク中で自分は実家にいるためリアルタイムでの視聴は難しそうですが、
おそらく4人ともとてつもない同接を記録するのではないでしょうか。
ホロライブは2024年秋からの卒業ラッシュでどうしても苦戦しているイメージが拭えませんでしたが、
昨今は相次ぐ既存タレントの大規模なソロライブ発表、複数タレント起用の大型リアルイベント発表(ホロ花火など)、
そして絶好調の「ホロドリ」など、かなり盛り返してきている印象があります。
そこへきてある意味絶好のタイミングにも見える今回の新人デビュー発表。
この勢いをぜひとも維持していってほしいところですね。
VTuberという働き方はまだまだ世間に受け入れられたとは思えません。
いわゆるアイドルなのかというとそうとも言えないし、顔出しするYouTuberのような純粋なストリーマーとも違う。
当然、人格が結びついていることから二次元のキャラクターとも違う。けれどもそれらの要素をすべて兼ね備えている。
個人的にはVTuberはネット文化を生み出す象徴なのではないかと思っています。
VTuberが活動すればそれを地盤として切り抜き、二次創作などといったクリエイティブな活動・交流が成り立つ。
スパチャやグッズ購入で金銭的な支援をすれば、
VTuberはそのお金でオリジナルMVを作って還元し、ますます文化的価値を高めていく。
ファンとのやり取りは、本人の発言のみならずファンのコメントの雰囲気込みで文化として形成されていきます。
これは2.5次元ストリーマーならではの魅力なのではないかなと。
しかしそれは裏を返せば「文化」そのものが1人の女の子に依存しているということにもなるわけで、
卒業によって失われるものがあまりにも大きいことは明白です。
そのリスクを考えると、もう卒業ラッシュは見たくない光景ではありますね。
VTuberの近辺にはさまざまな闇が潜んでいるので、その点だけ見ても卒業リスクを根絶するのは難しいと思いますが……
いつしか本当に日本を代表する文化と言える日が来ればいいなとひそかに思っています。